JPS61248447A - 配線層の形成方法 - Google Patents
配線層の形成方法Info
- Publication number
- JPS61248447A JPS61248447A JP9036485A JP9036485A JPS61248447A JP S61248447 A JPS61248447 A JP S61248447A JP 9036485 A JP9036485 A JP 9036485A JP 9036485 A JP9036485 A JP 9036485A JP S61248447 A JPS61248447 A JP S61248447A
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- tungsten silicide
- wsix
- silicide film
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
口!%要コ
タングステンシリサイド膜を気相成長し、次に、高温度
で熱処理して、再び、その上にタングステンシリサイド
膜を気相成長する。
で熱処理して、再び、その上にタングステンシリサイド
膜を気相成長する。
[産業上の利用分野]
本発明は半導体装置における配線層の形成方法に関する
。
。
rcなどの半導体装置においては、半導体基板上に半導
体素子やその他の回路素子が形成され、それらの領域か
ら導出する電極配線が上面に多数設けられている。
体素子やその他の回路素子が形成され、それらの領域か
ら導出する電極配線が上面に多数設けられている。
それらの電極配線は、従前より現在までアルミニウム膜
またはその合金膜が用いられているが、アルミニウムは
融点が低いのが問題で、ICを高集積化、高密度化して
多層配線を形成する場合に、眉間絶縁膜の形成等に制約
を与える欠点がある。
またはその合金膜が用いられているが、アルミニウムは
融点が低いのが問題で、ICを高集積化、高密度化して
多層配線を形成する場合に、眉間絶縁膜の形成等に制約
を与える欠点がある。
そのため、それに代わる配線材料として、最近では、導
電性多結晶シリコン膜より電気伝導度の良い、高融点金
属シリサイドを電極配線に使用する方法が採られており
、そのうち、タングステンシリサイド(WSix)膜は
代表的なシリサイド膜である。
電性多結晶シリコン膜より電気伝導度の良い、高融点金
属シリサイドを電極配線に使用する方法が採られており
、そのうち、タングステンシリサイド(WSix)膜は
代表的なシリサイド膜である。
しかし、このタングステンシリサイド膜の密着性につい
ては、十分に配慮されなければならない。
ては、十分に配慮されなければならない。
[従来の技術]
第2図はICなど半導体装置における配線層の部分断面
図を示しており、1はシリコン基板52は配線層、3は
二酸化シリコン(Si02 ) It’で、配線N2ば
多結晶シリコン膜2−1とタングステンシリサイド膜2
−2とからなる複合層である。このように、多結晶シリ
コン膜2−1を介在させる理由は、メタルシリサイド膜
を直接シリコン基板に接触させると、メタルがシリコン
基板に拡散して、素子特性が害される心配があるからで
ある。
図を示しており、1はシリコン基板52は配線層、3は
二酸化シリコン(Si02 ) It’で、配線N2ば
多結晶シリコン膜2−1とタングステンシリサイド膜2
−2とからなる複合層である。このように、多結晶シリ
コン膜2−1を介在させる理由は、メタルシリサイド膜
を直接シリコン基板に接触させると、メタルがシリコン
基板に拡散して、素子特性が害される心配があるからで
ある。
従来、このタングステンシリサイド膜2−2の形成方法
に化学気相成長(CVD、)法があり、例えば、それは
六弗化タングステン(WF6)とモノシラン(Sil(
4)を熱分解して被着させる成長方法で、その反応式は
次式のようになっている。
に化学気相成長(CVD、)法があり、例えば、それは
六弗化タングステン(WF6)とモノシラン(Sil(
4)を熱分解して被着させる成長方法で、その反応式は
次式のようになっている。
WF6 +SiH4−WSix +HFここに、タング
ステンシリサイド(WSix)のX値は2から4程度ま
での値をとり、X値が大きくなる程、シリコン(Si)
量の多いタングステンシリサイド膜となる。且つ、この
X値は熱分解温度を変えて変化させることができ、第3
図はそれを示す図表である。図表は縦軸がX値、横軸が
熱分解温度で、熱分解温度を高くする程、X値が大きく
なり、シリコン量が多くなることが図表に示されている
。
ステンシリサイド(WSix)のX値は2から4程度ま
での値をとり、X値が大きくなる程、シリコン(Si)
量の多いタングステンシリサイド膜となる。且つ、この
X値は熱分解温度を変えて変化させることができ、第3
図はそれを示す図表である。図表は縦軸がX値、横軸が
熱分解温度で、熱分解温度を高くする程、X値が大きく
なり、シリコン量が多くなることが図表に示されている
。
し発明が解決しようとする問題点コ
ところが、その熱分解温度を低くして、W S i x
のX値を2.2以下の低い値にし、シリコン量の少ない
