JPS61269299A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPS61269299A
JPS61269299A JP60110453A JP11045385A JPS61269299A JP S61269299 A JPS61269299 A JP S61269299A JP 60110453 A JP60110453 A JP 60110453A JP 11045385 A JP11045385 A JP 11045385A JP S61269299 A JPS61269299 A JP S61269299A
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JP
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mosfet
level
circuit
voltage
terminal
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JP60110453A
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Inventor
Shinichi Kurokochi
黒河内 真一
Hiroo Masuda
弘生 増田
Minoru Fukuda
実 福田
Yoichi Matsuno
松野 庸一
Takeshi Furuno
毅 古野
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、半導体集積回路装置に関するもので、例え
ば、MO5FF、’!’(絶縁ゲート形電界効果トラン
ジスタ)で構成されたEPROM (エレクトリカリ・
プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)装置に利
用して有効な技術に関するものである。
(背景技術〕 FAMO5(フローティング・アバランシェインジェク
シッンMO3FET)のような半導体素子を記憶素子(
メモリセル)とするEPROM装置が公知である(例え
ば、特開昭54−152993号公報参照)。
EPROM装置においては、約12Vのような比較的高
い電圧にされた書込み用高電圧vppを用いて、上記F
AMOSトランジスタへの書き込みが行われる。この場
合、上記FAMO5)ランジスクのドレインには、伝送
ゲートMO5FE’l”として動作するカラムスイッチ
M OS F E Tや、データ人力の書き込みM O
S li’ E Tを介して上記高電圧vppが伝えら
れる。このノこめ、上記書き込み高電圧VpPは、上記
力ラムスイッチMOS F ETやlF6込みM OS
 F II’、 ’I’における実質的なしきい値電圧
によって大きくレベル低下させられる。すなわち、上記
M OS F E Tは、上記のような比較的高い電圧
を伝えるためにソース電位が上昇させられるので、その
基板効果が大きく作用して上記実質的なしきい値電圧が
大きくされる。これにより、書き込みが行われるFAM
O3I・ランジスタのドレイン電圧は、上記高電圧Vp
Pに対して大幅に低下してしまう。
そこで、本願出願人においては、先に昇圧回路を用い°
ζ、上記高電圧Vpρ以上の高い電圧を形成して、上記
のようなレベル低下を補償することを考えた。この場合
、上記昇圧電圧が必要以上に高くされてしまうことを防
止するために、昇圧回路の出力端子には、レベルリミッ
タ回路を設ける必要がある。ところが、このレベルリミ
ッタ回路として、直列接続されたタイオード形態の複数
のMOS I” E Tを用いると、その合)戊コンダ
クタンスが小さくされる結果、その電流能力が大幅に低
下して所望のレベルリミット動作がされなくなってしま
う。そこで、所望の電流能力を持つように個々のMO5
FE′rのサイズを大きくすると、それに伴ってし・イ
アウド面積が大きくなってしまうという問題が生じる。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、少ないレイアウト面積で大きな電流
能力を持ち、昇圧電圧を所望の電位にレベル制限させる
レベルリミッタ回路を備えた半導体集積回路装置を提供
することにある。
この発明の他の目的は、書き込み動作の安定化を図った
EPROM装置を提供することにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔発明の概要〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわら、ダイオード形態のMOSFETにより形成さ
