JPS6125236Y2 - - Google Patents

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JPS6125236Y2
JPS6125236Y2 JP1981017879U JP1787981U JPS6125236Y2 JP S6125236 Y2 JPS6125236 Y2 JP S6125236Y2 JP 1981017879 U JP1981017879 U JP 1981017879U JP 1787981 U JP1787981 U JP 1787981U JP S6125236 Y2 JPS6125236 Y2 JP S6125236Y2
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JP
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winding
layer
core hole
capacitor element
capacitor
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンデンサ素子巻芯孔へのメタリコン
金属粉末の侵入を防止したコンデンサに関する。
一般にメタリコン電極形成時巻芯孔へのメタリ
コン金属粉末の侵入を防止する手段とし巻芯孔に
マスクを取着したりあるいは巻芯孔に封止栓を挿
入するようにしていた。しかしながらマスクを取
着した場合マスクの取りはずし時に素子の巻層を
損傷する危険性があり、さらに封止栓を挿入する
場合は挿入時素子の巻層を害することなくしかも
工程作業中抜けないように封止栓を巻芯孔内に密
着させる作業はきわめて困難であつた。そのため
このような問題を解決しメタリコン金属粉末の侵
入によつて引きおこされる絶縁劣化や短絡不良を
防止した技術として実公昭49−1722号公報があ
る。しかしながら該公報に開示されている技術に
よれば短絡防止材の巻回作業はもとより、あらか
じめ素子端面から突出させておいた短絡防止材を
折り曲げ折り曲げ部を巻芯孔に押し込んで巻芯孔
を閉塞した構造であり、押し込み作業も容易でな
く、例えば突出部が常に素子端面に当接して折り
曲げられた状態になつた場合、その上に形成され
る電極導出部は素子を構成する金属化部と接触し
ない部分として存在するためサージ電流に対し電
極導出部はがれが拡大される結果となり、したが
つて諸特性劣化となる重大欠点となる危険性を有
し実用上好ましい問題をもつていた。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので一定
の径を有するように形成したコンデンサ素子部を
形成する金属化フイルムと同幅のプラスチツクフ
イルムにて構成した内空巻層の両端部の一部任意
の箇所を内側に押し倒すかまたは内空巻層を内側
に押し込んで巻芯孔に閉塞部を形成した作業性良
好にして特性劣化のないコンデンサを提供するこ
とを目的とするものである。
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明する。すなわち第1図および第2図に示すよう
にポリプロピレンフイルムを数回巻回して形成し
た内空巻層1上に該内空巻層1と同幅の一対の金
属化ポリプロピレンフイルム2a,2bを巻回し
コンデンサ素子部3を形成し、しかるのちポリプ
ロピレンフイルムを巻回し外空巻層4を形成す
る。しかしして前記内空巻層1の両端部の一部任
意の箇所を内側に押し倒し閉塞部5a,5bを形
成する。しかして前記コンデンサ素子部3の両端
面にメタリコン金属粉末を溶射し電極導出部6
a,6bを形成し該電極導出部6a,6bに引出
端子7a,7bを取着し例えばケースまたは樹脂
被覆で外装(図示せず)を施してなるものであ
る。
以上のように構成してなるコンデンサはコンデ
ンサ素子部3形成に先だつて形成する該コンデン
サ素子部3両端より突出することなく、コンデン
サ素子部3を構成する金属化ポリプロレンフイル
ム2a,2bと同幅のポリプロピレンフイルムを
用い形成した内空巻層1の両端部の一部任意な箇
所を内側に倒すことによつて巻芯孔に閉塞部5
a,5bを形成する構造であるため、特別な治具
を必要とせず内空巻層1の両端部を常に押しつけ
るのみで完全な巻芯孔に対する閉塞部5a,5b
形成が可能となることはもとより、電極導出部6
a,6b形成部となるコンデンサ素子3端面に内
空巻層1端部が折り曲げられて当接されることは
絶対なく、従来構造のようにコンデンサ素子端面
から突出したものを巻芯孔に押し込んでなるもの
のようにコンデンサ素子端面と電極導出部との接
触不十分による特性劣化要因は皆無となる利点を
有している。なお上記実施例において閉塞部形成
手段として内空巻層の両端部の一部任意の箇所を
内側に押しすようにしたものを例示して説明した
が第3図に示すように内空巻層8の両端部を内側
に押し込みすりばち状に形成した閉塞部9a,9
bとしても同様の効果を得ることができる。10
a,10bは金属化ポリプロピレンフイルム、1
1はコンデンサ素子部、12は外空巻層、13
a,13bは電極導出部、14a,14bは引出
端子である。なお上記実施例で内空巻層−誘電体
−外空巻層としてポリプロピレンフイルムを用い
たものを例示して説明したが他のプラスチツクフ
イルムまたは絶縁紙を用いたものに適用できるこ
とは言うまでもない。
以上述べたように本考案によれば一定の径を有
するように形成した内空巻層上に端面部を該内空
巻層端面より突出することなく構成したコンデン
サ素子部を形成し該コンデンサ素子部上に外空巻
層を形成し前記内空巻層の両端部の一部任意の箇
所を内側に押し倒すかまたは内空巻層の両端部を
内部に押し込み巻芯孔を閉塞することによつてメ
タリコン作業時巻芯孔への金属粉末の侵入のない
作業性良好にして特性劣化のないコンデンサを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案に係り第1図は一実施
例によるコンデンサを示す断面図、第2図は第1
図に示すコンデンサにおける電極導出部形成前の
側面図、第3図は他の実施例によるコンデンサを
示す断面図である。 1,8……内空巻層、3,11……コンデンサ
素子部、4,12……外空巻層、5a,5b,1
3a,13b……閉塞部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチツクフイルムまたは絶縁紙を巻回して
    形成した内空巻層と、該内空巻層上に前記プラス
    チツクフイルムまたは絶縁紙と同幅の金属化フイ
    ルムまたは金属化紙を巻回して形成したコンデン
    サ素子部と、該前記プラスチツクフイルムまたは
    絶縁紙を巻回して形成した外空巻層とを具備し、
    前記内空巻層の両端部の一部任意の箇所を内側に
    押し倒すかまたは両端部を内部に押込んで巻芯孔
    に閉塞部を形成したことを特徴とするコンデン
    サ。
JP1981017879U 1981-02-09 1981-02-09 Expired JPS6125236Y2 (ja)

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JP1981017879U JPS6125236Y2 (ja) 1981-02-09 1981-02-09

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JPS57130421U JPS57130421U (ja) 1982-08-14
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JP6437880B2 (ja) * 2015-05-25 2018-12-12 京セラ株式会社 フィルムコンデンサ、連結型コンデンサ、インバータおよび電動車輌

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JPS5333143U (ja) * 1976-08-27 1978-03-23

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