JPS61257540A - 浚渫用バケツト - Google Patents
浚渫用バケツトInfo
- Publication number
- JPS61257540A JPS61257540A JP9736385A JP9736385A JPS61257540A JP S61257540 A JPS61257540 A JP S61257540A JP 9736385 A JP9736385 A JP 9736385A JP 9736385 A JP9736385 A JP 9736385A JP S61257540 A JPS61257540 A JP S61257540A
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- JP
- Japan
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- shaft
- opening
- mud
- packet
- suction pipe
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、ヘドロ等の水底堆積物を掘削しながら吸引捕
集する浚渫用パケットに関するものである。
集する浚渫用パケットに関するものである。
一般に、中小河川等の比較的河偏の狭い場所における浚
渫は、小形の台船上にパックホウ等の掘削機を搭載し、
パックホウの可動アーム先端に取付けたパケットにより
水底に堆積したヘドロ等の堆積物や、土砂等を掘削し、
掘削した堆積物等を他の台船上に一旦集め死後、ダンプ
カー等に再度移し変えたり、堰堤にパックホウを置いて
掘削した堆積物等を直接ダンプカー等に移したシしてい
るが普通である。
渫は、小形の台船上にパックホウ等の掘削機を搭載し、
パックホウの可動アーム先端に取付けたパケットにより
水底に堆積したヘドロ等の堆積物や、土砂等を掘削し、
掘削した堆積物等を他の台船上に一旦集め死後、ダンプ
カー等に再度移し変えたり、堰堤にパックホウを置いて
掘削した堆積物等を直接ダンプカー等に移したシしてい
るが普通である。
ところで、このような従来の浚渫工法にあっては、掘削
した堆積物をその都度台船やダンプカー等に移し変えな
ければならず、作業効率が悪いという難点がある他、掘
削時にヘドロ等が攪拌されて、水質汚濁等の二次公害が
発生する虞れがあった。
した堆積物をその都度台船やダンプカー等に移し変えな
ければならず、作業効率が悪いという難点がある他、掘
削時にヘドロ等が攪拌されて、水質汚濁等の二次公害が
発生する虞れがあった。
そこで、このような難点を解決する丸めに、吸引・圧送
方式による浚渫工法が近年採用されている。これは、台
船上から吸引パイプの先端部を水底に降ろして水底堆積
物等をこの吸引パイプに連結した真空ポンプを介して吸
引し、吸引した水底堆積物を一部タンク内に貯溜した後
。
方式による浚渫工法が近年採用されている。これは、台
船上から吸引パイプの先端部を水底に降ろして水底堆積
物等をこの吸引パイプに連結した真空ポンプを介して吸
引し、吸引した水底堆積物を一部タンク内に貯溜した後
。
このタンクに圧縮空気を供給してタンクに連結され九送
泥管を通してタンク内の堆積物を遠方に移送するように
したものである。
泥管を通してタンク内の堆積物を遠方に移送するように
したものである。
しかしながら、このような吸引・圧送方式による浚渫工
法にあっては、単に吸引パイプの先端を水底に降ろして
いただけなので、堆積物のみならず水分も多量に吸込む
ことが多く堆積物の吸引効率が悪いという問題点があっ
た。
法にあっては、単に吸引パイプの先端を水底に降ろして
いただけなので、堆積物のみならず水分も多量に吸込む
ことが多く堆積物の吸引効率が悪いという問題点があっ
た。
また、吸引パイプの移動は台船に備えたクレーン等によ
シ行なっていたため、機動性を要求される中小河川等の
ような河幅の狭い場所や、貯水池等のような場所にあっ
ては作業性が悪いという問題点があった。
シ行なっていたため、機動性を要求される中小河川等の
ような河幅の狭い場所や、貯水池等のような場所にあっ
ては作業性が悪いという問題点があった。
本発明はこのような吸引・圧送方式による浚渫工法にお
ける問題点を解決するためになされたもので、吸引パイ
プに連結されて水底堆積物等を効率よく捕集でき、しか
もバックホウ等の掘削機のアーム先端に取付可能とする
ことによシ移動が容易に行なえ、作業効率の向上を図る
ことができる浚渫用パケットを提供することを目的とす
るものである。
ける問題点を解決するためになされたもので、吸引パイ
プに連結されて水底堆積物等を効率よく捕集でき、しか
