JPS6250078B2 - - Google Patents
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- JPS6250078B2 JPS6250078B2 JP6099882A JP6099882A JPS6250078B2 JP S6250078 B2 JPS6250078 B2 JP S6250078B2 JP 6099882 A JP6099882 A JP 6099882A JP 6099882 A JP6099882 A JP 6099882A JP S6250078 B2 JPS6250078 B2 JP S6250078B2
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- Japan
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- printed board
- multilayer
- metal
- layer
- press
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は多層プリント板を製造する方法に関す
るものであり、その目的とするところは多層成形
後の成形性及び層間位置精度を損うことなく、5
層以上の多層プリント板を生産性よく多層成形プ
レスする方法を提供しようとするものである。 従来多層プリント板を製造する方法では各層基
板をプレス時に成形治具とガイドピンを用いて位
置を合わせて多層プレスする方法と、多層プレス
をした後に座ぐつてガイドマークを露出せしめる
方法の2通りがある。前者では第1図の1に示す
様に片面銅張積層板1と両面プリント板2を形成
し、その間にプリプレグ3をはさみ、それぞれの
位置合わせのためにあけてある孔にガイドピン4
を合わせて成形治具5にセツトし、加熱加圧して
第1図の2の様な多層プリント板6を得る(これ
をピン方式という)。ここではガイドピンと成形
治具がサイズ毎に必要であり、一組の成形治具で
はプレス枚数が1〜6枚でサイズも500×600mmが
限度であるため、プレスの生産性は低くなつてい
る。また最近の密度化、多層化により、内層
材が0.1mm、0.2mmと板厚の薄いものが使用される
傾向があり、これをピン方式で多層成形すると樹
脂フローとプレス圧力で内層材の孔が変形し、層
ずれが発生する欠点がある。 後者では第2図の1の様にガイドマーク7を有
する両面プリント板8をプリプレグ3と銅箔9で
はさんで加熱加圧し、更にガイドマーク7を座ぐ
つてまず四層板10を得る(第2図の2)。四層
以下の多層プリント板ではこの方法で前者よりも
プレスサイズ、枚数とも生産性良く多層板を製造
することができる。しかし五層以上のプリント板
では更にガイドマーク7を基準として外側の銅箔
にパターンを形成して四層プリント板11を得
(第2図の3)、更にその両側をプリプレグ3と銅
箔9ではさみ(第2図の4)、再度加熱加圧し、
ガイドマーク12を座ぐつて多層プリント板13
を得る(第2図の5)。このためこの方法では五
層以上のプリント板ではプレスが2回以上行なわ
なければならず、それだけ工数がかかり生産性が
低くなつている。 本発明では以上の2通りの方法の欠点を補うべ
く成形治具、ガイドピンを用いず、かつ1回のプ
レスで五層以上のプリント板を得んとして研究し
た結果、多層プリント板の中間に含まれる複数の
各層基板同士を予めプレス前に位置合わせをした
後に、周波による誘導加熱を用いて金属で溶接
して固定し、然る後にプリプレグ、銅箔をのせて
1回のプレスで多層プリント板を得ることができ
るとの知見を見い出したものである。 本発明に用いられる金属は溶接後プレス工程で
プレス温度まで加熱されたときに溶融しないこと
が必要であり、また溶接の際にかける熱は基板へ
の影響を最少限にするため、できるだけ低くする
必要もあるため、融点がプレス温度より少しだけ
いものが好ましく、この様なものとしては、例
えば、はんだをあげることができる。 またこの金属の加熱方式としては一般にははん
だごてによる方式が用いられるが、この方式では
溶接に時間がかかり、また、金属以外の絶縁層、
プリプレグにも熱がかかるため、プリプレグの硬
化が進み、多層成形時にボイドが発生したり、ま
た基板の変色が起こる等の問題がある。本発明で
はこれらの熱の影響をできるだけ抑えるために
周波による誘導加熱方式を用いた。この方式では
電磁誘導作用によつて金属のみを急速に加熱する
ため、絶縁層及びプリプレグに直接熱がかからず
に短時間で金属を溶接することができる。 本発明では、ガイドピンと成形治具が不要で、
プレスサイズも大きく(1000×1200mm)多数枚同
時に1回のプレスで成形でき容易に低価格の多層
