JPS6012263Y2 - 筒形コンデンサ - Google Patents

筒形コンデンサ

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JPS6012263Y2
JPS6012263Y2 JP15521280U JP15521280U JPS6012263Y2 JP S6012263 Y2 JPS6012263 Y2 JP S6012263Y2 JP 15521280 U JP15521280 U JP 15521280U JP 15521280 U JP15521280 U JP 15521280U JP S6012263 Y2 JPS6012263 Y2 JP S6012263Y2
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JP
Japan
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terminal plate
capacitor element
capacitor
cylindrical capacitor
heat
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Expired
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JP15521280U
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JPS5778635U (ja
Inventor
隆 細越
Original Assignee
マルコン電子株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンデンサ素子に熱収縮性絶縁チューブを被覆
してなる筒形コンデンサの改良構造に関する。
一般に筒形コンデンサとしては第1図に示すように有底
筒状金属ケース1内底に絶縁板2を挿入し両端面に形威
したメタリコン電極3a、3bから引出線4a、4bを
導出し該引出線4a、4bを端子板5と固着した外部端
子6a、6bに接続したコンデンサ素子7を絶縁筒8に
挿入して前記ケース1に収納したのち前記端子板5とコ
ンデンサ素子7間に絶縁板9を配設し前記ケース1開口
部に前記端子板5を嵌合しケース1開目端部を巻締めて
密閉してなるものである。
従来上記構成による筒形コンデンサにおける絶縁筒およ
び絶縁板は絶縁紙からなっており吸湿を除去する目的で
乾燥が必要であるが乾燥が不充分な場合特性劣化になる
危険性を有していた。
そのため絶縁紙のかわりに実開昭54−17484号公
報に開示されているような技術がある。
すなわ該公報に開示されたものは第2図に示すようにコ
ンデンサ素子10に乾燥の必要のない熱収縮性チューブ
11を被覆し絶縁筒にかえたものである。
これによって吸湿に起因する特性劣化の危険性は除去で
きるがコンデンサ素子10両端面に形威したメタリコン
電極12ai2b面が露出されているためケース13に
収納し端子板14にて封口する場合依然として絶縁板1
5.16を上下に配設し絶縁をもたせるようにする必要
がある。
特に端子板14とコンデンサ素子10間に配設する絶縁
板16がガタつきケース13開口端部の巻締時ケース1
3と端子板14の間にかまれてしまい気密不充分になっ
たりC−T間ショート不良を引きおこす危険性をもって
いた。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものでコンデンサ素
子を被覆する熱収縮性絶縁チューブの少なくとも端子板
側に位置する端部を断面り形で環状の突出部に形成する
ことによって作業性良好にして特性劣化の危険性のない
筒形コンデンサを提供することを目的とするものである
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説明する。
すなわち第3図に示すように例えば一対の金属化プラス
チックフィルムを巻回し両端面にメタリコン電極21a
、21bを形威し該メタリコン電極21a、21bに引
出端子22a、22bをそれぞれ接続し該引出端子22
a、22bの他端部を端子板23と一体化した外部端子
24a*24bに接続してなるコンデンサ素子25に該
素子25両端面より突出させて例えばポリエチレン、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、塩化ビニ
ール、ポリ弗化ビニリデン、ポリ弗化塩化エチレン、共
重合弗素樹脂などからなる熱収縮性絶縁チューブ26を
被覆し加熱させるわけであるが、この場合放熱収縮性絶
縁チューブ26の前記コンデンサ素子25両端面よりの
突出長さとして、前記端子板23側に位置する方を長く
することによって前記熱収縮性絶縁チューブ26の一端
部、すなわち端子板23側に位置する端部を断面り形で
環状の突出部27に形成したのち、内底にプラスチック
絶縁板28を配設した金属ケース29に収納し該金属ケ
ース29開口部に前記端子板23を嵌合し金属ケース2
9開目端部を巻締めて密閉し前記端子板23に設けた絶
縁油注入孔30から絶縁油を注入し該注入孔30をハン
ダ31封止してなるものである。
以上のように構成してなる筒形コンデンサによれば別個
な絶縁板を入れることなく断面り形で環状の突出部27
の存在によってコンデンサ素子25が内部で移動するよ
うなことがあってもメタリコン電極21a部が外部端子
24a、24bに接触または接近することはなく、この
間に絶縁油が入ることになりコンデンサ素子25と外部
端子24a、24b間の絶縁距離を充分に確保でき電気
的な耐圧を充分にもたせることができる。
また断面り形で環状の突出部27はコンデンサ素子25
直径より小さくしかも該コンデンサ素子25と一体固定
されているため断面り形で環状の突出部27が金属ケー
ス29開口端部の巻締部の巻締時数金属ケース29と端
子板23間にかまれてしまうようなことはなく気密性を
損ねることはないなどの利点を有している。
なお上記実施例において断面り形で環状の突出部27を
熱収縮性絶縁チューブ26の一端部すなわち端子板23
側に位置する端部に形成した構造について例示して説明
したが、第4図に示すようにコンデンサ素子32を被覆
した熱収縮性絶縁チューブ33の両端部を断面り形で環
状の突出部34a*34bに形成すれば金属ケース35
内底に配設するプラスチック絶縁板が省略でき部品点数
の削減による工数削減に貢献できる利点をも有する。
36は端子板、37a、37bは外部端子である。
以上述べたように本考案によれば金属ケースおよび端子
板との絶縁のため端面にメタリコン電極を形成したコン
デンサ素子を被覆する熱収縮性絶縁チューブの少なくと
も端子板側に位置する端部を断面り形で環状の突出部に
形成することによって作業性良好にして特性劣化の危険
性のない筒形コンデンサを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例による筒形コンデンサを示
す断面図、第3図は本考案の一実施例による筒形コンデ
ンサを示す断面図、第4図は本考案の他の実施例による
筒形コンデンサを示す断面図である。 23.36・・・・・・端子板、25.32・・・・・
・コンデンサ素子、26.33・・・・・・熱収縮性絶
縁チューブ、21v 34 af 34 b””突
出部、29,35・・・・・・金属ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端面にメタリコン電極を形威したコンデンサ素子を熱
    収縮性絶縁チューブで被覆し金属ケースに収納して該金
    属ケース開口部を端子板にて密閉してなる筒形コンデン
    サにおいて、前記絶縁チューブの少なくも端子板側に位
    置する端部に断面り形で環状の突出部を形威したことを
    特徴とする筒形コンデンサ。
JP15521280U 1980-10-29 1980-10-29 筒形コンデンサ Expired JPS6012263Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15521280U JPS6012263Y2 (ja) 1980-10-29 1980-10-29 筒形コンデンサ

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JP15521280U JPS6012263Y2 (ja) 1980-10-29 1980-10-29 筒形コンデンサ

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Publication Number Publication Date
JPS5778635U JPS5778635U (ja) 1982-05-15
JPS6012263Y2 true JPS6012263Y2 (ja) 1985-04-20

Family

ID=29514417

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JP15521280U Expired JPS6012263Y2 (ja) 1980-10-29 1980-10-29 筒形コンデンサ

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JPS5778635U (ja) 1982-05-15

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