JP4060978B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、調理容器の温度を検出するとともに調理容器の温度上昇を規制することによって調理容器により炊飯する際に適度に炊き上げることができる加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の加熱調理器として、鍋のような調理容器の温度を温度センサによって検出し、温度センサによる検出温度の変動幅が規定範囲内になると平衡状態であると判断してこの時の検出温度に一定温度(例えば30℃)を加算した温度を炊き上がり温度として設定し、検出温度が炊き上がり温度まで上昇した時点で加熱手段による加熱を停止させるものが提案されている。
【0003】
図4はこの種の加熱調理器の概略構成例を示す。図4に示す構成の加熱調理器では、コンロ1における加熱手段としてガスバーナ1aを用いており、ガスバーナ1aの周囲に配設された五徳4上に載置される調理容器5の下面中央部に接して調理容器5の温度を検出する温度検出手段としてサーミスタ等よりなる温度センサ6が配設されている。温度センサ6から出力された温度検出信号は制御装置7’に入力される。
【0004】
制御装置7’は、温度センサ6からの温度検出信号に基づいて元栓2とコンロ1との間のガス供給路に挿入されたガス供給制御装置3の電磁弁を制御するものであって、温度センサ6により検出温度が炊き上がり温度まで上昇すると、ガスバーナ1aによる加熱を停止させる停止信号を発生することによってガス供給制御装置3を駆動して燃焼ガスの供給路を遮断する(燃焼ガスの供給路に配設された安全弁を閉じる)。
【0005】
制御装置7’は、図5に示すように、温度検出手段たる温度センサ6による検出温度が炊き上がり温度まで上昇すると停止信号を発生する判定制御手段10’と、調理容器5により炊飯する際にガスバーナ1aの火力(加熱量)を段階的に変化させる加熱制御手段15と、温度センサ6による検出温度が100℃を越えると沸騰検出信号を出力する沸騰状態検出手段13と、温度センサ6による検出温度の変動幅が規定範囲内になると平衡状態であると判断する平衡状態検出手段14と、加熱制御手段15による加熱量の増加直後の温度センサ6による検出温度を所定温度と比較し、検出温度が所定温度未満の場合は平衡状態検出手段14により平衡状態が検出された後に第1の炊き上がり温度T2を設定し、所定温度(例えば105℃)以上の場合は第2の炊き上がり温度T4を直ちに設定する停止温度設定手段12とを備えている。
【0006】
ここで、停止温度設定手段12は、炊飯の開始後に炊き上がり温度の初期値T0(安全を見て比較的高い温度:例えば160℃)を設定するようになっており、第1の炊き上がり温度T2としては平衡状態が検出された時の検出温度T1に一定温度(例えば30℃)を加算した温度を設定し、第2の炊き上がり温度T4としては検出温度が所定温度以上と判定された時の該検出温度T3に一定温度(例えば30℃)を加算した温度を設定する。
【0007】
ガス供給制御装置3は、判定制御手段10’から停止信号を受けるとガスバーナ1aによる加熱を停止させる加熱停止手段を備えている。
【0008】
また、判定制御手段10’では、停止温度設定手段12で設定された炊き上がり温度と温度センサ6による検出温度とを比較し、温度センサ6による検出温度が炊き上がり温度まで上昇するとガスバーナ1aを消火するように停止信号を発生する。一方、ガス供給制御装置3の加熱停止手段は、停止信号を受けると、ガスバーナ1aによる加熱を停止させる。ここに、停止温度設定手段12は、ガスバーナ1aによる加熱を開始した時点では安全を見て適度の炊き上がり温度よりもやや高い温度が炊き上がり温度の初期値T0(例えば160℃)として設定されている。
【0009】
沸騰状態検出手段13は、加熱が開始された時点から温度センサ6による検出温度が100℃を越えたことを検出すると、沸騰検出信号を加熱制御手段15へ送信する。加熱制御手段15は、沸騰検出信号を受け取ると、ガスバーナ1aの火力が小火に切り換わるようにガス供給制御装置3を制御するとともに、加熱開始時点から沸騰検出信号を受け取るまでの時間(以下、上昇時間と称す)を求め、上昇時間に応じてガスバーナ1aの火力を小火で維持させる時間(以下、小火維持時間と称す)を設定する(例えば、上昇時間が100秒未満の場合は小火維持時間を8分、上昇時間が100秒以上200秒未満の場合は7分、上昇時間が200秒以上300秒未満の場合は6分、・・・)。
【0010】
平衡状態検出手段14は、上述のように、温度センサ6による検出温度の変動幅が規定範囲内になると平衡状態であると判断し、平衡状態検出信号を発生するのであって、要するに、ガスバーナ1aによる加熱量と調理物および調理容器5からの放熱量とがほぼ平衡した平衡状態を検出する。
【0011】
