JP2865909B2 - 高濃度浚渫装置 - Google Patents

高濃度浚渫装置

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JP2865909B2 JP23255691A JP23255691A JP2865909B2 JP 2865909 B2 JP2865909 B2 JP 2865909B2 JP 23255691 A JP23255691 A JP 23255691A JP 23255691 A JP23255691 A JP 23255691A JP 2865909 B2 JP2865909 B2 JP 2865909B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘドロ等の水中に堆積
している軟泥を汚濁の発生が少なくしかも高濃度で浚渫
できる高濃度浚渫装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より実施されているヘドロ等の水中
に堆積している軟泥の浚渫方法には、グラブ浚渫方法と
ポンプ浚渫方法とがあった。しかしながら、前者のグラ
ブ浚渫方法は、グラブで軟泥を掘削した後において水中
及び大気中で大量の汚濁水を撒き散らすことになるため
汚濁発生が著しくて周囲の環境を汚染するばかりでな
く、掘跡が凸凹になるという欠点があった。また後者の
ポンプ浚渫方法は、軟泥を水と共に浚渫する方法である
ため、含泥率は通常10〜20%程度で残部は水である
から非常に多量の余分な水を送ることになってエネルギ
ー的に損失が大きいばかりでなく広大な埋立地を必要と
し、しかも浚渫余水の処理に莫大な費用を必要とすると
いう欠点があった。
【0003】よって最近、このような欠点を無くすこと
を目標として高濃度で軟泥を浚渫することができる装置
が、特開平2−296933号公報や、「作業船」第1
87号(平成2年1月30日,社団法人日本作業船協会
発行)などで提案されている。前者の特開平2−296
933号公報で提案されている「浚渫装置」は、半径方
向外方に突出可能なスライド掘削刃を備えた回転胴部と
この回転胴部の外周に所望の間隙を介して取り付けられ
た板状底面切削刃とにより地盤から切り取られた泥土を
揚泥する浚渫装置であるが、水中でスクリューコンベア
を回転させて軟泥を吸泥するものであって水中の余分な
水の侵入を排除できないという欠点があると共に、スラ
イド掘削刃が納まるように回転胴部の内径を大きくする
必要があり更にこの回転胴部の外周にスクリューコンベ
アが取り付けられていることから装置が大掛かりとな
り、浚渫能力に比べて浚渫装置及びそれを取り付けた浚
渫船が大きくなるため不経済であるという欠点があっ
た。
【0004】後者の「作業船」第187号で提案されて
いる「高濃度軟泥浚渫船」は、水底に没した半円筒状で
気密にしたフードの中で掘削用のバケットホイルを非常
にゆっくりと回転させ、バケットホイルで掘削した軟泥
をスクリューコンベアにより助勢装置まで移送すること
により底泥を浚渫する浚渫船であり、軟泥の高濃度を確
保するためにバケットホイルの上部はフードにより気密
されている。しかしながらこのような構造の浚渫船は、
バケットホイルの中心部に軟泥溜りを、またバケットホ
イルで掘削した軟泥を移送するスクリューコンベアを備
えているものであるから、前記した特開平2−2969
33号公報に記載の装置と同様に構造が大掛かりとなっ
て不経済であり、またバケットホイルの機構上から1ス
イング・1前進当りの掘削幅を大きくとれないため、2
条目のスイング時のラップ幅を一定にするのが難しく、
施工能率が悪いという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した如
き従来の装置の欠点を解消し、水底に堆積している軟泥
を高濃度のまま高能率で浚渫できる比較的簡単な構造の
装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決すべく鋭意研究の結果、浚渫船や水陸両用掘削機のア
