JPS6131435B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6131435B2 JPS6131435B2 JP12538981A JP12538981A JPS6131435B2 JP S6131435 B2 JPS6131435 B2 JP S6131435B2 JP 12538981 A JP12538981 A JP 12538981A JP 12538981 A JP12538981 A JP 12538981A JP S6131435 B2 JPS6131435 B2 JP S6131435B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display means
- watch
- wristwatch
- parts
- movement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000004027 cell Anatomy 0.000 description 2
- 238000005265 energy consumption Methods 0.000 description 2
- 238000012800 visualization Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 210000002858 crystal cell Anatomy 0.000 description 1
- 230000005520 electrodynamics Effects 0.000 description 1
- 210000004247 hand Anatomy 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04G—ELECTRONIC TIME-PIECES
- G04G17/00—Structural details; Housings
- G04G17/08—Housings
- G04G17/083—Watches distributed over several housings
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B37/00—Cases
- G04B37/04—Mounting the clockwork in the case; Shock absorbing mountings
- G04B37/0427—Mountings relative to pocket and wrist watches allowing a rocking movement about a hinge or any other movement
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04C—ELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
- G04C17/00—Indicating the time optically by electric means
- G04C17/0091—Combined electro-optical and electro-mechanical displays
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電子ムーブメント方式の腕時計また
は懐中時計に係り、より詳しくは、2つの表示手
段を含む電子ムーブメント方式の腕時計または懐
中時計に関する。
は懐中時計に係り、より詳しくは、2つの表示手
段を含む電子ムーブメント方式の腕時計または懐
中時計に関する。
ムーブメントによつて得られた情報を可視化す
るための表示手段は一般に2種類に大別すること
ができる。即ち、アナログ表示手段及びデジタル
表示手段であり、それぞれに長所及び短所を具え
る。
るための表示手段は一般に2種類に大別すること
ができる。即ち、アナログ表示手段及びデジタル
表示手段であり、それぞれに長所及び短所を具え
る。
アナログ表示手段、即ち、時間情報が文字板上
を移動しかつ伝動機構を介して電動機により駆動
される針によつて可視化される表示手段は極めて
読み取り易く、美的にもすぐれるという長所を持
つ。しかし、このタイプの表示手段では、進歩し
た最近のムーブメントが達成する複雑な機能を可
視化することができない。
を移動しかつ伝動機構を介して電動機により駆動
される針によつて可視化される表示手段は極めて
読み取り易く、美的にもすぐれるという長所を持
