JPS6132437Y2 - - Google Patents

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JPS6132437Y2
JPS6132437Y2 JP1985108774U JP10877485U JPS6132437Y2 JP S6132437 Y2 JPS6132437 Y2 JP S6132437Y2 JP 1985108774 U JP1985108774 U JP 1985108774U JP 10877485 U JP10877485 U JP 10877485U JP S6132437 Y2 JPS6132437 Y2 JP S6132437Y2
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multiplier
circuit
multiplication
input
bit
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F7/00Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
    • G06F7/38Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
    • G06F7/48Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
    • G06F7/52Multiplying; Dividing
    • G06F7/523Multiplying only
    • G06F7/53Multiplying only in parallel-parallel fashion, i.e. both operands being entered in parallel
    • G06F7/5324Multiplying only in parallel-parallel fashion, i.e. both operands being entered in parallel partitioned, i.e. using repetitively a smaller parallel parallel multiplier or using an array of such smaller multipliers

Description

【考案の詳細な説明】
本考案は一般的には乗算回路に関するものであ
り、更に具体的には高速、非同期の逐次加算形乗
算回路(sequential add multiplier)に関するも
のである。 デジタルフイルタ、信号処理、高速フーリエ変
換などのタスクを処理するアルタイム計算機用と
して高速のデジタル乗算がしばしば必要になる。
同期式の加算−シフト繰返し手法は、乗算速度が
クリテイカル要因である場合には適しない。 従つて、2個の数の積を非同期式に作成するア
レイ演算回路が開発された。その種加算回路の一
例は、1977年3月31日発行のElectronics第113−
115頁“MOS Processor Picks Up Speed With
Bipolar Multipliers”においてDouglas Geistに
より論じられている。 乗算回路に望まれる特性は、種々の形式で表示
された数を演算する能力である。あるときは、乗
算回路に入力する数は絶対値(straight
magnitude form;ストレート振幅表示)であ
る。極性・振幅表示と称される他の例では、極性
ビツトが数の振幅部分と組合せられて正及び負の
振幅を表示する。更に他の例においては、正数及
び負数の双方を表示するのに2の補数表示が用い
られる。2の補数表示の一つの利点は、第1の数
を第2の数から減算する操作が第1の数の2の補
数を第2の数に加算する操作で実行できるため、
減算回路が省略できる点にある。絶対値、極性・
振幅、2の補数の各表示方法はこの技術分野で周
知であるから、これ以上の説明を要しないであろ
う。2進数システムの更に詳細については、例え
ばMc Graw−Hill Book Company 1969年発行
のGear“Computer Organization and
programming”を参照されたい。 ストレート振幅表示及び2の補数表示の双方を
同一の乗算回路で乗算する応用も考えられよう。