れた定電圧によって動作させられるMOSFETによっ
て昇圧電圧のレベルリミット動作を行わせるようにする
ものである。
〔実施例〕
第1図には、この発明が通用されたEPROM装置の一
実施例の回路図が示されている。同図の各回路素子は、
公知のCFA OS集積回路の製造技術によっ°ζ、特
に制限されないが、1侮の単結晶シリコンのような半導
体基板上において形成される。
この実施例のEPROM装置は、特に制限されないが、
8つのデータ入出力端子を持つようにされ、8ビツト構
成のデータの書き込み及び読み出しが可能のようにされ
る。EPROM装置は、+5ボルトのような電源電圧と
、十数ボルトのような高いレベルの書き込み電圧VPp
とによって動作される。E l) ROM装置は、通常
の読み出し動作におい°(+5Vのような電源電圧Vc
cによって動作される。EPROM装置は、アドレス入
力端子を介し゛ζ供給される外部アドレス信号、及び制
御端子CL、、OE、PGMを介して供給されるチップ
イネーブル信号、出力・イネーブル信号、プログラムt
g′+によってその動作が制御される。
° この実施例では、上記のように8ビツト構成のデー
タ書き込み/読み出しを行うため、8組のメモリアレイ
M−ARYとデータ人力/出力回路が設けられるが同図
では、そのうちの1つのメモリアレイM−ARYと、デ
ータ入力回路DIB及びデータ出力回路DOBが代表と
して例示的に示されている。メモリアレイM−ARYは
、複数のFAMOSトランジスタ(不揮発へメモリ素子
・・MOSFETQI−Q6)と、ワード線Wl、W2
及びデータ線Di、D2〜Dnとにより構成されている
。メモリアレイM−ARYにおいて、同じ行に配置され
たFAMOSトランジスタQ1〜Q3 (Q4〜Q6)
のコントロールゲートは、それぞれ対応するワード線W
l、W2に接続され、同じ列に配置されたFAMO5ト
ランジスタQl。
Q4、Q2.Q5及びQ3.Q6のドレインは、それぞ
れ対応するデータ線DI、D2〜Dnに接続されている
上記FAMOSトランジスタの共通ソース線C8は、特
に制限されないが、書込み信号Weを受けるディブレラ
ジョン型MOSFETQI O’lr介して接地されて
いる。このMOSFETQI Oは、次の理由によっ°
ζ設けられている。すなわち、メモリセル、例えばQl
にデータを書き込む場合には、ワード線Wlに1き込み
レベルの高電圧が与えられ、データ$*D1に書き込む
べきデータに従った高電圧もしくはは一°Ovの低電圧
が与えられる。この場合、選択データ線DIに結合され
た非選択とされるべきメモリセルQ2ないしQ3のフロ
ーティングゲートは、それとデータ線D1との不所望な
静電結合によって、データ線D1が高電位にされると、
それに応じてその電位が不所望に上昇されてしまう、そ
の結果、非選択であることによっζオフ状態に維持され
るべきメモリセルQ2ないしQ3が不所望に導通してし
まう、すなわち、非選択であるべきメモリセルにリーク
電流が流れ°ζしまい、選択されるべきメモリセルQ1
に流れるべき書き込み電流が減少されてしまう0図示の
MOSFETQI Oは、書き込み時の上記内部制御信
号weのロウレベルによってそのコンダクタンスが比較
的小さくされる。これにより、書き込み時に流される書
き込み電流によっζ生ずる共通ソース線C3の電位は、
Mo5FL4’rQ10のコンダクタンスが比較的小さ
くされることによって比較的高い電位にされる。この共
通ソース線CSの電位が比較的高(されるとFAMOS
トランジスタは、基板効果によっ”ζそのしきい値電圧
は比較的高くされる。このように、非選択とされるべき
FAMO5I−ランジスタの実効的なしきい値電圧が高
くされる結果としてその非選択とされるべきFAMO3
)ランジスタに流れるリーク電流を小さくできる。これ
によって、書き込み高電圧によって形成された書き込み
電流が効率よく選択されたFAMO5l−ランジスタに
供給されるので、効率的な書き込み動作を行うことがで
きる。
なお、読み出し動作時には、上記IIIIIN信号71
のハーイレベルによってMOSFETQI Oのコンダ
クタンスは、比較的大きくされる。これにより、論理6
1″書き込みのFAMOSトランジスタに流れる電流を
大きくできるから、読み出し速度を速くすることができ
る。
この実施例のEPROM装置は、図示しない外部端子を
介して供給されるX、Yアドレス信号を受けるアドレス
バッファXADB、YADBを含む、アドレスバッファ
XADB、YADBによって形成された相補アドレス信
