JPH04134697A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH04134697A
JPH04134697A JP2253934A JP25393490A JPH04134697A JP H04134697 A JPH04134697 A JP H04134697A JP 2253934 A JP2253934 A JP 2253934A JP 25393490 A JP25393490 A JP 25393490A JP H04134697 A JPH04134697 A JP H04134697A
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JP
Japan
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voltage
circuit
switch
supplied
mosfet
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Pending
Application number
JP2253934A
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English (en)
Inventor
Takeshi Furuno
毅 古野
Naotoshi Ogawa
小川 直稔
Hideo Kasai
秀男 葛西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH04134697A publication Critical patent/JPH04134697A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体集積回路装置に関し、例えば書吉込
み動作と読み出し動作に応じて動作電圧が切り換えられ
る電圧切り換え回路を持つEPROM(イレーサブル&
プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)に利用し
て有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
EPROMにおいては、不揮発性メモリセルへの書き込
み動作に必要な高電圧vppと読み出し用の比較的低い
電圧Vccとに切り換えるスイッチ回路が設けられる。
このようなスイッチ回路に関しては、例えば、アイ・ニ
ス・ニス・シー・シーダイジェスト オブ テクニカル
 ペーパーズ、1984年、第148頁〜第149頁(
ISSCCDIGEST 0FTECHNICAL P
APER51984pp、148−149)がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のスイッチ回路では、高電圧Vccと低電圧Vcc
とを差動形態にされたNチャンネルMOSFETを用い
て切り換え、その共通化されたソースから出力電圧を得
るものである。このため、出力電圧は、上記高電圧vp
p又は低電圧VccからNチャンネルMOSFETのし
きい値電圧だけレベル低下した電圧しか得られない。こ
のため、書き込み動作に時間がかかったり、書き込み後
のへリファイ動作が遅くなる。
そこで、上記差動のスイッチMOSFETのゲートに供
給される制御電圧を、昇圧回路を用いて昇圧することに
より、上記しきい値電圧によるレベル低下を補償するこ
とが考えられる。しかし、このようにすると、回路素子
数が増加するばかりでなく、上記高電圧vppを越える
高い電圧を形成する昇圧回路におけるMOSFETの耐
圧を充分高くする必要があるためにその分製造工程が増
加してしまう。
この発明の目的は、簡単な構成でしかも製造工程を増加
させることな(、レベル損失のない出力電圧を得ること
のできる電圧切り換え回路を備えた半導体集積回路装置
を提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は
、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、比較的高い電圧と比較的低い電圧とが選択的
に供給される第1の電圧端子と比較的低い電圧が固定的
に供給される第2の電圧端子にそれぞれソースが接続さ
れた第1と第2のスイッチMOSFETを設け、上記第
1のスイッチMOSFETが形成される第1のウェル領
域には、上記第1と第2の電圧端子のうち高い方の電圧
を供給し、第2のスイッチMOSFETが形成される第
2のウェル領域には上記第1と第2のスイッチMOSF
