JPS61289514A - 磁気ヘツドの製造方法 - Google Patents
磁気ヘツドの製造方法Info
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- JPS61289514A JPS61289514A JP13049985A JP13049985A JPS61289514A JP S61289514 A JPS61289514 A JP S61289514A JP 13049985 A JP13049985 A JP 13049985A JP 13049985 A JP13049985 A JP 13049985A JP S61289514 A JPS61289514 A JP S61289514A
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- magnetic
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、記録再生用コアと消去用コアとを結合一体化
した構造のトラック幅調整型磁気ヘッドを製造する方法
に関する。
した構造のトラック幅調整型磁気ヘッドを製造する方法
に関する。
[従来の技術]
フロッピーディスク装置等では、オフトラック特性を高
め記録データ(I気記録媒体)の互換性を保証するため
、記録再生用コアと消去用コアとを組み合わせて記録再
生用ギャップによって一つのトラックにデータを書き込
む時、その書込み幅を消去用ギャップでトリミングして
隣接トラック間データの相互干渉を防止する構造のトン
ネルイレーズ型磁気ヘッドが多く用いられている。
め記録データ(I気記録媒体)の互換性を保証するため
、記録再生用コアと消去用コアとを組み合わせて記録再
生用ギャップによって一つのトラックにデータを書き込
む時、その書込み幅を消去用ギャップでトリミングして
隣接トラック間データの相互干渉を防止する構造のトン
ネルイレーズ型磁気ヘッドが多く用いられている。
従来のこの種の磁気ヘッドとしては、ラミネ−ト・タイ
プのヘッドとバルク・タイプのヘッドがある。前者は記
録再生用コア層の両側に消去用コア層を貼り合わせた構
造をなし、後者はコアに溝や凹部を形成してそれに非磁
性材を充填しギャップ幅を規制する一体型構造である。
プのヘッドとバルク・タイプのヘッドがある。前者は記
録再生用コア層の両側に消去用コア層を貼り合わせた構
造をなし、後者はコアに溝や凹部を形成してそれに非磁
性材を充填しギャップ幅を規制する一体型構造である。
バルク・タイプ・ヘッドの製造工程の一例を第2図に示
す、まず強磁性材料からなる!バー10とUバー12と
の接合面先端部の相対向する位置に、それぞれ一定ピン
チで多数の溝部を形成し、各溝部内に非磁性材料14を
埋設した後(同図A参照)、位置合わせしてから非磁性
ギャップ16を形成するように接合一体化し記録再生用
ボンドパー18を形成する。同様に溝の幅とそのピンチ
を変えて消去用ボンドパー20を形成する0次いでそれ
らを非磁性スペーサ22を介して位置合わせし結合一体
化する。
す、まず強磁性材料からなる!バー10とUバー12と
の接合面先端部の相対向する位置に、それぞれ一定ピン
チで多数の溝部を形成し、各溝部内に非磁性材料14を
埋設した後(同図A参照)、位置合わせしてから非磁性
ギャップ16を形成するように接合一体化し記録再生用
ボンドパー18を形成する。同様に溝の幅とそのピンチ
を変えて消去用ボンドパー20を形成する0次いでそれ
らを非磁性スペーサ22を介して位置合わせし結合一体
化する。
更に同図Bの仮想線で示すようにボンドパーの結合体に
後部切込み加工を施し、その後、同図Cの仮想線で示す
ように細断することによって同図りで示すような磁気ヘ
ッドを得ることができる。
後部切込み加工を施し、その後、同図Cの仮想線で示す
ように細断することによって同図りで示すような磁気ヘ
ッドを得ることができる。
このようにして得られた磁気ヘッドでは、磁気記録媒体
が相対的に矢印Xで示す方向に運動すると、記録再生用
コア24の記録再生用ギャップ26によって書き込んだ
記録トラックの両側部近傍を消去用コア28の消去用ギ
ャップ30によりトリミングしトラック幅を調整するの
である。
