JPS61273208A - 圧延機におけるロ−ル組替用プツシヤのラツチ開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は圧延機におけるロール組替用プッシャのラッチ
の開閉装置に関する。

〈従来の技術〉 従来、第４図に示すように、ロール組替用のプッシャバ
ー１１’に用いてロールアセンプ９１２全体を移動させ
てロールの組替作業を行っている。このプッシャバー１
１とロールアセンブリ１２の連結は、例えば第４図の２
部拡大０を我わす第５図に示すように、プッシャバー１
１の先端に支軸１３を中心として上下に回動できるよう
に鉤形のラッテ１４を取付けると共に、ロールアセンブ
リ１２側にそのラッチ１４と連結可能な鉤形のラッチ１
５を取付け、プッシャバー１１を摺動台１６上で矢印Ｘ
′力方向移動させることにより行われる。

両ラッチ１４．１５の連結後、プッシャバー１１は矢印
Ｘ方向に移動し、ロールアセンブリ１２ｔミル内に組込
む。この時のロールアセンブリ１２のラッチ１５に対す
るプッシャバー１１のラッチ１４の保合状態を第５図中
鎖線で表わす。

一方、ロールの寿命延長や圧延精度向上のため、ロール
をその軸方向に移動調節し得るロールシフト装置ｔを備
えた圧延機が考えられており、近年そのロールシフト量
の増大の要請がある。

〈発明が解決しようとする問題点〉 このようなロール組替用プッシャとロールシフト装置と
を併有する圧延機において、第５図中鎖線で示すように
両ランチ１４　、１５が連結した状態でロールシフトが
行われるときは、そのロールシフト可能量は両ラッチ１
４゜１５間の隙間Ｓに限られてしまう。この隙間Ｓはス
ペース上の制約から大きくすることができないため、ロ
ールシフト量が着しく制限されてしまうことになる。

それに対して、プッシャパー１１のラッチ１４を開閉す
る装＃を設け、ロールシフト可能量の増大を図ることが
考えられる。例えば、第６図に示すように、プッシャパ
ー１１の摺動台１６上に支持台１７に上下方向に回動自
在に支持された傾動板ｔＳを設けると共に、架台１９に
ブラケット２０を介して取付けられた傾動板駆動シリン
ダ２１’ｉ傾動板１８の先端に枢着し、４！ＲＳ柩隼動
シリンダ２１を上下方向（矢印Ｙ方向）に駆動すること
によシ２ツチ１４の開ｗ１を制御するものが考えられる
。この装置では、傾動板駆動シリンダ２１を下降させて
傾動板１８’ｊ−傾斜させると２ツチ１４は一点鎖線で
表わす位置まで回動して開状態となシ、ラッチ１５との
連結が解除される。連結解除後プッシャバー１１を矢印
Ｘ方向へ後退させると、ラッチ１４に取付けられた阜２
２が傾動板１８’（ｅｔＪｉｌ！めた所でラッチ１４は
二点鎖線で表わす閉状態となる。

この場合、ロールシフト可能量は両ラッチ１４゜１５先
端の間隔Ｓｔで決定される。この間隔Ｓ１は前述の隙間
Ｓに比べて大きくとることができるが、プッシャパー１
１の後退量に制限があるため依然として十分なものでは
ない。

く問題点を解決するための手段〉 本発明は上述の問題点を解決するものであシ、ｃ１−ル
シ７ト可能量の増大をｔｉつた圧延機におけるロール組
替用プッシャのラッチ開閉装置を提供することを目的と
している。

この目的を達成するための本発明にかかる圧延機におけ
るロール組替用プッシャのラッチ開閉装置の構成は、ロ
ールシフト装置トロール組替用プッシャとを併有する圧
延機において、ロールアセンブリと連結可能なラッチが
プッシャパー先端に取付けられる一方、前記プッシャパ
ーの移動路に近接して配設されると共に前記ラッチと係
脱自在に係合して該ラッチを開状態に保つラッチ開閉レ
バーを具えたことを特徴とする。

く作用〉 ラッチ開閉レバーとラッチを保合させない時は、ラッチ
は常に閉状態となっておシ、ラッチはロールアセンブリ
と連結してプッシャパーの移動によジロールアセンブリ
を移動させる。一方、ラッチ開閉レバーをラッチに対し
て保合させると、ラッチはロールアセンブリとの連結が
解除された開状態となる。ラッチ開閉レバーの長さはロ
ールシフト量に応じて適宜選択され、そのラッチ開閉レ
バーが配設された区間においてラッチは開状態を保ち、
ロールシフトが許容される。