もバックホウ等の掘削機のアーム先端に取付可能とする
ことによシ移動が容易に行なえ、作業効率の向上を図る
ことができる浚渫用パケットを提供することを目的とす
るものである。
而して本発明の目的を達成するための要旨は、可動アー
ムの先端部に連結可能な吊持用ブラケットと、前記吊持
用ブラケットに旋回可能に吊持された一側面に開口を有
する箱状のパケット本体と、前記パケット本体内に挿通
されかつ泥土を吸引貯溜して圧送する泥土圧送タンク二
二ットの吸引管に接続された泥土吸込管と、前記パケッ
ト本体の開口と前記泥土吸込管との間に該開口の幅方向
に沿って設けられた回転可能な掻取り軸と、前記掻取シ
軸と前記泥土吸込管との間に該掻取り軸と平行に設けら
れ泥土を軸中央部に集めるスクリュー軸とを備え、前記
掻取り軸には先端部が前記パケット本体の開口よシも前
方に支出される掻取シ板が軸方向に沿って複数設けられ
たことを特徴とする浚渫用パケットにある。
ムの先端部に連結可能な吊持用ブラケットと、前記吊持
用ブラケットに旋回可能に吊持された一側面に開口を有
する箱状のパケット本体と、前記パケット本体内に挿通
されかつ泥土を吸引貯溜して圧送する泥土圧送タンク二
二ットの吸引管に接続された泥土吸込管と、前記パケッ
ト本体の開口と前記泥土吸込管との間に該開口の幅方向
に沿って設けられた回転可能な掻取り軸と、前記掻取シ
軸と前記泥土吸込管との間に該掻取り軸と平行に設けら
れ泥土を軸中央部に集めるスクリュー軸とを備え、前記
掻取り軸には先端部が前記パケット本体の開口よシも前
方に支出される掻取シ板が軸方向に沿って複数設けられ
たことを特徴とする浚渫用パケットにある。
以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明による浚渫用パケットの一部破断側面図
、第2図は第1図の正面図を示している。
、第2図は第1図の正面図を示している。
図中、1は一側面が開口した箱状のパケット本体で、ス
ラスト軸受部材2を介して吊持用ブラケット3に水平方
向に旋回可能に連結されている。
ラスト軸受部材2を介して吊持用ブラケット3に水平方
向に旋回可能に連結されている。
4は前記ブラケット3@に固定された旋回用油圧モータ
で、その駆動軸に取付けられた小歯車5が前記パケット
本体1側に固定された大歯車6に噛合い、このパケット
本体1を旋回させるようになっている。7は前記吊持用
ブラケット3側に固定されるとともに、前記パケット本
体l内まで前記スラスト軸受部材2を通して下端が挿通
された泥土吸込管で、上端側に第5図に示す吸引・圧送
タンクユニツ)Bに接続され九可撓性を有する吸引パイ
プ8が連結されている。9は前記泥土吸込管7内に挿通
され、該吸込管7の吸込開口端近傍にノズル部9aが形
成され空気ノズルで、泥土等の水底堆積物を吸込する際
に圧縮空気がこのノズル部9aから吹出され、吸込泥土
中に空気を混入させることにより泥土を容易に吸引搬送
できるようになっている。10はパケット本体1内に臨
む吸込管7の下端部を支承する支持管で、支持ブラケッ
ト11を介してパケット本体1に固定されている。この
支持プラケット管10の下端部はバケット本体の開口l
d側に向けて傾斜面10&が形成され、該開口1aから
捕集した泥土等の堆積物を効率よく吸引できるようにな
っている。12は前記パケット本体1の開口1aの両側
縁から外方に向けて夫々張出された案内板で、該開口1
aの開口幅よシも広い幅で堆積物を捕集してパケット本
体1内に案内するようになっている。13はパケット本
体1の開口1aの下縁から前方に支出された泥土掻取シ
爪で、水底の地盤又は硬くなった堆積物等を掘シ起こす
ようになっている。14はパケット本体1の底壁面1b
に、前記吸込管7の下方に位置するようにして形成され
た底部開口で、格子状の底部スクリーン15によシ覆わ
れ、前記開口1aによシ捕集し残した水底地盤近傍の泥
土等を捕集することができるようになっている。16は
パケット本体1の開口18に開閉可能に取付けられた格
子状のスクリーンで、水底に投棄された空カン、ロープ
等が該パケット本体1内に入シ込むのを防いでいる。1
7は前記パケット本体1内に、その幅方向に沿って底壁
面1b近傍に設けられたスクリュー軸で、両端部がパケ
ット本体1の両側壁1c、 ldに回転可能に支承され
ている。このスクリュー軸17は第3図に示すように片
手部分に右ねじ廻りの右ねじスクリュ一部17a、他半
部分に左ねじ廻シの左ねじスクリュ一部17bが夫々形
成され、該側壁ICを貫通する貫通端部に駆動歯車18
が取付けられておシ、双方のスクリュ一部17&、 1
7bによって泥土をスクリュー軸17の中央に集め前記