プリント板を得ることができるものである。 本発明により、六層のプリント板を得る際の実
施例について図面により説明すれば次の通りであ
る。 実施例 第3図の1に示すように位置合わせ用の孔を有
する2枚のガラス・エポキシ樹脂両面プリント板
14の間にプリプレグ3と溶接する金属15をは
さみ、位置合わせ治具16にセツトしてから溶接
部に周波(電流0.9A、電圧5KV、周波数200K
Hz)を発するコイル17を近づけて誘導加熱によ
つて金属15を4.5sec加熱、溶接して2枚の位置
の合つたプリント板を固定したプリント板18を
得る(第3図の2)。次いで位置合わせ治具16
からの仮止めされた四層プリント板18をはず
し、第3図の3の様に上下にプリプレグ3と銅箔
9を重ねて加熱、加圧して六層プリント板19が
得られる(第3図の4)。 本発明によつて得られた多層プリント板は成形
性(ボイド)、層間位置精度(層間ずれ)とも従
来の方法を用いて得られる多層プリント板と比べ
て同等の性能が得られた。 さらに、内層材の厚さが0.2mm以下の場合は本
方式はピン方式よりも小さくなつた。それはピン
方式では多層成形時に、熱、圧力、樹脂フローに
より、ピンにはめた薄い内層材の孔が変形し、層
間ずれが大きくなるのに対し、本方式では層間を
面で固定するため、成形時の材料の動きに強く、
層間ずれが小さくなるためである。以下に本発明
の方式とピン方式で0.1mm厚さのガラス・エポキ
シ樹脂銅張積層板を内層材に用いて十層板を作成
して各層間のずれを測定した結果を示す。 【表】
るものであり、その目的とするところは多層成形
後の成形性及び層間位置精度を損うことなく、5
層以上の多層プリント板を生産性よく多層成形プ
レスする方法を提供しようとするものである。 従来多層プリント板を製造する方法では各層基
板をプレス時に成形治具とガイドピンを用いて位
置を合わせて多層プレスする方法と、多層プレス
をした後に座ぐつてガイドマークを露出せしめる
方法の2通りがある。前者では第1図の1に示す
様に片面銅張積層板1と両面プリント板2を形成
し、その間にプリプレグ3をはさみ、それぞれの
位置合わせのためにあけてある孔にガイドピン4
を合わせて成形治具5にセツトし、加熱加圧して
第1図の2の様な多層プリント板6を得る(これ
をピン方式という)。ここではガイドピンと成形
治具がサイズ毎に必要であり、一組の成形治具で
はプレス枚数が1〜6枚でサイズも500×600mmが
限度であるため、プレスの生産性は低くなつてい
る。また最近の密度化、多層化により、内層
材が0.1mm、0.2mmと板厚の薄いものが使用される
傾向があり、これをピン方式で多層成形すると樹
脂フローとプレス圧力で内層材の孔が変形し、層
ずれが発生する欠点がある。 後者では第2図の1の様にガイドマーク7を有
する両面プリント板8をプリプレグ3と銅箔9で
はさんで加熱加圧し、更にガイドマーク7を座ぐ
つてまず四層板10を得る(第2図の2)。四層
以下の多層プリント板ではこの方法で前者よりも
プレスサイズ、枚数とも生産性良く多層板を製造
することができる。しかし五層以上のプリント板
では更にガイドマーク7を基準として外側の銅箔
にパターンを形成して四層プリント板11を得
(第2図の3)、更にその両側をプリプレグ3と銅
箔9ではさみ(第2図の4)、再度加熱加圧し、
ガイドマーク12を座ぐつて多層プリント板13
を得る(第2図の5)。このためこの方法では五
層以上のプリント板ではプレスが2回以上行なわ
なければならず、それだけ工数がかかり生産性が
低くなつている。 本発明では以上の2通りの方法の欠点を補うべ
く成形治具、ガイドピンを用いず、かつ1回のプ
レスで五層以上のプリント板を得んとして研究し
た結果、多層プリント板の中間に含まれる複数の
各層基板同士を予めプレス前に位置合わせをした
後に、周波による誘導加熱を用いて金属で溶接
して固定し、然る後にプリプレグ、銅箔をのせて
1回のプレスで多層プリント板を得ることができ
るとの知見を見い出したものである。 本発明に用いられる金属は溶接後プレス工程で
プレス温度まで加熱されたときに溶融しないこと
が必要であり、また溶接の際にかける熱は基板へ
の影響を最少限にするため、できるだけ低くする
必要もあるため、融点がプレス温度より少しだけ
いものが好ましく、この様なものとしては、例
えば、はんだをあげることができる。 またこの金属の加熱方式としては一般にははん
だごてによる方式が用いられるが、この方式では
溶接に時間がかかり、また、金属以外の絶縁層、
プリプレグにも熱がかかるため、プリプレグの硬
化が進み、多層成形時にボイドが発生したり、ま
た基板の変色が起こる等の問題がある。本発明で
はこれらの熱の影響をできるだけ抑えるために
周波による誘導加熱方式を用いた。この方式では
電磁誘導作用によつて金属のみを急速に加熱する
