JPS61289897A - 新規な腫瘍関連抗原 - Google Patents

新規な腫瘍関連抗原

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JPS61289897A
JPS61289897A JP61093183A JP9318386A JPS61289897A JP S61289897 A JPS61289897 A JP S61289897A JP 61093183 A JP61093183 A JP 61093183A JP 9318386 A JP9318386 A JP 9318386A JP S61289897 A JPS61289897 A JP S61289897A
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antibody
antigen
cancer
monoclonal antibody
ccko61
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レーナ・グローアー
ジヨイ・コーダ
ジユリア・リユング
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は抗原特に腫瘍関連抗原の特徴づI」に係る。別
の観点では、このような抗原に対して特異的反応性を有
する抗体に係る。更には、このような抗体を産生ずる方
法、該抗体の診断及び治療的用途にも係る。
(発明の背頽) ヒトの癌の診断及び治療にお番フるモノクローナル抗体
の潜在的役割は、最近の研究考察の集約である。特に間
味がもたれるのはイムノアッセイにおけるモノクローナ
ル抗体の使用であり、例えば治療の間、病気の過程をモ
ニターすることができる。更に、11ツク1−1−ナル
抗体がインビボで腫瘍関連抗原に結合し得ることを利用
する、腫瘍のイメージング及び治療のためのモノクロー
ナル抗体の潜在的使用にも閥味がbたれる。
モノク[1−ナル抗体技術の発展により、ヒト腫瘍の抗
原の複雑性を研究し得るようになった。特に、モノクロ
ーナル抗体の正確な免疫反応性により、ヒト腫瘍によっ
て発現された独特の細胞表面抗原の同定と区別ができる
ようになった。そのため、このような独特の腫瘍関連抗
原を特徴づければ、癌の診断及び治療のためにモノクロ
ーナル抗体の使用を更に有効に開発する手段が得られ、
モノクローナル抗体技術の利点を最大限に活用し得る手
段が得られる。
今日、極く少数の腫瘍関連抗原が特徴づけられているだ
けである。更に1診断用又は吊掛用マーカーどして有用
な成る種の腫瘍関連抗原は、全ての患者に病気のあらゆ
る段階及び病気の発現中存在するとは限らない。従って
、独特の腫瘍関連抗原を更に同定し且つ特徴づける必要
性がある。
(発明の要約) 本発明は、ヒト組織及び癌ヒトセルライン、特にヒト結
腸癌及び結腸癌セルラインに存在する新規な抗原の発見
及び特徴づけに基づくものである。
本発明は独特の腫瘍関連抗原に係り、これはモノクロー
ナル抗体CCKO61ど反応性であることを特徴とする
本発明に於いては、本明細書中で定義する抗原に対し特
異性をもつ抗体、及びこのような抗体を産生ずる方法が
提供される。更に、本発明は、免疫組織化学的方法及び
イムノアッセイ的方法により癌をインビトロで検出及び
診断するための」−記抗体の使用にも係る。本発明は、
また、ヒ]への癌のインビボでの診断及び治療のための
上記抗体の使用に19係っている。
(発明の詳細説明) 十に述べたように、本発明IJ新規f、I UiF瘍+
111連1ノ′t11丁電を提供Jる。本発明では、こ
の従来から特徴が明らか14:され−(いイiい抗原の
f)1質を解明りるために、ATCC寄託番号# II
B 8786のハイブリッドセルラインによって発生ず
ることのできるfツク1−1−ナル抗体CCK 061
を利用する。
本発明抗原の物理化学的及び免疫学的v1質及び特にモ
ノクローナル抗体CCKO61に対するその反応性から
、その特徴並びに癌ヒ1〜1′!ルライン及びヒ1〜組
織例えばヒト結腸組織に存在する仙の抗原との相辺が明
らかとなった。本発明が提供する抗原の同定可能な特徴
及び性質は次のとおりである。
a)抗原はヒト結腸癌セルラインに存在する。モノクロ
ーナル抗体CCKO61を使用する標準的F 1.、 
I SA(enzyme−1inked immuno
absorbenl bindingaS!ial/)
法から、この抗原は結腸癌セルラインに存在するが、乳
癌、前立腺癌、膀胱癌、肺の腺癌のような他のゼルライ
ン及び黒腫1′!ルラインに(,1存在しないことが判
った。
b)抗原は正常結賜Ill織及び結腸癌の細胞v1ゾル
で産生される。通常の[1,ISA技術にJ、す、ヒト
結腸組織及びヒ]〜結腸癌からvi製された形質膜に対
するCCKO61の反応性が示された。因みにCCKO
61は、伯の■常及び腫瘍組織例えば乳癌、前立腺癌、
肺の腺癌及び黒肝のようなものから精製した膜とは何の
反応性も示さない。
C)標準的な免疫組織化学的方法により正常結腸、結腸
癌、食道癌及び胃癌に抗原が存在していることが示され
た。どいつのは、CCKO61どの強い反応性がそのJ
:うな組織の免疫パーオキシダーゼ染色によって明らか
にされたからである。乳癌、肺の腺癌、前立腺癌及び黒
肝には弱い反応性又は全く反応性は認められない。
(1)  SO3−ポリアクリルアミドゲル電気泳動法
(SO3−PAGE)及びつTスターンイムノブロツ]
・分析から、この抗原は約820.000〜約960.
