JPS62165797A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPS62165797A
JPS62165797A JP61006464A JP646486A JPS62165797A JP S62165797 A JPS62165797 A JP S62165797A JP 61006464 A JP61006464 A JP 61006464A JP 646486 A JP646486 A JP 646486A JP S62165797 A JPS62165797 A JP S62165797A
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和田 正志
Yoshiaki Tomae
吐前 佳晃
Kazuo Yoshizaki
吉崎 和夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体記憶装置に関するもので、例えば、
MOSFET (絶縁ゲート形電界効果トランジスタ)
で構成されたEFROM (エレクトリカリ・プログラ
マブル・リード・オンリー・メモ1月装置に利用して有
効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
FAMO5(フローティング・アバランシェ・インジェ
クションMOS F ET)のような半導体素子を記憶
素子(メモリセル)とするEPROM装置が公知である
(例えば、特開昭54−152993号公報参照)。E
PROM装置においては、約12Vのような比較的高い
電圧にされた書込み用高電圧vppを用いて、上記FA
MO3)ランジスタのフローティングゲートへ選択的に
電荷をアバランシェ注入することによってそのしきい値
電圧を変化させて論理“0”又は論理“1”の書き込み
が行われる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本願発明者等においては、上記のようなFAMOSトラ
ンジスタの読み出し動作の高速化のために、第3図に示
したようなセンスアンプSAを開発した。メモリアレイ
から共通データvACDに読み出された信号は、増幅M
OSFETQI 1のソースに供給される。この増幅M
OSFETQI 1のゲートには、共通データ線CDの
反転増幅信号が供給される。すなわち、上記共通データ
線CDにゲートが結合されたMOSFETQ13とその
ドレインに設けられたPチャンネル型の負荷MOSFE
TQ14は、反転増幅回路を構成しその出力信号を上記
MOSFETQI 1のゲートに伝えるものである。上
記増幅MOSFETQI 1のドレインには、負荷手段
としてのPチャンネルMOSFETQ12が設けられる
。上記増幅MOSFETQIIのドレイン出力は、例え
ばCMOSインバータ回路IVに供給され、そのロジッ
クスレッシ目ルド電圧を参照電圧して読み出し信号のハ
イレベル/ロウレベルの識別が行われる。
選択されたメモリセルは、予めそれに書き込まれたデー
タに従って読み出し時のワード線選択レベルに対して高
いしきい値電圧か又は低いしきい値電圧を持つ。図示し
ないメモリアレイ内の選択されたメモリセルが高いしき
い値電圧(0″)をもっている場合、共通データ線CD
と回路の接地点との間に直流電流通路が形成されない。
この場合、共通データ線CDは、上記M OS F E
 T Qll及びQ12からの電流供給によって比較的
ハイレベルにされる。このとき、共通データ線CDが所
定電位に達すると上記反転増幅回路の出力(3号の反転
出力信号によってMOSFETQI 1がオフ状態にさ
れ、その電流供給が停止される。それ故に、共通データ
線のハイレベルは、比較的低い電位に制限される。これ
に対して、メモリアレイ内の選択されたメモリセルが低
いしきい値電圧をもっている場合、共通データICDと
回路の接地点との間にカラムスイッチM OS F E
 T %データ線、選択されたメモリセル及びMOSF
ETQ11、Q12を介する直流電流経路が形成される
それ故に、共通データ線CDは、バイアス回路から供給
されるバイアス電流にかかわらずにロウレベルにされる
。このようなバイアス回路による共通データ%iCDの
ハイレベルとロウレベルとの振幅制限は、共通データ′
1IACD等に信号変化速度を制限する浮遊容量等の容
量が存在するにかかわらずに、読み出しの高速化を図る
ことができる。
しかしながら、メモリアレイのアドレッシングにおいて
、非選択のデータ線に結合されたFAMOSトランジス
タがオン状態のとき、そのデータ線の電位は回路の接地