ところで、制御装置7’は、調理容器5により炊飯する際、御飯をおいしく炊き上げるために、ガスバーナ1aの火力(加熱量)を2段階(中火、小火)で変化させるようになっている。なお、上記ガスバーナ1aは火力を、大火、中火、小火の3段階で調節できるようになっている。
【0012】
以下、動作を図6のフローチャートを参照しながら説明する。
【0013】
加熱開始のための操作により、加熱制御手段15からガスバーナ1aの火力が中火となるようにガス供給制御装置3が制御されて加熱が開始される(S1)と、停止温度設定手段12にて炊き上がり温度として初期値T0が設定される(S2)。その後、沸騰状態検出手段13にて温度センサ6による検出温度が判別温度(例えば100℃)を越えたことを検出すると(S3)、沸騰状態検出手段13にて沸騰検出信号が発生する。加熱制御手段15は、該沸騰検出信号を受けると、ガスバーナ1aの火力が小火に切り換わるようにガス供給制御装置3を制御する(S4)とともに、加熱開始時点から沸騰検出信号を受け取るまでの時間(以下、上昇時間と称す)を求めて該上昇時間に応じて小火維持時間を設定する(S5)。
【0014】
その後、加熱制御手段15は、小火維持時間が経過すると(S6)、ガスバーナ1aの火力が中火に切り換わるようにガス供給制御装置3を制御し(S7)、停止温度設定手段12を動作させるためのタイミング信号を出力する。すると、停止温度設定手段12では、温度センサ6による検出温度を所定温度(例えば105℃)と比較する(S8)。また、平衡状態検出手段14の動作を開始させ、S8において検出温度が上記所定温度未満の場合、平衡状態検出手段14により平衡状態が検出された(S10)後に第1の炊き上がり温度T2を設定し(S11)、一方、S8において検出温度が上記所定温度以上の場合は第2の炊き上がり温度T4を直ちに設定する(S9)。ただし、S9の後でも、平衡状態検出手段14により平衡状態が検出された場合(S10’)には、第1の炊き上がり温度T2を設定する(S11)。
【0015】
S9またはS11の後、判定制御手段10’は、停止温度設定手段12により設定された炊き上がり温度(第2の炊き上がり温度T4または第1の炊き上がり温度T2)まで温度センサ6による検出温度が上昇すると(S12)、ガス供給制御装置3を制御してガスバーナ1aによる加熱を停止させる(S14)。また、S10において平衡状態検出手段14により平衡が検出されない場合は、判定制御手段10’は、停止温度設定手段12により設定された炊き上がり温度(上述の初期値T0:160℃)まで温度センサ6による検出温度が上昇すると(S13)、ガス供給制御装置3を制御してガスバーナ1aによる加熱を停止させる(S14)。
【0016】
しかして、この加熱調理器では、調理容器5により炊飯する際に御飯をおいしくたくために炊飯終了前の炊き上げ段階になるとそれ以前より火力(加熱量)を増加させ、加熱量の増加時点での検出温度が所定温度以上の場合には温度センサ6による検出温度が第2の炊き上がり温度T4(<T0)に達した時に加熱が終了し、一方、加熱量の増加時点での検出温度が所定温度未満の場合には第1の炊き上がり温度T2(<T0)に達した時に加熱が終了するので、平衡状態が検出されないような温度上昇の場合でも御飯の焦げ付きを少なくすることが可能になる。このため、調理物の分量に対して火力が強すぎて加熱量の増加時点での検出温度が高くなるような場合には、温度センサ6による検出温度が第2の炊き上がり温度T4(<T0)に達した時に加熱が停止されるので、御飯の焦げ付きを少なくすることができる。要するに平衡状態が検出されないような軌跡で調理容器5の温度が上昇した場合でも、焦げ付きを少なくしておいしい御飯を炊くことが可能になるのである。
【0017】
なお、制御装置7’は、温度センサ6による検出温度が第1の炊き上がり温度T2または第2の炊き上がり温度T4まで上昇してガスバーナ1aによる加熱を停止させた場合には、直ちに発光ダイオードのような発光素子(図示せず)を点灯させて御飯が蒸らし状態にあることを表示し、発光素子の点灯開始後に10分が経過すると発光素子を消灯させるとともにブザーやランプによって蒸らしが終了したことを報知するようになっている。ただし、温度センサ6による検出温度が停止温度設定手段12により設定された炊き上がり温度(上述の初期値T0:160℃)まで上昇してガスバーナ1aによる加熱を停止させた場合には、発光素子は点灯させず、報知も行わないようになっている。
【0018】
図7(a)、図8(a)は上述の加熱調理器を用いてガスバーナ1aの火力(加熱量)をそれぞれ図7(b)、図8(b)に示すように2段階(中火、小火)で変化させて炊飯を行った際の温度センサ6の検出温度、停止温度設定手段12で設定される炊き上がり温度の経時変化の例を示す。図7(a)及び図8(a)において、実線m1は温度センサ6による検出温度、一定鎖線m2は停止温度設定手段12において設定された炊き上がり温度を示す。