泥土吸込管7へ泥土を効率よく送るようになっている。
で、その駆動軸に取付けられた小歯車5が前記パケット
本体1側に固定された大歯車6に噛合い、このパケット
本体1を旋回させるようになっている。7は前記吊持用
ブラケット3側に固定されるとともに、前記パケット本
体l内まで前記スラスト軸受部材2を通して下端が挿通
された泥土吸込管で、上端側に第5図に示す吸引・圧送
タンクユニツ)Bに接続され九可撓性を有する吸引パイ
プ8が連結されている。9は前記泥土吸込管7内に挿通
され、該吸込管7の吸込開口端近傍にノズル部9aが形
成され空気ノズルで、泥土等の水底堆積物を吸込する際
に圧縮空気がこのノズル部9aから吹出され、吸込泥土
中に空気を混入させることにより泥土を容易に吸引搬送
できるようになっている。10はパケット本体1内に臨
む吸込管7の下端部を支承する支持管で、支持ブラケッ
ト11を介してパケット本体1に固定されている。この
支持プラケット管10の下端部はバケット本体の開口l
d側に向けて傾斜面10&が形成され、該開口1aから
捕集した泥土等の堆積物を効率よく吸引できるようにな
っている。12は前記パケット本体1の開口1aの両側
縁から外方に向けて夫々張出された案内板で、該開口1
aの開口幅よシも広い幅で堆積物を捕集してパケット本
体1内に案内するようになっている。13はパケット本
体1の開口1aの下縁から前方に支出された泥土掻取シ
爪で、水底の地盤又は硬くなった堆積物等を掘シ起こす
ようになっている。14はパケット本体1の底壁面1b
に、前記吸込管7の下方に位置するようにして形成され
た底部開口で、格子状の底部スクリーン15によシ覆わ
れ、前記開口1aによシ捕集し残した水底地盤近傍の泥
土等を捕集することができるようになっている。16は
パケット本体1の開口18に開閉可能に取付けられた格
子状のスクリーンで、水底に投棄された空カン、ロープ
等が該パケット本体1内に入シ込むのを防いでいる。1
7は前記パケット本体1内に、その幅方向に沿って底壁
面1b近傍に設けられたスクリュー軸で、両端部がパケ
ット本体1の両側壁1c、 ldに回転可能に支承され
ている。このスクリュー軸17は第3図に示すように片
手部分に右ねじ廻りの右ねじスクリュ一部17a、他半
部分に左ねじ廻シの左ねじスクリュ一部17bが夫々形
成され、該側壁ICを貫通する貫通端部に駆動歯車18
が取付けられておシ、双方のスクリュ一部17&、 1
7bによって泥土をスクリュー軸17の中央に集め前記
泥土吸込管7へ泥土を効率よく送るようになっている。
19は前記スクリュー軸17と前記パケット本体1の開
口1aとの間に該スクリュー軸17と並行して回転可能
に取付けられた掻取り軸で、第4図に示すようK、径方
向に対向して支出された一対の掻取り板20が、長さ方
向に沿って交互に交差するように略等間隔で設けられて
いる。この掻取シ板20は、その先端部がパケット本体
lの開口1aから外方に支出され、堆積泥土を掻取るよ
うになっておシ、堆積泥土が硬い場合に掻取り容易とす
るために三角柱状に形成するのが好ましい。21は油圧
モータで、その駆動歯車21a、前記スクリュー軸17
の駆動歯車18および掻取シ軸19の駆動歯車19aに
駆動チェーン22が掛は回され、これらスクリュー軸1
7および掻取り軸19を回転させるようになっている。
口1aとの間に該スクリュー軸17と並行して回転可能
に取付けられた掻取り軸で、第4図に示すようK、径方
向に対向して支出された一対の掻取り板20が、長さ方
向に沿って交互に交差するように略等間隔で設けられて
いる。この掻取シ板20は、その先端部がパケット本体
lの開口1aから外方に支出され、堆積泥土を掻取るよ
うになっておシ、堆積泥土が硬い場合に掻取り容易とす
るために三角柱状に形成するのが好ましい。21は油圧
モータで、その駆動歯車21a、前記スクリュー軸17
の駆動歯車18および掻取シ軸19の駆動歯車19aに
駆動チェーン22が掛は回され、これらスクリュー軸1
7および掻取り軸19を回転させるようになっている。
以上が本実施例による浚渫用パケットの構造であるが、
次にその作用について説明する。浚渫用パケットはその
吊持用ブラケット3が、第5図に示すように、パックホ
ウAのアーム先端部に連結されて水底に着座され、水底
に沿って移動する。浚渫用パケットが水底に着座すると
、吸引圧送タンクユニットBの吸引ポンプおよび油圧モ
ータ21が始動されて、パケット本体1内のスクリュー
軸17、掻取シ軸19が回転しパケット本体1の開口1
aの前方の堆積泥土を先ず掻取り軸19の掻取シ板20
で掻取シ粉砕しながらパケット本体1内に送り込む。そ