ETのドレインが共通に接続された出力端子に接続する
〔作 用〕
上記した手段によれば、スイッチMOSFETのソース
側に電圧を供給するものであるため、レベル損失なく出
力電圧を得ることができる。また、高い方の電圧のスイ
ッチ動作を行うスイッチMOSFETが形成されるウェ
ル領域には上記第1と第2の電圧端子のうち高い方の電
圧が常に供給されるようにすること及び固定的な低い方
の電圧をスイッチ動作を行うスイッチMOSFETが形
成されるウェル領域に切り換えられる出力電圧を供給す
ることにってウェルとソースとが順バイアスされること
がなく、制御信号に従って電圧切り換えが可能になる。
〔実施例〕
第3図には、この発明をEPROM装置に適用した場合
の一実施例の回路図が示されている。同図の各回路素子
は、特に制限されないが、公知のCMO3(相補型MO
3)集積回路の製造技術によって、1個の単結晶シリコ
ンのような半導体基板上において形成される。
特に制限されないが、集積回路は、単結晶P型シリコン
からなる半導体基板に形成される。NチャンネルMOS
FETは、かかる半導体基板表面に形成されたソース領
域、ドレイン領域及びソース領域とドレイン領域との間
の半導体基板表面に薄い厚さのゲート絶縁膜を介して形
成されたポリシリコンからなるようなゲート電極から構
成される。PチャンネルMOSFETは、上記半導体基
板表面に形成されたN型ウェル領域に形成される。
これによって、半導体基板は、その上に形成された複数
のNチャンネルMOSFETの共通の基板ゲートを構成
し、回路の接地電位の印加される基準電圧端子に結合さ
れる。N型ウェル領域は、その上に形成されたPチャン
フルMOSFETの基板ゲートを構成する。Pチャンネ
ルMOS F ETの基板ゲートすなわちN型ウェル領
域は、電源端子Vccに結合される。
特に制限されないが、この実施例のEFROM装置は、
外部端子から供給されるX、Yアドレス信号AX、AY
を受けるアドレスバッファを通して形成された相補アド
レス信号がアドレスデコーダDCRに供給される。同図
では、アドレスバッファとアドレスデコーダとが同じ回
路ブロックXADB −DCR,YADB −DCRと
してそれぞれ示されている。特に制限されないが、上記
アドレスバッファXADB、YADBは、内部チップ選
択信号ceにより活性化され、外部端子からのアドレス
信号AX、AYを取り込み、外部端子から供給されたア
ドレス信号と同相の内部アドレス信号と逆相のアドレス
信号とからなる相補アドレス信号を形成する。
ロウ(X)アドレスデコーダ(X)DCRは、アドレス
バッファXADBの相補アドレス信号に従ったメモリア
レイM−ARYのワード線Wの選択信号を形成する。
カラム(Y)アドレスデコーダ(Y)DCRは、アドレ
スバッファYADBの相補アドレス信号に従ったメモリ
アレイM−ARYのデータ線りの選択信号を形成する。
上記メモリアレイM−ARYは、代表として例示的に1
つのメモリブロックが示されている。このメモリブロッ
クは、コントロールゲートとフローティングゲートを有
する複数のMOSFET、例えばスタックドゲートトラ
ンジスタ(不揮発性メモリ素子・・MOSFETQI〜
Q6)と、ワード線W1.W2・・・、及びデータ線D
i−Dnとにより構成されている。メモリブロックにお
いて、同じ行に配置されたスタックドゲートトランジス
タQ1〜Q3  (Q4〜Q6)のコントロールゲート
は、それぞれ対応するワード線Wl(W2)に接続され
、同じ列に配置されたスタックドゲートトランジスタQ
l、Q4〜Q3.Q6のトレインは、それぞれ対応する
データ線D1〜Dnに接続されている。上記スタックド
ゲートトランジスタの共通ソース線C8は接地されてい
る。特に制限されないが、8ビツトの単位での書き込み
/読み出しを行うため、上記メモリアレイM−ARYは
、合計で8組設けられるよう構成される。
同図においては、そのうち1つのメモリアレイM−AR
Yが代表として例示的に示されている。
上記1つのメモリアレイM−ARYを構成する各データ
線D1〜Dnは、上記アドレスデコーダDCR(Y)に
よって形成された選択信号を受けるカラム(列)選択ス
イッチMOSFETQ7〜Q9を介して、共通データ線
CDに接続される。
共通データ線CDは、各メモリブロックに対応して設け
られる。共通データ線CDには、外部端子I10から入
力される書込み信号を受ける書込み用のデータ入カバソ
ファDIBの出力端子が接続される。同様に他のメモリ
アレイM−ARYに対しても、上記同様なカラム選択回
路スイッチMOSFETが設けられ、それに対応したア
ドレスデコーダにより選択信号が形成される。