つ。しかし、このタイプの表示手段では、進歩し
た最近のムーブメントが達成する複雑な機能を可
視化することができない。
他方、時間情報を数字化するデジタル表示手段
は応用範囲が広く、例えば極めて多数の機能(例
えば、時、分、秒、日、月、複数標準時、クロノ
グラフ、ストツプウオツチ、カウントバツク、目
覚まし、など)の可視化を可能にする。しかし、
現在採用されている表示セルの機能が不十分であ
ること(コントラスト、指向性)に起因する実用
上の理由もさることながら、単に針の位置ではな
く一連の数字を視認しなければならないという一
事のみによつても、上記の表示内容をすばやく読
み取ることは困難である。しかも、この種の表示
手段の耐用寿命は現在のところアナログ表示手段
に比較して劣り、エレガンスを強調する製品に利
用しようとすれば美観上の難点にぶつかり、この
問題は未だに克服されていない。
は応用範囲が広く、例えば極めて多数の機能(例
えば、時、分、秒、日、月、複数標準時、クロノ
グラフ、ストツプウオツチ、カウントバツク、目
覚まし、など)の可視化を可能にする。しかし、
現在採用されている表示セルの機能が不十分であ
ること(コントラスト、指向性)に起因する実用
上の理由もさることながら、単に針の位置ではな
く一連の数字を視認しなければならないという一
事のみによつても、上記の表示内容をすばやく読
み取ることは困難である。しかも、この種の表示
手段の耐用寿命は現在のところアナログ表示手段
に比較して劣り、エレガンスを強調する製品に利
用しようとすれば美観上の難点にぶつかり、この
問題は未だに克服されていない。
特に同一の時計に2種類の表示手段を組み込ん
でこれら2つの表示タイプの長所を両立させよう
とする試みが数多く行われている理由はここにあ
る。
でこれら2つの表示タイプの長所を両立させよう
とする試みが数多く行われている理由はここにあ
る。
最も簡単な解決方法は時計の同一面に2つのタ
イプの表示手段を設ける方法である。即ち、液晶
セルが見える窓をアナログ表示文字板に形成した
いわゆるアナログ・デジタル式腕時計または懐中
時計、及び、デジタル表示装置に小さいアナログ
表示手段を並置したいわゆるデジタル・アナログ
式腕時計または懐中時計が公知である。この解決
方法は2つの表示方式の実用上の長所を組み合わ
せることはできても、美的な問題の解消にはなら
ず、エネルギー消費という新しい問題を招来す
る。なぜなら、着用者に同時に見える2つの表示
手段に対してほとんど常時エネルギーを供給しな
ければならないからである。
イプの表示手段を設ける方法である。即ち、液晶
セルが見える窓をアナログ表示文字板に形成した
いわゆるアナログ・デジタル式腕時計または懐中
時計、及び、デジタル表示装置に小さいアナログ
表示手段を並置したいわゆるデジタル・アナログ
式腕時計または懐中時計が公知である。この解決
方法は2つの表示方式の実用上の長所を組み合わ
せることはできても、美的な問題の解消にはなら
ず、エネルギー消費という新しい問題を招来す
る。なぜなら、着用者に同時に見える2つの表示
手段に対してほとんど常時エネルギーを供給しな
ければならないからである。
諏訪精工舎による日本特許出願第53−92971号
(特開昭55−18990号)に記載されているような別
の解決では、両面にそれぞれデジタル表示とアナ
ログ表示を設け、いずれか一方が着用者に見える
ように時計と着用できるようにする。同様な解決
としてスイス特許第408794号に2つのアナログ表
示を併用するものが開示されており、2つの使用
面を有するバンドの両面に1個ずつ互いに重なり
合わないように2つの時計を取り付け、バンドの
どちらの面が手首と接触するかに応じていずれか
一方の時計の文字板が見えるようにバンドごと反
転させるように構成する。この場合、アナログ表
示の視認に問題はなく、しかも時計の美観は維持
されるが、例えばデジタル表示で日付だけを確認
したい場合に要求されるように一方の表示から他
方の表示へ容易にかつすばやく目を移すことは難
しい。しかもこのような構成では特製のバンドが
必要であり、任意のタイプのバンドで間に合わせ
ることは不可能である。また、その両面に表示手
段を有する時計胴の構造は構造強度またはムーブ
メント構成素子への接近の点から考察して決して
満足とはいえない。
(特開昭55−18990号)に記載されているような別
の解決では、両面にそれぞれデジタル表示とアナ
ログ表示を設け、いずれか一方が着用者に見える
ように時計と着用できるようにする。同様な解決
としてスイス特許第408794号に2つのアナログ表
示を併用するものが開示されており、2つの使用
面を有するバンドの両面に1個ずつ互いに重なり
合わないように2つの時計を取り付け、バンドの