000の範囲内の分子量を有していることが判った。5
O8−PAGE及びつ■スターンイムツブ[]711〜
分の前に抗原をプロテイナーゼKによる処理で変性する
と、CCKO61に対する抗原の反応性は破壊される。
このことは該抗原が蛋白質であることを示している。
e)抗原は本来糖蛋白質である。c14−グルコサミン
を用いる結腸癌の代謝ラベル及び標準方法によるCCK
O61を用いる抗原の免疫沈澱から、抗原が疾水化物成
分を含んでいることが明らかにされた。
f)溶液中における抗原の等電点電気泳動によるど、等
電点は約4.5〜約5.0及び約5.1へ・約5.9の
範囲内にあり、そのピークは約4.9と約5.4である
上記を要約すると、ヒ1〜組織又は癌ヒトセルラインか
ら選択される源に由来し得る本発明の抗原は、約820
.000〜約960.000の分子量を有しかつ約4.
5〜約5.0及び約5.1〜約5.9の範囲の等電点を
有する糖蛋白質であると特徴づけられる。特に、この抗
原は、約4.9と約5.4に等電点を有していることを
特徴とする。さらに、本発明の腫瘍関連糖蛋白質は正常
結腸及び結腸癌によって発現され、ヒト結腸癌セルライ
ンに存在する。
他の腫瘍関連抗原を含む他の抗原から本発明の抗原を区
別する上で特に重要なことは、モノクローナル抗体CC
KO61に対する特賃竹であり、本発明抗原の少なくと
も1つの決定基がここに特徴づけられる。更に、本発明
によって定義される抗原に対するCCKO61の特異的
反応性を利用(ノで、ヒ1−山来の仙の祠r1から抗原
を甲Ntシかつ精製する手段及び究極的には抗原決定基
を特徴づ(Jる手段が得られる。このような精製抗原及
びぞの決定4ルは、当践技術分野でよく知られいる技術
を用いる診断及び治療用のモノクロ−ノル及びボリク]
1−ノール抗体の製造に有用である。例λば、七ツクロ
ーナル抗体を産生り−るネズミハイブリドーマを得るこ
とができる。その仙、抗原はつ1ノ−ギ、)7ギ、その
他の動物の免疫反応を刺激するために利用され、これら
の動物から血清ポリクローナル抗体が得られる。加えて
、この抗原は、問題どなる抗体例λばモノクローナル抗
体、ヒト組織、白液もしくはその伯の体液中に存在する
抗体の特徴づ(−Jに))利用され得る。
本発明によれば、本明細書中に記載の抗原に対して特異
性をもつ−Cいるモノクローナル抗体、及び該抗体の製
造方法が提供される。好ましくはこのようなモノクロー
ナル抗体はIoGクラスのものであり、本発明の腫瘍関
連糖蛋白質に対する免疫反応活性を有している。この免
疫反応活性はモノクローナル抗体CCKO61のそれと
実質的に同じである。このようなモノクローナル抗体は
、ヒ1−の癌特に結腸直腸癌の検出、診断及び治療に有
用である。更に、この抗体は、本発明によっ−C提供さ
れる抗原の単離及び精製、更には正確な抗原決定基の特
徴づけにも応用され(qる。
上に記載のモノクローナル抗体は一般にKohlerと
旧1steinの方法(Nature 256.495
−497(1975))に従って産生され得る。本発明
に於いてはマウスもしくは他の適当な宿主を本発明の精
製抗原又は結腸癌に由来するヒ]へ腫瘍組織の可溶性フ
ラクションで免疫化する。この免疫化に続いて、免疫マ
ウスの脾細胞と適当なマウス骨髄腫ラインからの細胞と
を融合し、ハイブリッドセルラインの混合物を得る。ハ
イブリッドセルラインを適当な培地中で培養し、その後
、ここに特徴づi−tだ抗原に対して特異的な反応f1
をもつ抗体を産生するハイブリッドセルラインを選択し
クローンする。そして産生された抗体を回収する。
本発明は、ヒトの癌特に結腸直腸癌のインヒト【]での
検出及び診断方法を提供する。本明細書中に明らかにし
た本発明の独特な腫瘍関連糖蛋白質の特徴から、免疫I
F織生化学的方法よる患者の組織サンプルでのその検出
が可能であり、及び/又はインビトロのイムノアッセイ
的方法による患者の流体サンプルでのその検出が可能で
ある。免疫組織化学的及び/又はイムノアッセイ的方法
により、患者の試料中の本発明腫瘍関連抗原の存在及び
/又は開を求めることは、診断利用に有用であり、病状
の進展度の指標となり得るか又はこれと関連させること
ができる。
患者の組織試料中の抗原を検出するための免疫組織化学
的方法は当業界においてよく知られているので、詳細に
説明することを省く。筒中に言えば、本発明に於いては
、擬似癌患者から採取した組織試料を、ここに特徴づけ
した腫瘍関連糖蛋白質に対して特異性を有している抗体
好ましくはモノクローナル抗体と接触させる。特に使用
が好ましいものはモノクローナル抗体CCKO61であ
る。抗体が結合した部位は、その後、標準的免疫組織化
学的方法による組織試料の選択的染色で明らかにするこ