上記メモリアレイM−ARYに対応して設けられる共通
データ線CDには、それぞれセンスアンプSAの入力段
回路を構成し、次に説明する初段増幅回路PAが設けら
れる。
すなわち、上記例示的に示されている共通データ線CD
には、そのソースが接続されたNチャンネル型の増幅M
OSFETQI 1が設けられる。
この増幅MOSFETQI 1のドレインと電源電圧端
子Vccとの間には、そのゲートに回路の接地電位の印
加されたPチャンネル型の負荷MOSFETQ12が設
けられる。上記負荷MOSFETQ12は、読み出し動
作のために共通データ線CDにプリチャージ電流を供給
する。
上記増幅MO5FETQI 1の感度を高くするため、
共通データ線CDの電圧は、Nチャンネル型の駆動MO
SFETQI 3とPチャンネル型の負荷MOSFET
QI 4とからなる反転増幅回路の入力である駆動MO
SFETQI 3のゲートに供給される。この反転増幅
回路の出力電圧は、上記増幅MOSFETQI lのゲ
ートに供給される。
さらに、センスアンプの非動作期間での無駄な電流消費
を防止するため、上記増幅MOSFETQ11のゲート
と回路の接地電位点との間には、NチャンネルMOSF
ETQI 5が設けられる。このMOSFETQI 5
と上記PチャンネルMOSFETQ14のゲートには、
共通にセンスアンプの動作タイミング信号璽が供給され
る。
メモリセルの読み出し時において、センスアンプ動作タ
イミング信号丁1はロウレベルにされ、MOSFETQ
I 4はオン状態に、MOS F ETQ15はオフ状
態にされる。メモリセルは、書込みデータに従って、ワ
ード線の選択レベルに対して高いしきい値電圧か又は低
いしきい値電圧を持つものである。
各アドレスデコーダX−DCR,Y−DCRによって選
択されたメモリセルがワード線が選択レベルにされてい
るにもかかわらずオフ状態にされている場合、共通デー
タ線CDは、MOS F ETQ12とQllからの電
流供給によって比較的ハイレベルにされる。一方、選択
されたメモリセルがワード線選択レベルによってオン状
態にされている場合、共通データ線CDは比較的ロウレ
ベルにされる。
この場合、共通データ線CDのハイレベルは、このハイ
レベルの電位を受ける反転増幅回路により形成された比
較的低いレベルの出力電圧がMOSFETQIIのゲー
トに供給されることによって比較的低い電位に制限され
る。一方、共通データ線CDのロウレベルは、このロウ
レベルの電位を受ける反転増幅回路により形成された比
較的高いレベルの電圧がMOSFETQI 1のゲート
に供給されることによって比較的高い電位に制限される
。このような共通データ線CDのハイレベルとロウレベ
ルとを制限すると、この共通データ線CD等に信号変化
速度を制限する浮遊容量等の容量が存在するにかかわら
ずに、読み出しの高速化を図ることができる。すなわち
、複数のメモリセルからのデータを次々に読み出すよう
な場合において共通データ線CDの一方のレベルが他方
のレベルヘ変化させられるまでの時間を短くすることが
できる。このような高速読み出し動作のために、上記負
荷MOSFETQI 2のコンダクタンスは比較的大き
く設定される。
上記増幅用のMOSFETQI lは、ゲート接地型ソ
ース入力の増幅動作を行い、その出力信号をCMOSイ
ンバータ回路によって構成されたセンスアンプSAに伝
える。そして、このセンスアンプSAの出力信号は、対
応したデータ出カバソファDOBによって、特に制限さ
れないが、増幅されて上記外部端子I10から送出され
る。また、上記外部端子I10から供給される書き込み
信号は、データ入カバソファDIBを介して、上記共通
データdcDに伝えられる。他のメモリブロンクに対応
した共通データ線と外部端子との間においても、上記同
様な入力段回路及びセンスアンプ並びにデータ出カバソ
ファからなる読み出し回路と、データ入カバソファから
なる書き込み回路とがそれぞれ設けられる。
タイミング制御回路C0NTは、外部端子CE○E、P
GM及びvppに供給されるチップイネーブル信号、ア
ウトプットイネーブル信号、プログラム信号及び書込み
用高電圧に応じて、内部制御信号ce、sc等のタイミ
ング信号を形成し、その動作モードに応してアドレスデ
コーダDCRやデータ入カバソファDIBの動作電圧と
して、低電圧Vccと高電圧vppを選択的に切り換え
る電圧切り換え回路VSWが設けられる。
高電圧端子に約12Vの規定の書き込み用高電圧Vl)
l)が供給された状態において、チンブイネーブル信号
CBがロウレベルで、アウトプットイネーブル信号OE
がハイレベルで、プログラム信号PGM力ぐロウレベル