号は、アドレスデコーダXDCI2.YDCRに供給さ
れる。同図においては、上記XアドレスバッファXAD
BとXアドレスデコーダXDCRを合わせて回路ブロッ
クXADB −DCRとして示し、上記Yアドレスバッ
ファYADBとYアドレスデコーダYDCRを合わせて
回路ブロックYADB −DCRとして示している。
特に制限されないが、上記アドレスバッファXADBと
YADBは、制御回路C0NTによって形成されるチッ
プ選択信号ceによって活性化されることによっ°C1
外部端子からのアドレス信号を取り込み、外部端子から
供給されたアドレス信号と同相の内部アドレス信号と逆
相のアドレス信号とからなる相補アドレス信号を形成す
る。
XアドレスデコーダXDCRは、それに供給される相補
アドレス信号に従い、メモリアレイメモリアレイM−A
RY (図示しない他のメモリアレイに対しても同様)
のワード線に供給されるべき選択信号を形成する。Xア
ドレスデコーダXDCRは、特に制限されないが、+5
vの電源電圧によって動作される。それ故に、アドレス
デコーダXDCRは、5ボルト系の選択信号を形成する
これに対して、メモリアレイM−ARYによって必要と
される選択信号のレベルは、読み出し動作において、例
えばは−′5■のハイレベルとは一′OVのロウレベル
であり、書き込み動作の時においてほり書き込み電圧v
ppレベルのハイレベルとはvQl/のロウレベルであ
る。XアドレスデコーダXDCRから出力される5v系
の選択信号に応答してメモリアレイM−ARYのワード
線をそれぞれ必要とされるレベルにさせるために、Xア
ドレスデコーダXDCRの出力端子とメモリアレイの各
ワード線との間にディプレッション型MO3FETQI
IないしQ12が設けられており、また、各ワード線と
書き込み電圧端子VPPとの間には書き込み高電圧負荷
回路XRが設けられている。書き込み高電圧負荷回路X
Rは、その詳細を図示しないが、端子vppと各ワード
線との間にそれぞれ設けられた高抵抗ポリシリコン層か
らなるような複数の高抵抗素子からなる。
上記ディプレッション型MOSFETQI 1ないしQ
12は、そのゲートに制御回路C0NTから出力される
5v系の内部書き込み制御信号71が供給される。
読み出し動作なら、内部書き込み制御信号マτはは%/
 5 Vのハイレベルにされる。この場合、MO3FE
TQIIないしQ12のすべては、Xアドレスデコーダ
XDCHから出力される5■系の選択1r1号に対して
オン状態にされる。それ故に、XアドレスデコーダXD
CHの出力がそのまま各ワード線に伝達される。
書き込み動作なら、内部書き込み制御信号マτは、はゾ
Ovのロウレベルにされる。この場合、例えば、Xアド
レスデコーダXDCRから出力される信号のうち、ワー
ド線W1に対応される信号がは%/ 5 Vのハイレベ
ル(選択レベル)なら、MO3FETQI lは、その
ゲートに加わる電圧がそのソースに加わる電圧に対し°
ζ相対的に負レベルにされるので自動的にオフ状態にさ
れる。これに応じて、ワード線W1は、回路XRによっ
てほり書き込み電圧Vl)Pのレベルのハイレベルにさ
れる。これに対し、例えば、XアドレスデコーダXDC
Hのワード線W2に対応される信号かはvQVのロウレ
ベルなら、MO3FETQl 2はオン状態のままにさ
れる。それ故に、ワード線W2は、アドレスデコーダX
DCHによってはsl Q vのロウレベルにされる。
第1図においては、メモリアレイM−ARYに対して共
通データ線CDが設けられている。メモリアレイM−A
RYのデータ線とそのメモリアレイに対応される共通デ
ータ線CDとの間には、カラムスイッチ回路を構成する
MOSFETQ7〜Q9が設けられている。
YアドレスデコーダYDCRは、それに供給さ゛れる相
補アドレス信号に従い、メモリアレイM−ARYのデー
タ線を選択するための選択信号を形成する。Yアドレス
デコーダYDCRは、XアドレスデコーダXDCRと同
様に5v系の電源電圧によって動作される。Yアドレス
デコーダYDCRから出力される選択信号は、カラムス
イッチ回路の制御のために利用される。ここで、カラム
スイッチ回路は、書き込み動作において、書き込み電圧
レベルの書き込み信号を伝送できる能力が必要とされる
。カラムスイッチMOSFETを十分にオンオフさせる
ことができるようにするため、YアドレスデコーダYD
CRの出力端子とカラムスイッチMOSFETのゲート
、すなわち、カラム選択線との間には、ディプレッジ覆
ン型MO3FE’l’Q13〜Q15が配置されている
。これらMO5FH’l’Q13ないしQ15のゲート
には、前記MOS F H’l’Q 11ないしQ12
