JPS61296016A - 積層板用変性フエノ−ル樹脂の製造方法 - Google Patents

積層板用変性フエノ−ル樹脂の製造方法

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Publication number
JPS61296016A
JPS61296016A JP13733685A JP13733685A JPS61296016A JP S61296016 A JPS61296016 A JP S61296016A JP 13733685 A JP13733685 A JP 13733685A JP 13733685 A JP13733685 A JP 13733685A JP S61296016 A JPS61296016 A JP S61296016A
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JP
Japan
Prior art keywords
resin
epoxidized polybutadiene
phenolic resin
reaction
resol type
Prior art date
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Pending
Application number
JP13733685A
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English (en)
Inventor
Kohei Yasuzawa
安沢 興平
Shinji Ogi
荻 伸二
Yukio Yoshimura
幸雄 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
  • Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐薬品性が良好で、かつ打抜加工性に優れた樹
脂積層板に用いられる変性フェノール樹脂の製造方法に
関する。
〔従来の技術〕
最近、通信機や電子機器に用いられる積層板には加工設
備の自動化、省力化などの観点から低温での打抜加工性
が優れたものが要求されている。
このため、クレゾール、ブチルフェノール、ノニルフェ
ノール等のアルキル置換フェノールをフェノールと併用
し、さらには乾性油等を配合してアンモニアあるいは有
機アミン等の塩基触媒の存在下でホルムアルデヒドと反
応させたレゾール型油変性フェノールホルムアルデヒド
樹脂が用いられている。
しかしながら、アルキル置換フェノールだけでは反応性
が遅く、また得られた積層板の打抜加工性も十分でない
。さらに、これら乾性油を配合したフェノール樹脂で製
造した積層板は、硬化速度が遅いため架橋密度が低下し
耐薬品性、耐熱性が低下するという欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は以上述べたような種々の欠点を改良するために
なされたもので、その目的とするところは優れた打抜加
工性を有し、かつ耐薬品性、耐熱性の優れた積層板に用
いられる積層板用変性フェノール樹脂を提供しようとす
るものである。
〔問題点を解決するだめの手段〕
すなわち、本発明は数平均分子量が500〜5000で
、1.4結合を70%以上有し、オキシラン酸素が3重
量%以−1−であるエポキシ化ポリブタジェンをレゾー
ル型フェノール樹脂合成中、または合成後添加し、さら
に反応を進めオキシラン酸素が原料エポキシ化ポリブタ
ジェンの90%以下になるまで反応させることを特徴と
する。
レゾール型フェノール樹脂の合成はフェノール類とホル
ムアルデヒド類を通常のレゾール化条件で反応させる 本発明においてエポキシ化ポリブタジェンとフェノール
類との比率は後者が100重量部に対して前者力月0〜
300重量部が好ましい。10重量部未満でば変性敏が
少なく打抜加工性が低下する。また、300重量部を越
えると変fiH量が大きくなり機械的強度の低下が著し
くなる。
エポキシ化ポリブタジェンの数平均分子量が500未満
であると可撓効果が小さく打抜加二I−性の向上が認め
られない。また数千均分−¥−量が5000を越えると
フェノール樹脂との相溶性が低下し、機械的強度が低く
なる。
また、ポリブタジェン中のブタジェンの結合様式により
硬化物の特性が異なり、硬化樹脂のiiJ撓化には1,
4結合が有効である。従って1,71結合が70%未満
では良好な打抜加工性を示す積層板を得ることができな
い。
またオキシラン酸素が3重量%未満であるとフェノール
樹脂との反応性が小さくなり、エポキシ化ポリブタジェ
ンが樹脂硬化物中に未反応の状態で取り残されるめ、積
層板の耐熱性、耐薬品性などの特性が低下する。
エポキシ化ポリブタジェンをレゾール型フェノール樹脂
合成中、または合成後添加し、更に反応を進めることな
く、単にフェノールと反応させると、エポキシ化ポリブ
タジェンに付加したフェノールはもはやホルムアルデヒ
ドとの反応性がなくなり、樹脂硬化物の架橋密度が低下
する。その結果、積層板の耐熱性、耐薬品性等が低下す
る。
また、単にレゾール型フェノール樹脂の合成後にエポキ
シ化ポリブタジェンを添加するだけでは活性に富む1.
2結合からのエポキシ基が多く存在するために保存安定
性が悪い。従ってオキシラン酸素を原料の90%以下に
なるまで反応させることにより活性な1.2結合からの
エポキシ基が少なくなり保存安定性が向上する。
レゾール型フェノール樹脂合成の際のフェノール類とし