先行技術のアレイ乗算回路は、乗数のプログラム
ができない、すなわちストレート振幅及び2の補
数相互の動作切替ができない設計であつた。従つ
て、妊意の複数入力ビツトをストレート振幅と2
の補数のいずれにも読替えるように選択的に制御
されるアレイ演算回路は、当該技術分野における
大きな改良となろう。 乗算回路の特記すべき他の特性として、この種
の乗算回路の複数個をアレイにして、単一の乗算
回路の処理能力を上廻るビツト長の数を乗算する
拡張可能性を挙げることができる。計算機データ
語の標準ビツト長が増大しつつあるので、より大
規模な乗算回路アレイがますます必要になつてい
る。現在の集積回路技術では、市販可能な、現実
的なモノリシツク高速演算回路の製造は、2個の
16ビツトまでの演算機の演算回路に制限されてい
る。 先行技術の演算回路においても、同種の回路を
接続して乗算アレイに拡張することが知られてい
る。拡張アレイを形成するときは、演算数の各々
は単一の演算回路の容量に等しいビツト数を有す
るセグメントに分割される。演算数が2の補数表
示のときには、演算数のMSB(極性ビツト)は
演算数が正数であるか負数であるかを表示する。
演算数が負の場合には、2の補数の積を正しく作
成するために、乗算回路中で補正項を発生させる
必要がある。先行技術の演算回路は、2の補数表
示の演算数ごとに極性ビツトのみを受ける入力端
子を付加的に備えていた。しかし、2の補数の演
算数の極性ビツトを受けないアレイ内の演算回路
については、上記付加的入力端子は論理の0にな
るようにハードワイヤ(herdwire)されなけれ
ばならない。これらの付加的入力端子は加算回路
に接続されて2の補数乗算における補正項を加算
する。付加的な入力端子が論理の“0”になるよ
うにハードワイヤされた下位の乗算回路について
は、補正項を加算するための加算回路は遊んでい
る。従つて、大きな乗算アレイに容易に拡張で
き、しかも2の補数の乗算期間中に補正項を加算
するための余分な内部加算回路を要しない乗算回
路は先行技術を大幅に改良することになろう。 本考案の目的は、制御入力でプログラムされて
ストレート振幅、2の補数表示のいずれについて
も2個の演算数を乗算して所望の積を作成できる
乗算回路を提供することにある。 ストレート振幅又は2の補数形式で表示された
2個の演算数を乗算する乗算アレイを形成するた
めの、拡張が容易な乗算回路を提供することも本
考案の一つの目的である。 本考案の他の目的は、各乗算回路を制御入力で
プログラムすることにより2の補数の乗算実行中
に2の補数の正しいクロス乗算項(cross
product term)を供給することが可能で、2の
補数の乗算アレイに拡張することが容易な乗算回
路を提供することにある。 本考案の更に他の目的は、ストレート振幅又は
2の補数形式で表示された2個の演算数の乗算が
可能で、しかも2の補数の乗算中に2の補数の補
正項を加算するための付加的な加算回路を必要と
しない乗算回路を提供することにある。 略言すれば、本考案は、ストレート振幅又は2
の補数のいずれの形式で表示されたものについて
も、その第1、第2の2値データ語の乗算を作成
する乗算回路に関するものである。第1、第2の
制御端子は、第1、第2の2値データ語がストレ
ート振幅形式であるか2の補数形式であるかを指
示するための第1、第2の制御信号を受ける。第
1、第2の2値データ語を受ける複数の論理ゲー
トは、第1、第2の制御信号に応じて複数のクロ
ス乗積信号を作成する。次に、これらクロス乗積
信号は、各々の2進の重み付けに従つて加算回路
で加算され、第1、第2の2値データ語の乗積を
作成する。このような乗算回路の複数個が第1、
第2の制御端子で接続されて拡張された2の補数
乗算アレイを形成するが、このとき、拡張アレイ
内の各乗算回路の位置は第1、第2の制御端子が
受けた制御信号により指示される。 本考案の一実施例の4×8アレイ乗算回路の入
出力端子を第1図に示す。8ビツトの被乗数が入
力端子XS〜X0、但しXSはMSBに対応する、を
介し乗算回路に供給されれる。4ビツトの乗数が
入力端子YS〜Y0、但しXSMSBに対応する、を
介して乗算回路に供給される。12ビツトの積出力
が出力端子S11〜S0を介して出力されるが、こで
S11は積のMSBに対応する。第1、第2の制御入
力C1,C2が乗算回路のプログラムに使用される
が、これについては後に詳述する。入力端子MS