電位のようなロウレベルにされる。したがって、第4図
のタイミング図に示すように、アドレス信号AX、AY
の切り換えによって、ワード線の切り換え及び、上記ロ
ウレベルにされたデータ線が選択され、そのデータ線に
結合されたFAMOSトランジスタがオフ状態のとき、
センスアンプSAから上記データ線に一時的に電流が流
れる。これにより、増幅MOSFETQIIのドレイン
出力電圧Aは、上記の電流供Ml11作に伴い一瞬ロウ
レベル側にされるという反転動作を行う。これにより、
上記論理“0”の読み出し動作が遅くなってしまう。ま
た、上記センスアンプSAの一時的な反転読み出しによ
って、出力回路が応答して比較的大きな負荷容lを駆動
するための比較的大きな電流を流すことになってしまい
、回路の接地線又はtS電圧線に比較的大きなノイズを
発生させる原因となり、動作マージンを悪くするものと
なる。
この発明の目的は、動作の高速化を図った半導体記憶装
置を提供することにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、メモリア1/イからの読み出し動作を第1の
タイミング信号に従って上記メモリアレイの共通データ
線をセンスアンプのロジ:ノクスレッショルド電圧付近
のレベルまでチャージアップさせるプリチャージ回路と
、上記第1のタイミング信号より後れて発生される第2
のタイミング信号に従って動作状態にされ、上記共通デ
ータ線の信号を増幅する増幅回路を含むセンスアンプと
により行うようにするものである。
〔作 用〕
上記した手段によれば、センスアンプがその動作を開始
する前に、共通データ線の電位をそのロジックスレンシ
ョルド電圧付近までチャージアップできるから、センス
アンプの高速読み出しが可能となる。
〔実施例〕
第1図には、この発明が適用されたEPROM装置の一
実施例の回路図が示されている。同図の各回路素子は、
公知のCMO3集積回路の製造技術によって、特に制限
されないが、1個の単結晶シリコンのような半埋体基板
上において形成される。
この実施例のEFROM装置lは、特に制限されないが
、8つのデータ入出力端子を持つようにされ、8ビツト
構成のデータの書き込み及び読み出しが可能のようにさ
れる− EPROM装置は、+5ボルトのような電源電
圧と、十数ボルトのような高いレベルの書き込み電圧V
PI)とによって動作される。EPROM装置は、通常
の読み出し動作において+5vのような電源電圧VCC
によって動作される。EPROM装置は、アドレス入力
端子を介して供給される外部アドレス信号、及び制御端
子CE、OE、PGMを介して供給されるチップイネー
ブル信号、出力イネーブル(言号、プログラム信号によ
ってその動作が制御される。
この実施例では、上記のように8ビツト構成のデータ書
き込み/読み出しを行うため、特に制限されないが、8
組のメモリアレイM−ARYとデータ人力/出力回路が
設けられるが同図では、そのうちの1つのメモリアレイ
M −A RYと、データ入力回路DIB及びデータ出
ツノ回路DOBが代表として例示的に示されている。メ
モリア【/イM−八RYへ、複数のFAMOSトランジ
スタ(不揮発性メモリ素子・・MOSFETQI〜Q6
)と、ワード線Wt、W2及びデータ線Di、D2〜D
nとにより構成されている。メモリアレイM−ARYに
おいて、同じ行に配置されたF A X OSトランジ
スタQ1〜Q3  (Q4〜Q6)のコントロールゲー
トは、それぞれ対応するワード線W1(W2)に接続さ
れ、同じ列に配置されたFAMO3)ランジスタQ1と
Q4、Q2とQ5及びQ3とQ6のドレインは、それぞ
れ対応するデータ線D1〜Dnに接続されている。
上記FAMOSトランジスタの共通ソース腺C3’tよ
、特に制限されないが、書込み信号tv <・を受ける
ディプレッション型MOSFETQI Oを介して接地
されている。このMOSFETQI Oは、次の理由に
よって設けられている。すなわち、メモリセル、例えば
Qlにデータを書き込む場合には、ワード線W1に書き
込みレベルの高電圧が与えられ、データ線DIに書き込
むべきデータに従った高電圧が与えられろ。この場合、
選択データ線DIに結合された非j負択とされるべきメ
モリセルQ4のフローティングゲートは、それとデータ
線D1との不所望な静電結合によって、データ線D1が
高電位にされると、それに応じてその電位が不所望に上
昇されてしまう。その結果、非選択であることによって
オフ状態に維持されるべきメモリセルQ4が不所望に導
通してしまう。すなわち、非選択であるべきメモリセル
にリーク電流が流れてしまい、選択されるべきメモリセ
ルQ1に流れるべき書き込み電流が減少されてしまう。
