JP3043236U - 腕時計 - Google Patents

腕時計

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JP3043236U
JP3043236U JP1997004955U JP495597U JP3043236U JP 3043236 U JP3043236 U JP 3043236U JP 1997004955 U JP1997004955 U JP 1997004955U JP 495597 U JP495597 U JP 495597U JP 3043236 U JP3043236 U JP 3043236U
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JP1997004955U
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Inventor
日出樹 重石
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日出樹 重石
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体の大きさを制約しつつ、構成各部分を比
較的大型,堅牢に製作可能とした腕時計の提供、表示部
のデザイン面の制約を除去すること、各部分を着脱不能
に、あるいは需要者による着脱容易な構成の腕時計の提
供、表示部に隣接するバンド部分のデザイン変更を可能
とした腕時計の提供。 【解決手段】 太陽電池,発電機等の電源部を表示部と
は分離して表示ブロック1,電源ブロック2,その他に
ブロック化し、これらブロックを可曲型コネクタ5,6
により着脱自在に連設し、構成各部を広いスペースに配
設可能にし、もって、各部の差替えにより、消耗時,故
障時の交換、殊に宝飾性を重要視したデザイン面のコー
ディネイト等を容易とし、また死蔵状態の時計部品を有
効活用並びに使用機会の増加を図ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、いわゆるクオーツといわれる水晶発振式電子時計を適用した腕時計 に関するものであり、特に小型化が要求される女性用に適する腕時計に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来のクオーツ腕時計は、電源部,電子回路部,表示部,その他の必要な電装 部および機構部の全てを単一の主体ケースに設けており、電源として太陽電池を 採用する場合には、太陽電池と表示部とをケースの表面に併設している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術によれば、小型化,薄型化のためには全ての構成部材を小型化す る必要性があるから、小型化,薄型化には限度があり、特に太陽電池を採用する 場合においては、受光面積を確保する必要がある関係上、小型化が一層困難であ るばかりでなく、露出面の広範囲に太陽電池を配設することは、デザイン面にお ける制約が大きいほか、表示の視認の妨げになり、また修理を必要とする場合に おいて、修理期間は使用ができない不利がある。
【0004】 また電源として、装着した腕の動作により自動的に駆動する自動型原動部、あ るいは手動レバー等により手動式で駆動する手動型原動部等の原動部付発電機( 以下単に発電機と言う)と蓄電部とを備えた発電型の電源を採択する場合におい ても、容積を狭小化するのは極めて困難である。
【0005】 そこで本考案の目的は、全体の大きさを制限しつつ構成各部分を比較的大型か つ堅牢に製作することができる腕時計を提供すること、表示部のデザイン面の制 約を除去すること、需要者が機能別の各部分を簡単に着脱することができる構成 の腕時計を提供すること、表示部に隣接するバンド部分のデザインを多様に変更 することができる腕時計を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するため、電池,太陽電池,発電機,蓄電部等の電 源部分を表示部とは分離して各部をブロック化した状態のもとに、可曲型コネク タにより接続し、またアラーム部,時差表示部等の部分を、表示部並びに電源部 とは分離してブロック化した状態のもとに可曲型継手,可曲型コネクタにより接 続し、これにより各構成部分は共に広いスペースに配設され、かつ各部を着脱自 在に接続した場合には、その差替えにより、消耗時の交換,故障時の交換,デザ イン面のコーディネイト等が実施できる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図示の実施形態について詳細に説明する。
【0008】 図1の実施形態は、大体において、表示ブロック1と電源ブロック2とを隣接 して設け、両ブロック1と2とのケース間を可曲型継手3により機械的に接続す ると共に、表示ブロック1と電源ブロック2との内部電装部を可曲型導電接続手 段4により電気的に接続し、かつ表示ブロック1と電源ブロック2との両自由端 をリストバンド5により連結する。