どちらの面が手首と接触するかに応じていずれか
一方の時計の文字板が見えるようにバンドごと反
転させるように構成する。この場合、アナログ表
示の視認に問題はなく、しかも時計の美観は維持
されるが、例えばデジタル表示で日付だけを確認
したい場合に要求されるように一方の表示から他
方の表示へ容易にかつすばやく目を移すことは難
しい。しかもこのような構成では特製のバンドが
必要であり、任意のタイプのバンドで間に合わせ
ることは不可能である。また、その両面に表示手
段を有する時計胴の構造は構造強度またはムーブ
メント構成素子への接近の点から考察して決して
満足とはいえない。
そこで、本発明の目的は、時計胴内に少くとも
1つのムーブメント、及び第1、第2時間情報表
示手段を含み、なんらの不便をも伴なわずに着用
者が各表示手段の長所を残らず亨受できるような
腕時計または懐中時計を提供することにある。
1つのムーブメント、及び第1、第2時間情報表
示手段を含み、なんらの不便をも伴なわずに着用
者が各表示手段の長所を残らず亨受できるような
腕時計または懐中時計を提供することにある。
この目的、及び以下の説明から明らかなその他
の目的は時計胴を2つの部分で構成し、表示手段
を前記2つの部分のそれぞれに1つずつ組み込
み、前記2つの部分を、表示手段が重なり合つて
第2表示手段が第1表示手段を遮蔽する第1位置
と及び着用者に第1表示手段が見える第2位置と
を選択的に占めることができるように互いに連繋
することによつて達成される。
の目的は時計胴を2つの部分で構成し、表示手段
を前記2つの部分のそれぞれに1つずつ組み込
み、前記2つの部分を、表示手段が重なり合つて
第2表示手段が第1表示手段を遮蔽する第1位置
と及び着用者に第1表示手段が見える第2位置と
を選択的に占めることができるように互いに連繋
することによつて達成される。
即ち、デジタル表示手段を第1表示手段、アナ
ログ表示手段を第2表示手段として利用すること
により、この腕時計または懐中時計は使用時間の
大部分に於いて従来のアナログ時計と同様の外観
を呈し、しかも読み取り易い時刻表示を与えると
いう機能を満たすことができる。
ログ表示手段を第2表示手段として利用すること
により、この腕時計または懐中時計は使用時間の
大部分に於いて従来のアナログ時計と同様の外観
を呈し、しかも読み取り易い時刻表示を与えると
いう機能を満たすことができる。
反対に、例えば月、日または第2標準時を知る
ためにデジタル表示を見たい時にはこの必要表示
を容易に露出させることができる。
ためにデジタル表示を見たい時にはこの必要表示
を容易に露出させることができる。
本発明にはほかにも種々の長所があり、例えば
第1表示手段が第2表示手段によつて遮断される
とこの第1表示手段へのエネルギー供給を断つ機
構を設けることにより、時計のエネルギー消費を
著しく節約できる。他の実施態様として、各表示
手段がそれぞれ固有のムーブメントによつて作動
するように構成すれば、時計の信頼度が高めら
れ、いずれか一方のムーブメントまたは電池が故
障しても着用者は時刻を知ることができる。ま
た、時計胴の2つの部分を分離自在に構成すれ
ば、第2表示手段及びそのムーブメントを有する
部分は例えばペンダントに装着するなど別の態様
で利用できる。
第1表示手段が第2表示手段によつて遮断される
とこの第1表示手段へのエネルギー供給を断つ機
構を設けることにより、時計のエネルギー消費を
著しく節約できる。他の実施態様として、各表示
手段がそれぞれ固有のムーブメントによつて作動
するように構成すれば、時計の信頼度が高めら
れ、いずれか一方のムーブメントまたは電池が故
障しても着用者は時刻を知ることができる。ま
た、時計胴の2つの部分を分離自在に構成すれ
ば、第2表示手段及びそのムーブメントを有する
部分は例えばペンダントに装着するなど別の態様
で利用できる。
以下添付図面を参照しながら本発明を説明す
る。
る。
第1図ないし第3図から明らかなように、本発
明の腕時計または懐中時計は少くとも1つのムー
ブメント(図示せず)、第1表示手段2及び第2
表示手段3を囲む時計胴1を含む。時計胴1はそ
れぞれ表示手段2,3が取り付けてある2つの部
分4及び5から成る。部分4及び5は、表示手段
2及び3が重なり第2表示手段3が第1表示手段
2を遮蔽する第1位置(第1a図)または第1表
示手段2が着用者に見える第2位置(第1b図)
を占めることができるように、互いにヒンジ結合
されている。
明の腕時計または懐中時計は少くとも1つのムー
ブメント(図示せず)、第1表示手段2及び第2
表示手段3を囲む時計胴1を含む。時計胴1はそ
れぞれ表示手段2,3が取り付けてある2つの部