とができる。
同様に、イムノアッセイ的方法による患者の流体サンプ
ル中の抗原性物質のインビトロでの検出方法もまた当業
界によく知られているので、これについても繰り返さな
い。本発明の目的のために、患者流体+fンプルを本発
明の腫瘍関連糖蛋白質に対して特異的に反応性である少
なくとも1つの抗体、好ましくはモノクローナル抗体ど
接触さ【!る。
サンプル成分に結合した抗体は後に測定される。
本発明抗原の存在に関する定il+及び/又は定損測定
は、競合的又は非競合的イムノアッセイ法によって成し
得る。モノクローナル抗体又はポリクローナル抗体は、
本発明によって提供される抗原に対して必要な特異性を
有している限り適当に利用され得る。好ましくはモノク
ローナル抗体CCKO61を用いる。加えて、使用する
のに好ましいイムノアラ42イは二部位イムノメトリッ
クアッセイである。これは、ここに特徴づけした抗原の
非干渉決定M(non−interfering de
terminant)に結合するにうに選択されたモノ
クローナル抗体を利用する。
本発明は更に、ヒトの癌特に結腸直犯癌のインビボでの
診断及び治療方法を提供する。本発明に於ける腫瘍の位
置決め及び検出方法は、本発明の腫瘍関連糖蛋白質に対
する特質的反応性をもつ抗体の所定の有効量を擬似癌患
者に投与し、標準的イメージング技術ににり抗体の移動
部位を検知することによって達成することができる。抗
体好ましくはCCK061は、検知が可能となるように
、患者に薬学的に許容可能なキャリヤーと供に投与し、
好ましくはガンマ線を放出する放用竹核種でラベルする
癌治療のための本発明方法は、本発明の腫瘍関連抗原に
対し特異性を持っている抗体好ましくはモノクローナル
抗体の所定の有効量を癌患者に投与する。抗体好ましく
はCCKO61を癌患者に薬学的に許容されるキャリヤ
ーと供に投与し、この抗体と適当な治療剤例えば腫瘍部
位に到達するように選択された放射性同位元素好ましく
はベーター粒子を放出するもの、医薬、毒素又は生物学
的蛋白質と結合させる。
更に、インビボでの癌の診断及び治療において、本発明
の腫瘍関連抗原に対し特異的である抗体又はそのフラグ
メントの混合物からなる抗体調合物がある場合には腫瘍
の検出、位置決め及び治療効果を高めるために用いられ
得るということ(i当業者に明らかである。
更に、本発明に於いては、予想外にも、本発明抗原の少
なくとも1つの決定基が、嚢胞性線維症の遺伝病に関連
するムチン抗原によって弁環されることが判った。訂し
くいうと、モノクローナル抗体CCKO61は嚢胞性線
維症の証しであるム≠ン抗原の高血清レベルを検出する
のに利用できることが知見された。CCKO61は、こ
の病気に関連する唾液分泌された1−88抗原の検出可
能な量をも遺伝学的に産生し得ない患者に於いて、嚢胞
性線維症の検出に特に有用である。というのは、CCK
061は、ルーイス式血液群に関連のないムチン抗原に
反応性だからである。従って、本発明は、血清勺ンプル
とモノクローナル抗体CCKO61とを接触させ、イム
ノアッセイによってCCKO61のサンプル成分に対す
る結合を決定することからなる、嚢胞性線維症の検出方
法を提供するのである。この場合、前記イムノアッセイ
においては、嚢胞性線維症に関連するムチン抗原に結合
し得る第二抗体を用いる。好ましくは、このイムノアッ
セイは二部位イムノメトリックアッセイであり、第二抗
体は、CCKO61と該第二抗体が嚢胞性線維症に関連
する血清ムチン抗原の非干渉決定基に結合するように選
択されたモノクローナル抗体である。
本発明が更により良く理解されるように、次に非制限的
実施例を記載する。
1乳璽−1 モノクローナル抗体CCKO61の産生モノクローナル
抗体CCKO61を産生ずるハイブリッドセルライン(
へTCC寄託$1188786)を伯成Jる目的で′、
lのBa1b/cマウス(−7ヤールズ・リバー・ブリ
〜ディンク ラボラトリーズRiver Bree(!
ing 1aboratories) 、 ?+1ヂ7
−セツツ州ウィルミン1〜ン市)の股腔内に結腸愚老の
死体解剖検水から1!7に腫瘍細胞質ゾル200μ3を
14日間隔で5回免疫した。5回目の免疫の3[1後に
マウスから牌臓を摘出して単一細胞懸濁物を調製した。
細胞融合は]−ラー及びミルシコタイン(にohler
 and Hilstein) 、 Na1ljje、
 256.495−497(1975)の方法に従って
実t* tノた。35%ポリエチレングリ]−ル(PE
G1500)含有AP−HEM培地(フローラボラトリ
ーズ、インブレウッド市、カリフォルニア州)から成る
融合培地1.Od中で、1×108個の牌臓細胞を2.