が相対的に矢印Xで示す方向に運動すると、記録再生用
コア24の記録再生用ギャップ26によって書き込んだ
記録トラックの両側部近傍を消去用コア28の消去用ギ
ャップ30によりトリミングしトラック幅を調整するの
である。
[発明が解決しようとする問題点]
磁気記録装置の小型化並びに高性能化に伴い、記録密度
が向上するにつれてトラック幅並びにトラック間の間隔
は益々狭まる傾向にある。ラミネート・タイプの磁気ヘ
ッドの場合には各コア層が非常に薄くなるため、機械的
強度が橿端に低下し脆弱となり破損し易く、歩留りが悪
くなるから量産に適さないし、コア層が薄くなる分だけ
磁気飽和し易くなり、磁気ヘッドとしての特性が低下す
る欠点がある。
が向上するにつれてトラック幅並びにトラック間の間隔
は益々狭まる傾向にある。ラミネート・タイプの磁気ヘ
ッドの場合には各コア層が非常に薄くなるため、機械的
強度が橿端に低下し脆弱となり破損し易く、歩留りが悪
くなるから量産に適さないし、コア層が薄くなる分だけ
磁気飽和し易くなり、磁気ヘッドとしての特性が低下す
る欠点がある。
これに対して前記のようなバルク・タイプの磁気ヘッド
の場合には、■バーとUバーとの接合面にそれぞれ溝や
凹陥部を形成して非磁性材料を埋設した後、所望のギャ
ップを生じるように接合するために位置合わせが必要と
なり、更に組み上げた両ボンドバーを非磁性スペーサを
介して結合一体化する時にも位置合わせが必要となる。
の場合には、■バーとUバーとの接合面にそれぞれ溝や
凹陥部を形成して非磁性材料を埋設した後、所望のギャ
ップを生じるように接合するために位置合わせが必要と
なり、更に組み上げた両ボンドバーを非磁性スペーサを
介して結合一体化する時にも位置合わせが必要となる。
つまり1個の磁気ヘッドを構成するのに両ボンドバーを
それぞれ組み立てる際の位置合わせと、それらを結合す
る際の位置合わせの計3回の位置合わせが必要となり、
組み立てが非常に煩瑣となるし長いボンドバーを用いる
と溝加工の誤差が累積して組立精度が低下するという欠
点がある。
それぞれ組み立てる際の位置合わせと、それらを結合す
る際の位置合わせの計3回の位置合わせが必要となり、
組み立てが非常に煩瑣となるし長いボンドバーを用いる
と溝加工の誤差が累積して組立精度が低下するという欠
点がある。
その上、磁気記録媒体との対向面を見た時、媒体走行方
向Xに対して交差するような磁性材料のエツジ(符号a
で示す、勿論、ギャップ26.30は除く)が多数存在
し、そのエツジでの漏洩磁束によって様々な障害が生じ
る0例えば記録動作中においては漏洩磁束の発生によっ
て隣接トラックに磁気的な悪影響を及ぼすし、再生時に
は隣接トラックからの信号を拾い込み再生情報にノイズ
として重畳する。このような現象は記録密度が向上しト
ラック幅が狭くなりトラック間隔が狭まるほど甚だしく
、その際には再生信号も小さくなるから重大な問題とな
る。
向Xに対して交差するような磁性材料のエツジ(符号a
で示す、勿論、ギャップ26.30は除く)が多数存在
し、そのエツジでの漏洩磁束によって様々な障害が生じ
る0例えば記録動作中においては漏洩磁束の発生によっ
て隣接トラックに磁気的な悪影響を及ぼすし、再生時に
は隣接トラックからの信号を拾い込み再生情報にノイズ
として重畳する。このような現象は記録密度が向上しト
ラック幅が狭くなりトラック間隔が狭まるほど甚だしく
、その際には再生信号も小さくなるから重大な問題とな
る。
本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点を解消し
、唯1回の位置合わせで済み累積誤差の発生が少なく、
そのため極めて容易に高精度での組み立てを行うことが
できるし、またオフトラックとの信号の干渉、即ちクロ
ストークを非常に少なくでき、高密度の情報の記録・再
生を行うことができるような磁気ヘッドの製造方法を提
供することにある。
、唯1回の位置合わせで済み累積誤差の発生が少なく、
そのため極めて容易に高精度での組み立てを行うことが
できるし、またオフトラックとの信号の干渉、即ちクロ
ストークを非常に少なくでき、高密度の情報の記録・再
生を行うことができるような磁気ヘッドの製造方法を提
供することにある。
E問題点を解決するための手段]
上記のような目的を達成することのできる本発明は、記