図示のMO3FF、TQloは、書き込み時の上記内部
制御信号τのロウレベルによってそのコンダクタンスが
比較的小さくされる。これにより、書き込み時に流され
る書き込み電流によって生ずる共通ソース線CSの電位
は、MOSFETQIOのコンダクタンスが比較的小さ
くされることによって比較的高い電位にされる。この共
通ソー5ス線C8の電位が比較的高くされるとFAMO
3)ランジスタは、基板効果によってそのしきい値電圧
は比較的高くされる。このように、非選択とされるべき
F A M OSドランジスクの実効的なしきい値電圧
が高くされる結果としてその非選択とされるべぎFAM
OSトランジスタに流れるリーク電流を小さくできる。
これによって、書き込み高電圧によって形成された書き
込み電流が効率よく選択されたFAMO3)ランジスタ
に供給されるので、効率的な書き込み動作を行うことが
できる。
なお、読み出し動作時には、上記制御信号マτのハイレ
ベルによってMOSFETQI Oのコンダクタンスは
、比較的大きくされる。これにより、論理″I”書き込
みのFAMO3I−ランジスクに流れる電流を大きくで
きるから、読み出し速度を速くすることができる。
この実施例のEFROM装置は、図示しない外部端子を
介して供給されるX、Yアドレス信号を受けるアドレス
バッファXADB、YADBを含む。アドレスバッファ
XADB、YADBによって形成された相補アドレス信
号は、アドレスデコーダXDCR,YDCHに供給され
る。同図においては、上記XアドレスバッファXADB
とXアドレスデコーダXDCRを合わせて回路ブロック
XADB −DCRとして示し、上記Yアドレスバッフ
ァYADBとYアドレスデコーダYDCRを合わせて回
路ブロックYADB −DCRとして示している。
特に制限されないが、上記アドレスバッファXADBと
YADBは、制御回路C0NTによって形成されるチッ
プ選択信号ceによって活性化されることによって、外
部端子からのアドレス信号を取り込み、外部端子から供
給されたアドレス信号と同相の内部アドレス信号表逆相
のアト【/大信号とからなる相補アドレス信号を形成す
る。
XアドレスデコーダXDCRは、それに供給される相補
アドレス信号に従い、メモリアレイM−ARY (図示
しない他のメモリアレイに対しても同様)のワード線に
供給されるべき選択信号を形成する。Xアドレスデコー
ダXDCRは、特に制限されないが、+5yの電源電圧
によって動作される。それ故に、XアドレスデコーダX
DCRは、5ボルト系の選択信号を形成する。これに対
して、メモリアレイM−ARYによって必要とされる選
択信号のレベルは、読み出し動作において、例えばはM
’ 5 Vのハイレベルとはゾ0■のロウレベルであり
、書き込み動作の時においてはy′書き込み電圧Vl)
pレベルのハイレベルとはQQVのロウレベルである。
XアドレスデコーダXDCRから出力される5■系の選
択信号に応答してメモリアレイM−ARYのワード線を
それぞれ必要とされるレベルにさせるために、Xアドレ
スデコーダXDCRの出力部には、高電圧Vll+)を
動作電圧とするレベル変換回路が設けられる。
第1図においては、メモリアレイM−ARYに対して共
通データvACDが設けられている。メモリアレイM−
ARYのデータ線とそのメモリアレイに対応される共通
データ線CDとの間には、カラムスイッチ回路を構成す
るMO5FETQ7〜Q9が設けられている。
YアドレスデコーダYDCRは、それに供給される相補
アドレス信号に従い、メモリアレイM−ARYのデータ
線を選択するための選択信号を形成する。Yアドレスデ
コーダYDCRは、XアドレスデコーダXDCRと同様
に5v系の電源電圧によって動作される。Yアドレスデ
コーダYDCRから出力される選択信号は、カラムスイ
ッチ回路の1!′iII mのために利用される。ここ
で、カラムスイッチ回路は、書き込み動作において、書
き込み電圧レベルの書き込み信号を伝送できる能力が必
要とされる。カラムスイッチMOSFETを十分にオン
オフさせることができるようにするため、Yアドレスデ
コーダXDCRの出力部には、高電圧Vpl)を動作電
圧とするレベル変換回路が設けられる。
上記共通データ線CDには、センスアンプSAの入力段
回路を構成する次に説明する初段増幅回路が設けられる
上記共通データ線CDには、そのソースが接続されたN
チャンネル型の増幅MOSFETQI 1が設けられる
。この増幅MOSFETQI 1のドレインと電源電圧
端子Vccとの間には、Pチャンネル型の負荷MOSF
ETQI 2が設けられる。
上記共通データ線CDの電圧は、Nチャンネル型のI!