5X 1(17個のJ’3.653ミJ目−マ細胞と融
合させた。融合後、細胞を37℃、5%CO2下の加湿
インキコベーター内のl−I A T培地(ヒボキ1J
ンヂン、アミノプテリン、デミジン)中で培養した。
ハイブリドーマが産生する抗体を免疫【ご用いた結腸癌
対正常帥の細胞質ゾル調製物に対する酵素結合免疫吸収
結合アッセイ(FLISA)でスクリーニングにかけた
。腫瘍細胞質ゾルに対して5倍以上らかにし、以下の抗
原の特徴づけに使用する目的で選択した。
実施例 ■ 抗原の1 本発明の抗原を特徴づIJるためにモノクローナル抗体
CCKO61を下記のようにして用い!、:。
抗原の特徴づけ及びモノクローナル抗体CCK061の
反応性をスクリーニングする為に用いたセルラインは以
下の通りである。
セルライン      供−1−J SW403及び舖620   アメリカ田、メリーラン
ド結腸癌        州、「lツクヴイル市のアメ
リカンタイプカルチ1z−コ レクシ」ン(ATCC) T84結胆癌     アメリカ田、カリフォルニア州
、サンディ]、ゴ市のカ リフオルニア大学4フンデイ Jゴ癌ゼンターのlマスイ 博士 5KHelメラノーマ  アメリカ田、メリーランド州
、ロツクヴイル市のアメ リカンタイプカルチャー=ル クシジン(ATCCI Calu−3肺アデノカル アメリカ国、メリーランド
シ/−V       州、ロツクヴイル市のアメリカ
ンタイプカルチヂp −−l レクション(ATCC) T47D  乳癌     アメリカ国、カリフォルニ
ア州、ラジョラ(1,a Jolla)市のソーク研究
所(Salk tnstttute)のレナト・ドゥ ルヴエッ]博士(Dr、 Renat。
DOulbGCCO) 814メラノーマ   アメリカ国、カリフォルニア州
のラジョラ市のスクリ ラプス臨床及び研究フ7・ン デーシ−1ン(SCripp!i Cl1nic  a
nd  Re5earch  Foundati。
n)のウルツ・ライスノJル ドlt9 +(Dr、Ra1ph Re1sfeld)
N 907膀胱癌    アメリカ1月、リシン1−ン
州、シアl〜ル市のフレッドハラ チンソン癌研究センター (Fred IIIchinson CancerRe
scarcb Ce旧旧゛)のK[ヘルストr、11)
!(すl ([lr、 K[、llellstlOm) P C,−3前立腺癌    アメリカ国、カリフィル
ニア州、ラジョラ市のカリフ Aルニ)1人学与ンデイT了 校のマーク・グラッシー博 [(Or、 Mark Glassey)細胞は、加湿
002インキ]ベーター(37℃)内におい−U、8%
馬血清及び2%牛脂兇而面を含むA−一(〜パー(へ旧
opaw)培地で増殖させ!、:5セルラインN IS
A ヒ1〜癌細胞系に於いて[ツクITI−J−ル抗体CC
KO61と反応することのできる抗原を酵素結合免疫吸
収結合アッセイfrl l5A)により490 nmの
吸収を測って決定しjこ。1−記のセルラインから得た
細胞を組織培養ノラスー1内−C約90%の集密磨にイ
にろまC培養した。この細胞及びIt’(地を含むフラ
ス1を一20℃で凍結しIc 8次いて・この)−ノス
Iを室温にまで戻し、細胞を取り出1ノで数λだ。細胞
数を4X106個に調節して、ツノリーブランド・ガラ
スファイバーφフィルター・・:フイク[]タイターブ
レード(Cleveland glassfil+er
 filter m1cro+目erplate)、)
に 1つ■ル当り 2X 10!1個になるように播い
た。この細胞を03%!!う1ン、1%!1血清ノ′ル
ブミン含有リン酸塩緩衝住埋食塩水′c3回洗浄した。
1つTル当り50μeのtツタII−Jル抗体CCKO
61を加え、室温で1時間インキ1べ−1〜した。03
%l!ラチン含有リン酸塩緩衝生理食塩水で5回洗浄し
た後、A7ギ抗マウスIQG及び](]]]M−ペルオ
↑シげ複合体(4000倍希釈)50μeを添加し、1
時間イン1″コベー1〜した。6同洗浄した後、200
μpの1■/ ttreの0−7Iニレンジアミン、0
.03%L1202含有0.1Hり]−ン酸塩−リン酸
塩バッファーを加え、30分間暗所で振盪インキ]−べ
−1へした。反応を4N ++2SO4で停止し490
nmの吸光石を測定した。
以下の第1表から明らかなJ:うに、CCKO61は結
腸癌セルラインSW/103及びTa2と反応し、本発
明の抗原がヒl−結腸癌(?ルラインに存在することが
示された。−・方、CCK061は乳癌、前立腺癌、膀
胱癌、肺アデノカルシノーマ及びメラノーマのセルライ
ンとはっぎりとした反応性は示さ4Tかった。