【0019】
まず、図7について説明する。図7は調理容器5内の調理物の分量に対して火力が適切である場合の例を示す。ガスバーナ1aによる加熱を開始した時刻t0では停止温度設定手段12における炊き上がり温度は初期値160℃に設定される。その後、温度センサ6による検出温度が時刻t1で100℃になると、制御装置7’によりガス供給制御装置3が制御されてガスバーナ1aの火力が小火に切り換わり、上述の小火維持時間が経過して時刻t2になるとガスバーナ1aの火力が中火に切り換わる。時刻t2における検出温度は100℃であって所定温度(105℃)よりも低いので、平衡状態検出手段14の動作が開始され、検出温度が若干上昇した後に安定して時刻t3にて平衡状態が検出されると、この時の検出温度T1に30℃を加算した温度T2が第1の炊き上がり温度として設定される。その後、検出温度が炊き上がり温度T2まで上昇すると、ガスバーナ1aによる加熱が停止される。図7(a)に示すような温度軌跡を持たせることにより、おいしい御飯を焦げ付きなく炊き上げることができる。
【0020】
なお、加熱の途中で火力を小火にする期間(図7において時刻t1〜t2の期間)は、調理容器5内の米粒に適度の水分を吸収させて御飯に芯が残るのを防ぐために設けている。
【0021】
次に、図8について説明する。図8は調理容器5内の調理物の分量に対して火力が強すぎる場合の例を示す。ガスバーナ1aによる加熱を開始した時刻t0では停止温度設定手段12における炊き上がり温度は初期値160℃に設定される。その後、温度センサ6による検出温度が時刻t1’で100℃になると、制御装置7’によりガス供給制御装置3が制御されてガスバーナ1aの火力が小火に切り換わり、上述の小火維持時間が経過して時刻t2’になるとガスバーナ1aの火力が中火に切り換わる。時刻t2’における検出温度は106℃であって所定温度(105℃)よりも高いので、時刻t2’における検出温度(106℃)に30℃を加算した温度136℃(T4)が第2の炊き上がり温度として設定される。その後、検出温度が136℃(第2の炊き上がり温度T4)まで上昇すると(時刻t4’になると)、ガスバーナ1aによる加熱が停止される。図8(a)に示すような温度軌跡を持たせることにより、検出温度が160℃まで上昇することを防ぐことができ、おいしい御飯を焦げ付きなく炊き上げることができる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の加熱調理器は、上述した図6のフォローチャートを用いて説明したように、S10において平衡状態検出手段に14より平衡状態が検出されない場合には、温度センサ6による検出温度が上記初期値T0(160℃)に達するまで加熱が停止されないので、調理容器5の底(鍋底)の焦げ付きが多くなるという不具合があり、また、加熱開始から加熱停止までの時間(以下、炊飯時間と称す)が短すぎて御飯が上手く炊けないという不具合があった。また、温度センサ6による検出温度が上記初期値T0(160℃)に達して加熱が停止された場合には、御飯を蒸らしていることを表示するための発光素子が点灯せず、発光素子の消灯時の報知もなかった。
【0023】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、調理容器により炊飯する際に、調理容器や御飯の焦げ付きが少なく且つ適度の炊飯時間を確保できる加熱調理器を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、調理容器を加熱する加熱手段と、調理容器の温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段による検出温度が炊き上がり温度まで上昇すると停止信号を発生する判定制御手段と、調理容器により炊飯する際に炊飯終了前の炊き上げ段階になるとそれ以前より加熱量を増加させる加熱制御手段と、判定制御手段から停止信号を受けると加熱手段による加熱を停止させる加熱停止手段と、温度検出手段による検出温度の変動幅が規定範囲内になると平衡状態であると判断する平衡状態検出手段と、加熱制御手段による加熱量の1回目の増加後の一定期間内に平衡状態検出手段により平衡状態が検出された場合は、当該平衡状態が検出された時の検出温度に基づいて第1の炊き上がり温度を設定し、平衡状態が検出されない場合は、加熱制御手段による加熱量の1回目の増加直後の温度検出手段による検出温度を所定温度と比較し、当該検出温度が所定温度以上であれば上記加熱量の1回目の増加直後の検出温度に基づいて第2の炊き上がり温度を設定し、所定温度未満であれば上記加熱量の1回目の増加直後の検出温度に基づいて第2の炊き上がり温度よりも高い第3の炊き上がり温度を設定する温度設定手段とを備えることを特徴とするものであり、平衡状態が検出