録再生用コアと消去用コアとを結合一体化する構造のト
ラック幅調整型磁気ヘッドの製造方法である0強磁性材
料からなるIバー(断面1字型の棒状体)とUバー(断
面U字型の棒状体)とを非磁性ギャップを形成するよう
に接合してボンドバーとし、そのボンドバーに磁気記録
媒体対向面側から溝入れ加工を行い、゛得られた記録再
生用ボンドバーと消去用ボンドバーとを合体し溝入れ部
に非磁性材料を充填した後、細断して磁気ヘッドを得る
のである。
録再生用コアと消去用コアとを結合一体化する構造のト
ラック幅調整型磁気ヘッドの製造方法である0強磁性材
料からなるIバー(断面1字型の棒状体)とUバー(断
面U字型の棒状体)とを非磁性ギャップを形成するよう
に接合してボンドバーとし、そのボンドバーに磁気記録
媒体対向面側から溝入れ加工を行い、゛得られた記録再
生用ボンドバーと消去用ボンドバーとを合体し溝入れ部
に非磁性材料を充填した後、細断して磁気ヘッドを得る
のである。
記録再生用ボンドバー側には書込み読出しトラック幅に
対応した幅の突条部分を形成し、消去用ボンドバー側に
はトラック幅に対応した間隔をおいて消去幅と一敗する
幅の突条部分を形成する0両ボンドバーは直接、もしく
は非磁性スペーサを介して位置合わせし結合一体化され
る。各溝部への非磁性材料の充填は、ボンドバー同士を
結合する前に行ってもよいが、両ボンドバーを結合した
後に行うほうが好ましい。
対応した幅の突条部分を形成し、消去用ボンドバー側に
はトラック幅に対応した間隔をおいて消去幅と一敗する
幅の突条部分を形成する0両ボンドバーは直接、もしく
は非磁性スペーサを介して位置合わせし結合一体化され
る。各溝部への非磁性材料の充填は、ボンドバー同士を
結合する前に行ってもよいが、両ボンドバーを結合した
後に行うほうが好ましい。
[作用]
本発明ではボンドパーを作る時は単に!バーとUバーと
を接合するだけであるから、特に細かい位置合わせは必
要ない、従って位置合わせは記録再生用ボンドバーと消
去用ボンドバーとを接合する時の一回だけで済むから、
非常に簡素化され精度良く組み立てることができる。
を接合するだけであるから、特に細かい位置合わせは必
要ない、従って位置合わせは記録再生用ボンドバーと消
去用ボンドバーとを接合する時の一回だけで済むから、
非常に簡素化され精度良く組み立てることができる。
また溝入れ加工は両ボンドバーの磁気記録媒体との対向
面のみで、しかも単に同じ深さの溝を形成すればよいだ
けであるから、ダイシング・マシン等によって橿めて精
度良くかつ簡単に加工できる。溝が浅い場合には、非磁
性材料の溶射やフォトエツチングした非磁性薄板の貼着
によって非磁性材料の埋設が可能であるため、それらの
手法を取り入れることによって橿めて簡単に組み立てる
ことができる。
面のみで、しかも単に同じ深さの溝を形成すればよいだ
けであるから、ダイシング・マシン等によって橿めて精
度良くかつ簡単に加工できる。溝が浅い場合には、非磁
性材料の溶射やフォトエツチングした非磁性薄板の貼着
によって非磁性材料の埋設が可能であるため、それらの
手法を取り入れることによって橿めて簡単に組み立てる
ことができる。
得られた磁気ヘッドは基本的にはバルク・タイプである
にもかかわらず、磁気記録媒体対向面を見ると磁気ヘッ
ドの一端から他端に至るまでトラック幅がそのまま現れ
ており、各コアについて記録再生用ギャップや消去用ギ
ヤツブ以外では磁気記録媒体走行方向に対して交差する
ような向きめ磁性材料のエツジが存在せず、そのため漏
洩磁束によって隣接トラックに妨害を与えたり隣接トラ
ックからの妨害を受けたりする虞れはほとんど無い、つ
まりトラック幅が益々狭くなりトラック間隔が狭まるよ
うな高密度化に充分対応できる構造をもつ。
にもかかわらず、磁気記録媒体対向面を見ると磁気ヘッ
ドの一端から他端に至るまでトラック幅がそのまま現れ
ており、各コアについて記録再生用ギャップや消去用ギ
ヤツブ以外では磁気記録媒体走行方向に対して交差する
ような向きめ磁性材料のエツジが存在せず、そのため漏
洩磁束によって隣接トラックに妨害を与えたり隣接トラ
ックからの妨害を受けたりする虞れはほとんど無い、つ
まりトラック幅が益々狭くなりトラック間隔が狭まるよ
うな高密度化に充分対応できる構造をもつ。