膜/l1ll胞質ゾルEI Is^ 正常正常ヒト織組織ヒト腫瘍組織の精製膜にお(〕るモ
ノクローナル抗体CCKO61に反応性の抗原の有無を
、酵素結合免疫吸収結合アッセイ(F14SA)により
490n…の吸収を測って決定した。
死亡後10時間を経過していないヒ1〜組織の外利的及
び解剖的試料から膜細胞質ゾルフラクシ1ンを調製し、
−80℃に貯蔵した。ダウンスホtゲノイザー(Dou
nce homogenilOr)中4℃r、4容Aの
10mHl−リス−+−+ c p pu 7. s、
2mHの塩化カルシウム、2 mHのフェニルメチルス
ルフォネイ1〜(均一化バッファ−)を用いて組織を均
一化した。1メ後のステップは全て4℃で行った。ホモ
ゲネーi〜を5分間11000Xで遠心分−1し、核と
もどの状態の細胞を除去した。上澄液をとり出し、1時
間130、0OOX gで遠心分断した。この高速遠心
分離からの上澄液をとり、細胞質ゾルフラクションとし
た。ペレットを1容量の均一化バッファーに再懸濁し、
10mHの1〜リス−1−I CI pH7,2中の4
0%720%不連続ザッカロース勾配にのせた。この勾
配を17時間130.OOOxgで遠心分離した。40
%720%中間層にある物質をピペットでとり出し、均
一化バッフ7−で5倍量に希釈し60分間25.000
x gで遠心分離した。ぺ1ノッ1−を均一化バッファ
ー中に丙懸濁1ノ、j′リ−1ツ(−シ、 110°0
で貯蔵しIJ0膜2細胞覧ゾルrllsAを成17;:
めに、膜及び細胞質ゾルソ・クシEIンを、イれそ゛れ
各つJル当り1μg及び10μ3の蛋白質員で、96−
ウ■ルの平坦底部のボ°リビニルlイク【1タイタープ
レー1−(バージニア州アレ4−リンドリア山のグイリ
jツイノン1)−1で乾燥しIJ、、このプレー1−を
蒸溜水で4回洗′)7;:o20%馬血清を含むリン酸
塩緩衝リリーンで室温にて30分間イン4−1べ−h 
I、/C。バラ−ノア−を除去し、第一次抗体を加え1
時間インキ〕べ−1〜した。飲料水に」、る6回の洗浄
後、1:1000に希釈しIごヤギ抗−マウス■OG及
び[<hM−パーオー1=シダーtp複合体を加え、プ
レー1−を1時間インキ7ベートシた。その後蒸溜水で
5回洗浄した。
1mFI / mff (1) o−71ニレンジアミ
ン及び0.03%1−12(’)2含右0.18クエン
酸塩−リン酸塩バッファ−pi 5.0100/if!
を加え明所で30分間振盪培養しで♀色さUた。各ウー
ルに50μeのNll  SO2を加えることによりウ
ール内の反応を停止ざlJ 490 filllの吸収
を読み取った。
後記する第■表に示4ように、CCK O61i;i結
腸癌及び1常結腸の膜フラクションに反応性であった。
CCK061は乳癌、肺アデノカルシノーマ、メラノー
マ及び前立腺癌を含むその他の1[密組織及び癌の膜に
は非反応性であった。
従って、CCKO61で特徴づけられる抗原は結腸癌及
び正常結腸の膜にのみ存在することが示された。
免疫11m化学1H1lffi 正常ヒ1〜組織及びヒ]−腫瘍組織にお1ノるCCK0
61に反応性の抗原の有無をヒト組織の免疫パ    
I−オキシダーゼ染色(ilmllnOporOXid
ase staining)で確認した。
= 32− 死亡後10時間以内の一80℃で貯蔵された外斜的及び
解剖学的試料から1qた凍結組織ブ[1ツクの17クシ
ヨンをミクロ1−−ム/クリオスタツト上で4〜6fl
tクシ」ンに切断した。ガラススライド−1mにのせた
このセクションを軒く空気乾燥した後アセ1〜ン中に浸
漬した。Taylor、 ir工112艙リー圃−罰口
皿ユ102.113(1978)に記載されているのと
同様にして、これらのスライドを染色1べく間接的免疫
パーオキシダーゼアッセイを用いた。リン酸塩緩衝リリ
ーン(PBS)中5分間インキュベートすることにより
セクションを再水和した。CCKO61抗体をこのセク
ション上にのせ、湿気の多い室内で1時間インキコベー
I〜した。抗体をPBSでセクションから洗浄除去し、
次いでセクションをP 11 S中に5分間浸漬した。
1;50に希釈したパーオキシダーゼ−複合ヤギ抗−マ
ウスIqG及びIqM抗体(ツノリフスルニア州バーリ
ンガーメ市のタゴケミカルズ着)をセクション」−に積
層し、湿気のある室内で30分間インキコベートした。
PBSで抗体を洗浄除去した。1ml/ml!のジアミ
ノベンジシンと0.03%H,202を用いて発色反応
を行った。スライドをヘマトキシリンエオシンで染色し
た。
後述する第■表に、CCKO61が、組織染色の強度測
定かられかる3J:うに、正常結腸粘膜に強い陽性の反