された場合には温度検出手段による検出温度が平衡状態の検出された時の検出温度に基づいて設定された第1の炊き上がり温度に達すると加熱が終了し、また、平衡状態が検出されない場合は、加熱制御手段による加熱量の1回目の増加直後の温度検出手段による検出温度を所定温度と比較し、当該検出温度が所定温度以上であれば上記加熱量の1回目の増加直後の検出温度に基づいて設定された第2の炊き上がり温度に達すると加熱が終了し、所定温度未満であれば上記加熱量の1回目の増加直後の検出温度に基づいて設定された第2の炊き上がり温度よりも高い第3の炊き上がり温度に達すると加熱が終了するので、平衡状態の検出の有無に関わらず温度検出手段による検出温度に基づいて炊き上がり温度が設定されるから御飯の焦げ付きを少なくすることが可能になり、しかも、平衡状態が検出されない場合であっても調理容器の焦げ付きを少なくすることができ且つ適度の炊飯時間を確保することが可能となる。
【0025】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、上記加熱制御手段は、加熱量を2段階で切り換えるので、加熱制御手段の構成を簡単化することが可能になる。
【0026】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、上記温度設定手段は、炊き上がり温度を設定する前段階として、当該炊き上がり温度と当該炊き上がり温度を設定する基準となる温度との間に切換温度を設定し、上記加熱制御手段は、温度検出手段による検出温度が切換温度まで上昇したことが上記判定制御手段により検出されると、加熱量を低下させ所定時間経過後に加熱量を再び増加させることを特徴とする。
【0027】
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3の発明において、調理容器により炊飯する際において加熱停止後に御飯が蒸らし状態にあることを表示するための発光素子を備え、判定制御手段は、温度検出手段による検出温度が炊き上がり温度まで上昇すると所定の蒸らし時間だけ上記発光素子を点灯させるので、加熱停止から所定の蒸らし時間が経過するまでの間、御飯が蒸らし状態にあることを視認することができる。
【0028】
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4の発明において、上記温度設定手段は、炊き上がり温度を設定するにあたり、平衡状態が検出された時の温度検出手段による検出温度に25℃を加算した温度を第1の炊き上がり温度として設定し、上記1回目の加熱量の増加直後における温度検出手段による検出温度に35℃を加算した温度を第2の炊き上がり温度として設定し、上記1回目の加熱量の増加直後における温度検出手段による検出温度に45℃を加算した温度を第3の炊き上がり温度として設定することを特徴とする。
【0029】
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5の発明において、上記所定温度は、112℃であることを特徴とする。
【0030】
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6の発明において、上記加熱手段は、ガスバーナであることを特徴とし、加熱量の段階的な調節が簡単で熱効率が高く、省エネルギ化や利用コストの低減を図ることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
図2に本実施形態の概略構成を示し、図1にブロック図を示す。なお、図2に示す概略構成は従来構成と略同じなので、同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0032】
制御装置7は、図5に示した従来構成と略同じであって、図1に示すように、温度検出手段たる温度センサ6による検出温度が炊き上がり温度まで上昇すると停止信号を発生する判定制御手段10と、調理容器5により炊飯する際にガスバーナ1aの火力(加熱量)を段階的に変化させる加熱制御手段15と、温度センサ6による検出温度が100℃を越えると沸騰検出信号を出力する沸騰状態検出手段13と、温度センサ6による検出温度の変動幅が規定範囲内になると平衡状態であると判断する平衡状態検出手段14と、温度センサ6による検出温度に基づいて炊き上がり温度などを設定する温度設定手段22とを備えている。また、本実施形態の加熱調理器は、調理容易5により炊飯する際において加熱停止後に御飯が蒸らし状態にあることを表示するための発光ダイオードよりなる発光素子(図示せず)を備えており、判定制御手段10は、温度センサ6による検出温度が炊き上がり温度まで上昇すると所定の蒸らし時間だけ上記発光素子を点灯させるようになっている。
【0033】
