JPH0121541Y2 - - Google Patents

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JPH0121541Y2
JPH0121541Y2 JP1982154788U JP15478882U JPH0121541Y2 JP H0121541 Y2 JPH0121541 Y2 JP H0121541Y2 JP 1982154788 U JP1982154788 U JP 1982154788U JP 15478882 U JP15478882 U JP 15478882U JP H0121541 Y2 JPH0121541 Y2 JP H0121541Y2
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JP
Japan
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capacitor element
capacitor
cap
metal case
electronic component
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JP1982154788U
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JPS5958930U (ja
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はコンデンサに関するものである。
(従来の技術) 金属化紙や金属化フイルムを巻回してコンデン
サ素子とし、このコンデンサ素子を抵抗器等の他
の電子部品とともに金属ケースに内蔵し、絶縁油
を含浸したコンデンサは、電子機器や電話交換
機、家庭電気機器等に広く利用されている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従来、このようなコンデンサはコン
デンサ素子が金属ケースに接触して絶縁不良とな
らないように、コンデンサ素子の両端部を絶縁紙
からなるキヤツプで被つている。このキヤツプ
は、第4図に示す通り、平面部21の端を折り曲
げ、適宜に切り込み22を設けたものであり、折
り曲げ部23が常に広がろうとする。そのため、
コンデンサ素子の両端にこのようなキヤツプを取
り付けても、金属ケースに入れるまで、常時、折
り曲げ部23を押えていなければならず、また、
金属ケースとコンデンサ素子との間に十分なスペ
ースがない場合には、特に、コンデンサ素子の上
端に被せたキヤツプが入り難く製造が困難である
欠点があつた。さらに、コンデンサ素子とともに
金属ケースに内蔵される抵抗器等の電子部品の絶
縁不良も生じ易い欠点があつた。
本考案の目的は、以上の欠点を改良し、製造が
容易で絶縁不良を防止しうるコンデンサを提供す
るものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記の目的を達成するために、コン
デンサ素子と、該コンデンサ素子に接続された電
子部品とを金属ケースに内蔵したコンデンサにお
いて、コンデンサ素子の少なくとも一端面に電子
部品の収納部を有するプラスチツクの成形体から
なるキヤツプを設けることを特徴とするコンデン
サを提供するものである。
(作用) 絶縁紙の代りにプラスチツクの成形体からなる
キヤツプを用いているため押える必要がなく製造
が容易になる。また、キヤツプには電子部品の収
納部が設けられているために、電子部品とコンデ
ンサ素子あるいは電子部品と金属ケースとの絶縁
不良を防止できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図において、1は金属化紙を巻回したコン
デンサ素子であり、絶縁油が含浸されている。2
はコンデンサ素子1の下端面を被つている下キヤ
ツプである。3はコンデンサ素子1の上端面を被
つている上キヤツプである。この上キヤツプ3に
は、第2図に示す通り、孔4a及び4bが設けら
れ、コンデンサ素子1から引き出されているリー
ド線5a及び5bが各孔4a及び4bを挿通して
いる。また、上キヤツプ3は、側面6が基板面7
の両側に延長されて収納部8が形成されている。
9はこの収納部8に収納された抵抗器等の電子部
品である。10はコンデンサ素子1が内蔵されて
いるアルミや鉛等の金属製のケースである。11
はケース10の開口端を密閉している蓋であり、
端子12a及び12bが貫設されている。端子1
2a及び12bには各々コンデンサ素子1のリー
ド線5a及び5bが接続されている。また、電子
部品9の一方のリード線13aは端子12aに接
続され、他方の端子13bは蓋11に接続されて
いる。
すなわち、上キヤツプ3及び下キヤツプ2はプ
ラスチツク製の成形体であるため、絶縁紙のよう
に側面が広がることなく、コンデンサ素子1の上
端部及び下端部に填込まれる。それ故、各キヤツ
プ3及び2を特に押えることなく、コンデンサ素
子1をスムースにケース10に収納することがで
きる。
また、電子部品9は上キヤツプ3の収納部8に
収納されているために、コンデンサ素子1や金属
ケース10と確実に絶縁される。
なお、電子部品を蓋と絶縁し保護するために、
第3図に示す通り、側面14の端部に折り曲げ自
在な舌片15を設けた構造の上キヤツプ16を用
いてもよい。
以上の通り、本考案によれば、キヤツプがプラ
スチツクの成形体であるため、コンデンサ素子を
ケースに容易に収納でき製造が容易になり、ま
た、収納部に電子部品を収納できるため絶縁を確
実に行なえるコンデンサが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の正面断面図、第2図
は第1図の実施例に用いる上キヤツプの断面図、
第3図は本考案の他の実施例に用いられる上キヤ
ツプの斜視図、第4図は従来のキヤツプの斜視図
を示す。 1……コンデンサ素子、2……下キヤツプ、
3,16……上キヤツプ、10……ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンデンサ素子と、該コンデンサ素子に接続さ
    れた電子部品とを金属ケースに内蔵したコンデン
    サにおいて、コンデンサ素子の少なくとも一端面
    に電子部品の収納部を有するプラスチツクの成形
    体からなるキヤツプを設けることを特徴とするコ
    ンデンサ。
JP15478882U 1982-10-13 1982-10-13 コンデンサ Granted JPS5958930U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15478882U JPS5958930U (ja) 1982-10-13 1982-10-13 コンデンサ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15478882U JPS5958930U (ja) 1982-10-13 1982-10-13 コンデンサ

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Publication Number Publication Date
JPS5958930U JPS5958930U (ja) 1984-04-17
JPH0121541Y2 true JPH0121541Y2 (ja) 1989-06-27

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ID=30342057

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JP15478882U Granted JPS5958930U (ja) 1982-10-13 1982-10-13 コンデンサ

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JP (1) JPS5958930U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6141221Y2 (ja) * 1981-04-13 1986-11-25

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Publication number Publication date
JPS5958930U (ja) 1984-04-17

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