応性を有しているが、他の正常組織に対しては弱いもし
くは全く反応性を示さないことが明らかにされている。
CG K 0611.を正常な乳、肺及び前立腺とは弱
い反応を示1ノ1.−0後述する第■表に示され一〇い
るように、CCK061は結腸癌、食道癌及び胃癌と強
く反しもし、他の癌とは弱くしか反応しないか又は全く
反応しなかった。乳癌及び肺アデノカルシノーマとは弱
い反応を示した。
抗−原(7> L(LデカJ7哲 CCK061によって特徴づI−jられる抗原の蛋白質
トの性質及び分子量を、S F) Sポリアクリルアミ
ドゲル電気泳fJJ (S D S −P A G F
 )及びつ1スターンイムツブ[1ット分析から求めた
。上記したように調製した20gの細胞質ゾルをゲル1
Jンブルバッフ;’ −(62,5mH1−リス−11
Cj) I)I+ 6.8.3X SO8,10χグリ
セロール、0.001%ブロムフェノールブルー、5χ
メルカプトエタノール)中に溶解し、不連続5DS−P
AGF (Ieamml i等、Hat−ure 22
7.680(1970) )法により3%積み重ねゲル
をもつ3〜15%直線勾配ゲルで分−1した。Towb
in et alの方法j51jfis 76.435
0(1979) )に従ってこの分離蛋白質を電気泳動
的に一晩、250m八でニド[Tl tルロース(0,
1p+、 5chleicher & 5chuell
)に移動させた。こ17) 二l−口tルロースのレプ
リカをPBS中の3%牛血清アルブミン(BSA)ど共
に30分間インキ1べ一トシ、続いて3%BSA−PB
S及び1/1000に希釈したバイブリド−マド溶液と
共に一晩インキコベーI〜した。ニトロセルロースのス
トリップを、バッファーを5回変えながらPBS中の0
.1″% Twee口を用い30分間洗浄り、、11I
d!当り100,000 cpn+ (D 125T 
−標識t=ッシ抗−マウスイムノグロブリンど共に3時
間インキフベートした。PBS−Tweenで洗浄した
後、ニトロセルロースのストリップを空気乾燥1)、X
線フィルム(コダックXAR−5>上に補強スクリーン
を用いて4〜72時間−70℃で露光した。
抗原の性質を更に明らかにMるため、上記のようにして
調整した膜を、5O3−PAGE及びつTヌターンイム
ノプロット分析にかける前に以下の処理に付した。
a)過沃素酸すi−リウム:20暗の細胞質ゾルタンパ
ク質をsomoの過沃素酸ナトリウム中4°Cで1時間
インキュベートした。
h)ノイラミニダーゼ(Neuralnidase) 
 : 2i’、II9の細胞質ゾルを酢酸でp115〜
6に調整し、10m1lのり[1ストリジウムパーフリ
ンゲン(clostridiun+ perrrtng
ens)ノイラミニダーゼと共に37℃で1時間イン4
二コベー1〜しIこ。
C)プロプイナーぜに:2011gの細胞質ゾルを2.
0Il1g/ #Il!のプロテイナーゼKを用いて3
7℃で1時間インキュベー1−シた。
d)  !徐なアルカリ処理 :20埒の細胞質ゾルを
0、IN Na0tlと共に一晩インキコベートし、そ
の後0.1N  lIc1で中和した。
全ての反応をゲルサンプルバッファーを添加して停止1
−ざゼた。
8113−PAGE及びウェスターンイムノプロット分
析から抗原の分子量は約820.0(1(1〜960.
000の範囲内にあることが決定された。抗原を化学及
び酵素変性し、続いて5t)S−PAGE及びウェスタ
ーンイムノプロット分析を行ったところ、抗原の蛋白性
が明らかとなった。特に、CCK061に対する抗原の
反応性は、上記したようにプロティナーゼKで抗原を処
理した場合に破壊されることが示された。
CCKO61に対する抗原の反応性喪失はその他の変性
には認められなかった。
蛋−質の性質の)U C14−グルコザミン標識5W403結腸癌細胞の免疫
沈降により、ここに特徴づけられる抗原は、糖蛋白質の
性質を有することが判明した。
514403 @胞を、8%馬血清、2%牛脂児血清の
オートボウ(Autopow) 75ciを入れた組織
培養フラスコ中で培養した。次に培地に5001の14
C−グルコサミン(New [noland Nucl
ear、 Boston、 HA)に加え、空気中に5
%C02を供給される湿潤イン士コベーター中37℃で
18時間インキコベートした。細胞をリン酸塩緩衝ザリ
ーン(PBS)で3回洗浄し、フラス]から10d P
BS中に集めた。細胞ペレツ1へをPBSで更に3回洗
浄し、1.Od溶解バッファー(0,021−リス−L
I C,1、pHa、o、 1mH[DTA、 05%
NP−110,0,41%デAキシ]レー1−. 0.