【0009】 表示ブロック1は、ケース内に文字板および指針からなる表示器を露出する状 態に設けると共に、内方には時計駆動用パルスを出力する電子回路および電子回 路からの信号のもとに指針を駆動する指針駆動機構とを設けた構成とし、また電 源ブロック2は、ケース内に一次電池または二次電池を設けて、電池の消耗に伴 い電池自体または電源ブロック2を交換し、あるいは蓄電池に充電するようにす る。なお場合によっては前記電子回路を表示ブロック1に設けることなく、電源 ブロック2に設けるようにしてもよい。
【0010】 図2の実施形態は、大体において、表示ブロック1と電源ブロック2とを隣接 して設け、両ブロック1と2とのケース間を可曲型継手3により機械的に接続す ると共に、表示ブロック1と電源ブロック2との内部電装部を可曲型導電接続手 段4により電気的に接続し、かつ表示ブロック1と電源ブロック2との両自由端 をリストバンド5により連結することにおいて、図1の実施形態と共通している が、この実施形態においては、電源ブロック2としてケースに太陽電池と発電機 とのいずれか一方または両方を設けるほか、太陽電池,発電機からの電力を蓄電 する蓄電池あるいはコンデンサ等の蓄電部材を設ける。
【0011】 図2の実施形態において、発電機を設ける場合特に発電機と太陽電池との両方 を設ける場合において、電源ブロック2のケース内の収容スペースが不充分な場 合には、蓄電部材を表示ブロック1のケース内に設けてもよく、また発電機を設 けずに太陽電池だけを設ける場合には、時計駆動用パルスを出力する電子回路を 表示ブロック1のケース内に設けることなく、電源ブロック2のケース内に設け るようにしてもよい。
【0012】 前記発電機としては、腕の動作により搖動する回転錘により駆動する自動型発 電機、または手動式のレバーもしくは摘みにより駆動する手動型発電機のいずれ でもよく、また自動型発電機を格納した電源ブロック2と手動型発電機を格納し た電源ブロック2との両者を別個に設けてもよい。
【0013】 表示ブロック1における表示器はディジタル液晶表示器であってもよく、その 場合には指針駆動機構は不要であるほか、時刻表示以外の表示例えばカレンダー 表示を付加してもよく、また複数の時刻を同時に表示をすることができるように して、特定外国における時刻表示即ち時差表示を行うようにしてもよく、この場 合には共通の表示面を使用して必要に応じて時差表示に切り換えるようにしても よい。
【0014】 指針表示を採用して常時時差表示ができるようにする場合には、図3のように 時差表示専用の時差表示ブロック6を別個に設けてこれを前記表示ブロック1に 隣接状態に付設すればよい。
【0015】 図4の実施形態は、アラーム機能を付設すべくアラームブロック7を表示ブロ ック1に隣接して連結し、比較的大きいアラーム音を発生させることができるよ うにする。なおアラーム機構を別個のブロックにすることなく、例えば表示ブロ ック1に付設してもよいのである。
【0016】 図示の実施形態においては、表示ブロック1,電源ブロック2,時差表示ブロ ック6,アラームブロック7等を連設しているが、それらブロック間に図5のよ うに表部に貴金属,宝石等の宝飾品を施した宝飾ブロック8を1個あるいは複数 個接続介在させて時計付ブレスレットとしてもよいのであって、また電源ブロッ ク2,アラームブロック7等の表部に貴金属,宝石等の宝飾品を施して宝飾ブロ ック兼用にしてもよく、デザイン面におけるコーディネイトに役立てることがで き、なお配列順序についても、需要者の好みにより任意に変更可能に構成する。
【0017】 前記表示ブロック1の表示器における文字板もしくは液晶表示板の背後にEL (エレクトロルミネッセンス)デバイスを設けてELバックライト機能を発揮さ せるようにするのが望ましい。
【0018】 前記可曲型継手3としては、蝶番のような屈曲継手,可撓プラスチック膜製代 用蝶番のような撓曲継手を適用して着脱することができない構造に接続すること ができ、また、従来の腕時計における時計ケースとリストバンドとの接続に使用 している軸方向に伸縮可能な伸縮自在型ピンによる蝶番構造を適用するのが望ま しく、これにより前記諸実施形態における各ケースを着脱自在に連結することが できる。
【0019】 前記可曲型導電接続手段4としては、スリップリング集電装置あるいはモジュ ラコネクタ付ケーブルを適用してもよいが、例えば図6および図7のように、各 ブロックにおけるケースの両端にそれぞれ取付座9とこれら両取付座9の間に遊 嵌する取付腕10とを突出して設けると共に、取付座9と取付腕10とをピン1 1により枢着するようにした蝶番構造の可曲型継手3を採択する場合には、取付 座9と取付腕10との半径方向の近接面間の部分に、円弧状(環状でもよい)の 必要数の固定接触片12とこれに個々に対接するばね性の可動接触片13とから なる一種のスリップリング集電装置を介設すればよく、固定接触片12および可 動接触片13はこれらをプラスチック製ホルダ14および15にそれぞれ成形時 に埋め込み状態に設け、ホルダ14および15をそれぞれ取付座9と取付腕10 とに取り付けるようにすればよく、またケース自体をプラスチック成形により製 作する場合には、ケースの成形時に固定接触片12および可動接触片13を埋め 込めばよい。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、次のような効果が得られる。