〜M0,K6〜K0は拡張用の入力端子であり、これ
らの端子はこの種乗算回路をより大きなアレイ内
で接続するのに用いられる。入力端子XS′,Y
S′は拡張用の付加入力端子として使用されるが、
これらは又この乗算回路が後で詳述するような2
の補数乗算を実行する際にも使用される。 本考案の実施例で使用する乗算アルゴリズム
は、部分積のシフト操作を一切必要としない“逐
時加算”に基づくものである。2の補数乗算の実
行に使用するアルゴリズムの誘導について手短か
に説明しよう。2の補数のNビツトの被乗数X、
2の補数のMビツトの乗数Yは次式で表現され
る。 これら2個の数の2の補数の積Zは、次のよう
になる。 2の補数に関して次のような簡単な関係が成立
つ。 (4)式、(5)式を(3)式に代入すると、積Zは次式で
与えられる。 ここで、以下の関係 −XSM+N-2=−2M+N-2SM+N-2 (7) −YSM+N-2=−2M+N-2SM+N-2 (8) を用い、(6)式を更に簡単化すると、Zは次式で表
わされる。 (9)式から、アルゴリズム中に4個のクロス積項
が現われることが判る。第1に、被乗数の極性ビ
ツトXS、乗数の極性ビツトYSならびにXS及び
S双方を含むクロス積項があり、この第1の群
は(XSSSS)2M+N-2に対応してい
る。第2に、Yの補数ビツトが乗算された被乗数
の極性ビツトXSがあり、これは
【式】に対応している。 第3に、Xの補数ビツトが乗算された乗数の極
性ビツトYSを含む項があり、これは
【式】に対応している。最 後に、被乗数、乗数いずれの極性ビツトも含まな
い項がある。この第4の群は、ストレート振幅の
乗算として特徴付けられている。 このアルゴリズムがどのように適用されるかを
示す例として、8ビツトの被乗数と4ビツトの乗
数間の2の補数乗算で作成されるクロス積項のテ
ーブルを第2図に示す。クロス積項は2進重みに
対応する列によつてグループ分けされている。対
応の各列内のクロス積項を加算し、各列内で生成
されたキヤリを高位の列に桁上げすることによつ
て積Zが作成される。 アルゴリズムがどのように適用されるかの他の
例として、16ビツトの被乗数Xを8ビツトの乗数
Yで乗算するものとしよう。更に、この乗算を第
4図に示す4ビツト×8ビツトの乗算回路のアレ
イで実行するものとしよう。拡張アレイの4個の
象限は、00象限、10象限、01象限及び11象限で定
義される。00象限は被乗数X、乗数Yのいずれか
らも極性ビツトを受け取らない。従つて、00象限
で実行される乗算は次のように表現される。 10象限は被乗数の極性ビツトXSを受取るが、
乗数の極性ビツトYSを受取らない。従つて、10
象限で実行される乗算は次のように表現される。 01象限は乗数の極性ビツトYSを受取るが被乗
数の極性ビツトを受取らない。従つて、01象限で
実行される乗算は次式で表現される。 最後に、11象限は極性ビツトXSと極性ビツト
Sの双方を受取る。従つて、11象限で実行され
る乗算は次式で表現される。 このようにして、拡張された乗算アレイの各象
限は、拡張アレイ内の相対位置に応じて、上述し
た4個の基本クロス積項のうちの1ないしそれ以
上のものから構成される。 第4図に記載した4象限を使用して任意のサイ
ズに拡張された2の補数乗算アレイを形成できる
ことは、当業者にとつていまや明らかであろう。
一例として、第6図に任意のビツト長の演算数の
乗算に使用できる拡張された2の補数乗算アレイ
を示す。この乗算アレイには第4図記載の4種の
乗算象限のみが記載されているが、第6図中の領
域12,13は所望のビツト長の被乗数と乗数に
合せて拡張可能な行と列を表示している。 2本の制御線を付加することによつて基本的な
アルゴリズムを変更し、第4図を参照して説明し
た4個の象限の任意の機能を実行するようにプロ
グラムできる単一の4×8ビツト乗算回路が実現
できることを以下で示そう。この制御線は4個の
象限について次のような関係を有している。 C2 C1 象限 0 0 00 0 1 01 1 0 10 1 1 11 積Zを求めるアルゴリズムを変形すれば次のよ
うになる。 但し、記号“・”は論理のアンド機能、記号
“+”は加算を示す。このように変形したアルゴ
リズムを4×8ビツトの乗算に適用すれば、第3
図のクロス積項の表が得られる。第3図から明ら
かなように、制御入力C1,C2の双方が“0”の
ときは、クロス積項は4ビツトと8ビツトの演算