5mHフ■ニルメヂルスルホネート)中に再懸濁した。
回転機上4℃で1〜1,5時間イン4−Jべ−1〜した
後、溶解物をマイクロフ]−ジ(1G、 0OOx g
)で1分間遠心分鮒し、ト−澄み液をT I”3 S 
(0,02HI−リス−1−I Of!pH8,0,1
5HN a C1、0,1%アジ化す1〜リウム)に対
して透析した。14C−標識溶解物を回転機上で4℃で
CCKO61抗体とttに一晩インキュベー1〜した。
セファロース結合ヒツジ抗マウスイムノグロブリンを況
合物に加え、室温で3時間インキコベー1−シた。この
セファロース結合物質を0.05HI−リス、 0.1
58 N a CN 、 0.5%NP−40゜0.0
5%デオキシ]レート、0.1%NaN  、  1m
9/meBSA pH8,1で4回洗浄し、前記からB
SAを除いたもので更に4回洗浄した。1jンプルを前
記したようにSt’)S−ポリアクリルアミドゲル電気
泳動により分析した。
等電点電気泳動王国9−e I e c−口つμ±咳時
却1JCCKO61で特徴づ(」られる抗原の電気泳動
を、前述の等電点電気泳動カラムを用いて行った。
上記のようにして調製した結腸癌細胞質ゾルの20■を
、水ジャケラi〜110mの等電点電気泳動カラムで、
pl+範囲3.5〜10の両性電解質を含む0〜47%
シュクロース勾配中で電気泳動にか1−>た。カラムは
4℃、 600Vで12時間予備電気泳動にかl」た。
サンプルは勾配の中間で注入し、さらに30時間4℃で
電気泳動にか【)た。カラムから 1a+Qのフラクシ
ョンを収集し、直ちにpHを測定した。フラクションを
pH7,0の10mHリン酸ブー 1−リウムに対して
一晩透析した。試料のEl、ISA測定により、結腸癌
細胞質ゾルのCCK−61抗体との反応性を調べた。
このようにして行った抗原の等電点電気泳動から、その
等電点が約45・〜5.0及び約5.1〜5.9の範囲
内にあり、約49及び約54にピークを右することが判
った。
第1表 ヒトセルラインに対するモノクローナル抗体GKO61 セルライン    011490 SW403結腸癌     0.49 T4713  乳癌      003PC−3前立腺
癌    008 ++ 907  膀胱膜     0.01Calu−
3肺腺癌    0.03 SkHelメラノー?    0.03814メラノー
マ    0.05 S騨620結腸癌     0,01 184結腸癌      0・40 第  ■  表 抗体CCKO61の反応性 腫瘍膜  0−I] 、す沈−正常膜  〇−肘痕−結
腸癌   2.05    結腸   2.81結腸癌
   0.78    肝1   0.01乳癌   
 0.00    肺    0.00乳癌    0
.03    膵臓   0,00肺腺癌   0.0
3    膵臓   0.00肺腺癌   0,01 
   乳房   0,00肺扁平癌  0.01   
 膀胱   0.00肺癌小細胞 0.00    脳
    0.00肺癌小細胞 0.00 メラノーマ 0.01 前立腺癌  0.01 前立腺癌  0.00 抵−」し−k CCKO61の正常組織に対する免疫I′l織学的反応
反応   R陽」しカー数/被験体りの遇し数?Ay1
11 結膜(粘膜のみ)4/4 弱」\図」「性 乳房          1/4 肺                   3/5頚部
(変賃性)2/2 食道(変異+4)      2/2 前立腺         1/4 卵巣(疫異性)1/2 甲状腺         1/2 膵臓          1/2 Fi FiLLl 肝臓          0/2 冑                    0/2腎
臓         0/2 膀胱          0/1 子宮          0/1 小腸          0/2 精l!           0/2 瓜−]1−ス CCに061のl!i瘍絹織組織する免疫I′l織学的
陵応竹組    織         陽BaとvlL
被」1俸仰jし数強い反応性 結腸癌        15/18 食道癌         2/2 胃癌          2/2 臨尤」口か牲 乳癌(内腔管)3/7 肺腺癌         1/4 扁平病         2/4 膵臓癌         2/4 反応性無し

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)約820,000〜約960,000の範囲内の
    分子量及び約4.5〜約5.0と約5.1〜約5.9の
    範囲内の等電点を有する糖蛋白質であることを特徴とす
    る、ヒト組織又は癌ヒトセルラインから選択された源に
    由来する抗原。
  2. (2)前記等電点が約4.9及び約5.4である特許請
    求の範囲第1項に記載の抗原。
  3. (3)モノクローナル抗体CCKO61に反応付の少な
    くとも1つの抗原決定基を有することを更に特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の抗原。
  4. (4)前記モノクローナル抗体CCKO61に対する抗
    原の反応性が、前記抗原をプロティナーゼKで処理する
    ことにより破壊され得ることを特徴とする特許請求の範
    囲第3項に記載の抗原。
  5. (5)前記抗原が結腸直腸癌で発現される腫瘍関連抗原
    である特許請求の範囲第4項に記載の抗原。
  6. (6)ヒトの癌の検出、診断及び治療に使用するための
    モノクローナル抗体の製造方法であって、マウス又は他
    の適当な宿主を、特許請求の範囲第1項〜第5項のいず
    れかに記載された精製抗原又はヒト結腸癌に由来するヒ
    ト腫瘍組織の可溶性フラクションで免疫化し、この免疫
    化したマウス又は他の適当な宿主の脾細胞を適当なマウ
    ス骨髄腫細胞と融合してハイブリッドセルラインの混合
    物を得、適当な培地中でこのハイブリッドセルラインを
    培養し、特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記