〈実施例〉 以下本発明の一実施例を図面により具体的に説明する。

第１図は本発明の一実施例Ｋかかるラッチ開閉装置のラ
ッチ閉状態を表わす正面図、第２図は同じくそのラッチ
開状態を我わす正面図、第３図は第２因のＡ−Ａ矢視図
である。

第１図〜第３図に示すように％従来と同様にロールアセ
ンブリに設けられた鉤形のラッチ１５と連結可能な鉤形
のラッチ１４がプッシャパー１１の先端に支軸１３によ
シ上下方向に回動自在に取付けられる。ｔた、プッシャ
パー１１はその下面にスラストライナ２３を有し、摺動
台１６上を図中矢印ｘ　、　ｘ’力方向往復動可能とな
っている。さらに本実施例では、ラッチ１４の側面には
爪部２４が突出して形成されている。

一方、摺動台１６の側方、すなわちプツシヤバ−１１の
移動路の側方に近接して架台２５が配設される。架台２
５の上面には支持柱２６が固定されると共に、その支持
柱２６を跨がるようにラッチ開閉レバー２７が位置して
お９、ラッチ開閉レバー２７は支軸２８によシ支持柱２
６に対して上下方向に回動自在に支持されている。また
、架台２５に固定されたプラケット２９にビン３０によ
りレバー駆動シリンダ３１が回動自在に支持されると共
に、レバー駆動シリンダ３１の他端がラッチ開閉レバー
２７の下面に同じくビン３２によシ回動自在に連結され
る。

このレバー駆動シリンダ３１０図中矢印Ｙ方向の伸縮駆
動により、２ツテ開閉レバー２７は支軸２８を中心とし
て上下に傾動し、レノく一駆動シリンダ３１が縮み駆動
したときは。

第１図に示すように、ラッチ開閉レバー２７はラッチ１
４の爪部２４と係合しない状態となると共に、レバー駆
動シリンダ３１が伸び駆動したときは、第２図に示すよ
うに、ラッチ開閉レバー２７の上面がラッチ１４の爪部
２４と係合してそれを押し上げ、ラッテ１４を開状態ま
で回動させる。このときラッチ開閉レバー２７の上面は
略水平となる。

従って、レバー駆動シリンダ３１を伸び駆動すると、ラ
ッチ１４が回動してロールアセンブリのラッテ１５との
連結が解除された開状態となると共に、その状態でプッ
シャバー１１１に矢印Ｘ方向へ後退させるとラッチ１４
の爪部２４はラッチ開閉レバー２７の上面を摺動するの
でラッチ１４は開状態を保ったまま後退する。

第７図、第８図、第９図はそれぞれ、ラッチ開閉装置を
有さない場合（第５図の場合に相当）、ラッチ開閉装置
を有するがラッチ１４が閉状態で後退する場合（第６因
の場合に相当）、本実施例のようにラッチ１４が開状態
で後退する場合のロールシフト可能量を説明するための
模式図である。前述のように第７図のロールシフト可能
量Ｓに比べて第８図のロールシフト可能量Ｓ１は大きく
とることができるものの、８９図のようにラッチ１４１
に開状態で後退させることによりロールシフト可能量Ｓ
２は同一後退量でより大きくすることが可能となる。

〈発明の効果〉 以上一実施例を挙げて尺体的に説明したように本発明に
よれば、ラッチを開いた状態でプッシャバーを後退させ
ることが可能となるので、ロールシフト可能１１Ｌｖｉ
−増大させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にかかるラッチ開閉装置の２
ツテ閉状態を表わす正面図、第２図は同じくそのラッチ
開状態１ｋｉわす正面図、第３図は第２因のＡ−人矢視
図、第４図は従来のプッシャバーとロールアセンブリの
概略図、第５図は第４図のＰ部拡大図、第６図はラッチ
開閉装置の一例の正面図、第７図、第８図、第９図はそ
れぞれロールシフト可能量を説明するための模式図であ
る。 図　　面　　中、 １１はプッシャバー、 １２はロールアセンブリ、 １４゛はラッチ、 ２４は爪部、 ２７はラッチ開閉レバー、 ３１はレバー駆動シリンダ　である。 特許出願人　三羨重工業株式会社 日本鋼管株式会社 菱船エンジニアリング株式会社 復代理人弁理士　　光　石　士　部（他１名）第２図 り、Ａ 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ロールシフト装置とロール組替用プッシャとを併有する
   圧延機において、ロールアセンブリと連結可能なラッチ
   がプッシャバー先端に取付けられる一方、前記プッシャ
   バーの移動路に近接して配設されると共に前記ラッチと
   係脱自在に係合して該ラッチを開状態に保つラッチ開閉
   レバーを具えたことを特徴とする圧延機におけるロール
   組替用プッシャのラッチ開閉装置。