の際パケット本体1はバックホウのアームの回動によっ
て水底に沿って移動しているため、堆積泥土はパケット
本体1内に強制的に捕集されるが、堆積泥土は必ずしも
軟らかくはなく塊状のものもあるので掻取・シ板20に
よシ粉砕することで次段の吸込工程において管詰まりす
ることなく容易に吸引圧送可能としている。
次にその作用について説明する。浚渫用パケットはその
吊持用ブラケット3が、第5図に示すように、パックホ
ウAのアーム先端部に連結されて水底に着座され、水底
に沿って移動する。浚渫用パケットが水底に着座すると
、吸引圧送タンクユニットBの吸引ポンプおよび油圧モ
ータ21が始動されて、パケット本体1内のスクリュー
軸17、掻取シ軸19が回転しパケット本体1の開口1
aの前方の堆積泥土を先ず掻取り軸19の掻取シ板20
で掻取シ粉砕しながらパケット本体1内に送り込む。そ
の際パケット本体1はバックホウのアームの回動によっ
て水底に沿って移動しているため、堆積泥土はパケット
本体1内に強制的に捕集されるが、堆積泥土は必ずしも
軟らかくはなく塊状のものもあるので掻取・シ板20に
よシ粉砕することで次段の吸込工程において管詰まりす
ることなく容易に吸引圧送可能としている。
掻取り軸19により掻取シ粉砕された堆積泥土はスクリ
ュー軸17によって該スクリュー軸17の中央部に集め
られて泥土吸込管7に送られ、吸引力によって吸引パイ
プ8を介して吸引圧送タンクユニットBに送り込まれる
。
ュー軸17によって該スクリュー軸17の中央部に集め
られて泥土吸込管7に送られ、吸引力によって吸引パイ
プ8を介して吸引圧送タンクユニットBに送り込まれる
。
このようにして浚渫パケットを一方向に向けて水底を移
動させながらバックホウのアームの回動範囲内で水底堆
積物の浚渫が終了すると、旋回用油圧モータ4を作動し
てパケット本体1を例えば180°旋回させてパケット
本体1の開口1&を逆に向たり、又は左右どちらかにパ
ケット本体1を90°旋回させ、同様にして水底堆積物
を浚渫する。したがって、一方向における浚渫が終了し
た後パックホウのアームをその位置からパケット本体1
の開口1aの開口方向に移動させれば連続的に水底堆積
物の浚渫が行なえることとなる。
動させながらバックホウのアームの回動範囲内で水底堆
積物の浚渫が終了すると、旋回用油圧モータ4を作動し
てパケット本体1を例えば180°旋回させてパケット
本体1の開口1&を逆に向たり、又は左右どちらかにパ
ケット本体1を90°旋回させ、同様にして水底堆積物
を浚渫する。したがって、一方向における浚渫が終了し
た後パックホウのアームをその位置からパケット本体1
の開口1aの開口方向に移動させれば連続的に水底堆積
物の浚渫が行なえることとなる。
次いで吸引圧送タンクユニットBを第5図に基づいて説
明する。
明する。
吸引圧送夕2クユニツ)Bは、2基のタンク23.24
を有し、一方のタンク23に泥土を貯溜している間に、
他方のタンク24内に圧縮空気を供給し、送泥管25を
介して陸上に設けられた大聖のホッパ26に泥土を圧送
し、該ホッパ26の下方に位置するダンプカー27に泥
土を積載する。そして、一方のタンク23内に所定量の
泥土が貯溜されると、泥土は他方のタンク24に送られ
、逆に一方のタンク23に圧縮空気が供給され同様にし
て泥土をホッパ26に圧送されるよう釦なっている。
を有し、一方のタンク23に泥土を貯溜している間に、
他方のタンク24内に圧縮空気を供給し、送泥管25を
介して陸上に設けられた大聖のホッパ26に泥土を圧送
し、該ホッパ26の下方に位置するダンプカー27に泥
土を積載する。そして、一方のタンク23内に所定量の
泥土が貯溜されると、泥土は他方のタンク24に送られ
、逆に一方のタンク23に圧縮空気が供給され同様にし
て泥土をホッパ26に圧送されるよう釦なっている。
以上述べ九如く本実施例によれば、パケット本体1の一
側面に開口し九開口1aから泥土等の水底堆積物を取シ
込み、該パケット本体1内に挿通した泥土吸込管7によ
シ捕集泥土を連続的に吸引して陸上等に設けた吸引・圧
送タンクユニットに送ることができるので、含水率が低
い状態で水底堆積物を効率よく浚渫できる効果が得られ
る。
側面に開口し九開口1aから泥土等の水底堆積物を取シ
込み、該パケット本体1内に挿通した泥土吸込管7によ
シ捕集泥土を連続的に吸引して陸上等に設けた吸引・圧
送タンクユニットに送ることができるので、含水率が低
い状態で水底堆積物を効率よく浚渫できる効果が得られ
る。
また、パケット本体1は吊持用ブラケット3を介してバ
ックホウのアーム先端部に取付けられ、しかも水平方向
旋回可能であるため、任意の向きにパケット本体1の開