【0021】 表示ブロック1と電源ブロック2とを、あるいは表示ブロック1と電源ブロッ ク2と時差表示ブロック5とを、あるいは表示ブロック1と電源ブロック2と時 差表示ブロック6とアラームブロック7と宝飾ブロック8とを別個のケースに設 ける等、腕時計に必要な各部分を、ブロック化した状態のもとに分散してこれら を可曲継手3並びに可曲型導電接続手段4により接続したから、全部分を単一の ケースに格納する従来技術に比較して、各部を充分に大きくかつ堅牢に製作する ことができ、精度を向上すると共に、ディジタル表示に大きい文字を採用して見 易くすることができるほか、太陽電池あるいは発電機を大型化して豊富な電力を 供給しつつ、照明あるいは音響用の電力消費に即応することができ、従って太陽 電池使用型腕時計および発電機使用型腕時計の小型化が容易となり、女性用の小 型腕時計としても好適である。
【0022】 太陽電池を表示ブロック1から分離して設けたから、これにより太陽電池を表 示面に配置することによるデザイン上の制約を排除することができるばかりでな く、時刻表示の視認の妨げとなることがない。
【0023】 腕時計に必要な各機能部分を、ブロック化した状態のもとに分散してこれらを 可曲継手3並びに可曲型導電接続手段4により着脱自在に接続すると、故障した 場合においては、故障したブロック部分を正常なストックブロックと差替えれば よく、需要者自身により即時使用状態に回復させることができ、かつ需要者の好 みにより各ブロックを差替えることによりデザイン面におけるコーディネイトが 可能であるほか、デザインの多様化に役立ち、また需要者が個々に不使用時計を 死蔵する傾向にあることに関連して、死蔵品の各ブロックの組合せを変更するこ とにより、新たなデザインの腕時計ができることになり、従って死蔵,廃棄が減 少し、省資源,公害防止等と併せて有効活用を図ることができる。
【0024】 手動型発電機を設けると、太陽電池あるいは自動型発電機に比較して短時間定 格の大電力を得ることができ、需要電力が増加する場合に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態を示す平面図である。
【図2】他の実施形態を示す平面図である。
【図3】他の実施形態を示す平面図である。
【図4】他の実施形態を示す平面図である。
【図5】更に他の実施形態を示す平面図である。
【図6】可曲型継手並びに可曲型導電接続手段付近の横
断面図である。
【図7】図6の可曲型導電接続手段の縦断面図である。
【符号の説明】
1 表示ブロック 2 電源ブロック 3 可曲型継手 4 可曲型導電接続手段 6 時差表示ブロック 7 アラームブロック 8 宝飾ブロック

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示器を露出する状態に設けた表示ブロ
    ック(1)と電力供給用の電源ブロック(2)とを各別
    に設けると共に、時計駆動用パルスを出力する電子回路
    を表示ブロック(1)または電源ブロック(2)に設
    け、かつ表示ブロック(1)と電源ブロック(2)とを
    可曲型継手(3)により機械的に接続すると共に、表示
    ブロック(1)と電源ブロック(2)とにおける内部電
    装部を可曲型導電接続手段(4)により電気的に接続し
    た腕時計。
  2. 【請求項2】 電源ブロック(2)に電池を格納するよ
    うにした請求項1に記載の腕時計。
  3. 【請求項3】 電源ブロック(2)に太陽電池を設ける
    と共に、太陽電池により得られる電力を蓄電する蓄電池
    を表示ブロック(1)または電源ブロック(2)に設け
    た請求項1または請求項2に記載の腕時計。
  4. 【請求項4】 電源ブロック(2)に発電機を設けると
    共に、発電機により得られる電力を蓄電する蓄電部材を
    表示ブロック(1)または電源ブロック(2)に設けた
    請求項1または請求項2に記載の腕時計。
  5. 【請求項5】 表示ブロック(1)に隣接して時差表示
    ブロック(6)を設けると共に、隣接ブロック間を可曲
    型継手(3)により機械的に接続すると共に、隣接ブロ
    ックにおける内部電装部を可曲型導電接続手段(4)に
    より電気的に接続した請求項1ないし請求項4のいずれ
    か1項に記載の腕時計。
  6. 【請求項6】 アラームブロック(7)を連接状態に接
    続した請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の
    腕時計。
  7. 【請求項7】 表示ブロック(1),電源ブロック
    (2)のほかに、宝飾ブロック(8)を着脱自在に連接
    状態に接続した請求項1ないし請求項6のいずれか1項
    に記載の腕時計。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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