分4及び5から成る。部分4及び5は、表示手段
2及び3が重なり第2表示手段3が第1表示手段
2を遮蔽する第1位置(第1a図)または第1表
示手段2が着用者に見える第2位置(第1b図)
を占めることができるように、互いにヒンジ結合
されている。
時計胴1の部分4及び5は例えばヒンジ10を
介して相対旋回自在に取り付けるか(第1図)、
スライダー11を介して相対摺動自在に取り付け
ればよい(第2図及び第3図)。後者の場合、第
2位置においては2つの表示手段2及び3が常に
同時的に着用者に見える。尚、第2表示手段を時
計胴の部分5の、第1表示手段と対向する面に配
置すればヒンジ結合方式の場合でも同時に見るこ
とができる。
介して相対旋回自在に取り付けるか(第1図)、
スライダー11を介して相対摺動自在に取り付け
ればよい(第2図及び第3図)。後者の場合、第
2位置においては2つの表示手段2及び3が常に
同時的に着用者に見える。尚、第2表示手段を時
計胴の部分5の、第1表示手段と対向する面に配
置すればヒンジ結合方式の場合でも同時に見るこ
とができる。
好ましくは第1表示手段2としてデジタル装置
に選択し、通常時に着用者に見える第2表示手段
をアナログ装置を選ぶ。
に選択し、通常時に着用者に見える第2表示手段
をアナログ装置を選ぶ。
2つの表示手段を単一のムーブメントにより作
動させる方が経済的であるが、薄い2つの別々の
ムーブメントを時計胴のそれぞれの部分4,5に
組み込むことも可能である。例えば第2図のよう
に、部分4にデジタル表示用の極度に扁平なムー
ブメントを組み込み、部分5に薄いアナログ表示
用ムーブメントを組み込むことができる。
動させる方が経済的であるが、薄い2つの別々の
ムーブメントを時計胴のそれぞれの部分4,5に
組み込むことも可能である。例えば第2図のよう
に、部分4にデジタル表示用の極度に扁平なムー
ブメントを組み込み、部分5に薄いアナログ表示
用ムーブメントを組み込むことができる。
これに反して2つの表示手段を単一のムーブメ
ントによつて作動させる場合には、互いに連結さ
れた時計胴部分の1つに組み込まれているムーブ
メントを他方に組み込まれている表示手段と電気
的に接続するための接続装置を設ける必要があ
る。この種の接続装置としては、例えば計算機能
を有する腕時計または懐中時計の時計胴に、該胴
に連結され鍵盤を有する部分を接続するための接
続装置がスイス特許第585929号(ヒンジ連結方
式)または米国特許第4086655号(摺動連結方
式)から公知である。
ントによつて作動させる場合には、互いに連結さ
れた時計胴部分の1つに組み込まれているムーブ
メントを他方に組み込まれている表示手段と電気
的に接続するための接続装置を設ける必要があ
る。この種の接続装置としては、例えば計算機能
を有する腕時計または懐中時計の時計胴に、該胴
に連結され鍵盤を有する部分を接続するための接
続装置がスイス特許第585929号(ヒンジ連結方
式)または米国特許第4086655号(摺動連結方
式)から公知である。
時計胴の一方の部分にムーブメントなしで組み
込まれた表示手段がアナログ表示手段である場
合、ムーブメントとその表示手段を結ぶ電気結線
は少数で充分である。例えば時及び分だけを表示
する第2図に示す腕時計のアナログ表示手段3を
ムーブメントの集積回路に接続するには2本の電
気結線で足りる。第4図は第2a図に示した時計
胴の断面図であり、ムーブメント及び表示手段の
構成素子は省略されている。電子ムーブメントが
組み込まれる時計胴1の部分4は2つのスライダ
ー11を具備し、第2表示手段が組み込まれる時
計胴の部分5に形成してある対応する突出部8,
9が前記スライダー11とそれぞれ係合する。そ
れぞれのスライダー11に設けた板ばね16,1
7によつて部分4の導電ゾーン12,13とこれ
と向き合う部分5の導電ゾーン14,15との電
気的接触が維持される。導電ゾーン12ないし1
5はいずれも時間胴の他の部分から電気的に絶縁
されており、部分4の導電ゾーンはムーブメント
の集積回路の出力部にそれぞれ接続し、部分5の
導電ゾーンはアナログ表示手段のモーターの端子
にそれぞれ接続してある。
込まれた表示手段がアナログ表示手段である場
合、ムーブメントとその表示手段を結ぶ電気結線
は少数で充分である。例えば時及び分だけを表示
する第2図に示す腕時計のアナログ表示手段3を
ムーブメントの集積回路に接続するには2本の電
気結線で足りる。第4図は第2a図に示した時計
胴の断面図であり、ムーブメント及び表示手段の
構成素子は省略されている。電子ムーブメントが
組み込まれる時計胴1の部分4は2つのスライダ
ー11を具備し、第2表示手段が組み込まれる時