数のストレート振幅乗算に帰結する。制御入力
C1,C2の双方が1のとき、乗積項が第2図に示
した4×8の2の補数乗算と一致することも判
る。制御信号C1,C2をプログラムすることによ
り、4×8ビツト乗算回路は、第4図に示した4
個の象限の機能のいずれをも実行できる。このよ
うにして、4×8ビツトの基本乗算回路は、任意
のサイズの乗算アレイに容易に拡張できる。 第4図に示した8×16ビツトの2の補数乗算ア
レイを第5図に詳細に示す。乗算回路16,1
8,20及び22は本発明の実施例の4×8ビツ
ト乗算回路である。乗算回路16のC1,C2は、
この乗算回路が00象限に対応するように、各々論
理の0になるようにプログラムされる。乗算回路
16は被乗数の下位の8ビツトX7〜X0と、乗数
の下位の4ビツトY3〜Y0を受取る。乗算回路1
6の出力端子S11〜S0に12ビツトの積が出力され
る。出力ビツトS3〜S0は最終的な乗積の下位の4
ビツトである。一方、最終の乗積ビツトが211
のビツト位置に作成されるに先立つて、乗算
回路16の出力ビツトS11〜S4は乗算回路18の
出力ビツト、更には乗算回路20内で作成された
クロス積項と加算されなければならない。例え
ば、乗算回路16の出力ビツトS4は導体24を介
して乗算回路20の拡張入力端子M0に供給され
る。乗算回路20内で、導体26上の入力信号
Y4と導体28上の入力信号X0とが論理的にゲー
トされて信号X0Y4を発生する。次いで、の信号
が導体24上のM0入力と加算されて最終的的な
乗積ビツトP4を発生する。同様にして、乗算回路
22から最終的な積ビツトP12を発生させるため
に、乗算回路18の出力S4が導体30を介して乗
算回路22の拡張入力端子M0に供給され、乗算
回路20の出力S8が導体32を介して乗算回路2
2の拡張入力端子K0に供給される。信号Y4,X8
も各々導体34,36を介して乗算回路22に供
給される。信号X8,Y4は乗算回路中でゲートさ
れて信号X8,Y4を発生し、これは拡張入力端子
M0,K0が受けた2個の信号と加算されて最終の
乗積ビツトP12を発生する。 乗算回路16は、被乗数と乗数の下位ビツトを
受けるだけであるから、拡張入力端子M,K(図
示省略)は使用されず、従つて強制的に論理の
“0”レベルにされていなければならない。乗算
回路16の入力端子XS′,YS′(図示省略)も使
用されず、これもまた論理の“0”レベルにされ
ていなければならない。同様にして、乗算回路1
8,20及び22においても、全ての不使用入力
端子は論理の“0”入力レベルにされていなけれ
ばならない。 乗算回路18において、入力信号X15が入力端
子XSに供給される。同様に、乗算回路20にお
いて、Y7入力信号がYS入力端子に供給される。
既に説明した2の補数の乗算アルゴリズムによれ
ば、入力信号X15,X7は各々2進重みの215,2
の位置に加算されなければならない。このよう
な目的で信号XS′,YS′入力が使用される。入力
信号X15を乗算回路18の入力端子XS′に直接供
給することもできよう。しかしながら、第5図に
示すように、本実施例ではアンドゲート33を備
えた外部ブロツク31を使用して入力信号X15
入力端子XS′に結合させている。2の補数乗算に
おいては、制御信号C2は論理の1レベルである
から、入力信号X15はゲート33を介して入力端
子XS′に伝達される。同様にして、乗算回路20
の入力端子YS′に入力端子Y7を結合するのに、
アンドゲート37を備えた外部ブロツク35が用
いられる。この場合もまた、2の補数乗算におい
ては、制御信号C1は論理の1レベルである。 入力端子XS′,YS′を付加的な拡張入力端子と
して使用することもできる。第3図を参照して簡
単に説明すれば、クロス積項の2に対応する2
進重みの列にXS′入力が加算される。同様に、Y
S′はクロス積項の2対応の2進重み列に加算さ
れる。このようにして、拡張入力端子MSを追加
するために入力端子XS′を使用し、拡張入力端子
M3,K3を追加するために入力端子YS′を使用す
ることができる。再び第5を参照すれば、211
応の2進重み位置に乗算出力ビツトP11を発生さ
せるために、乗算回路18の和出力S3を乗算回路
20の入力端子XS′で受け、乗算回路16の和出
力S11を乗算回路20の拡張入力端子MSで受け
る。乗算回路18においては、入力端子YS′(図