    載の抗原に対して特異的反応性を有する抗体を産生する
    ハイブリッドセルラインを選択してクローンし、このよ
    うにして産生されるモノクローナル抗体を回収すること
    を特徴とする前記モノクローナル抗体の製造方法。
  7. (7)特許請求の範囲第6項に記載の方法で製造された
    モノクローナル抗体。
  8. (8)前記抗体がIgG抗体である特許請求の範囲第7
    項に記載のモノクローナル抗体。
  9. (9)前記抗体がATCC寄託No.HB8786のハ
    イブリッドセルラインによって発生されるCCKO61
    である特許請求の範囲第7項に記載のモノクローナル抗
    体。
  10. (10)腫瘍関連糖蛋白質に対して特異的反応性を有す
    るIgMクラスのモノクローナル抗体であって、前記糖
    蛋白質が約820,000〜約960,000の範囲内
    の分子間及び約4.5〜約5.0と約5.1〜約5.9
    の範囲内の等電点とを有し且つ前記モノクローナル抗体
    と反応性であってこの反応性は前記糖蛋白質をプロティ
    ナーゼKで処理することにより破壊され得ることを特徴
    とする、前記IgMクラスのモノクローナル抗体。
  11. (11)前記腫瘍関連糖蛋白質が結腸直腸癌によって発
    現されることを特徴とする特許請求の範囲第10項に記
    載のモノクローナル抗体。
  12. (12)前記抗体がCCKO61である特許請求の範囲
    第11項に記載のモノクローナル抗体。
  13. (13)疑似癌患者から採取した組織試料を、特許請求
    の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載の抗原に対して
    特異的反応性を有する抗体と接触させ、前記抗体が結合
    している前記試料上の部位を免疫組織化学的手段によっ
    て決定することからなる、擬似癌患者の癌を検出及び診
    断する方法。
  14. (14)前記抗体がモノクローナル抗体である特許請求
    の範囲第13項に記載の方法。
  15. (15)前記抗体がCCKO61である特許請求の範囲
    第14項に記載の方法。
  16. (16)擬似癌患者から採取した流体サンプルを、特許
    請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載の抗原に対
    して特異的反応性を有する少なくとも1つの抗体と接触
    させ、前記抗体の前記流体サンプルの成分への結合をイ
    ムノアッセイにより決定することからなる、擬似癌患者
    の癌をインビトロで検出及び診断する方法。
  17. (17)前記抗体がモノクローナル抗体である特許請求
    の範囲第16項に記載の方法。
  18. (18)前記抗体がCCKO61である特許請求の範囲
    第17項に記載の方法。
  19. (19)前記イムノアッセイが二部位イムノメトリック
    アッセイであり、前記抗体が前記抗原の非干渉決定基に
    結合するように選択されたモノクローナル抗体であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第16項に記載方法。
  20. (20)特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記
    載の抗原に対し特異的反応性を有する抗体の所定の有効
    量を投与し、前記抗体を薬学的に許容され得るキャリヤ
    ーと供に投与し且つ検出が可能となるようにラベルし、
    前記抗体の移動位置を検知することからなる、擬似癌患
    者の癌をインビボで検出及び診断する方法。
  21. (21)前記抗体がモノクローナル抗体である特許請求
    の範囲第20項に記載の方法。
  22. (22)前記抗体がCCKO61である特許請求の範囲
    第21項に記載の方法。
  23. (23)特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記
    載の抗原に対して特異的反応性を有する抗体の所定の有
    効量を投与し、前記抗体を薬学的に許容され得るキャリ
    ヤーと供に投与し且つ適当な治療剤と結合しておくこと
    を特徴とする、癌患者の癌を治療する方法。
  24. (24)前記抗体がモノクローナル抗体である特許請求
    の範囲第23項に記載の方法。
  25. (25)前記抗体がCCKO61である特許請求の範囲
    第24項に記載の方法。
  26. (26)特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記
    載の抗原に対するモノクローナル抗体。
  27. (27)前記抗体がネズミ抗体である特許請求の範囲第
    26項に記載のモノクローナル抗体。
  28. (28)特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記
    載の抗原に対するポリクローナル抗体。
  29. (29)患者の血清サンプルとモノクローナル抗体CC
    KO61とを接触させ、イムノアッセイによって前記抗
    体の前記サンプルの成分に対する結合を決定することか
    らなり、前記イムノアッセイが、嚢胞性線維症に関連す
    る少なくとも1つの血清ムチン抗原に結合し得る第二抗
    体を用いることを特徴とする嚢胞性線維症のインビトロ
    での検出方法。
  30. (30)前記イムノアッセイが二部位イムノメトリック
    アッセイであり、前記第二抗体が、前記抗体CCKO6
    1と前記第二抗体が前記ムチン抗原の非干渉決定基に結
    合するように選択されたモノクローナル抗体であること
    を特徴とする特許請求の範囲第29項に記載の方法。
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