と同様に、内部書き込み制御信号weが供給される。カ
ラム選択線のそれぞれと、後述するような昇圧回路■p
p’  −Gによって形成された昇圧電圧端子vpp”
との間には、齋き込み高電圧負荷回路YRが設けられて
いる。
上記共通データ線CDは、外部端子110から入力され
る書き込み信号を受けるデータ入力回路L)1Bの出力
端子に結合されている。データ入力回路DI13におけ
る出力回路は、上記昇圧電圧■pp’によって制御され
る書き込みMOSFETを介して書き込み電圧vppを
送出する。この出力回路は、書き込みバルスマ1がはV
5Vのようなハイレベル(読み出し動作)なら、その出
力インピーダンスが高インピーダンス状態となるように
される。
データ出力回路DO8の入力端子は、共通データ線CD
に結合される。データ出力回路DOBは、センスアンプ
と、その出力を受ける出カバソファから構成される。セ
ンスアンプは、特に制限されないが、共通データ線CD
にバイアス電流を供給するためのバイアス回路を持つ、
バイアス回路は、制御回路C0NTから供給される読み
出し制御信号oeによって動作状態にされ、その動作状
態においてバイアス電流を出力する。バイアス回路は、
適当なレベル検出機能を持つようにされる。これによっ
て、データ出力回路DOBの人力レベルが所定電位以下
の時にバイアス電流が形成され、入力レベルが所定電位
に達するとバイアス電流が実質的に0になるようにされ
る。
選択されたメモリセルは、予めそれに書き込まれたデー
タに従って読み出し時のワード線選択レベルに対して高
いしきい値電圧か又は低いしきい値電圧を持つ。
メモリアレイM−ARY内の選択されたメモリセルが高
いしきい値電圧(@0″)をもっている場合、共通デー
タ線CDと回路の接地点との間に直流電流通路が形成さ
れない、この場合、共通データ線CDは、センスアンプ
からの電流供給によって比較的ハイレベルにされる。セ
ンスアンプにおけるバイアス回路からのバイアス電流の
供給は、共通データ1IIACDが所定電位に達すると
実質的に停止される。それ故に、共通データ線のハイレ
ベルは、比較的低い電位に制限される。
これに対して、メモリアレイM−ARY内の選択された
メモリセルが低いしきい値電圧をもっている場合、共通
データ線CDと回路の接地点との間にカラムスイッチM
O3FET、データ線、選択されたメモリセル及びMO
SFETQI Oを介する直流電流経路が形成される。
それ故に、共通データ線CDは、バイアス回路から供給
されるバイアス電流にかかわらずにロウレベルにされる
このようなバイアス回路による共通データ線CDのハイ
レベルとロウレベルとの振幅制限は、次の利点をもたら
す、すなわち、共通データ線CD等に信号変化速度を制
限する浮遊容量等の容量が存在するにかかわらずに、読
み出しの高速化を図ることができる。言い換えると、複
数のメモリセルからのデータを次々に読み出すような場
合において共通データ線CDの一方のレベルが(lh方
のレベルへ変化させられるまでの時間を短くすることが
できる。
データ出力回路DOBにおける出力バッファは、その動
作が読み出し制御信号Oeによって制御されるように構
成される。出力バッファは、制御信号06がはh/ 5
 vのようなハイレベルなら、センスアンプから供給さ
れる信号と対応するレベルのデータ信号を外部端子I1
0に出力する。これに対し、出カバソファは、制御信号
OeがはゾOvのロウレベルなら、高出力インピーダン
ス状態となるようにされる。これによって、出力バラシ
アは、書き込み動作時にデータ入出力端子I10に供給
される書き込みデータ信号のレベルを制限しないように
される。
制御回路CON ’I’は、電源電圧Vccによって動
作状態にされ、外部端子から供給される書き込み高電圧
vpp、チップイネーブル信号CE、出力イネーブル信
号OE及びプログラム信号PGMに応じて各種の制御信
号を形成する。
第2図には、上記昇圧電圧vpp’を形成する昇圧回路
Vpp’  −Gの一実施例の回路図が示されている。
この昇圧回路は、図示しない発振回路の発振出力OSC
を受け、上記高電圧端子VPPから供給された高電圧V
pρによって動作する次の各回路素子によって構成され
る。ディプレッション型負荷MOSFETQ21とエン
ハンスメント型駆動MOSFETQ22とは、インバー
タ回路を構成し、上記発振信号OSCを受けてその逆相
の発振信号を形成する。この逆相の発振信号と上記発振
信号O5Cとは、それぞれプッシュプル形態のMO3F
ETQ23.Q24のゲートに供給される。上記インバ
ータ回路とプツシプル回路には、エンハンスメント型M