[実施例]
第1図は本発明に係る磁気ヘッドの製造工程の一例を示
す説明図である。まず同図Aに示すように、フェライト
等の強磁性材料からなる■バー40とUバー42とを用
意し、溶融ガラス44によって非磁性ギャップを形成す
るように接合してボンドバー46を作成する(同図B参
照)、このようなボンドパー46を2個用意し、一方を
記録再生用ボンドバー、他方を消去用ボンドバーとし、
それらの磁気記録媒体対向面側(同図Bにおいて下面)
に溝入れ加工を行う。
す説明図である。まず同図Aに示すように、フェライト
等の強磁性材料からなる■バー40とUバー42とを用
意し、溶融ガラス44によって非磁性ギャップを形成す
るように接合してボンドバー46を作成する(同図B参
照)、このようなボンドパー46を2個用意し、一方を
記録再生用ボンドバー、他方を消去用ボンドバーとし、
それらの磁気記録媒体対向面側(同図Bにおいて下面)
に溝入れ加工を行う。
この溝入れ加工は記録再生用ボンドバーと消去用ボンド
バーとで若干具なる。同図Cに示すように、まず記録再
生用ボンドパー46aには書込み幅W。に対応した幅の
突条部分48を形成し、消去用ボンドバー46bにはト
ラック幅Twに対応した間隔をおいて消去幅Ewと対応
する幅の突条部分50を形成する。これらの溝入れ加工
は、例えば2軸ダイシング・マシン等を用い両ボンドバ
ーを並べて同時に送り切削加工するのが望ましい、その
ようにすると溝入れ位置の累積誤差が無くなり、後の工
程で容易に且つ精度良く位置合わせできるからである。
バーとで若干具なる。同図Cに示すように、まず記録再
生用ボンドパー46aには書込み幅W。に対応した幅の
突条部分48を形成し、消去用ボンドバー46bにはト
ラック幅Twに対応した間隔をおいて消去幅Ewと対応
する幅の突条部分50を形成する。これらの溝入れ加工
は、例えば2軸ダイシング・マシン等を用い両ボンドバ
ーを並べて同時に送り切削加工するのが望ましい、その
ようにすると溝入れ位置の累積誤差が無くなり、後の工
程で容易に且つ精度良く位置合わせできるからである。
溝入れ加工した両ボンドパー4[ia、46bは、それ
らの間に非磁性スペーサ52を挟み込んで位置合わせし
結合一体化する。この位置合わせは、記録再生用ボンド
パー46aの突条部分48の中心と、消去用ボンドバー
46bのトラック幅に対応した間隔を有する溝部54の
中心とが一致するように行う、その後、同図りに示すよ
うに各溝部にそれぞれ非磁性材料56を埋設し、仮想線
で示すような位置でバック側に切込みを入れ平行に細断
して磁気ヘッド58を得る(同図E参照)、ここで符号
60は記録再生用コア、6セは記録再生用ギャップ、6
4は消去用コア、66は消去用ギャップをそれぞれ示す
。
らの間に非磁性スペーサ52を挟み込んで位置合わせし
結合一体化する。この位置合わせは、記録再生用ボンド
パー46aの突条部分48の中心と、消去用ボンドバー
46bのトラック幅に対応した間隔を有する溝部54の
中心とが一致するように行う、その後、同図りに示すよ
うに各溝部にそれぞれ非磁性材料56を埋設し、仮想線
で示すような位置でバック側に切込みを入れ平行に細断
して磁気ヘッド58を得る(同図E参照)、ここで符号
60は記録再生用コア、6セは記録再生用ギャップ、6
4は消去用コア、66は消去用ギャップをそれぞれ示す
。
ボンドバー結合体の溝部に非磁性材料を充填するには、
それぞれ所定形状に切り出した非磁性材料を嵌め込み接
着する構成でもよいが、ガラスの流し込み法など他の方
法を採ることも可能である。前記実施例の図では各溝部
54は、ギャップ深さよりも深くまで加工されているが
、トラック幅が狭まるとかなり浅くても磁気記録媒体に
影響を及ぼし難くなる。場合によっては数十μm(例え
ば30〜40μm)程度以上あれば充分であるから、セ
ラミックスやガラス、金属等を溶射して非磁性材料の充
填を行ってもよいし、あるいはセラミックスやガラス、
金属等の薄板にフォトエツチングして溝部への充填部分
が残存するような形状に加工し、それを一度に各溝部に
嵌め込み接着することもできる。
それぞれ所定形状に切り出した非磁性材料を嵌め込み接
着する構成でもよいが、ガラスの流し込み法など他の方
法を採ることも可能である。前記実施例の図では各溝部