ところで、制御装置7は、図4および図5に示した従来の制御装置7’と同様、調理容器5により炊飯する際、御飯をおいしく炊き上げるために、ガスバーナ1aの火力(加熱量)を2段階(中火、小火)で変化させるようになっており、ガスバーナ1aの火力が中火で加熱を開始させる。なお、上記ガスバーナ1aは火力を、大火、中火、小火の3段階で調節できるようになっている。
【0034】
また、沸騰状態検出手段13も従来同様、加熱が開始された時点から温度センサ6による検出温度が100℃を越えたことを検出すると、沸騰検出信号を加熱制御手段15へ送信する。
【0035】
加熱制御手段15は、沸騰検出信号を受け取ると、ガスバーナ1aの火力が小火に切り換わるようにガス供給制御装置3を制御するとともに、加熱開始時点から沸騰検出信号を受け取るまでの時間(以下、上昇時間と称す)を求め、上昇時間に応じてガスバーナ1aの火力を小火で維持させる時間(以下、小火維持時間と称す)を設定する(例えば、上昇時間が100秒未満の場合は小火維持時間を8分、上昇時間が100秒以上200秒未満の場合は7分、上昇時間が200秒以上300秒未満の場合は6分、・・・)。また、加熱制御手段15は、上記小火維持時間が経過すると、ガスバーナ1aの火力が中火に切り換わる(加熱量の1回目の増加)ようにガス供給制御装置3を制御する。
【0036】
平衡状態検出手段14は、上述のように、温度センサ6による検出温度の変動幅が規定範囲内になると平衡状態であると判断し、平衡状態検出信号を発生するのであって、要するに、ガスバーナ1aによる加熱量と調理物および調理容器5からの放熱量とがほぼ平衡した平衡状態を検出する。
【0037】
温度設定手段22は、加熱制御手段15による加熱量の1回目の増加後の一定期間内に平衡状態検出手段14により平衡状態が検出された場合は、当該平衡状態が検出された時の検出温度に基づいて第1の炊き上がり温度を設定する。一方、平衡状態が検出されない場合は、加熱制御手段15による加熱量の1回目の増加直後の温度センサ6による検出温度を所定温度と比較し、当該検出温度が所定温度以上であれば上記加熱量の1回目の増加直後の検出温度に基づいて第2の炊き上がり温度を設定し、所定温度未満であれば上記加熱量の1回目の増加直後の検出温度に基づいて第2の炊き上がり温度よりも高い第3の炊き上がり温度を設定する。また、温度設定手段22は、炊き上がり温度を設定する前段階として、当該炊き上がり温度と当該炊き上がり温度を設定する基準となる温度との間に切換温度を設定し、加熱制御手段は、温度センサ6による検出温度が切換温度まで上昇したことが判定制御手段10により検出されると、ガスバーナ1aの火力が中火から小火に切り換わるようにガス供給制御装置3を制御し、所定時間経過後にガスバーナ1aの火力が小火から中火に切り換わるようにガス供給制御装置3を制御する。
【0038】
ここで、温度設定手段22は、炊飯の開始後に炊き上がり温度の初期値T0(安全を見て比較的高い温度:例えば200℃)を設定するようになっており、上記所定温度として112℃(沸騰検出の基準となる100℃よりも高い温度)が設定されている。第1の炊き上がり温度としては平衡状態が検出された時の検出温度に一定温度(例えば25℃)を加算した温度が設定され、第2の炊き上がり温度としては上記加熱量の1回目の増加直後の検出温度に一定温度(例えば35℃)を加算した温度を設定し、第3の炊き上がり温度としては上記加熱量の1回目の増加直後の検出温度に一定温度(例えば35℃)を加算した温度を設定する。本実施形態では、上記所定温度を112℃に設定してあるので、平衡状態の検出の有無に関わらず第1ないし第3の炊き上がり温度が160℃未満になるように設定される。また、切換温度は、加熱量の1回目の増加後の一定期間内に平衡状態検出手段14により平衡状態が検出された場合は、平衡状態が検出された時の検出温度に15℃を加算した温度に設定される。一方、平衡状態が検出されない場合は、温度センサ6による検出温度を上記所定温度と比較し、当該検出温度が上記所定温度以上であれば上記加熱量の1回目の増加直後の検出温度に25℃を加算した温度に設定され、上記所定温度未満であれば上記加熱量の1回目の増加直後の検出温度に35℃を加算した温度に設定される。
【0039】
また、判定制御手段10では、温度設定手段22で設定された炊き上がり温度と温度センサ6による検出温度とを比較し、温度センサ6による検出温度が炊き上がり温度まで上昇するとガスバーナ1aを消火するように停止信号を発生する。
【0040】
一方、ガス供給制御装置3は、判定制御手段10から停止信号を受けるとガスバーナ1aによる加熱を停止させる加熱停止手段を備えており、加熱停止手段は、停止信号を受けると、ガスバーナ1aによる加熱を停止させる。ここに、温度設定手段22は、ガスバーナ1aによる加熱を開始した時点では安全を見て適度の炊き上がり温度よりもやや高い温度が炊き上がり温度の初期値T0(例えば200℃)として設定されている。