O3FETQ20を介して上記電圧VPIIIの供給が
行われる。上記プッシュプル回路の出力端子はキャパシ
タCIの一端に接続される。
このキャパシタC1の他端は、一方においてダイオード
形態のMOSFETQ27のアノード側に接続される。
上記キャパシタCIの(を端と電圧端子Vpρとの間に
は、そのプリチャージ動作を行うダイオード形態のMO
SFETとエンハンスメント型MOSFETQ25が直
列に接続される。上記ダイオード形態のMOSFETQ
27のカソード側と電圧端子VPPとの間には、出力容
量C2へのプリチャージを行うダイオード形態のMO5
FE’l’Q32が設けられる。
上記MO5I”ETQ25と上記MO5FE’l”Q2
0のゲートには、昇圧電圧vpp’が供給されることに
よって、レベル損失なく上記高電圧VPg)を伝える。
この昇圧回路の動作の概略は、次の遺りである。
発振出力O5Cがハイレベルのとき、インバータ回路と
プツシプル回路の出力レベルがロウレベルにされる。こ
れによって、キャパシタC1には、MOSFETQ25
.Q26を通してプリチャージが行われる。次に、上記
発振出力O8Cがロウレベルにされたとき、インバータ
回路とプッシュプル回路の出力レベルがハイレベルにさ
れる。これによって、キャパシタC1の他端の電位は、
ブートストラップ作用によって上記プリチャージレベル
とプッシュプル回路の出力ハイレベルとが加算された高
レベルにされる。この高レベルによりダイオード形態の
MOSFETQ27がオン状態にされ、上記出力キャパ
シタC2へ電荷移送を行−い、昇圧電圧vpp”を高く
する。このような動作の繰り返しによって、出力容量C
2から得られる昇圧電圧Vpfl’ は、上記MO5F
E’l’Q32によるプリチャージ電圧から徐々に上昇
させられ、最終的に2倍の高電圧2VppからMOSF
ETQ26及びQ27のしきい値電圧を差し引いた電圧
まで上昇させられる。
この実施例では、上記昇圧電圧VPP’が必要以上に昇
圧させられることによって、それが供給されるカラムス
イッチMOS F ET等の耐圧電圧以上にされてしま
うこと等を防止するため、次のレベルリミッタ回路が設
けられる。
上記ダイオード形態のMOSFETQ27のカソード側
と電圧端子Vl)Pとの間には、MOSFETQ31が
設けられる。このMOSFETQ31に対して並列に設
けられ、直列接続されたダイオード形態(7)MOSF
ETQ28〜Q30が設けられる。これらのダイオード
形態のMOSFETQ28〜Q30のうち、電圧端子V
PP側に設けられたMOSFETQ28と上記M OS
 F E TQ 31は、電流ミラー形態にされる。言
い換えるならば、MOSFETQ31のゲートは、ダイ
オード形態のMO3FE’l’Q28のアノード側に接
続される。
上記MOSFETQ31は、そのサイズ(W/ L)が
大きく設定されることによって、そのコンダクタンスが
比較的大きくされる。これに対してダイオード形態<7
)MOSFETl”Q28〜Q30は、そのサイズ(W
/L)が小さく設定されることによって、そのコンダク
タンスが小さくされる。
この実施例のレベルリミット動作は、次の通りである。
昇圧電圧Vpρ°が昇圧され、電圧Vpρに対してMO
SFE’rQ28〜Q3017)合成しきい値電圧より
高くされると、これらのMOSFETQ28〜Q29が
オン状態にされる。上記MO3FETQ2Bのオン状態
によって、それと電流ミラー形態にされたMO3FE’
rQ31もオン状態にされる。このMOSFETQ31
は、そのサイズ(W/L)が比較的大きく設定されるこ
とによって、MOSFETQ28とのサイズ比に従った
大きな電流能力を持つ、これによって、昇圧電圧Vpρ
゛のレベルリミット動作が行われる。
この実施例では、1つのMOS F ETにより実質的
に昇圧電圧VPP’ のレベルリミット動作を行うもの
であるので、それほどサイズを大きくすることなく十分
な電流能力を持つようにすることができる。これによっ
て、レベルリミッタ回路全体としてのレイアウト面積を
小さくできる。
〔効 果〕
+1)昇圧電圧が一定のレベル以上にされたことを識別
するダイオード形態のMOSFETと、上記昇圧電圧の
レベルリミット動作を行うMOSFETと別けて設ける
ことによって、上記レベルリミット動作を行うM OS
 F E Tのみを比較的大きな電流能力を持つように
形成すればよいから、レベルリミッタ回路全体としてレ
イアウト面積を小さくできるという効果が得られる。
(2)上記(1)により、レベルリミッタ機能を持つ昇
圧回路を内蔵する半導体集積回路装置のチップサイズの