口1aを向けることができるので、バックホウのアーム
を頻繁に回動させたシ、バックホウの向きを移動させた
シすることなく連続的に浚渫することが可能となり、作
業性が向上する効果が得られる。
ックホウのアーム先端部に取付けられ、しかも水平方向
旋回可能であるため、任意の向きにパケット本体1の開
口1aを向けることができるので、バックホウのアーム
を頻繁に回動させたシ、バックホウの向きを移動させた
シすることなく連続的に浚渫することが可能となり、作
業性が向上する効果が得られる。
さらに、パケット本体1内には塊状等の硬い水底堆積物
を掻取り粉砕する掻取シ板20を有する掻取シ軸19が
設けられているので、水底堆積物の性状に関係なく水底
堆積物を効率よく捕集できる効果が得られる。
を掻取り粉砕する掻取シ板20を有する掻取シ軸19が
設けられているので、水底堆積物の性状に関係なく水底
堆積物を効率よく捕集できる効果が得られる。
なお、本実施例において、浚渫用パケットはバックホウ
のアームに取付は九例について説明したが、これに限定
されることはなく、デリッククレーンのジブ先端に取付
けるようにしてもよい。
のアームに取付は九例について説明したが、これに限定
されることはなく、デリッククレーンのジブ先端に取付
けるようにしてもよい。
以上述べた如く本発明による浚渫用パケットによれば、
パケット本体を水底に着座させたままで水底を移動しな
がら水底堆積物を連続的に浚渫することができ、しかも
浚渫場所を変える際は、パケット本体を旋回させること
で任意の向きにパケット本体の開口を向けることができ
るため、中小河川等の浚渫場所が狭゛い場合には極めて
機動性が良く、効率のよい浚渫を行なうことができる効
果が得られる。
パケット本体を水底に着座させたままで水底を移動しな
がら水底堆積物を連続的に浚渫することができ、しかも
浚渫場所を変える際は、パケット本体を旋回させること
で任意の向きにパケット本体の開口を向けることができ
るため、中小河川等の浚渫場所が狭゛い場合には極めて
機動性が良く、効率のよい浚渫を行なうことができる効
果が得られる。
第1図は本発明による浚渫用パケットの一実施例を示す
一部破断9t11面図、第2図はその正面図、第3図は
スクリュー軸の平面図、第4図は掻取シ軸の平面図、第
5図は本発明による浚渫用パケットを使用した浚渫設備
の概略図を示している。 1・・・パケット本体 1a・・・開口2・・・スラ
スト軸受部材 3・・・吊持用ブラケット4・・・旋回
用油圧モータ 5・・・小歯車6・・・大歯車
7・・・泥土吸込管8・・・吸引パイプ 9
・・・空気ノズル9a・・・ノズル部 10・・
・支持管11・・・支持ブラケット 12・・・案内板
13・・・掻取シ爪 14・・・底部開口15・
・・底部スクリーン 16・・・スクリーン17・・・
スクリュー軸 17a・・・右ねじスクリュ一部1
7b・・・左ねじスクリュ一部 18,191・・・
駆動歯車19・・・掻取シ軸 20・・・掻取り
板2工・・・油圧モータ 22・・・駆動チェーン
23.24・・・タンク 25・・・送泥管26・・
・ホッパ 27・・・ダンプカー0第1図 第2囚
一部破断9t11面図、第2図はその正面図、第3図は
スクリュー軸の平面図、第4図は掻取シ軸の平面図、第
5図は本発明による浚渫用パケットを使用した浚渫設備
の概略図を示している。 1・・・パケット本体 1a・・・開口2・・・スラ
スト軸受部材 3・・・吊持用ブラケット4・・・旋回
用油圧モータ 5・・・小歯車6・・・大歯車
7・・・泥土吸込管8・・・吸引パイプ 9
・・・空気ノズル9a・・・ノズル部 10・・
・支持管11・・・支持ブラケット 12・・・案内板
13・・・掻取シ爪 14・・・底部開口15・
・・底部スクリーン 16・・・スクリーン17・・・
スクリュー軸 17a・・・右ねじスクリュ一部1
7b・・・左ねじスクリュ一部 18,191・・・
駆動歯車19・・・掻取シ軸 20・・・掻取り
板2工・・・油圧モータ 22・・・駆動チェーン
23.24・・・タンク 25・・・送泥管26・・
・ホッパ 27・・・ダンプカー0第1図 第2囚
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 可動アームの先端部に連結可能な吊持用ブラケット
と、前記吊持用ブラケットに旋回可能に吊持された一側
面に開口を有する箱状のパケット本体と、前記パケット
本体内に挿通されかつ泥土を吸引貯溜して圧送する泥土
圧送タンクユニットの吸引管に接続された泥土吸込管と
、前記パケット本体の開口と前記泥土吸込管との間に該
開口の幅方向に沿つて設けられた回転可能な掻取り軸と
、前記掻取り軸と前記泥土吸込管との間た該掻取り軸と
