JPS61267610A - 管材等の出荷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、丸棒、管体等を出荷可能とする管材等の出荷
装置に関する。

［従来の技術］ 従来、管材等の出荷装置は、実開昭５２−１１８８８３
号公報に示されるように、管材を前面スキッドから受枠
内に搬入し、受枠内に積層された所定本数の管材を結束
し、搬出可能としている。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、上記従来の出荷装置にあっては、管材の
搬入位置と搬出位置が同一位置であるとともに、搬出の
ための結束作業等に比較的長時間を要している。

したがって、受枠内に所定本数の管材が積載された後、
該管材が搬出を完了するまでの比較的長時間にわたり、
新たな管材を搬入することができず、出荷作業の能率向
上に限界がある。

また、管材等の出荷装置にあっては、管材等を受枠内に
搬入する時、管材等が相互に衝突することによって生ず
る騒音発生を防止することが望まれている。

本発明の第１は、管材等の出荷作業の能率を向上可能と
することを目的とする。

また１本発明の第２は、管材等を比較的静かに積載して
騒音の発生を防止可能とするとともに、管材等の出荷作
業の能率を向上可能とすることを目的と、する。

［問題点を解決するための手段］ 本発明の第１に係る管材等の出荷装置は、管材等を供給
する供給部と、供給部が供給する管材等を吸着保持して
移送するマグネットコンベアと、２つの積載部を備える
状態で、マグネットコンベアの移送方向に交差する方向
に移動可能にマグネットコンベアの下方に配置され、両
積載部を交互にマグネットコンベアの直下の搬入位置に
停留し、一方の積載部が上記搬入位置に停留している状
態下で、他方の積載部を該搬入位置の側方の搬出位置に
停留可能とする台車と、台車の各積載部のそれぞれに配
置され、マグネットコンベアから移載される管材等を受
け入れ可能とする受枠部と、マグネットコンベアから移
載される管材等を支持する状態で下降し、該管材等を受
枠部に積載可能とする昇降支持部とを有してなるように
したものである。

また、本発明の第２に係る管材等の出荷装置は、管材等
を供給する供給部と、供給部が供給する管材等を吸着保
持して移送するマグネットコンベアと、２つの積載部を
備える状態で、マグネットコンベアの移送方向に交差す
る方向に移動可能にマグネットコンベアの下方に配置さ
れ、両積載部を交互にマグネットコンベアの直下の搬入
位置に停留し、一方の積載部が上記搬入位置に停留して
いる状態下で、他方の積載部を該搬入位置の何方の搬出
位置に停留可能とする台車と、台車の各積載部のそれぞ
れに配置され、マグネットコンベアから移載される管材
等を受け入れ可能とする受枠部と、マグネットコンベア
から移載される管材等を支持する状態で下降し、該管材
等を受枠部に積載可能とする昇降支持部と、マグネット
コンベアに対して並設され、マグネットコンベアによる
管材等の移動方向に対する反対方向に移動して該管材等
にカットオフ力を与えるカー／　）オフ部を備え、管材
等を該マグネットコンベアからカットオフして前記昇降
支持部に移載可能とするカットオフコンベアとを有して
なるようにしたものである。

［作　用］ 本発明の第１によれば、台車の一方の積載部上にある受
枠部（Ａ）への管材等の搬入作業が完了した後、その受
枠部（Ａ）を搬出位置に移動するとともに他方の受枠部
（Ｂ）を搬入位置に移動し、受枠部（Ａ）からの搬出作
業を行なうと同時に、受枠部（Ｂ）への新たな搬入作業
を同時に行なうことが可能となる。すなわち、搬入位置
における搬入作業と、搬出位置における搬出作業とを同
時進行することが可能となり、管材等の出荷作業の能率
を向上することが可能となる。

また、本発明の第２によれば、マグネットコンベアによ
って吸着保持された状態で移送されてくる管材等をカッ
トオフコンベアのカットオフ部によってカットオフする
こととなり、マグネットコンベアから昇降支持部への管
材等の移載時に、管材等を相互に衝突させることなく、
管材等を比較的静かに移載して騒音の発生を防止するこ
とが可能となる。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例を示す平面図、第２図は＠１
図の■−■線に沿う側面図、第３図は第２図の要部を拡
大して示す側面図である。

図において、１０は、出荷対象としての管材であり、１
１は、管材１０を供給する供給部としての供給コンベア
である。供給コンベア１１は、管材１０を保持するＶサ
ドル１２を備えている。

１３は、供給コンベア１１の駆動部である。

１４は、マグネットコンベアであり、供給コンベア１１
が供給する管材１０を吸着保持して移送可能としている
。Ｌ５は、マグネットコンベア１４の駆動部である。

１６は、２連台車である０台車１６は、２つの積載部１
７Ａと１７Ｂを連結ロッド１８によって一体化している
０台車１６は、マグネットコンベア１４の移送方向に交
差する方向に移動可能に、マグネットコンベア１４の下
方に配置されている。１９はレールである０台車１６は
１両積載部１７Ａ、１７Ｂを交互にマグネットコンベア
１４の直下の搬入位ａｌＬＯに停留し、一方の積載部１
７Ａ　（１７Ｂ）が上記搬入位置１，０に停留している
状態下で、他方の積載部１７Ｂ（１７Ａ）を該搬入位１
ｉＬＯの両側方のそれぞれに設定されている搬出位置Ｌ
Ｂ　（ＬＡ）に停留可能としている。