【0041】
以下、動作を図3のフローチャートを参照しながら説明する。
【0042】
加熱開始のための操作により、加熱制御手段15からガスバーナ1aの火力が中火となるようにガス供給制御装置3が制御されて加熱が開始される(S1)と、温度設定手段22にて炊き上がり温度として初期値T0が設定される(S2)。その後、沸騰状態検出手段13にて温度センサ6による検出温度が判別温度(例えば100℃)を越えたことを検出すると(S3)、沸騰状態検出手段13にて沸騰検出信号が発生する。加熱制御手段15は、該沸騰検出信号を受けると、ガスバーナ1aの火力が小火に切り換わるようにガス供給制御装置3を制御する(S4)とともに、加熱開始時点から沸騰検出信号を受け取るまでの時間(以下、上昇時間と称す)を求めて該上昇時間に応じて小火維持時間を設定する(S5)。
【0043】
その後、加熱制御手段15は、小火維持時間が経過すると(S6)、ガスバーナ1aの火力が中火に切り換わるようにガス供給制御装置3を制御し(S7)、温度設定手段22を動作させるためのタイミング信号を出力する。すると、温度設定手段22では、平衡状態検出手段14の動作を開始させ(S21)、平衡状態検出手段14により平衡状態が検出された場合には当該平衡状態が検出された時の検出温度(以下、平衡検出温度と称す)に基づいて第1の炊き上がり温度(平衡検出温度+25℃)を設定するとともに、第1の切換温度(平衡検出温度+15℃)を設定する。そして、判定制御手段10は、温度設定手段22により設定された第1の切換温度(平衡検出温度+15℃)まで温度センサ6による検出温度が上昇すると(S22)、加熱制御手段15によりガスバーナ1aの火力を小火に切り換えさせ小火を2分間継続させ(S23)、該2分が経過すると火力を中火に切り換えさせる(S24)。その後、判定制御手段10は、温度設定手段22により設定された第1の炊き上がり温度(平衡検出温度+25℃)まで温度センサ6による検出温度が上昇すると(S25)、10秒後にガス供給制御装置3を制御してガスバーナ1aによる加熱を停止させ(S26)、上述の発光素子を10分間点灯させ(S27)、発光素子を消灯するとともにブザーなどによる終了の報知を行う(S28)。
【0044】
一方、S21において平衡状態検出手段14により平衡が検出されない場合は、判定制御手段10は、S7直後の温度センサ6による検出温度(以下、検出温度1と称す)を上記所定温度(112℃)と比較する(S31)。S31において、検出温度1が上記所定温度以上であれば、検出温度1に基づいて第2の炊き上がり温度(検出温度1+35℃)を設定するとともに、第2の切換温度(検出温度1+25℃)を設定する。そして、判定制御手段10は、温度設定手段22により設定された第2の切換温度(検出温度1+25℃)まで温度センサ6による検出温度が上昇すると(S32)、加熱制御手段15によりガスバーナ1aの火力を小火に切り換えさせ小火を2分間継続させ(S33)、該2分が経過すると火力を中火に切り換えさせる(S34)。その後、判定制御手段10は、温度設定手段22により設定された第2の炊き上がり温度(検出温度1+35℃)まで温度センサ6による検出温度が上昇すると(S35)、10秒後にガス供給制御装置3を制御してガスバーナ1aによる加熱を停止させ(S36)、上述の発光素子を10分間点灯させ(S37)、発光素子を消灯するとともにブザーなどによる終了の報知を行う(S28)。
【0045】
また、判定制御手段10は、S31において、検出温度1が上記所定温度未満であれば、検出温度1に基づいて第3の炊き上がり温度(検出温度1+45℃)を設定するとともに、第3の切換温度(検出温度1+35℃)を設定する。そして、判定制御手段10は、温度設定手段22により設定された第3の切換温度(検出温度1+35℃)まで温度センサ6による検出温度が上昇すると(S42)、加熱制御手段15によりガスバーナ1aの火力を小火に切り換えさせ小火を2分間継続させ(S43)、該2分が経過すると火力を中火に切り換えさせる(S44)。その後、判定制御手段10は、温度設定手段22により設定された第3の炊き上がり温度(検出温度1+45℃)まで温度センサ6による検出温度が上昇すると(S45)、10秒後にガス供給制御装置3を制御してガスバーナ1aによる加熱を停止させ(S46)、上述の発光素子を10分間点灯させ(S47)、発光素子を消灯するとともにブザーなどによる終了の報知を行う(S28)。
【0046】
なお、誤って調理容器5に調理物を入れずに空炊きしてしまった場合には、温度センサ6による検出温度が炊き上がり温度の初期値T0(200℃)に達したときにガスバーナ1aが消化される。
【0047】