ため、絶縁層及びプリプレグに直接熱がかからず
に短時間で金属を溶接することができる。 本発明では、ガイドピンと成形治具が不要で、
プレスサイズも大きく(1000×1200mm)多数枚同
時に1回のプレスで成形でき容易に低価格の多層
プリント板を得ることができるものである。 本発明により、六層のプリント板を得る際の実
施例について図面により説明すれば次の通りであ
る。 実施例 第3図の1に示すように位置合わせ用の孔を有
する2枚のガラス・エポキシ樹脂両面プリント板
14の間にプリプレグ3と溶接する金属15をは
さみ、位置合わせ治具16にセツトしてから溶接
部に周波(電流0.9A、電圧5KV、周波数200K
Hz)を発するコイル17を近づけて誘導加熱によ
つて金属15を4.5sec加熱、溶接して2枚の位置
の合つたプリント板を固定したプリント板18を
得る(第3図の2)。次いで位置合わせ治具16
からの仮止めされた四層プリント板18をはず
し、第3図の3の様に上下にプリプレグ3と銅箔
9を重ねて加熱、加圧して六層プリント板19が
得られる(第3図の4)。 本発明によつて得られた多層プリント板は成形
性(ボイド)、層間位置精度(層間ずれ)とも従
来の方法を用いて得られる多層プリント板と比べ
て同等の性能が得られた。 さらに、内層材の厚さが0.2mm以下の場合は本
方式はピン方式よりも小さくなつた。それはピン
方式では多層成形時に、熱、圧力、樹脂フローに
より、ピンにはめた薄い内層材の孔が変形し、層
間ずれが大きくなるのに対し、本方式では層間を
面で固定するため、成形時の材料の動きに強く、
層間ずれが小さくなるためである。以下に本発明
の方式とピン方式で0.1mm厚さのガラス・エポキ
シ樹脂銅張積層板を内層材に用いて十層板を作成
して各層間のずれを測定した結果を示す。 【表】
図面は、第1,2図は従来技術による方法の実
施例の工程説明図であり、第3図は本発明による
方法の実施例の工程説明図である。
施例の工程説明図であり、第3図は本発明による
方法の実施例の工程説明図である。
Claims (1)
- 1 多層プリント板材料を、多層成形前に各層間
を位置合せし、プレス温度以上の融点をもつ金属
で各層基材間を溶接させた後多層プレスする方法
に於いて、金属を周波による誘導加熱で溶接す
ることを特徴とする多層プリント板の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6099882A JPS58178596A (ja) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | 多層プリント板の製造方法 |
DE19823240754 DE3240754A1 (de) | 1981-11-06 | 1982-11-04 | Gedruckte schaltung mit mehreren schichten und verfahren zu deren herstellung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6099882A JPS58178596A (ja) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | 多層プリント板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58178596A JPS58178596A (ja) | 1983-10-19 |
JPS6250078B2 true JPS6250078B2 (ja) | 1987-10-22 |
Family
ID=13158601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6099882A Granted JPS58178596A (ja) | 1981-11-06 | 1982-04-14 | 多層プリント板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58178596A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5226469B2 (ja) * | 2008-11-06 | 2013-07-03 | 株式会社モトロニクス | 多層プリント板の溶着装置 |
-
1982
- 1982-04-14 JP JP6099882A patent/JPS58178596A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58178596A (ja) | 1983-10-19 |
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