台車１６の各積載部１７Ａ、１７Ｂには、受枠部として
のパレット２０が配置されている。各パレット２０は、
マグネットコンベア１４から移載される管材１０を搬入
位置において受け入れ、所定の積層状態に成形可能とし
ている。なお、上記搬入位置において所定本数の管材ｌ
Ｏを受け入れたパレット２０は、それらの管材１０を受
け入れた状態のまま、搬出位置からクレーン等によって
搬出可能とされる。また、上記のようにして先行するパ
レット２０が搬出位置から搬出された後。

新たな空パレット２０がクレーン等によって該搬出位置
のレール１９上に投入可能とされる。

なお、本発明の実施において、受枠部は、上記パレット
２０と異なり、台車１６の各積載部１７Ａ、１７Ｂに固
定化されてなるものであってもよい、この場合には、受
枠部に積層された所定本数の管材は、搬出位置において
結束された状態下で搬出されることとなる。

パレット２０は、昇降支持部２１を備えている。昇降支
持部２１は、リフトシリンダ装置２２の伸縮動作に伴な
って昇降可能とされている。すなわち、昇降支持部２１
は、マグネットコンベア１４から移載された管材ｌＯを
１段整列状態に支持した後、管材１０の外径分だけ下降
し、次の１段整列を行なうことにより、管材１０をパレ
ット２０内に順次積層可能としている。

なお、本発明の実施において、昇降支持部は。

上記のようにパレット２０に備えるものでなく、例えば
台車１６の各積載部１７Ａ、１７Ｂに直接備えられるも
のでもよく、あるいは１台車１６と独立して搬入位置の
床面上に配設されるものであってよい。

２３は、カットオフコンベアである。カットオフコンベ
ア２３は、マグネットコンベア１４に対して並設され、
マグネットコンベア１４による管材１０の移動方向に対
する反対方向に移動して該管材１０にカットオフ力を与
える板状のカットオフ部２４を備えている。これにより
、カットオフコンベア２３は、管材１０をマグネットコ
ンベア１４から円滑にカットオフして昇降支持部２１に
移載可能とする。カットオフコンベア２３は、マグネッ
トコンベア１４の駆動部１５によって駆動可能とされて
いる。

次に、上記実施例の作動に・ついて説明する。

供給コンベア１１によって供給される管材１０をマグネ
ットコンベア１４によって吸着保持し、マグネットコン
ベア１４が移送する管材１０をカットオフコンベア２３
のカットオフ部２４によってカットオフし、このカット
オフされた管材ｌＯを、搬入位置にある台車１６の一方
の積載部１７Ａ（１７Ｂ）に配置されているパレット２
０の昇降支持部２１に移載する。管材ｌＯが昇降支持部
２１上に１段整列すると、昇降支持部２１が管材１０の
外径分だけ下降し１次の１段整列を行なう、このくり返
しによって、所定本数の管材１０がバレー２ト２０内に
積層状態で収容される。

この状態下で、供給コンベア１１、マグネットコンベア
１４を停止し、台車１６をレール１９に沿って移動し、
上記一方の積載部１７Ａ（１７Ｂ）を搬出位置に設定し
、積層された管材１０の搬出作業を行なう、この時、台
車１６の他方の積載部１７Ｂ（１７Ａ）が搬入位置に移
動し、供給コンベア１１．マグネットコンベア１４の再
運転によって新たな管材１０の搬入作業を同時進行する
。

上記実施例によれば１台車１６の一方の積載部１７Ａ、
１７Ｂ上にあるパレット２０（Ａ）への管材１０の搬入
作業が完了した後、そのパレット２０（Ａ）を搬出位置
に移動するとともに他方のバレッ）２０（Ｂ）を搬入位
置に移動し、パレッ）２０（Ａ）からの搬出作業を行な
うと同時に、パレット２０（Ｂ）への新たな搬入作業を
同時に行なうことが可能となる。したがって、搬入位置
における搬入作業と、搬出位置における搬出作業とを同
時進行することが可能となり、管材１０の出荷作業の能
率を向上することが可能となる。

また、マグネ−、トコンベア１４によって吸着保持され
た状態で移送されてくる管材１０をカットオフコンベア
２３のカットオフ部２４によってカットオフすることと
なり、マグネットコンベア１４から昇降支持部２１への
管材ｌＯの移載時に、管材１０を相互に衝突させること
なく管材１０を比較的静かに移載して騒音の発生を防と
することが可能となる。