要するに、本実施形態の加熱調理器では、平衡状態が検出された場合には温度センサ6による検出温度が平衡状態の検出された時の検出温度に基づいて設定された第1の炊き上がり温度に達すると加熱が終了し、また、平衡状態が検出されない場合は、加熱制御手段15による加熱量の1回目の増加直後の温度センサ6による検出温度を所定温度と比較し、当該検出温度が所定温度以上であれば上記加熱量の1回目の増加直後の検出温度に基づいて設定された第2の炊き上がり温度に達すると加熱が終了し、所定温度未満であれば上記加熱量の1回目の増加直後の検出温度に基づいて設定された第2の炊き上がり温度よりも高い第3の炊き上がり温度に達すると加熱が終了する。しかして、本実施形態では、平衡状態の検出の有無に関わらず温度センサ6による検出温度に基づいて炊き上がり温度が設定されるから御飯の焦げ付きを少なくすることが可能になり、しかも、平衡状態が検出されない場合であっても調理容器5の焦げ付きを少なくすることができ且つ適度の炊飯時間を確保することが可能となり、おいしい御飯を炊くことができる。
【0048】
また、本実施形態の加熱調理器では、加熱制御手段15は加熱量を2段階で切り換えるので、加熱制御手段15の構成を簡単化することが可能になる。また、調理容器5により炊飯する際において加熱停止後に御飯が蒸らし状態にあることを表示するための発光素子を備え、判定制御手段10は、温度センサ6による検出温度が炊き上がり温度まで上昇すると所定の蒸らし時間だけ上記発光素子を点灯させるので、加熱停止から所定の蒸らし時間が経過するまでの間、御飯が蒸らし状態にあることを視認することができる。
【0049】
なお、制御装置7は、基本的にはマイクロコンピュータにより構成されており、温度センサ6の温度検出信号をデジタルデータに変換するアナログ−デジタル変換器が設けられている。また、加熱手段には、ガスバーナ1aのほかヒータや電磁調理器などを用いてもよく、温度検出手段には、調理容器5の底に接触するサーミスタを用いるほか調理容器5の外部から赤外線量等によって調理容器5の温度を検出するものを用いてもよい。また、調理容器5内に温度センサ6を入れるようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】
請求項1の発明は、調理容器を加熱する加熱手段と、調理容器の温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段による検出温度が炊き上がり温度まで上昇すると停止信号を発生する判定制御手段と、調理容器により炊飯する際に炊飯終了前の炊き上げ段階になるとそれ以前より加熱量を増加させる加熱制御手段と、判定制御手段から停止信号を受けると加熱手段による加熱を停止させる加熱停止手段と、温度検出手段による検出温度の変動幅が規定範囲内になると平衡状態であると判断する平衡状態検出手段と、加熱制御手段による加熱量の1回目の増加後の一定期間内に平衡状態検出手段により平衡状態が検出された場合は、当該平衡状態が検出された時の検出温度に基づいて第1の炊き上がり温度を設定し、平衡状態が検出されない場合は、加熱制御手段による加熱量の1回目の増加直後の温度検出手段による検出温度を所定温度と比較し、当該検出温度が所定温度以上であれば上記加熱量の1回目の増加直後の検出温度に基づいて第2の炊き上がり温度を設定し、所定温度未満であれば上記加熱量の1回目の増加直後の検出温度に基づいて第2の炊き上がり温度よりも高い第3の炊き上がり温度を設定する温度設定手段とを備えるので、平衡状態が検出された場合には温度検出手段による検出温度が平衡状態の検出された時の検出温度に基づいて設定された第1の炊き上がり温度に達すると加熱が終了し、また、平衡状態が検出されない場合は、温度検出手段による検出温度を所定温度と比較し、当該検出温度が所定温度以上であれば上記加熱量の1回目の増加直後の検出温度に基づいて設定された第2の炊き上がり温度に達すると加熱が終了し、所定温度未満であれば上記加熱量の1回目の増加直後の検出温度に基づいて設定された第2の炊き上がり温度よりも高い第3の炊き上がり温度に達すると加熱が終了するから、平衡状態の検出の有無に関わらず温度検出手段による検出温度に基づいて炊き上がり温度が設定されるから御飯の焦げ付きを少なくすることが可能になり、しかも、平衡状態が検出されない場合であっても調理容器の焦げ付きを少なくすることができ且つ適度の炊飯時間を確保することが可能となるという効果がある。
【0051】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、上記加熱制御手段は、加熱量を2段階で切り換えるので、加熱制御手段の構成を簡単化することが可能になるという効果がある。
【0052】
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3の発明において、調理容器により炊飯する際において加熱停止後に御飯が蒸らし状態にあることを表示するための発光素子を備え、判定制御手段は、温度検出手段による検出温度が炊き上がり温度まで上昇すると所定の蒸らし時間だけ上記発光素子を点灯させるので、加熱停止から所定の蒸らし時間が経過するまでの間、御飯が蒸らし状態にあることを視認することができるという効果がある。