l!勤MOSFETQI 3とPチャンネル型の負荷M
OSFETQI 4とからなる反転増幅回路の入力であ
る開動MOSFETQI 3のゲートに供給される。こ
の反転増幅回路の出力電圧は、MO3FF、TQIIと
Q12とからなる増幅回路の入力である上記増幅MOS
FETQI 1のゲートに供給される。さらに、センス
アンプの非動作期間での無駄な電流消費を防止するため
、上記増幅MOSFETQI 1のゲートと回路の接地
電位点との間には、NチャンネルMOSFETQI 5
が設けられる。このMOSFETQ15と上記反転増幅
回路を構成するPチャンネルMOSFETQI4のゲー
トは、共通にセンスアンプの動作タイミング信号sc2
が供給される。
この実施例では、読み出し動作の高速化を図るために、
上記共通データ線CDには、次のプリチャージ回路が設
けられる。このプリチャージ回路は、上記入力段回路と
類似の回路により構成される。すなわち、Nチャンネル
MOSFETQI 8とPチャンネルMOSFETQ1
9は、上記反転増幅回路に対応し、NチャンネルMOS
 F ETQ16とPチャンネルMOSFETQI 7
は、上記増幅回路と対応している。また、Nチャンネル
MOSFETQ20は、上記MOSFETQ15と対応
している。ただし、このプリチャージ回路は、その素子
定数が上記初段回路のそれと若干異なっている。プリチ
ャージ回路の反転増幅回路の利得は、比較的大きく設定
されること等によって、共通データ線CDの電位が比較
的低いレベルに達すると、上記MOSFETQI 6が
早(オフ状態にされる。また、上記MOSFETQI 
9とQ20のゲートに供給されるタイミング信号T71
は、上記タイミング信号sc’lより早いタイミングで
発生される。言い換えるならば、センスアンプSAの動
作タイミングより、上記プリチャージ回路の動作タイミ
ングが早くされる。さらに、MOSFETQ16及びQ
17は、共通データ線CDの電位を高速に所望の電位に
するため、上記初段増幅回路のそれに比べて電流供給能
力が大きくされる。
上記増幅用のMOSFETQIIは、ケート接地型ソー
ス入力の増幅動作を行い、その出力信号AをCMOSイ
ンバータ回路に伝え、このインバータ回路のロジックス
レッショルド電圧を参照電圧とするハイレベル/ロウレ
ベルの識別が行われる。このようなセンスアンプSAの
出力信号は、データ出力バッファDOBを介して上記外
部端子I10から送出される。
また、外部端子I10から供給される書き込み信号は、
書き込み動作モードのときに動作状態にされるデータ入
カバソファDXBを介して上記共通データ%%CDに伝
えられる。
タイミング制御回路C0NTは、外部端子CE。
OE、PGM及びvppに供給されるチップイネーブル
信号、アウトプットイネーブル信号、プログラム信号及
び書込み用高電圧に応じて、内部制御信号co、wR,
scl、sc2等のタイミング信号、及びアドレスデコ
ーダに選択的に供給する読み出し用低電圧Vcc/’!