ームあるいはラダーに取り付けられる本体フレームに一
端が閉じられ他端が最も低い位置で開口しており上部が
開口している円筒パイプを懸垂固定し、前記本体フレー
ムの進行方向に平行に設けられた2枚以上の円輪板間に
それぞれ掻き上げ羽根が同間隔で複数枚取り付けられて
いるロータを前記円筒パイプに回転自在に装着すると共
にこのロータを本体フレームに取り付けられている油圧
モータで進行速度と同じ回転速度又はそれ以上の回転速
度で回転できるようにし、前記ロータ及び円筒パイプの
少なくとも上半分を覆うように本体フレームにフードを
固定してこのフード内では軟泥を空気中で掘削している
状況となるように圧縮空気を供給する供給パイプとフー
ド内の余分な空気を大気中へ排出させる排気パイプとを
接続し、前記円筒パイプの最も低い位置の開口部には本
体フレームに固定されているサンドポンプの吸入パイプ
を連結し、且つフード内の上部にはロータの掻き上げ羽
根で掻き上げられてきた軟泥の状態を監視する水中カメ
ラが取り付ければ、構造上コンパクトで、中小河川の軟
泥浚渫においては水陸両用掘削機に搭載が可能であり、
港湾においても大きな船体を必要とせず経済的で、しか
も高濃度の状態で軟泥を浚渫ができることを究明して本
発明を完成したのである。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明に係る高濃度浚渫装
置の1実施例について詳細に説明する。図1は本発明に
係る高濃度浚渫装置の1実施例のフードの進行方向前部
を切欠して示す側面図、図2は正面側のフードを除去し
て示す同正面図、図3はロータの側面図、図4は同正面
図、図5は円筒パイプの側面図、図6は同正面図、図7
は本発明装置を浚渫船や水陸両用掘削機のアームあるい
はラダーに搭載した状態を示す正面図である。図面中、
1は浚渫船や水陸両用掘削機のアームあるいはラダー2
0に取り付けられる本体フレームFに懸垂固定されてお
り一端が閉じられ他端が最も低い位置にフランジ1aを
取り付けられて開口しており上部が開口している円筒パ
イプであり、後述するロータ4がその周囲を回転できる
ように支持する固定軸の役目をなすものである。
【0008】4は本発明に係る高濃度浚渫装置の進行
(スイング)方向(図1においては矢印の方向、図2に
おいては紙面の手前側)に平行に設けられた2枚以上
(図示した実施例においては4枚)の円輪板2間にそれ
ぞれ短管で形成されている補強材18により掻き上げ羽
根3が同間隔で複数枚(図示した実施例においては6
枚)取り付けられているロータであって、この補強材1
8により前記円筒パイプ1に円滑に回転できるように装
着されている。このロータ4の進行方向の後ろ側の3分
の2程度は、掻き上げ羽根3により掻き上げられた軟泥
8が落下しないようにするために後述するフード9に固
定されている落下防止カバー19で覆われていることが
好ましい。6はロータ4に補強材18により固定されて
いる大スプロケットであって、本体フレームFに取り付
けられている油圧モータ7の駆動軸に固定されている小
スプロケット5とローラーチエン17を介して連結され
ており、ロータ4を本発明に係る高濃度浚渫装置の進行
速度(浚渫船や水陸両用掘削機のアームあるいはラダー
20のスイングスピード)と同じ回転速度(通常、3m
/min〜6m/min)又はそれ以上の回転速度で回転でき
るようになっている。また、15は浚渫対象場所にゴミ
等の夾雑物が多数存在する場合などに必要に応じてロー
タ4の外周全面に取り付けられる格子状の網である。
【0009】9はロータ4及び円筒パイプ1の少なくと
も上半分を覆うように本体フレームFに固定されている
フードであり、その内部にコンプレッサー(図示せず)
からの圧縮空気を供給する供給パイプ10がフード9の
上部にまたフード9内の余分な空気がフード9の側面よ
り水中に吹き出し汚濁発生の要因とならないようにフー
ド9の最下端に大気中へ排出させる排気パイプ11とが