【0053】
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6の発明において、上記加熱手段は、ガスバーナであることを特徴とし、加熱量の段階的な調節が簡単で熱効率が高く、省エネルギ化や利用コストの低減を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示すブロック図である。
【図2】同上の概略構成図である。
【図3】同上の動作説明図である。
【図4】従来例の概略構成図である。
【図5】同上を示すブロック図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【図7】同上の検出温度の経時変化の一例を示す図である。
【図8】同上の検出温度の経時変化の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1a ガスバーナ
3 ガス供給制御装置
6 温度センサ
7 制御装置
10 判定制御手段
13 沸騰状態検出手段
14 平衡状態検出手段
15 加熱制御手段
22 温度設定手段

Claims (7)

  1. 調理容器を加熱する加熱手段と、調理容器の温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段による検出温度が炊き上がり温度まで上昇すると停止信号を発生する判定制御手段と、調理容器により炊飯する際に炊飯終了前の炊き上げ段階になるとそれ以前より加熱量を増加させる加熱制御手段と、判定制御手段から停止信号を受けると加熱手段による加熱を停止させる加熱停止手段と、温度検出手段による検出温度の変動幅が規定範囲内になると平衡状態であると判断する平衡状態検出手段と、加熱制御手段による加熱量の1回目の増加後の一定期間内に平衡状態検出手段により平衡状態が検出された場合は、当該平衡状態が検出された時の検出温度に基づいて第1の炊き上がり温度を設定し、平衡状態が検出されない場合は、加熱制御手段による加熱量の1回目の増加直後の温度検出手段による検出温度を所定温度と比較し、当該検出温度が所定温度以上であれば上記加熱量の1回目の増加直後の検出温度に基づいて第2の炊き上がり温度を設定し、所定温度未満であれば上記加熱量の1回目の増加直後の検出温度に基づいて第2の炊き上がり温度よりも高い第3の炊き上がり温度を設定する温度設定手段とを備えることを特徴とする加熱調理器。
  2. 上記加熱制御手段は、加熱量を2段階で切り換えることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 上記温度設定手段は、炊き上がり温度を設定する前段階として、当該炊き上がり温度と当該炊き上がり温度を設定する基準となる温度との間に切換温度を設定し、上記加熱制御手段は、温度検出手段による検出温度が切換温度まで上昇したことが上記判定制御手段により検出されると、加熱量を低下させ所定時間経過後に加熱量を再び増加させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の加熱調理器。
  4. 調理容器により炊飯する際において加熱停止後に御飯が蒸らし状態にあることを表示するための発光素子を備え、判定制御手段は、温度検出手段による検出温度が炊き上がり温度まで上昇すると所定の蒸らし時間だけ上記発光素子を点灯させることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の加熱調理器。
  5. 上記温度設定手段は、炊き上がり温度を設定するにあたり、平衡状態が検出された時の温度検出手段による検出温度に25℃を加算した温度を第1の炊き上がり温度として設定し、上記1回目の加熱量の増加直後における温度検出手段による検出温度に35℃を加算した温度を第2の炊き上がり温度として設定し、上記1回目の加熱量の増加直後における温度検出手段による検出温度に45℃を加算した温度を第3の炊き上がり温度として設定することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の加熱調理器。
  6. 上記所定温度は、112℃であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の加熱調理器。
  7. 上記加熱手段は、ガスバーナであることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の加熱調理器。
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