なら、書き込みモードとされ、上記内部信号ceはハイ
レベルにされる。そして、アドレスデコーダ回路XDC
R,YDCR及びデ−少入力回路DIBには、その動作
電圧として電圧切り換え回路VSWを介して高電圧Vl
)pが供給される。
また、千ノブイネーブル信号CEがロウレベルで、アウ
トプットイネーブル信号○Eがロウレベルで、プログラ
ム信号PGMがハイレベルでvppが書込み用高電圧な
ら、ヘリファイモードとされ、上記内部信号ceはハイ
レベルにされる。このベリファイモードでは、各回路X
DCR,YDCR及びDIBには、電圧切り換え回路V
SWにより上記高電圧vppから電源電圧Vccのよう
に切り換えられて供給される。
チップイネーブル信号CEがロウレベルで、アウトプッ
トイネーブル信号OEがロウレベルで、プログラム信号
PGMがハイレベルでvppが読み出し用低電圧(Vc
cと同しレベル)なら、読み出しモードとされ、上記内
部信号ceはハイレベルにされる。このときには、電圧
切り換え回路VSWにより電源電圧Vccが出力される
第1図には、上記電圧切り換え回路VSWの一実施例の
回路図が示されている。同図において、各MOSFET
に付された回路記号が、上記第3図のものと一部重複し
ているが、それぞれは別個のものであると理解されたい
この実施例では、レベル損失なく高電圧vppと低電圧
Vccとの切り換えを行うために、切り換えられる電圧
側にソースが接続されたMOS F ETを用いる。す
なわち、上記のような正の電圧を用いる場合には、Pチ
ャンネルMOSFETQI 3とQ14を用い、共通化
されたドレインから出力電圧を得るようにする。このよ
うにPチャンネルMOSFETを用いた場合には、ドレ
イン側から出力電圧を得るものであるため、しきい値電
圧によるレベル損失が生じない。
しかし、PチャンネルMOSFETを用いた場合には、
それが形成されるウェル電位の制御が難しくなる。すな
わち、上記の高電圧VpI)が供給される電圧端子には
、書き込み動作とベリファイ動作が行われるプログラム
時にはライターから約12■のような高電圧が供給され
るが、それ以外の通常状態ではVccのような5V又は
回路の接地電位のような電圧が与えられる。このため、
上記いずれの場合でも切り換えスイッチMOSFETI
3やQ14において、そのウェルとソース又はドレイン
間の寄生ダイオード(PN接合)がオン状態になって直
流電流の発生や、異常電圧が出力されることを防止する
配慮が必要になる。
この実施例では、上記2つのスイッチMOSFETQ1
3とQ14をそれぞれ独立したウェル領域に形成すると
ともに、それぞれのウェルには次のような電位を供給す
ることによって、上記のような寄生ダイオードの順バイ
アスや出力電圧の異常を防止するものである。
高電圧vppの切り換えを行うスイッチMOSFETQ
13のウェルには、上記高電圧vppと固定的な低電圧
Vccとをそれぞれダイオード形態にされたPチャンネ
ルMO5FETQ4.Q5からなるバイアス回路を介し
て、いずれか高い方の電圧を供給するようにする。すな
わち、上記PチャンネルMOSFETQ4とQ5は、そ
のゲートとドレインとが共通接続されることよってMO
Sダイオードとして作用する。これにより、端子vpp
に12Vのような高い電圧が供給されたときには、12
 v−Vth (VthはMOSFETQ4のしきい値
電圧)のような高い電圧が出力され、上記MOSFET
Q13のウェル領域にバイアス電圧として与えられる。
このとき、上記ダイオード形態のMOSFETQ5は、
逆バイアス状態になるためオフ状態になっている。そし
て、これらのMOSFETQ4.Q5が形成されるウェ
ル領域には、上記ダイオード形態のMOSFETQ4又
はQ5を通して出力されるバイアス電圧が与えられる。
これにより、MO5FETQ5のウェル領域とソースと
の間のPN接合も逆バイアス状態にされるものである。
端子vppに5V又は0■のような低い電圧が供給され
たときには、5 V −Vth (VthはMOSFE
TQ4又はQ5のしきい値電圧)のような低い電圧が出
力され、上記MOSFETQI 3のウェル領域にバイ
アス電圧として与えられる。例えば、vppにOVを与
えた場合には、上記ダイオード形態のMOSFETQ4
が逆バイアス状態になるためオフ状態になっている。そ
して、これらのMOSFETQ4.Q5が形成されるウ
ェル領域には、上記ダイオード形態のMOSFETQ4
又はQ5を通して出力されるバイアス電圧が与えられる
したがって、上記のようにVl)りに0■を与えた場合
でもMOSFETQ4のウェル領域とソースとの間のP
N接合は逆バイアス状態にされるものである。
