JPS6125547B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6125547B2 JPS6125547B2 JP56177073A JP17707381A JPS6125547B2 JP S6125547 B2 JPS6125547 B2 JP S6125547B2 JP 56177073 A JP56177073 A JP 56177073A JP 17707381 A JP17707381 A JP 17707381A JP S6125547 B2 JPS6125547 B2 JP S6125547B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressing
- printed board
- board
- multilayer printed
- multilayer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 25
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 14
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 239000011889 copper foil Substances 0.000 claims description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 5
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 3
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 3
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 19
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 6
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 229920003217 poly(methylsilsesquioxane) Polymers 0.000 description 2
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004021 metal welding Methods 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は多層プリント板を製造する方法に関す
るものであり、その目的とする処は多層成形後の
成形性及び層間位置精度を損うことなく、五層以
上の多層プリント板を生産性よく多層成形プレス
する方法を提供しようとするものである。 従来多層プリント板を製造する方法では、各層
基板をプレス時に成形治具とガイドピンを用いて
位置を合わせて多層プレスする方法と、多層プレ
スをした後に座ぐつてガイドマークを露出せしめ
る方法の2通りがある。 前者では第1図に示す様に片面銅張積層板1と
両面プリント板2を形成し、その間にプリプレグ
3を挾み、それぞれの位置合わせの為に開けてあ
る孔にガイドピン4を合わせて成形治具5にセツ
トし加熱加圧して第1図の2の様な多層プリント
板6を得る(これをピン方式という。)ここでは
ガイドピンと成形治具がサイズ毎に必要であり、
一組の成形治具ではプレス枚数が1〜6枚でサイ
ズも500×600mmが限度である為プレスの生産性は
低くなつている。また、最近の高密度化、高多層
化により、内層材が0.1mm、0.2mmと板厚の薄いも
のが使用される傾向があり、これをピン方式で多
層成形すると樹脂フローとプレス圧力で内層材の
孔が変形し、層ずれが発生する欠点がある。 後者では第2図の1の様にガイドマーク7を有
する両面プリント板8をプリプレグ3と銅箔9で
挾んで加熱加圧し、更にガイドマーク7を座ぐつ
て先ず四層板10を得る(第2図の2)。四層以
下のプリント板ではこの方法で前者よりもプレス
サイズ、枚数とも生産性良く、多層板を製造する
ことができる。然し、五層以上のプリント板では
更にガイドマーク7を基準として外側の銅箔にパ
ターンを形成して四層プリント板11を得(第2
図の3)、更にその両側をプリプレグ3と銅箔9
で挾み(第2図の4)再度加熱加圧し、ガイドマ
ーク12を座ぐつて多層プリント板13を得る
(第2図の5)。この為この方法では五層以上のプ
リント板ではプレスが2回以上行わなければなら
ず、それだけ工数がかかり、生産性が低くなつて
いる。 本発明では以上の2通りの方法の欠点を補うべ
く成形治具、ガイドピンを用いず、かつ1回のプ
レスで五層以上のプリント板を得んとして研究し
た結果、多層プリント板の中間に含まれる複数の
各層基板同士を予めプレス前に位置合わせをした
後に金属溶接して固定し、然る後にプリプレグ、
銅箔をのせて1回のプレスで多層プリント板を得
ることができるとの知見を見い出したものであ
る。 本発明に用いられる金属は溶接後プレス工程で
プレス温度まで加熱されたときに溶融しないこと
が必要であり、また溶接の際にかける熱は基板へ
の影響を最少限にする為、できるだけ低くする必
要もある為、融点がプレス温度より少しだけ高い
ものが好ましく、この様なものとしては、例え
ば、はんだを挙げることができる。 また、基板同士の溶接する部分は全面銅張りの
状態では銅が熱伝導率が高い為に溶接の際に周囲
に逃げる熱が多い為効率が低くなる。そこでこの
溶接部分を周囲の銅箔から切り離してランド状の
溶接部にすると熱が周囲に逃げずに溶接に有効に
使うことができる。 本発明では、ガイドピンと成形治具が不要でプ
レスサイズも大きく(1000×1200mm)、多数枚同
時に1回のプレスで成形することができ両面銅張
板と同様の方法で低価格の多層プリント板を得る