54は、ギャップ深さよりも深くまで加工されているが
、トラック幅が狭まるとかなり浅くても磁気記録媒体に
影響を及ぼし難くなる。場合によっては数十μm(例え
ば30〜40μm)程度以上あれば充分であるから、セ
ラミックスやガラス、金属等を溶射して非磁性材料の充
填を行ってもよいし、あるいはセラミックスやガラス、
金属等の薄板にフォトエツチングして溝部への充填部分
が残存するような形状に加工し、それを一度に各溝部に
嵌め込み接着することもできる。
このような流し込み、溶射あるいはエツチングを利用し
た嵌め込み等の技術を用いれば、ボンドバーへの非磁性
材料の充填を一度に行えるため作業性は極めて良好とな
る。
た嵌め込み等の技術を用いれば、ボンドバーへの非磁性
材料の充填を一度に行えるため作業性は極めて良好とな
る。
出来上がった磁気ヘッドは、同図已に示すように磁気記
録媒体との対向面側のみがラミネート・タイプに類僚し
た構造となり、トラック幅やトラック間隔が狭まっても
充分良好な記録再生動作を行わせることができる構造と
なる。なぜならば磁気記録媒体対向面ではトラック幅が
そのまま現れており、媒体走行方向に対して交差する向
きの磁性材料のエツジは存在せず、該エツジにおける漏
洩磁束の影響を完全に排除することができる構造だから
である。つまりこのようにして得られた磁気ヘッドは、
書込み時に隣接トラックに対してその記録情報を妨害す
るような漏洩磁束は生じないし、また再生時でも隣接ト
ラックからの信号の拾い込みが無く所定の信号だけを正
確に再生できる構造となるからである。また磁気ヘッド
の大部分は磁性材料で構成されるから、磁気回路として
の抵抗が極めて少なく、トラック幅が狭くなりチップが
薄くなっていつでも充分な磁気的特性を発現させること
が可能である。
録媒体との対向面側のみがラミネート・タイプに類僚し
た構造となり、トラック幅やトラック間隔が狭まっても
充分良好な記録再生動作を行わせることができる構造と
なる。なぜならば磁気記録媒体対向面ではトラック幅が
そのまま現れており、媒体走行方向に対して交差する向
きの磁性材料のエツジは存在せず、該エツジにおける漏
洩磁束の影響を完全に排除することができる構造だから
である。つまりこのようにして得られた磁気ヘッドは、
書込み時に隣接トラックに対してその記録情報を妨害す
るような漏洩磁束は生じないし、また再生時でも隣接ト
ラックからの信号の拾い込みが無く所定の信号だけを正
確に再生できる構造となるからである。また磁気ヘッド
の大部分は磁性材料で構成されるから、磁気回路として
の抵抗が極めて少なく、トラック幅が狭くなりチップが
薄くなっていつでも充分な磁気的特性を発現させること
が可能である。
[発明の効果]
本発明は上記のようにまずUバーと■バーとでボンドバ
ーを構成し、その磁気記録媒体対向面倒のみに溝部を形
成してトラック幅調整を行うようになっているから、ボ
ンドバーを作る段階での位置合わせは全く不要となり、
煩瑣な位置合わせは2個のボンドバーを非磁性スペーサ
を介して結合する時の1回のみでよいため製作が極めて
容易となるし、組立精度も良好となり、特にトラック幅
が狭くなった場合に極めて優れた効果を有するものであ
る。
ーを構成し、その磁気記録媒体対向面倒のみに溝部を形
成してトラック幅調整を行うようになっているから、ボ
ンドバーを作る段階での位置合わせは全く不要となり、
煩瑣な位置合わせは2個のボンドバーを非磁性スペーサ
を介して結合する時の1回のみでよいため製作が極めて
容易となるし、組立精度も良好となり、特にトラック幅
が狭くなった場合に極めて優れた効果を有するものであ
る。
また本発明では結合すべきボンドバー同士を対にして同
時に溝入れ加工を行い、結合一体化した後で非磁性材料
を一度に埋設できるから、得られた磁気ヘッドの特性の
ばらつきが少なく、量産性に適するという優れた効果を
有する。
時に溝入れ加工を行い、結合一体化した後で非磁性材料
を一度に埋設できるから、得られた磁気ヘッドの特性の
ばらつきが少なく、量産性に適するという優れた効果を
有する。
更に得られた磁気ヘッドは、その磁気記録媒体対向面側
が磁性材料と非磁性材料との境界線が媒体対向面長手方
向に平行な直線状であるため、高密度の記録再生をする
上において非常に有利な形状をなしており、磁気記録装