てはフェノール、クレゾール、ブチルフェノール、ノニ
ルフェノールなどがあり、これらが単独もしくは併用し
て用いられる。
ホルムアルデヒド源としては37%ホルマリン、バラホ
ルムアルデヒド、ヘキサメチレンチ1〜ラミンなどが用
いられる。
レゾール型フェノール樹脂合成の触媒にはアンモニア水
や有機アミン類および水酸化すトリ一ノj2、水酸化カ
リウム等の塩基が用いられるが特に限定するものではな
い。
エポキシ化ポリブタジェンをレゾール型フェノール樹脂
と反応させるためI/ヅール化触媒以外の触媒を使用す
ることも可能である。
本発明においては、反応条件は特に限定するものでない
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
実施例1 攪拌装置、コンデンサー、温度計を備えた四ツ目フラス
コにフェノール 1000g、37%ホルマリン 13
00g、アンモニア水 40gを入れ、70℃で4時間
反応させた後、減圧度60wt1gで水を留去するとと
もに反応を進め、反応液のゲルタイム(160℃熱板上
での硬化時間)が210秒になった時点をレゾール型フ
ェノール樹脂の反応終点とした。更にエポキシ化ポリブ
タジェン(出光石油化学((喰製 商品名Po1y b
d R−45EPI  オキシラン酸素8重量%)10
00gを添加し、エポキシ化ポリブタジェンのオキシラ
ン酸素が80%反応した時点を樹脂合成の終点とした。
オキシラン酸素量の測定はHBr  CH3CO0H法
に従って行った。得られた樹脂をメチルエチルケトン(
MEK)で希釈したのち、厚さ0.25龍のクラフト紙
に塗布含浸させ乾燥し塗工紙を得た。付着樹脂量は50
重量%であった。
実施例2 攪拌装置、コンデンサー、温度計を備えた四ツ目フラス
コに合成メタ・パラクレゾール(メタクレゾール/バラ
クレゾール−7/3)   1.000g180%バラ
ホルムアルデヒド 420g、アンモニア水 60gを
入れ、70℃で3時間反応させた後、反応液を30℃に
冷却した。減圧度1inl1gで反応液が透明になるま
で濃縮した後、ポリブタジェン(出光石油化学■製 商
品名Po1y bdR−458T )を常法(例えばO
rganic Reaction Vo17 p378
 DANIEL S匈ERN)に従いオキシラン酸素含
量が4重量%になるようにエポキシ化したエポキシ化ポ
リブタジェン 1000gを添加した。反応液の温度が
70℃になるまで昇温し、減圧度IQ m++t1g、
 70°Cで反応を進めた。オキシラン酸素反応前の5
0%になった時点を樹脂合成の終点とした。オキシラン
酸素の測定はHBr  CH3CO0H法に従って行っ
た。得られた樹脂をMEKで希釈したのち厚さ0.25
鶴のクラフト紙に塗布含浸させ乾燥し塗工紙を製造した
。付着樹脂量は52重量%であった。
比較例 攪拌装置、コンデンサー、温度計を備えた四ツ目フラス
コにフェノール 1000g、37%ホルマリン 13
00g、アンモニア水 4.0gを入れ70℃で4時間
反応させた後、減圧度 60mm1gで水を留去すると
ともに反応を進め、反応液のゲルタイムが150秒にな
った時点を樹脂合成の終点とした。得られた樹脂をME
Kで希釈したのち、厚さ 0.25 鶴のクラフト紙に
塗布含浸させ塗工紙を製造した。付着樹脂量は50重量
%であった。
以上実施例、比較例で製造した塗工紙を8枚重ね合わせ
、160〜165℃、80 Kg/cmtの積層条件で
50分間加熱加圧して厚さ1.6鰭の積層板を得た。積
層板の特性を表に示す。打抜加工性はASTM  D6
17に準じて行った。気中耐熱性および耐薬品性は、処
理後の外観を目視判定した。
なお、前述の実施例および比較例に示した樹脂を含浸さ
せようとする紙基材としてはクラフト紙に限られるもの
ではなく、電気絶縁材料に使用されるコツトンリンター
紙その他の紙基材も例外なく使用することができる。
9             、−− 〔発明の効果〕 本発明の変性フェノール樹脂を用いた積層板U1打抜加
工性に優れ、かつ耐熱性、耐薬品性の低下がなく、本発
明の工業的効果は人である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、数平均分子量が500〜5000で、1,4結合を
    70%以上有し、オキシラン酸素が3重量%以上である
    エポキシ化ポリブタジエンをレゾール型フェノール樹脂
    合成中、または合成後添加し、さらに反応を進めオキシ
    ラ酸素が原料エポキシ化ポリブタジエンの90%以下に
    なるまで反応させることを特徴とする積層板用変性フェ
    ノール樹脂の製造方法。
JP13733685A 1985-06-24 1985-06-24 積層板用変性フエノ−ル樹脂の製造方法 Pending JPS61296016A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01318030A (ja) * 1988-06-17 1989-12-22 Matsushita Electric Works Ltd レゾール型フェノール樹脂の製法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01318030A (ja) * 1988-06-17 1989-12-22 Matsushita Electric Works Ltd レゾール型フェノール樹脂の製法

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