示省略)は使用されておらず、従つて論理の
“0”の入力レベルが供給されている。同様に、
乗算回路22においても、入力端子XS′,YS
(図示省略)は使用されておらず、論理の“0”
の入力レベルが供給されている。 第5図に示す2の補数の拡張乗算アレイをスト
レート振幅の乗算アレイに変更するには、制御信
号C1,C2のみを修正すればよい。乗算回路1
8,20及び22のすべては、制御入力端子
C1,C2が論理の“0”に設定され、乗算回路1
6と同一の機能を果す。さらに、乗算回路18の
入力端子XS′に入力信号X15が結合せず、乗算回
路20の入力端子YS′には入力信号Y7が結合し
ないようにすることが必要である。ストレート振
幅の乗算においては、乗算回路18の入力端子X
S′と、乗算回路20の入力端子YS′には論理の
“0”レベルが供給される。第5図の実施例にお
いては、論理の“0”レベルの制御信号C2がゲ
ート33の出力を論理の“0”レベルにするの
で、乗算回路18の入力端子XS′には論理の
“0”が入力する。同様に、論理の“0”レベル
の制御信号C1がゲート37の出力を論理の
“0”レベルにするので、ブロツク35は、乗算
回路20の入力端子YS′に論理の“0”レベルを
入力させる。さらに、乗算回路18,22及びブ
ロツク31のC2端子並びに乗算回路20,22
及びブロツク35のC1端子のすべてを共通の制
御信号線に接続し、この制御信号線を、2の補数
動作のときは論理の“1”に、ストレート振幅動
作のときは論理の“0”に選択することにより、
2の補数とストレート振幅動作とのプログラム可
能な変更を簡略化することもできる。 本考案の一実施例の4×8乗算回路のブロツク
図を第7図に示す。第7図に図示されるように、
この乗算回路は、複数のゲート素子、半加算及び
全加算ブロツク並びにキヤリ・ルツクアヘツド
(先見桁上げ)加算ブロツクから構成されてい
る。加算ブロツク50は、3本の入力信号線5
1,52,53と、2本の出力信号線54,55
とを備えた慣用の全加算回路である。入力信号線
51,52は各々拡張入力信号K0,M0を受ける
のに使用される。入力信号線52はクロス積信号
X0Y0を受けるのに使用される。加算ブロツク5
0は、信号K0,X0Y0及びM0を通常の2進形式で
加算し、2進の和出力を信号線54上に、2進の
キヤリ出力を信号線55上に出力する。信号線5
4は、積のLSBビツトを発生するS0出力端子に接
続される。信号線55上に発生したキヤリ出力
は、全加算ブロツク56のLSBの次の2進重み位
置に供給される。第7図のその他の全加算ブロツ
クの機能は上述したものと同様である。 半加算ブロツク60は、拡張入力信号K3,M3
の各各を受ける入力信号線61,62を有してい
る。これら2個の入力信号は2進形式で加算され
て、和出力を信号線63上に、キヤリ出力を信号
線64上に出力する。信号線63上の和出力信号
は、半加算ブロツク60と同一の2進重み位置に
対応する全加算ブロツク65の3個の入力端子の
1つに供給される。信号線64上に発生したキヤ
リ出力信号は、1つ上位(MSB寄り)の全加算
ブロツク66の3個の入力端子の1つに供給され
る。第7図のその他の半加算ブロツクの機能も上
述したものと同様である。 キヤリ・ルツクアヘツド加算ブロツク70は、
加算ブロツクから複数個の和及びキヤリ信号を受
けて積出力S11〜S3を発生する。キヤリ・ルツク
アヘツド加算ブロツク70の詳細は第9図に示さ
れている。キヤリ・ルツクアヘツド加算ブロツク
70の目的は、桁上げすべきキヤリ信号を先見作
成して、キヤリ信号が1ビツト位置ずつリツプル
されることに伴う遅延時間を除去することによ
り、乗算回路の演算速度を高めることにある。最
終の積出力ビツトを発生するため、キヤリ・ルツ
クアヘツド加算ブロツク70に全加算及び半加算
ブロツクを挿入してよいことは当業者にとつて明
らかである。勿論、このような挿入に伴つて積出
力ビツトが発生するまでの遅延時間が大きくなろ
う。 第8A,8B図は、第7図の乗算回路を更に詳
細に図示したものである。全加算ブロツク50
は、第7個を参照して既述した全加算ブロツクに
対応する。再度説明すれば、信号線51,52及
び53は全加算ブロツク50への3個の出力端子
となる。信号線52に供給される入力信号はアン
ドゲート57で作成される。アンドゲート57
は、入力信号X0,X0の各々が供給される入力端
子58,59を備えている。周知のように、入力