接続されている。このようにロータ4及び円筒パイプ1
の少なくとも上半分がフード9によりその内部が気密に
保持されていることにより、軟泥8が水中より気中に移
動したところで余分な水は下方へ落下し、空中で掘削す
るのと同じ状況となる。
【0010】13は本体フレームFに固定されているサ
ンドポンプ12と連結されている吸入パイプであって、
ロータ4の掻き上げ羽根3により掻き上げられて最上部
に運ばれた軟泥8は円筒パイプ1の上部開放部より円筒
パイプ1内へ連続して落下し、円筒パイプ1の最も低い
位置の開口部のフランジ1aに連結されている吸入パイ
プ13を経てサンドポンプ12に吸泥される。
【0011】14はロータ4の掻き上げ羽根3で掻き上
げられてきた軟泥8の状態を監視するためにフード9内
の上部に取り付けられているモニター用の水中カメラで
あり、必要に応じてフード9内を照射する光源を備えて
いる。また、16は軟泥8の粘性が強くロータ4から軟
泥8が落下しない場合に軟泥8を強制的に円筒パイプ1
に押し込むためにフード9内の上部に必要に応じて取り
付けられる油圧アクチエータである。
【0012】20は図7に示すように本発明装置をトラ
ニオン21を介して取り付ける浚渫船や水陸両用掘削機
のアームあるいはラダーであり、水深が変化しても常に
本発明装置が水平となるように本体フレームFに固定さ
れていて傾斜を計測する傾斜計22よりの指令により、
本発明装置を水平に調整する油圧シリンダー23を備え
ている。
【0013】24は本発明装置のサンドポンプ12と水
陸両用泥上車のアームあるいは浚渫船ラダー20に取り
付けられた吐出管27とを連結するためのゴムホース、
25は逆流防止用の逆上弁、26は浚渫された軟泥8を
長距離排送する時に圧縮空気を供給するための空気供給
口である。
【0014】
【作用】かかる構成より成る本発明に係る高濃度浚渫装
置により、水底に堆積しているヘドロ等の軟泥8を汚濁
の発生がなく且つ余分な水分を取り込むことなく高濃度
で浚渫する操作について次に説明する。
【0015】先ず、本発明に係る高濃度浚渫装置の本体
フレームFを例えば図7に示すようにトラニオン21を
介して浚渫船や水陸両用掘削機のアームあるいはラダー
20に取り付け、傾斜計22よりの指令により油圧シリ
ンダー23を作動させて本発明装置が常に水平になるよ
うに調整して浚渫すべき水中に降下させる。
【0016】かくして本体フレームFに懸垂固定されて
いる円筒パイプ1の下端が水底に堆積している軟泥8の
表面とほぼ同一高さに位置したら、ロータ4及び円筒パ
イプ1の少なくとも上半分を覆うように本体フレームF
に固定されているフード9の内部に供給パイプ10から
圧縮空気を供給すると共に余分な空気はフード9の最下
端に接続されている排気パイプ11から大気中へ排出さ
せてフード9の内部を気密に保持する。
【0017】この状態で、本体フレームFに取り付けら
れている油圧モータ7を浚渫船や水陸両用掘削機のアー
ムあるいはラダー20のスイングスピードと同じ回転速
度又はそれ以上の回転速度で回転するよう駆動して、小
スプロケット5からローラーチエン17を介してロータ
4に補強材18により固定されている大スプロケット6
を回転させることにより、円筒パイプ1の周囲に回転自
在に支持されているロータ4を回転させるのである。こ
のロータ4の回転速度は、浚渫するものが水分の多い軟
泥8である場合には余分な水分を取り込まないように浚
渫船や水陸両用掘削機のアームあるいはラダー20のス
イングスピードと同じ回転速度であることが好ましい
が、硬い粘性土の場合には送泥が円滑になるように加水
の必要からロータ回転数を浚渫船や水陸両用掘削機のア
ームあるいはラダー20のスイングスピードより速くし
て粘性土と水とを取り込むようにすれば良い。前者のよ
うに浚渫船や水陸両用掘削機のアームあるいはラダー2
0のスイングスピードと同じ回転速度でロータ4を回転
させるには、浚渫船や水陸両用掘削機のアームあるいは
ラダー20に搭載されているジャイロコンパス(図示せ