き込み用高電圧Vi)G1等を形成する。例えば、チッ
プイネーブル信号CEがロウレベルで、アウトプットイ
ネーブル信号0レベルなら、書き込みモードとされ、上
記内部信号;τはロウレベルにCOはハイレベルにされ
る。
また、チップイネーブル信号CEがロウレベルで、アウ
トプットイネーブル信号OEがロウレベルで、プログラ
ム信号PGMがハイレベルでVpG)が書込み用高電圧
なら、ベリファイモードとされ、上記内部信号;]とc
eはハイレベルにされる。さらに、チップイネーブル信
号CBがロウレベルで、アウトプットイネーブル信号O
Eがロウレベルで、プログラム信号PGMがハイレベル
でVppが読み出し用低電圧なら、読み出しモードとさ
れ、上記内部信号we、:ceはハイレベルにされる。
この実施例の読み出し動作の一例を第2図に示したタイ
ミング図に従って次に説明する。
アドレス信号AXとAYが供給され、チップイネーブル
信号CEがロウレベルにされると、アドレスデコーダX
−DCR,Y−DCRは1つのメモリセルの選択動作を
行う0選択されたメモリセルは、書込みデータに従って
ワード線選択レベルに対して高いしきい値電圧か又は低
いしきい値電圧を持つものである。
前の読み出しサイクルにおいて回路の接地電位にされた
データ線が選択され、それに結合されたメモリセルがワ
ード線選択レベルにかかわらずにオフ状態にされている
ような前述したワーストケースにおいて、センスアンプ
SAの動作開始前に発生されるタイミング信号sclに
よってプリチャージ回路が動作し、共通データ線CDの
電位をMOSFETQI 7及びQ16を通して高速に
一定のレベルにプリチャージされる。この後、タイミン
グ信号sc2が発生されセンスアンプSAが動作状態に
される。上記のようにメモリセルがオフ状態ナラ共通デ
ータmcD&!MOSFETQI2とQllを介して微
少電圧分だけさらにチャージアップされ、そのドレイン
出力Aを71イレベルにするものである。これにより、
上記出力信号Aの信号が共通データXCDへの電流供給
によって大きく落ち込むことがないから、高速に/Sイ
レベルの出力信号を得ることができる。また、出力回路
は上記出力信号Aが変化しないことより、不所望な負荷
容量−・のチャーシアツブ又はディスチャージ電流を流
すことがない。これによって、センスアンプSAの動作
タイミングにおいて、回路の接地線や電源線にノイズが
発生しないから動作マージンの向上を図ることができる
なお、選択されたメモリセルがワード線選択レベルによ
ってオン状態にされている場合、プリチャージ回路の動
作によっても共通データ線CDは比較的゛ロウレベルに
される。この場合、共通データ線CDのハイレベルは、
上記プリチャージ回路ないしセンスアンプSAの反転増
幅回路により形成された比較的低いレベルの出力電圧が
MOSFETQ16及びQllのゲートに供給されるこ
とによって比較的低い電位に制限される。一方、共通デ
ータ線CDのロウレベルは、このロウレベルの電位を受
ける反転増幅回路により形成された比較的高いレベルの
電圧がMOSFETQI 1のゲートに供給されること
によって比較的高い電位に制限される。このような共通
データ線CDのハイレベルとロウレベルとを制限すると
、この共通データvACD等に信号変化速度を制限する
浮遊容量等の容量が存在するにかかわらずに、読み出し
の高速化を図ることができる。すなわち、複数のメモリ
セルからのデータを次々に読み出すような場合において
共通データ線CDの一方のレベルが他方のレベルへ変化
させられるまでの時間を短くすることができる。
上記した実施例から得られる作用効果は、以下の通りで
ある。すなわち、 (1)共通データ線に早いタイミングで動作し、レベル
リミッタ機能を持つプリチャージ回路を設けることによ
って、その後に動作状態にされるセンスアンプに、共通
データ線をプリチャージさせるための電流が流れなくで
きる。これによって、オフ状態にされたメモリセルの読
み出しにおいて、センスアンプの出力に一時的な反転信
号が出力されないから、動作の高速化を図ることができ
るという効果が得られる。
(2)上記(1)により、センスアンプの出力に一時的
な反転信号が出力されるのを防止できるから、センスア
ンプの動作タイミングにおいて、出力回路に比較的大き
な負荷容量をチャージアップ又はディスチャージさせる
ための比較的大きな電流が流れることを防止できる。こ
れによって、電源供給線又は回路の接地電位にノイズが