平行に設けられ泥土を軸中央部に集めるスクリュー軸と
を備え、前記掻取り軸には先端部が前記パケット本体の
開口よりも前方に支出される掻取り板が軸方向に沿つて
複数設けられたことを特徴とする浚渫用パケット。 2 前記泥土吸込管の開口端部に、該泥土吸込管内部に
向けて圧縮空気を吹出すノズル部を設けたことを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載の浚渫用パケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9736385A JPS61257540A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 浚渫用バケツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9736385A JPS61257540A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 浚渫用バケツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61257540A true JPS61257540A (ja) | 1986-11-15 |
JPH0427337B2 JPH0427337B2 (ja) | 1992-05-11 |
Family
ID=14190417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9736385A Granted JPS61257540A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 浚渫用バケツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61257540A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009108581A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Penta Ocean Construction Co Ltd | 土砂夾雑物分離バケット及び土砂夾雑物分離方法 |
JP2011163005A (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-25 | Flowtechno Corp | 堆積泥土掘削除去工法とその装置 |
JP2011179184A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Hamada:Kk | 浚渫装置 |
JP2013113073A (ja) * | 2011-12-01 | 2013-06-10 | National Agriculture & Food Research Organization | 表層土壌の剥ぎ取り収集車両及びバケット |
JP2014201879A (ja) * | 2013-04-01 | 2014-10-27 | 東洋建設株式会社 | 浮泥回収装置及び浮泥回収方法 |
WO2017187714A1 (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 株式会社アサヒテクノ | 移動式泥土脱水装置、及び泥土脱水方法 |
-
1985
- 1985-05-08 JP JP9736385A patent/JPS61257540A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009108581A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Penta Ocean Construction Co Ltd | 土砂夾雑物分離バケット及び土砂夾雑物分離方法 |
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WO2017187714A1 (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 株式会社アサヒテクノ | 移動式泥土脱水装置、及び泥土脱水方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0427337B2 (ja) | 1992-05-11 |
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