低電圧Vccの切り換えを行うスイッチMOSFETQ
14のウェルには、切り換え出力電圧が与えられる。こ
れにより、約12Vのような高電圧を出力するときには
、オフ状態にされるMOSFETQ14のウェルには上
記12Vのような高い電圧が供給されるから、ウェルと
ソースとのPN接合を逆バイアス状態にすることができ
る。そして、このスイッチMOSFETQI 4がオン
状態にされて、低電圧Vccを出力するときにはウェル
にはVccが供給されるものである。
上記のようにPチャンネルからなる切り換えスイッチM
OS F ETを用いるともに、そのウェル電位を上記
のように切り換えることによって、スイッチMOSFE
TQI 3.Ql 4のオン/オフ制御によりvpp又
はVccの切り換えをレベル損失なく行うことができる
上記スイッチMOSFETQI 3とQ14の切り換え
は、次のレベル変換回路を通した制御信号により制御さ
れる。
プログラム信号PGMは、PチャンネルMOSFETQ
IとNチャンネルMOSFETQ2からなるCMOSイ
ンバータ回路に供給されて、ここで反転信号とされる。
このCMOSインバータ回路及び上記プログラム信号P
GMを形成する回路は、上記低電圧Vccにより動作さ
せられる。それ故、上記信号PGM及びその反転信号は
、/S4レベルが電源電圧Vccでロウレベルが回路の
接地電位のような比較的小さなレベルにされる。
このような比較的小さなレベルの信号をそのまま用いた
のでは、上記スイッチMOS F ETQ 13とQ1
4を切り換えることができない。言い換えるならば、高
電圧端子vppに約12Vのような高い電圧が供給され
た状態では、PチャンネルMOSFETQI 3又はQ
14を完全にオフ状態にするためには、上記12Vのよ
うな高いレベルの制御信号を形成することが必要となる
このようなレベル変換を行うために、PチャンネルMO
SFETQ7とNチャンネルMOSFETQ8からなる
CMOSインハ゛−夕回路と、このCMOSインバータ
回路の出力信号により制御され、その入力端子と動作電
圧端子との間に設けられるPチャンネルMOSFETQ
6とからなるレベル変換回路が用いられる。このレベル
変換回路の動作電圧としては、上記バイアス回路の出力
電圧が用いられる。上記レベル変換回路の出力信号は、
スイッチMOSFETQI 3のゲートに供給される。
このスイッチMOSFETQI 3と差動的に動作する
スイッチMOSFETQI 4のゲートには、上記制御
信号PGMを受ける上記同様なMOSFETQ9〜Q1
2からなるレベル変換回路の出力信号が供給される。
上記2つのレベル変換回路には、インバータ回路(Ql
とQ2)により互いに逆相の信号が供給されるからスイ
ッチMO5FETQ13とQ14が差動的にスイッチ制
御される。
すなわち、高電圧端子vppに約12Vのような高い電
圧が供給された状態で、制御信号PGMがロウレベルの
ときには、インバータ回路の出力信号がハイレベルにな
って、レベル変換回路を構成するNチャンネルMOSF
ETQ8をオン状態にする。このMOSFETQ8のオ
ン状態により、出力信号が回路の接地電位のようなロウ
レベルになって、Pチャンネル型のスイッチMOSFE
TQ13をオン状態にして、上記高電圧Vppを選択し
て出力させる。このとき、上記レベル変換出力信号のロ
ウレベルによりPチャンネルMOSFETQ6がオン状
態になってCMOSインハ゛−夕回路の入力信号を上記
動作電圧Vpp−Vthまで持ち上げる。このような高
電圧により、PチャンネルMOSFETQ7がオフ状態
となって、MOSFETQ7とQ8を通して直流電流が
流れるのを防止する。また、MOSFETQ3がオフ状
態になって、オン状態のMOSFETQ6を通して上記
電圧Vpp−Vth側からCMOSインバータ回路の動
作電圧である低電圧Vcc側に逆流電流が流れるのを防
止する。
上記制御信号PGMがロウレベルのときには、それを受
けるNチャンネルMOSFETQI 2がオフ状態に、
PチャンネルMOSFETQI 1がオン状態にされる
。それ故、スイッチMOSFETQ14のゲートには、
Vl)I)−Vthのような高電圧が供給される。これ
により、MO5FETQI4はオフ状態にされている。
高電圧端子vppに約12Vのような高い電圧が供給さ
れた状態で、制御信号PGMがハイレベルのときには、
インバータ回路の出力信号がロウレベルになって、レベ
ル変換回路を構成するNチャンネルMOSFETQ8を
オフ状態に、PチャンネルMOSFETQ7をオン状態
にする。これにより、Vpp−Vthのような高電圧が
出力されるのでスイッチMOSFETQI 3がオフ状