計胴の部分5に形成してある対応する突出部8,
9が前記スライダー11とそれぞれ係合する。そ
れぞれのスライダー11に設けた板ばね16,1
7によつて部分4の導電ゾーン12,13とこれ
と向き合う部分5の導電ゾーン14,15との電
気的接触が維持される。導電ゾーン12ないし1
5はいずれも時間胴の他の部分から電気的に絶縁
されており、部分4の導電ゾーンはムーブメント
の集積回路の出力部にそれぞれ接続し、部分5の
導電ゾーンはアナログ表示手段のモーターの端子
にそれぞれ接続してある。
上記の場合に反して時計胴の部分4,5のいず
れか一方にムーブメントなしで組み込まれている
方の表示手段が第3図に示すようにデジタル型で
ある場合、この表示手段とムーブメントの間には
はるかに多数の結線が必要である。この場合、第
5図から明らかなように、デジタル表示手段を収
納する部分4と一体に一連の弾性接点20を設け
てそれらを表示セルの対応入力部に接続し、時計
胴の両部分が第2位置を占める時、部分5に組み
込まれているムーブメントと電気的に接続された
部分5に装着されている動電片21と上記弾性接
点20とを接触させるように構成すればよい。
れか一方にムーブメントなしで組み込まれている
方の表示手段が第3図に示すようにデジタル型で
ある場合、この表示手段とムーブメントの間には
はるかに多数の結線が必要である。この場合、第
5図から明らかなように、デジタル表示手段を収
納する部分4と一体に一連の弾性接点20を設け
てそれらを表示セルの対応入力部に接続し、時計
胴の両部分が第2位置を占める時、部分5に組み
込まれているムーブメントと電気的に接続された
部分5に装着されている動電片21と上記弾性接
点20とを接触させるように構成すればよい。
この場合、表示手段がムーブメントによつてエ
ネルギーを供給されるのは時計胴の両部分が第2
位置を取つた時だけである。本発明の腕時計また
は懐中時計をどのような形状に構成しても、第1
表示手段が第2表示手段によつて遮蔽される第1
位置に於いて前記第1表示手段を回路から断ち、
第2位置に於いてこれにエネルギー供給するよう
に、時計胴の両部分の相対位置に応動する適当な
装置によつて同様な効果を得ることができる。
ネルギーを供給されるのは時計胴の両部分が第2
位置を取つた時だけである。本発明の腕時計また
は懐中時計をどのような形状に構成しても、第1
表示手段が第2表示手段によつて遮蔽される第1
位置に於いて前記第1表示手段を回路から断ち、
第2位置に於いてこれにエネルギー供給するよう
に、時計胴の両部分の相対位置に応動する適当な
装置によつて同様な効果を得ることができる。
以上いくつかの特定実施態様に関連して説明し
たが、本発明はこれらの実施態様に制限されるも
のではなく、当業者には明白な種々の改良及び変
更が可能である。
たが、本発明はこれらの実施態様に制限されるも
のではなく、当業者には明白な種々の改良及び変
更が可能である。
即ち、本発明の腕時計または懐中時計は図示し
た長方形に近い形状以外の形状に構成することも
でき、その場合、時計胴の両部分は単一のヒンジ
を介して連結される。また、2つ以上の表示手段
を時計に組み込み、互いに連結した2つの時計胴
部分の一方が例えばその両面に1つずつ表示手段
を具備するように構成することも本発明の範囲に
含まれる。
た長方形に近い形状以外の形状に構成することも
でき、その場合、時計胴の両部分は単一のヒンジ
を介して連結される。また、2つ以上の表示手段
を時計に組み込み、互いに連結した2つの時計胴
部分の一方が例えばその両面に1つずつ表示手段
を具備するように構成することも本発明の範囲に
含まれる。
第1a図、第1b図は時計胴を構成する部分が
第1及び第2位置を占める状態にある本発明の腕
時計の第1実施例を示す斜視図、第2a図、第2
b図及び第3a図、第3b図はそれぞれ本発明の
腕時計の第2及び第3実施例を示す第1a図、第
1b図と同様の斜視図、第4図、第5図はそれぞ
れ第2a図、第3b図の腕時計の―線及び
―線に沿つて時計胴を略示する断面図である。 1…時計胴、2…デジタル式表示手段、3…ア
ナログ表示手段、4,5…時計胴の部分、10…
ヒンジ、11…スライダー、12,13,14,
15…導電ゾーン、16,17…板ばね、20…
弾性接点、21…導電片。
第1及び第2位置を占める状態にある本発明の腕
時計の第1実施例を示す斜視図、第2a図、第2
b図及び第3a図、第3b図はそれぞれ本発明の
腕時計の第2及び第3実施例を示す第1a図、第
1b図と同様の斜視図、第4図、第5図はそれぞ
れ第2a図、第3b図の腕時計の―線及び
―線に沿つて時計胴を略示する断面図である。 1…時計胴、2…デジタル式表示手段、3…ア