ず)より信号を取り込んで自動又は手動にて油圧モータ
7の回転数を制御すれば良い。
【0018】このように回転せしめられるロータ4には
進行方向に平行に設けられた2枚以上の円輪板2間にそ
れぞれ短管で形成されている補強材18により掻き上げ
羽根3が同間隔で複数枚取り付けられているので、この
ロータ4の掻き上げ羽根3により掻き上げられた軟泥8
はロータ4のスイング方向の後ろ側の3分の2程度を覆
っている落下防止カバー19で落下しない状態でフード
9の内部に掻き上げられて余分な水は下方へ落下し、最
上部に至った軟泥8は空中で掘削するのと同じ状況とな
って円筒パイプ1の上部開放部より円筒パイプ1内へ連
続して落下する。この際、ロータ4の外周全面に格子状
の網15が取り付けられていると、浚渫対象場所の軟泥
8がゴミ等の夾雑物を多数含んでいてもこれら夾雑物は
格子状の網15によりロータ4内には入り込まないの
で、サンドポンプ12を痛めることもなければ、送泥さ
れた軟泥8の処理も容易になる。
【0019】この円筒パイプ1にはその最も低い位置の
開口部のフランジ1aにサンドポンプ12に連結されて
いる吸入パイプ13が連結されているので、円筒パイプ
1内へ落下した軟泥8は、サンドポンプ12に吸泥され
た後にゴムホース24及び逆流防止用の逆上弁25を介
して浚渫船や水陸両用掘削機のアームあるいはラダー2
0に取り付けられた吐出管27から所定の場所へ排泥さ
れるのであり、この際軟泥8を長距離排送する時には空
気供給口26から圧縮空気が吐出管27内に供給され
る。
【0020】この際、フード9内の上部に取り付けられ
ているモニター用の水中カメラ14でロータ4の掻き上
げ羽根3で掻き上げられてきた軟泥8の状態を監視し
て、可及的に水分が少なくなるように浚渫船や水陸両用
掘削機のアームあるいはラダーのスイングスピード及び
/又はロータの回転速度を制御し、軟泥8の粘性が強く
ロータ4から軟泥8が落下しない場合にはフード9内の
上部に取り付けられる油圧アクチエータ16を作動させ
れば良いのである。
【0021】
【発明の効果】以上に詳述した如き本発明に係る高濃度
浚渫装置は、従来の装置と比べてロータを回転自在に支
持している軸である円筒パイプの上部が軟泥を吸入する
吸入口となっているため、バケットホイールやスクリュ
ーコンベア等の複雑な機械を必要としないため、小型軽
量でしかもロータ幅を大きくすることによって浚渫能力
を大きくできるので、本発明装置を搭載する作業機械,
浚渫船が小型のもので良く経済性が極めて良い。
【0022】そして、気密に保たれたフード内で上部よ
り軟泥を取り込むため、水分の含有量が多い軟泥であっ
ても、気密に保たれたフード内にロータの掻き上げ羽根
で掻き上げる過程で余分な水分が落下するので高含泥率
で浚渫が可能となり、埋立地の確保が困難になってきた
現在においては埋立地の容量からも経済性が良いという
効果がある。
【0023】更に浚渫船や水陸両用掘削機のアームある
いはラダーのスインクスピードとロータの回転を3m/
min〜6m/min程度の非常ゆっくりとした速度とするこ
とにより、軟泥を撹拌することもなく、また内汚濁の発
生がほとんどないという利点がある。
【0024】また本発明装置にはロータの掻き上げ羽根
で掻き上げられてきた軟泥の状態を監視するためにフー
ド内の上部にモニター用の水中カメラが取り付けられて
いるので、この水中カメラでロータの掻き上げ羽根で掻
き上げられてきた軟泥の状態を監視して、可及的に水分
が少なくなるように浚渫船や水陸両用掘削機のアームあ
るいはラダーのスイングスピード及び/又はロータの回
転速度を制御することができるので、常に安定した状態
でしかも高濃度な軟泥を浚渫できるのである。
【0025】そして、ロータの外周全面に格子状の網が
取り付けられている場合には、浚渫対象場所の軟泥がゴ
ミ等の夾雑物を多数含んでいても、この夾雑物が軟泥と
一緒に吸引されることがないので、サンドポンプを痛め
ることもなければ、送泥された軟泥の処理も容易である