置の信鯨性の大幅な向上と記録密度のより一層の向上を
実現できる効果もある。
が磁性材料と非磁性材料との境界線が媒体対向面長手方
向に平行な直線状であるため、高密度の記録再生をする
上において非常に有利な形状をなしており、磁気記録装
置の信鯨性の大幅な向上と記録密度のより一層の向上を
実現できる効果もある。
第1図は本発明に係る磁気ヘッド製造工程の一実施例を
示す説明図、第2図は従来の製造工程の一例を示す説明
図である。 40・・・■バー、42・・・Uバー、46・・・ボン
ドバー、46a・・・記録再生用ボンドバー、46b・
・・消去用ボンドバー、48.50・・・突条部分、5
2・・・非磁性スペーサ、56・・・非磁性材料。
示す説明図、第2図は従来の製造工程の一例を示す説明
図である。 40・・・■バー、42・・・Uバー、46・・・ボン
ドバー、46a・・・記録再生用ボンドバー、46b・
・・消去用ボンドバー、48.50・・・突条部分、5
2・・・非磁性スペーサ、56・・・非磁性材料。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、強磁性材料からなるIバーとUバーとを非磁性ギャ
ップを形成するように接合してなる2個のボンドバーの
それぞれに磁気記録媒体対向面側から溝入れ加工を行い
、一方を記録再生用ボンドバーとして書込み読出しトラ
ック幅に対応した幅の突条部分を、また他方を消去用ボ
ンドバーとしてトラック幅に対応した間隔をおいて消去
用幅に対応する幅の突条部分を形成した後、両ボンドバ
ーを位置合わせして結合一体化し、溝部に非磁性材料を
充填した後、細断してチップコアを得ることを特徴とす
る磁気ヘッドの製造方法。 2、記録再生用ボンドバーと消去用ボンドバーとを非磁
性スペーサを介して結合一体化する特許請求の範囲第1
項記載の製造方法。 3、記録再生用ボンドバーと消去用ボンドバーとを結合
一体化し細断加工する際、磁気記録媒体との対向面の片
側または両側に非磁性体層を設けるようにした特許請求
の範囲第1項または第2項記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13049985A JPS61289514A (ja) | 1985-06-15 | 1985-06-15 | 磁気ヘツドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13049985A JPS61289514A (ja) | 1985-06-15 | 1985-06-15 | 磁気ヘツドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61289514A true JPS61289514A (ja) | 1986-12-19 |
Family
ID=15035730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13049985A Pending JPS61289514A (ja) | 1985-06-15 | 1985-06-15 | 磁気ヘツドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61289514A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6243810A (ja) * | 1985-08-21 | 1987-02-25 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | フレキシブルデイスク用磁気ヘツド |
-
1985
- 1985-06-15 JP JP13049985A patent/JPS61289514A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6243810A (ja) * | 1985-08-21 | 1987-02-25 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | フレキシブルデイスク用磁気ヘツド |
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