ナログ表示手段、4,5…時計胴の部分、10…
ヒンジ、11…スライダー、12,13,14,
15…導電ゾーン、16,17…板ばね、20…
弾性接点、21…導電片。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 時計胴内に少くとも1つの電子ムーブメント
と第1及び第2の時間情報表示手段を具備して成
る腕時計または懐中時計であつて、時計胴を2つ
の部分で構成し、表示手段を前記2つの部分のそ
れぞれに1つずつ組み込み、前記2つの部分は、
表示手段が互いに重なり合つて第2表示手段が第
1表示手段を遮蔽する第1位置と着用者に第1表
示手段が見える第2位置とを選択的に占めること
ができるように互いに摺動自在に装着したことを
特徴とする腕時計または懐中時計。 2 時計胴の2つの部分が第2位置を占める時、
第1及び第2表示手段が同時に着用者に見えるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の腕
時計または懐中時計。 3 第1及び第2表示手段は共通の電子ムーブメ
ントによつて作動せられ、この電子ムーブメント
はいずれか一方の表示手段を収蔵する時計胴部分
内に装着するとともに他方の表示手段に電気的に
接続したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
または第2項に記載の腕時計または懐中時計。 4 時計胴の2つの部分は2つのスライダーによ
つて互いに連結され、ムーブメントと第2表示手
段との電気的接続は前記スライダーを介して行わ
れることを特徴とする特許請求の範囲第1項から
第3項までのいずれかに記載の腕時計または懐中
時計。 5 第1及び第2表示手段はそれぞれ別々のムー
ブメントによつて作動され、各ムーブメントはそ
れぞれ対応する表示手段を収納している時計胴部
分に装着されていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項または第2項に記載の腕時計または懐
中時計。 6 時計胴の2つの部分が分離可能であることを
特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の腕時計
または懐中時計。 7 第1表示手段がデジタル型であり、第2表示
手段がアナログ型であることを特徴とする特許請
求の範囲第1項から第6項までのいずれかに記載
の腕時計または懐中時計。 8 時計胴の2つの部分が上記第2位置を占める
時に第1表示手段にエネルギーを供給する手段を
有し、該2つの部分が第1位置を占める時には前
記第1表示手段は回路から断たれるようになつて
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項から
第7項までのいずれかに記載の腕時計または懐中
時計。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH797180A CH640688GA3 (fr) | 1980-10-27 | 1980-10-27 | Montre a mouvement electronique et a deux moyens d'affichage. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5780585A JPS5780585A (en) | 1982-05-20 |
JPS6131435B2 true JPS6131435B2 (ja) | 1986-07-19 |
Family
ID=4333178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12538981A Granted JPS5780585A (en) | 1980-10-27 | 1981-08-12 | Wrist watch or pocket watch having electronic movement and two types of indication means |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4444513A (ja) |
JP (1) | JPS5780585A (ja) |
CH (1) | CH640688GA3 (ja) |
Families Citing this family (59)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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