ことができるものである。 本発明により六層のプリント板を得る際の実施
例について図面により説明すれば次の通りであ
る。 (実施例) 第3図の1に示すように位置合わせ用の孔を有
する2枚のガラス・エポキシ樹脂両面プリント板
14の間にプリプレグ3と溶接する金属15を挾
み位置合わせ治具16にセツトしてから金属15
を溶接して2枚の位置の合つたプリント板を固定
したプリント板17を得る(第3図の2)。次い
で位置合わせ治具16からこの仮止めされた四層
プリント板17をはずし、第3図の3の様に上下
にプリプレグ3と銅箔9を重ねて加熱加圧して六
層プリント板18が得られる(第3図の4)。 本発明によつて得られた多層プリント板は成形
性、層間依置精度(層間ずれ)とも従来の方法を
用いて得られる多層プリント板と比べて同等の性
能が得られた。 更に、内層材、厚さが0.2mm以下の場合は層間
ずれは本方式はピン方式よりも小さくなつた。そ
れはピン方式では多層成形時に熱、圧力、樹脂フ
ローにより、薄い内層材のピンにはめた孔が変形
し、層間ずれが大きくなるのに対し、本方式では
層間を面で固定する為、層間ずれが小さくなる為
である。以下に本発明の方式とピン方式で0.1mm
厚さのガラス・エポキシ樹脂銅張積層板を内層材
に用いて十層板を作成して各層間のずれを測定し
た結果を示す。 【表】
るものであり、その目的とする処は多層成形後の
成形性及び層間位置精度を損うことなく、五層以
上の多層プリント板を生産性よく多層成形プレス
する方法を提供しようとするものである。 従来多層プリント板を製造する方法では、各層
基板をプレス時に成形治具とガイドピンを用いて
位置を合わせて多層プレスする方法と、多層プレ
スをした後に座ぐつてガイドマークを露出せしめ
る方法の2通りがある。 前者では第1図に示す様に片面銅張積層板1と
両面プリント板2を形成し、その間にプリプレグ
3を挾み、それぞれの位置合わせの為に開けてあ
る孔にガイドピン4を合わせて成形治具5にセツ
トし加熱加圧して第1図の2の様な多層プリント
板6を得る(これをピン方式という。)ここでは
ガイドピンと成形治具がサイズ毎に必要であり、
一組の成形治具ではプレス枚数が1〜6枚でサイ
ズも500×600mmが限度である為プレスの生産性は
低くなつている。また、最近の高密度化、高多層
化により、内層材が0.1mm、0.2mmと板厚の薄いも
のが使用される傾向があり、これをピン方式で多
層成形すると樹脂フローとプレス圧力で内層材の
孔が変形し、層ずれが発生する欠点がある。 後者では第2図の1の様にガイドマーク7を有
する両面プリント板8をプリプレグ3と銅箔9で
挾んで加熱加圧し、更にガイドマーク7を座ぐつ
て先ず四層板10を得る(第2図の2)。四層以
下のプリント板ではこの方法で前者よりもプレス
サイズ、枚数とも生産性良く、多層板を製造する
ことができる。然し、五層以上のプリント板では
更にガイドマーク7を基準として外側の銅箔にパ
ターンを形成して四層プリント板11を得(第2
図の3)、更にその両側をプリプレグ3と銅箔9
で挾み(第2図の4)再度加熱加圧し、ガイドマ
ーク12を座ぐつて多層プリント板13を得る
(第2図の5)。この為この方法では五層以上のプ
リント板ではプレスが2回以上行わなければなら
ず、それだけ工数がかかり、生産性が低くなつて
いる。 本発明では以上の2通りの方法の欠点を補うべ
く成形治具、ガイドピンを用いず、かつ1回のプ
レスで五層以上のプリント板を得んとして研究し
た結果、多層プリント板の中間に含まれる複数の
各層基板同士を予めプレス前に位置合わせをした
後に金属溶接して固定し、然る後にプリプレグ、
銅箔をのせて1回のプレスで多層プリント板を得
ることができるとの知見を見い出したものであ
る。 本発明に用いられる金属は溶接後プレス工程で
プレス温度まで加熱されたときに溶融しないこと
が必要であり、また溶接の際にかける熱は基板へ
の影響を最少限にする為、できるだけ低くする必
要もある為、融点がプレス温度より少しだけ高い
ものが好ましく、この様なものとしては、例え
ば、はんだを挙げることができる。 また、基板同士の溶接する部分は全面銅張りの
状態では銅が熱伝導率が高い為に溶接の際に周囲
に逃げる熱が多い為効率が低くなる。そこでこの
溶接部分を周囲の銅箔から切り離してランド状の
溶接部にすると熱が周囲に逃げずに溶接に有効に
使うことができる。 本発明では、ガイドピンと成形治具が不要でプ
レスサイズも大きく(1000×1200mm)、多数枚同
時に1回のプレスで成形することができ両面銅張
板と同様の方法で低価格の多層プリント板を得る
ことができるものである。 本発明により六層のプリント板を得る際の実施
例について図面により説明すれば次の通りであ
る。 (実施例) 第3図の1に示すように位置合わせ用の孔を有
する2枚のガラス・エポキシ樹脂両面プリント板
14の間にプリプレグ3と溶接する金属15を挾
み位置合わせ治具16にセツトしてから金属15
を溶接して2枚の位置の合つたプリント板を固定
したプリント板17を得る(第3図の2)。次い
で位置合わせ治具16からこの仮止めされた四層
プリント板17をはずし、第3図の3の様に上下
にプリプレグ3と銅箔9を重ねて加熱加圧して六
層プリント板18が得られる(第3図の4)。 本発明によつて得られた多層プリント板は成形
性、層間依置精度(層間ずれ)とも従来の方法を
用いて得られる多層プリント板と比べて同等の性
能が得られた。 更に、内層材、厚さが0.2mm以下の場合は層間
ずれは本方式はピン方式よりも小さくなつた。そ
れはピン方式では多層成形時に熱、圧力、樹脂フ
ローにより、薄い内層材のピンにはめた孔が変形
し、層間ずれが大きくなるのに対し、本方式では
層間を面で固定する為、層間ずれが小さくなる為
である。以下に本発明の方式とピン方式で0.1mm
厚さのガラス・エポキシ樹脂銅張積層板を内層材
に用いて十層板を作成して各層間のずれを測定し
た結果を示す。 【表】
図面は、第1,2図は従来技術による方法の実