小型化が図られ、半導体集積回路装置の量産化を図るこ
とができるという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、第2図の実施
例回路において、MO3FETQ28を省略するもので
あってもよい。
この場合、昇圧電圧VPGI’が低下したとき、MOS
FETQ31のゲートに電荷保持されてしまうことによ
る誤動作を防止するために、微少なリーク電流を流す高
抵抗手段を設けることが望ましい。
また、昇圧回路は、それが内蔵される半導体集積回路装
置において必要とされる電源電圧の3倍以上の高い電圧
を形成するもの等、種々の実施形態を採ることができる
。上記EPROM装置は、1チツプのマイクロコンピュ
ータに内蔵されるものであってもよい。
〔利用分野〕
以上の説明では主として本願発明者によってなされた発
明をその背景となった技術分野であるEPROM装置に
通用した場合について説明したが、これに限定されるも
のではなく、昇圧回路とそのレベルリミッタ回路を内蔵
する各種半導体集積回路装置に広く利用できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明が適用されたEPROM装置の一実
施例を示す回路図、 第2図は、その昇圧回路とレベルリミッタ回路の一実施
例を示す回路図である。 XADB −1)CR・・Xアドレスバッファ・デコー
ダ、YADB −DC:R・・Yアドレスバッファ・デ
コーダ、M−ARY・・メモリアレイ、DOB・・デー
タ信号回路、DIB・・データ入力回路、C0NT・・
制御回路、vpp″ −G・・昇圧回路 第 2 図 5C

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、パルス信号を受けて第1の端子に供給される電圧を
    越えるレベルにされた昇圧電圧を形成する昇圧回路と、
    上記昇圧回路の出力が供給される第2の端子と、上記第
    2の端子と上記第1の端子との間に設けられたMOSF
    ETと、このMOSFETのゲートと上記第2の端子と
    の間に設けられ、直列接続にされた複数のダイオード形
    態のMOSFETとからなるレベルリミッタ回路を含む
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。 2、上記MOSFETのゲートと、上記第1の端子との
    間には、ダイオード形態にされたMOSFETが設けら
    れるものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の半導体集積回路装置。 3、上記半導体集積回路装置は、コントロールゲートと
    フローティングゲートとを有し、フローティングゲート
    に電荷を取り込むことにより情報記憶を行うFAMOS
    トランジスタがマトリックス状に配置されて構成された
    メモリアレイを含むEPROM装置であり、上記昇圧回
    路は書き込み用高電圧以上の昇圧電圧を形成し、その昇
    圧電圧に従って書き込み動作における上記メモリアレイ
    のカラムスイッチMOSFETのゲートに伝えられる選
    択信号及びデータ入力回路の書き込みパルスを伝える選
    択信号が形成されるものであることを特徴すとる特許請
    求の範囲第1又は第2項記載の半導体集積回路装置。
JP60110453A 1985-05-24 1985-05-24 半導体集積回路装置 Pending JPS61269299A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5012445A (en) * 1987-10-13 1991-04-30 Hitachi, Ltd. Programmable read only memory being capable of controlling internal writing voltage of external voltage

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5012445A (en) * 1987-10-13 1991-04-30 Hitachi, Ltd. Programmable read only memory being capable of controlling internal writing voltage of external voltage

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