態にされる。また、上記制御信号PGMのハイレベルに
よりNチャンネルMOSFETQI 2がオン状態にな
る。このMOSFETQI 2のオン状態により、出力
信号が回路の接地電位のようなロウレベルになって、P
チャンネル型のスイッチMOS F ETQ14をオン
状態にして、上記低電圧Vccを選択して出力させる。
このとき、レベル変換出力信号のロウレベルによりPチ
ャンネルMOSFETQ10がオン状態になってCMO
Sインバータ回路の入力信号を上記動作電圧vpp−v
thまで持ち上げるので、PチャンネルMOSFETQ
I 1がオフ状態にされ、MOSFETQI 1とQ1
2を通して直流電流が流れるのを防止する。また、M○
5FETQ9がオフ状態になって、オン状態のMOSF
ETQIOを通して上記電圧Vpp−Vth側からCM
OSインバータ回路の動作電圧である低電圧Vcc側に
逆流電流が流れるのを防止するものである。これにより
、高電圧vppが12Vのような高い電圧のときでも、
制御信号PGMをハイレベルにすることにより、デコー
ダやデータ入力ハッファDrBの動作電圧を低電圧Vc
cとして読み出し動作を行わせることができる。
なお、通常状態では、端子Vl)I)にはVcc又はO
■が供給される。この実施例では、制御信号PGMはハ
イレベルに固定され、上記同様にスイッチMOSFET
QI 4を通して低電圧Vccが出力される。このとき
、vppがO■にされても、ダイオード形態のMOSF
ETQ4がオフ状態にされ、バイアス回路はVcc−V
thの電圧を出力する。これにより、レベル変換回路は
それを動作電圧として動作し、上記のように制御信号P
GMに応じてスイッチMOSFETQI 4をオン状態
に、スイッチMO5FETQI 3をオフ状態にするも
のである。
第2図には、上記電圧切り換え回路の他の一実施例の回
路図が示されている。
この実施例では、上記MOSダイオードQ4゜Q5に代
え、PN接合ダイオードD1とD2を用いてレベル変換
回路を構成するものである。このようなPN接合ダイオ
ードを用いた場合には、その順方向電圧VFが約0.8
 V程度に小さくできる。
この他、ダイオードDI、D2はショットキーダイオー
ドにより構成してもよい。このようなショットキーダイ
オードを用いた場合には、その製造が簡単になるととも
に、レベル低下分を約0.3vのように小さくできる。
また、上記バイアス回路の出力端子と回路の接地電位点
との間には、微小電流を流す高抵抗Rが設けられる。こ
れは、スイッチ切り換えを行わないときには、上記バイ
アス回路の出力ノードがハイインピーダンス状態にされ
、電源ノイズ等によりそのレベルが高くされたときそれ
が保持されてしまうことを防止する。
上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。すわなち、 (1)  比較的高い電圧と比較的低い電圧とが選択的
に供給された第1の電圧端子と比較的低い電圧が固定的
に供給される第2の電圧端子にそれぞれソースが接続さ
れた第1と第2のスイッチMOSFETを設け、上記第
1のスイッチMO5FETが形成される第1のウェル領
域には、上記第1と第2の電圧端子のうち高い方の電圧
を供給し、第2のスイッチMOSFETが形成される第
2のウェル領域には上記第1と第2のスイッチMOSF
ETのトレインが共通に接続された出力端子に接続する
ことにより、レベル損失なく出力電圧を得ることができ
るという効果が得られる。
(2)高い方の電圧のスイッチ動作を行うスイ・7チM
OSFETが形成されるウェル領域には上記第1と第2
の電圧端子のうち高い方の電圧が常に供給されるように
すること及び固定的な低い方の電圧をスイッチ動作を行
うスイッチMOSFETが形成されるウェル領域に切り
換えられる出力電圧を供給することにってウェルとソー
スとが順バイアスされることがなく、制御信号に従って
電圧切り換えが可能になるという効果が得られる。
(3)上記(1)により、昇圧回路が不要であるため回
路の簡素化を図りつつ、高耐圧MOSFETを形成する
ための工程増加がなく、書き込みとベリファイ動作の高
速化が可能になるという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、差動スイッチ
の切り換え制御信号は、上記のようなレベル変換動作を
行うものであれば何であってもよい。EPROM装置を
構成する外部制御信号は、例えばプログラム端子PGM
を省略して、高電圧Vl)I)のレベルを識別した信号
と、チップ選択信号C下のロウレベルをもって書き込み
モードとし、チップ選択信号CEのノ\イレベルにより