発生しなくできるため動作マージンの向上を図ることが
できるという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、プリチャージ
回路は、上記センスアンプの類似の回路を用いるものの
他、タイミング信号に従って共通データ線の電位を所望
の電位にさせるものであれば何であってもよい。また、
プリチャージ回路とセンスアンプSAとの間にインバー
タ回路等からなる遅延回路を設けて、上記プリチャージ
回路の動作タイミング信号から遅延されたセンスアンプ
側に供給されるタイミング信号を形成するものとしても
よい。上記EPROM装置は、1チツプのマイクロコン
ピュータに内蔵されるものであってもよい。
以上の説明では主として本願発明者によってなされた発
明をその前景となった技術分野であるEPROM装置に
適用した場合について説明したが、これに限定されるも
のではなく、MNOS (メタル・ナイトライド・オキ
サイド・セミコンダクタ)又はマスク型ROMのように
、記憶情報に従って比較的高いしきい値電圧か低いしき
い値電圧を持つようにされた記憶素子を含む半導体記憶
装置に広く利用できるものである。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、早いタイミングで共通データ線を所望のレ
ベルにプリチャージさせるプリチャージ回路を設けるこ
とによって、それより遅く動作させられ、レベルリミッ
タ機能を持つセンスアンプの出力に不所望な反転出力が
一時的に出力されてしまうのを防止できる。これによっ
て、読み出し動作の高速化を図ることができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明が通用されたEPROM装置の一実
施例を示す回路図、 第2図は、動作の一例を示すタイミング図、第3図は、
この発明に先立って考えられたセンスアンプの一例を示
す回路図、 第4図は、その動作の一例を示すタイミング図である。 XADB −DCR・・Xアドレスバッファ・デコーダ
、YADB −DCR・・Yアドレスバッファ・デコー
ダ、M−ARY・・メモリアレイ、SA・・センスアン
プ、DOB・・データ出力回路、DTB・・データ入力
回路、C0NT・・制御回路 7・−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記憶情報に従って比較的高いしきい値電圧か比較的
    低いしきい値電圧を持つようにされた記憶素子がマトリ
    ックス配置されて構成されたメモリアレイと、第1のタ
    イミング信号に従って上記メモリアレイの共通データ線
    をセンスアンプのロジックスレッショルド電圧付近のレ
    ベルまでチャージアップさせるプリチャージ回路と、上
    記第1のタイミング信号より後れて発生される第2のタ
    イミング信号に従って動作状態にされ、上記共通データ
    線の信号を増幅する増幅回路を含むセンスアンプとを含
    むことを特徴とする半導体記憶装置。 2、上記センスアンプ及びプリチャージ回路は、上記共
    通データ線にそのソースが結合されたMOSFETと、
    上記第1及び第2のタイミング信号に従ってそれぞれ上
    記共通データ線の信号を増幅して上記MOSFETのゲ
    ートに伝える反転増幅回路と、上記MOSFETのドレ
    インに設けられた負荷手段及び上記MOSFETのゲー
    トと回路の接地電位点の間に設けられ、上記第1、及び
    第2のタイミング信号に従ってそれぞれスイッチ制御さ
    れるMOSFETからなることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の半導体記憶装置。 3、上記記憶素子は、FAMOSトランジスタであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1又は第2項記載の半
    導体記憶装置。
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US5608681A (en) * 1996-01-22 1997-03-04 Lsi Logic Corporation Fast memory sense system

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