利点が有る。
【0026】また、フード内の上部に軟泥を強制的に円
筒パイプに押し込めるように油圧アクチエータが取り付
けられている場合には、浚渫される軟泥の粘性が強くロ
ータから軟泥が落下しない場合でもこの油圧アクチエー
タを作動させることによって浚渫された軟泥を確実にサ
ンドポンプを経て送泥することができ、この効果はフー
ド内に設けた水中カメラでロータの掻き上げ羽根で掻き
上げられてきた軟泥の状態を監視できる効果をより有効
に発揮させることができるのである。
【0027】以上に列挙したような種々の効果を有する
本発明装置の工業的価値は非常に大きなものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高濃度浚渫装置の1実施例のフー
ドの進行方向前部を切欠して示す側面図、である。
【図2】図2は図1の正面側のフードを除去して示す正
面図である。
【図3】ロータの側面図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】円筒パイプの側面図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】本発明装置を浚渫船や水陸両用掘削機のアーム
あるいはラダーに搭載した状態を示す正面図である。
【符号の説明】
F 本体フレーム 1 円筒パイプ 1a フランジ 2 円輪板 3 掻き上げ羽根 4 ロータ 5 小スプロケット 6 大スプロケット 7 油圧モータ 8 軟泥 9 フード 10 供給パイプ 11 排気パイプ 12 サンドポンプ 13 吸入パイプ 14 水中カメラ 15 格子状の網 16 油圧アクチエータ 17 ローラーチエン 18 補強材 19 落下防止カバー 20 浚渫船や水陸両用掘削機のアームあるいはラダー 21 トラニオン 22 傾斜計 23 油圧シリンダー 24 ゴムホース 25 逆上弁 26 空気供給口 27 吐出管

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体フレーム(F)に懸垂固定されており
    一端が閉じられ他端が最も低い位置で開口しており上部
    が開口している円筒パイプ(1)に、本体フレーム(F)の
    進行方向に平行に設けられた2枚以上の円輪板(2)間に
    それぞれ掻き上げ羽根(3)が同間隔で複数枚取り付けら
    れているロータ(4)が回転自在に装着されていると共に
    このロータ(4)に固定されている大スプロケット(6)が
    本体フレーム(F)に取り付けられている油圧モータ(7)
    の駆動軸に固定されている小スプロケット(5)とローラ
    ーチエン(17)を介して連結されており、ロータ(4)及
    び円筒パイプ(1)の少なくとも上半分を覆うように本体
    フレーム(F)に固定されているフード(9)にはその内部
    に圧縮空気を供給する供給パイプ(10)が上部にまた余
    分な空気を大気中へ排出させる排気パイプ(11)が最下
    端に接続されており、前記円筒パイプ(1)の最も低い位
    置の開口部には本体フレーム(F)に固定されているサン
    ドポンプ(12)の吸入パイプ(13)が連結されており、
    フード(9)内の上部にはロータ(4)の掻き上げ羽根(3)
    で掻き上げられてきた軟泥(8)の状態を監視する水中カ
    メラ(14)が取り付けられていることを特徴とする高濃
    度浚渫装置。
  2. 【請求項2】 ロータ(4)の外周部に格子状の網(15)
    が取り付けられている請求項1に記載の高濃度浚渫装
    置。
  3. 【請求項3】 フード(9)内の上部に軟泥(8)を強制的
    に円筒パイプ(1)に押し込めるようにアクチエータ(1
    6)が取り付けられている請求項1又は2に記載の高濃
    度浚渫装置。
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