信号X0,Y0の双方が論理の“1”であるときだ
け、論理ゲート57の出力は“1”になる。入力
信号線51,52及び53の各々はイクスクルー
シブ・オアゲート71の入力端子に接続され、こ
のゲートは3入力信号を加算して信号線54上に
和出力を出力する。周知のように、ゲート71の
出力は、その入力が1つだけ“1”であるか又は
3入力すべてが“1”であれば論理の“1”であ
り、論理の“1”入力が全くないか又は2つだけ
であれば論理の“0”である。論理ゲート72は
信号線52,53の各々に接続された第1、第2
の入力端子を有し、論理ゲート73は信号線5
1,53の各々に接続された第1、第2の入力端
子を有し、論理ゲート74は信号線51,52の
各々に接続された第1、第2の入力端子を有てい
る。従つて、入力信号線51,52及び53上の
信号のうちいずれか2個が論理の“1”であれ
ば、論理ゲート72,73及び74のうち少くと
も1個の出力が論理の“1”となる。オアゲート
75は、論理ゲート72,73及び74の出力を
受ける入力端子を有している。従つて、信号線5
1,52及び53上の信号のうちいずれか2個又
はそれ以上が論理の“1”であれば、オアゲート
75はキヤリ出力信号線55上に論理の“1”を
出力する。 第7図で参照した半加算ブロツクの詳細を第8
A,8B図に示す。入力信号線61,62がイク
スクルーシブ・オアゲート67に入力し、このゲ
ートは信号線63上に和出力を出力する。信号線
61,62は、アンドゲート68へも入力し、こ
のゲートは、入力信号K3,M3の双方が論理の
“1”のとき、信号線64上にキヤリ出力信号を
出力する。 第7図、第8A,8B図に示したキヤリ・ルツ
クアヘツド加算ブロツク70に相当する論理図を
第9図に示す。図中の入力信号線80〜97は、
第8A,8B図の加算ブロツクで作成された和及
びキヤリ信号の信号線に対応している。このキヤ
リ・ルツクアヘツド加算回路は慣用のものである
から、さらに詳細な説明を要しないであろう。上
述したリツプルキヤリ方式による低速化の問題は
次のように解消することができる。論理ゲート1
00は2の2進重み位置に対応する最終の積出
力ビツトS3を発生し、論理ゲート101は2
2進重み位置に対応する最終の積出力ビツトS4
発生し、論理ゲート108は2の2進重み位置
に対応する最終の積出力ビツトS5を発生する。論
理ゲート102,103,104及び105は
S32進重み位置からS42進重み位置へのキヤリを発
生する。論理ゲート105の出力は、加算ゲート
101の入力端子の1つにキヤリを供給する。し
かしながら、ゲート105の出力端子に発生した
キヤリは、S4位置からS5位置へのキヤリを発生す
る論理回路には使用されない。その代り、論理ゲ
ート102,103で作成された出力が各々論理
ゲート106,107に供給され、S4からS5への
キヤリはS3からS4のキヤリと並行して作成され
る。キヤリ・ルツクアヘツド加算回路70中でキ
ヤリの並行作成論理回路を使用しているので、本
実施例中の加算回路はこれを使用しない場合より
も短時間で最終の積を作成することができる。 4×8乗算回路を例にとつて本考案を説明した
が、これは説明の便宜上にすぎず、本考案の範囲
を限定するものではない。当業者であれば、実用
新案登録請求の範囲に記載された本考案の範囲内
で種々の修正、変更が可能である。 本考案の実施の態様の一つを以下に示す。 第1、第2の2進データ語を表示する第1、第
2の複数入力ビツトを受け、第1、第2の制御信
号を受け、前記第1、第2の複数入力ビツト及び
前記第1、第2の制御信号をゲートして該第1、
第2の制御信号によつてストレート振幅表示であ
るか2の補数表示であるかが決定される複数のク
ロス積信号を作成し、該複数のクロス積信号を加
算して前記第1、第2の2進データ語の積を表示
する複数の積出力ビツトを作成することを特徴と
するストレート振幅表示又は2の補数表示の第
1、第2の2進データ語の積を作成する方法。
【図面の簡単な説明】
第1図は、拡張可能な4×8アレイ乗算回路の
入、出力接続端子を示すブロツク図、第2図は、
8ビツトの被乗数と4ビツトの乗数の乗算によつ
て作成される2の補数のクロス積項のテーブル、
第3図は、本考案に従つて第1、第2の制御信号
で修飾された2の補数のクロス積項、第4図は、
第1図に図示した型の4個の乗算回路を備えた8