ただし１本発明の実施において、カットオフコンベア２
３は必ずしも設けることなく、１段整列群を形成する先
頭の管材１０は、受枠部の上部に設けたストッパ部（第
２図の８部に相当する部分）との当接によってマグネッ
トコンベア１４から分離し、上記先頭の管材ｌＯに続く
他の管材ｌＯはすでに昇降支持部２１に移載された先行
の管材１０との当接によってマグネットコンベア１４か
ら分離するものとしてもよい。

［発明の効果］ 以上のように、本発明の第１に係る管材等の出荷装置は
、管材等を供給する供給部と、供給部が供給する管材等
を吸着保持して移送するマグネットコンベアと、２つの
積載部を備える状態で、マグネットコンベアの移送方向
に交差する方向に移動可能にマグネットコンベアの下方
に配置され、両積載部を交互にマグネットコンベアの直
下の搬入位置に停留し、一方の積載部が上記搬入位置に
停留している状態下で、他方の積載部を該搬入位置の側
方の搬出位置に停留可能とする台車と、台車の各積載部
のそれぞれに配置され、マグネットコンベアから移載さ
れる管材等を受け入れ可能とする受枠部と、マグネット
コンベアから移載°される管材等を支持する状態で下降
し、該管材等を受枠部に積載可能とする昇降支持部とを
有してなるようにしたものである。したがって、管材等
の出荷作業の能率を向上することが可能となる。

また１本発明の第２に係る管材等の出荷装置は、管材等
を供給する供給部と、供給部が供給する管材等を吸着保
持して移送するマグネットコンベアと、２つの積載部を
備える状態で、マグネットコンベアの移送方向に交差す
る方向に移動可能にマグネットコンベアの下方に配置さ
れ、両積載部を交互にマグネットコンベアの直下の搬入
位置に停留し、一方の積載部が上記搬入位置に停留して
いる状態下で、他方の積載部を該搬入位置の側方の搬出
位置に停留可能とする台車と、台車の各積載部のそれぞ
れに配置され、マグネットコンベアから移載される管材
等を受け入れ可能とする受枠部と、マグネットコンベア
から移載される管材等を支持する状態で下降し、該管材
等を受枠部に積載可能とする昇降支持部と、マグネット
コンベアに対して並設され、マグネットコンベアによる
管材等の移動方向に対する反対方向に移動して該管材等
にカットオフ力を与えるカットオフ部を備え、管材等を
該マグネットコンベアからカー／　トオフして前記昇降
支持部に移載可能とするカットオフコンベアとを有して
なるようにしたものである。したがって、管材等を比較
的静かに積載して騒音の発生を防止可能とするとともに
、管材等の山々作業の能率を向上することが可能となる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す平面図、第２図は第１
図の■−■線に沿う側面図、第３図は第２図の要部を拡
大して示す側面図である。 １０・・・管材、１１・・・供給コンベア、１４・・・
マグネットコンベア、１６・・・台車、１７Ａ、１７Ｂ
・・・積載部、２０・・・パレッ）、２１・・・昇降支
持部。 ２３・・・カットオフコンベア、２４・・・カットオフ
部、ＬＯ・・・搬入位置、ＬＡ　、ＬＢ・・・搬出位置
。 代理人　　弁理士　　塩　川　修　治 第　３　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）管材等を供給する供給部と、供給部が供給する管
   材等を吸着保持して移送するマグネットコンベアと、２
   つの積載部を備える状態で、マグネットコンベアの移送
   方向に交差する方向に移動可能にマグネットコンベアの
   下方に配置され、両積載部を交互にマグネットコンベア
   の直下の搬入位置に停留し、一方の積載部が上記搬入位
   置に停留している状態下で、他方の積載部を該搬入位置
   の側方の搬出位置に停留可能とする台車と、台車の各積
   載部のそれぞれに配置され、マグネットコンベアから移
   載される管材等を受け入れ可能とする受枠部と、マグネ
   ットコンベアから移載される管材等を支持する状態で下
   降し、該管材等を受枠部に積載可能とする昇降支持部と
   を有してなる管材等の出荷装置。
2. （２）管材等を供給する供給部と、供給部が供給する管
   材等を吸着保持して移送するマグネットコンベアと、２
   つの積載部を備える状態で、マグネットコンベアの移送
   方向に交差する方向に移動可能にマグネットコンベアの
   下方に配置され、両積載部を交互にマグネットコンベア
   の直下の搬入位置に停留し、一方の積載部が上記搬入位
   置に停留している状態下で、他方の積載部を該搬入位置
   の側方の搬出位置に停留可能とする台車と、台車の各積
   載部のそれぞれに配量され、マグネットコンベアから移
   載される管材等を受け入れ可能とする受枠部と、マグネ
   ットコンベアから移載される管材等を支持する状態で下
   降し、該管材等を受枠部に積載可能とする昇降支持部と
   、マグネットコンベアに対して並設され、マグネットコ
   ンベアによる管材等の移動方向に対する反対方向に移動
   して該管材等にカットオフ力を与えるカットオフ部を備
   え、管材等を該マグネットコンベアからカットオフして
   前記昇降支持部に移載可能とするカットオフコンベアと
   を有してなる管材等の出荷装置。