ベリファイモードに切り換えるようにするもの等であっ
てもよい。また、EPROMを構成するメモリアレイや
その周辺回路の具体的回路構成は、種々の実施形態を採
ることができるものである。さらに、上記のEPROM
装置は、マイクロコンピュータ等のような半導体集積回
路装置に内蔵されるものであってもよい。
この発明は、EPROM装置の他、EEPROM(エレ
クトリカリ・イレーザブル&プログラマブル・リード・
オンリー・メモリ)やそれを含む半導体集積回路装置の
ように高電圧と低電圧とを切り換える回路を内蔵する各
種半導体集積回路装置に広く利用することができる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、比較的高い電圧と比較的低い電圧とが選択
的に供給される第1の電圧端子と比較的低い電圧が固定
的に供給される第2の電圧端子にそれぞれソースが接続
された第1と第2のスイッチMOS F ETを設け、
上記第1のスイッチMOS F ETが形成される第1
のウェル領域には、上記第1と第2の電圧端子のうち高
い方の電圧を供給し、第2のスイッチMOS F ET
が形成される第2のウェル領域には上記第1と第2のス
イッチMO5FETのドレインが共通に接続された出力
端子に接続することによりレベル損失なく出力電圧を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る電圧切り換え回路の一実施例
を示す回路図、 第2図は、この発明に係る電圧切り換え回路の他の一実
施例を示す回路図、 第3図は、この発明が適用されたEPROM装置の一実
施例を示す回路図である。 XADB、YADB・・アドレスバッファ、XDCR・
・Xアドレスデコーダ、YDCR・・Yアドレスデコー
ダ、M−ARY・・メモリアレイ、PA・・初段増幅回
路、SA・・センスアンプ、DIB・・データ入カバソ
ファ、DOB・・データ出カバソファ、C0NT・・タ
イミング制御計回路、VSW・・電圧切り換え回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)比較的高い電圧と比較的低い電圧とが選択的に供給
    される第1の電圧端子にソースが接続された第1のスイ
    ッチMOSFETと、比較的低い電圧が固定的に供給さ
    れる第2の電圧端子にソースが接続された第2のスイッ
    チMOSFETと、上記第1及び第2のスイッチMOS
    FETがそれぞれ形成される第1及び第2のウェル領域
    と、上記第1と第2の電圧端子のうち高い方の電圧を上
    記第1のウェル領域に供給するバイアス回路と、上記第
    2のウェル領域を上記第1と第2のスイッチMOSFE
    Tのドレインが共通に接続された出力端子に接続してな
    る電圧切り換え回路を備えてなることを特徴とする半導
    体集積回路装置。 2)上記バイアス回路は、第1と第2の電圧端子にアノ
    ード側が接続され、第1のウェル領域にカソード側が接
    続された一対からなる一方向性素子により構成されるも
    のであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    半導体集積回路装置。 3)上記第1と第2のスイッチMOSFETのゲートに
    は、上記第2の電圧端子の電圧を動作電圧とする回路に
    より形成された制御信号が、上記バイアス回路の出力電
    圧を動作電圧とする一対からなるレベル変換回路を通し
    て伝えられるものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1又は第2項記載の半導体集積回路装置。 4)上記半導体集積回路装置は、上記電圧切り換え回路
    を通した出力電圧により動作させられるEPROMを備
    えてなるものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1、第2又は第3項記載の半導体集積回路装置。
JP2253934A 1990-09-21 1990-09-21 半導体集積回路装置 Pending JPH04134697A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013126043A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Fujitsu Ltd 電力供給装置、及び、電子装置

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