施例の工程説明図であり、第3図は本発明による
方法の実施例の工程説明図である。
施例の工程説明図であり、第3図は本発明による
方法の実施例の工程説明図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 多層プリント板の製造に於けるプレス工程に
あつた各層基板をプレス前に位置合わせをしてプ
レス温度以上の融点をもつ金属で各層基板間を溶
接した後に多層プレスすることを特徴とする多層
プリント板の製造方法。 2 多層プリント板の製造に於けるプレス工程に
あつて、予め溶接部分のみ銅箔を周囲の銅箔から
分離させた基板を用い、各層基板をプレス前に位
置合わせをしてプレス温度以上の融点をもつ金属
で各層基板間を溶接した後に多層プレスすること
を特徴とする多層プリント板の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56177073A JPS5878750A (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 多層プリント板の製造方法 |
DE19823240754 DE3240754A1 (de) | 1981-11-06 | 1982-11-04 | Gedruckte schaltung mit mehreren schichten und verfahren zu deren herstellung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56177073A JPS5878750A (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 多層プリント板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5878750A JPS5878750A (ja) | 1983-05-12 |
JPS6125547B2 true JPS6125547B2 (ja) | 1986-06-16 |
Family
ID=16024644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56177073A Granted JPS5878750A (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 多層プリント板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5878750A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0357645A (ja) * | 1989-07-26 | 1991-03-13 | Matsushita Electric Works Ltd | 多層プリント配線板の製造方法 |
JPH0357646A (ja) * | 1989-07-26 | 1991-03-13 | Matsushita Electric Works Ltd | 多層プリント配線板の製造方法 |
-
1981
- 1981-11-06 JP JP56177073A patent/JPS5878750A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5878750A (ja) | 1983-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6976415B2 (en) | Method for manufacturing printed wiring substrates, metal plate for use in manufacturing printed wiring substrates, and multi-printed wiring-substrate panel | |
JPH05206645A (ja) | 多層プリント配線板の製造方法 | |
JPS6125547B2 (ja) | ||
CN113163605B (zh) | 一种高散热铝基电路板的制作方法及高散热铝基电路板 | |
JPH05343847A (ja) | 多層印刷配線板の製造方法 | |
JPS6313395A (ja) | 多層印刷配線板の製造方法 | |
JP2001036237A (ja) | 多層プリント基板の製造方法 | |
JP4462057B2 (ja) | 内層回路用部材及びそれを用いた多層配線回路基板及びその製造方法 | |
JPS6169197A (ja) | 多層印刷回路板を製造する方法および層構造 | |
JPS6250078B2 (ja) | ||
JP3308975B2 (ja) | 多層プリント配線板の製造方法 | |
JPS63305594A (ja) | 多層プリント回路板の製造方法 | |
JPH06169172A (ja) | 多層プリント基板の製造方法 | |
JPH0545079B2 (ja) | ||
JP2864276B2 (ja) | プリント配線基板の製造方法 | |
CN117412493A (zh) | 一种单面金属基电路板防翘曲加工方法 | |
JPH04312995A (ja) | 銅張り積層板の製造方法 | |
JP3069605B2 (ja) | プリント配線板のレイアップ方法 | |
JPH02241091A (ja) | 多層積層板の積層方法 | |
KR200267933Y1 (ko) | 다층인쇄회로기판 | |
JPS60241294A (ja) | 多層印刷配線板の製造方法 | |
JPH0417385A (ja) | 複合回路基板の製造方法 | |
JPH03160785A (ja) | 多層基板の製造方法 | |
CN116940005A (zh) | 一种软硬结合板柔性层阻胶的方法 | |
JPS63224295A (ja) | 積層プリント回路基板の製造方法 |