×16の拡張アレイ乗算回路のブロツク図、第5図
は、第4図に示した拡張アレイの更に詳細なブロ
ツク図であつて各4×8乗算回路間の相互接続を
示すもの、第6図は、任意の大きさの2の補数の
乗算アレイについて第1、第2の制御信号のプロ
グラミングを図示する拡張乗算アレイのブロツク
図、第7図は、ゲート手段、加算ブロツク及びキ
ヤリ・ルツクアヘツド・ブロツクを備えた本考案
の一実施例の4×8乗算回路、第8A,8B図
は、ゲート手段を更に詳細に図示すると共に全加
算及び半加算ブロツクを図示する論理図、第9図
は、第7図及び第8A,8B図のキヤリ・ルツク
アヘツド・ブロツクに対応する論理図である。 16,18,20,22,40,42……乗算
回路、31,35……外部ブロツク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 a 拡張乗算アレイ内の乗算回路の相対位置を確
    定する第1、第2の制御信号を受ける第1、第
    2の制御端子と、 b 第1、第2のデジタルデータ語を受けて複数
    のクロス積信号を作成するゲート回路であつ
    て、該ゲート回路は前記第1、第2の制御端子
    に接続された該第1、第2の制御信号に応答し
    て前記クロス積信号の選択されたセツトが該拡
    張乗算アレイ内の乗算回路の相対位置の函数と
    してイネーブルにされるゲート回路と、 c 該ゲート回路に接続されて前記クロス積信号
    の選択されたセツトを加算して前記第1、第2
    のデジタルデータ語の積のセグメントを作成す
    る加算回路を備えたことを特徴とする拡張乗算
    アレイ内での使用に適し、第1、第2のデジタ
    ルデータ語の積のセグメントを作成するための
    乗算回路。
JP1985108774U 1978-04-03 1985-07-15 Expired JPS6132437Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/892,792 US4130878A (en) 1978-04-03 1978-04-03 Expandable 4 × 8 array multiplier

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Publication Number Publication Date
JPS6181347U JPS6181347U (ja) 1986-05-30
JPS6132437Y2 true JPS6132437Y2 (ja) 1986-09-20

Family

ID=25400494

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3767479A Pending JPS54134943A (en) 1978-04-03 1979-03-28 Opennended 4x8 array multiplier circuit
JP1985108774U Expired JPS6132437Y2 (ja) 1978-04-03 1985-07-15

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JP3767479A Pending JPS54134943A (en) 1978-04-03 1979-03-28 Opennended 4x8 array multiplier circuit

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JP (2) JPS54134943A (ja)
DE (1) DE2913327C2 (ja)
FR (1) FR2422204A1 (ja)
GB (1) GB2017985B (ja)
HK (1) HK66984A (ja)
MY (1) MY8500496A (ja)
SG (1) SG18584G (ja)

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FR2422204B1 (ja) 1984-06-15
HK66984A (en) 1984-08-31
JPS54134943A (en) 1979-10-19
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