タングステンシリサイド膜を成長すると、約1000℃
のアニール(p!!:処理)によって、タングステンシ
リサイド膜と多結晶シリコン膜との間から剥離すると云
う問題がある。アニールは成長膜の結晶化、シリサイド
化のためにも必要で、避けられないことである。特に、
配線層間の絶縁膜、または配線層上の被覆膜として燐シ
リケートガラス(P S G)膜を被着すると、シリコ
ン量の少ないタングステンシリサイド膜は剥離し易い。
のX値を2.2以下の低い値にし、シリコン量の少ない
タングステンシリサイド膜を成長すると、約1000℃
のアニール(p!!:処理)によって、タングステンシ
リサイド膜と多結晶シリコン膜との間から剥離すると云
う問題がある。アニールは成長膜の結晶化、シリサイド
化のためにも必要で、避けられないことである。特に、
配線層間の絶縁膜、または配線層上の被覆膜として燐シ
リケートガラス(P S G)膜を被着すると、シリコ
ン量の少ないタングステンシリサイド膜は剥離し易い。
一方、シリコン量を少なくして、タングステン量の多い
タングステンシリサイド膜を形成することは、低抵抗の
高電導度配線層を形成することであり、これはICの性
能の向上に役立つ利点のあるものである。
タングステンシリサイド膜を形成することは、低抵抗の
高電導度配線層を形成することであり、これはICの性
能の向上に役立つ利点のあるものである。
本発明は、このような問題点を解決して、アニールによ
っても剥離しないタングステン量の多い(リンチな)タ
ングステンシリサイド膜が含まれる配線層の形成方法を
提案するものである。
っても剥離しないタングステン量の多い(リンチな)タ
ングステンシリサイド膜が含まれる配線層の形成方法を
提案するものである。
[問題点を解決するための手段]
その目的は、タングステンシリサイド膜を気相成長し、
次いで、該タングステンシリサイド膜を熱処理した後、
該タングステンシリサイド膜上に第2のタングステンシ
リサイド膜を気相成長して、所定膜厚のタングステンシ
リサイド膜を形成するようにした配線層の形成方法によ
って達成される。
次いで、該タングステンシリサイド膜を熱処理した後、
該タングステンシリサイド膜上に第2のタングステンシ
リサイド膜を気相成長して、所定膜厚のタングステンシ
リサイド膜を形成するようにした配線層の形成方法によ
って達成される。
[作用]
即ち、本発明は、化学気相成長法によって、タングステ
ンシリサイド膜を成長する際、その中間に高温度の熱処
理工程を挟んで、タングステンシリサイド膜からなる配
線層を形成する。
ンシリサイド膜を成長する際、その中間に高温度の熱処
理工程を挟んで、タングステンシリサイド膜からなる配
線層を形成する。
[実施例]
以下、図面を参照して実施例によって詳細に説明する。
第1図は本発明にかかる配線層の部分断面図を示してお
り、配線層5は多結晶シリコン膜5−1と、第1のタン
グステンシリサイド膜5−2と、第2のタングステンシ
リサイド膜5−3とからなる三層の複合層である。また
、その他の記号は第2図と同じ部材に同一記号が付しで
ある。
り、配線層5は多結晶シリコン膜5−1と、第1のタン
グステンシリサイド膜5−2と、第2のタングステンシ
リサイド膜5−3とからなる三層の複合層である。また
、その他の記号は第2図と同じ部材に同一記号が付しで
ある。
このように配線層5を形成するためには、まず、膜厚2
000人程度0多結晶シリコン膜5−1をCVD法で成
長した後、同様にCVD法によって膜厚1゜00人の第
1のタングステンシリサイド膜5−2を成長する。それ
には、例えば、CVD装置の反応室を350℃の一定温
度に加熱しておき、ヘリウム(He)をキャリアガスと
したwF6ガスと、同じくHeをキャリアガスとしたS
iH4ガスを流入して、WF、ガスとSi2H6ガスと
を熱分解させて、タングステンシリサイド膜5−2を成
長させる。そうすれば、タングステンシリサイド膜はW
Six (X−2,2)程度のタングステンのリンチ
な膜が成長する。
000人程度0多結晶シリコン膜5−1をCVD法で成
長した後、同様にCVD法によって膜厚1゜00人の第
1のタングステンシリサイド膜5−2を成長する。それ
には、例えば、CVD装置の反応室を350℃の一定温
度に加熱しておき、ヘリウム(He)をキャリアガスと
したwF6ガスと、同じくHeをキャリアガスとしたS
iH4ガスを流入して、WF、ガスとSi2H6ガスと
を熱分解させて、タングステンシリサイド膜5−2を成
長させる。そうすれば、タングステンシリサイド膜はW
Six (X−2,2)程度のタングステンのリンチ
な膜が成長する。
次いで、中性又は還元性の雰囲気中で、800”Cの温
度で数10分間熱処理する。そうすると、多結晶シリコ
ン膜5−1と第1のタングステンシリサイド膜5−2と
が反応して合金化されて、タングステンシリサイド膜5
−2のシリコン量が増加する。
度で数10分間熱処理する。そうすると、多結晶シリコ
ン膜5−1と第1のタングステンシリサイド膜5−2と
が反応して合金化されて、タングステンシリサイド膜5
−2のシリコン量が増加する。
しかる後、同じ< CVD法によって膜厚1000人の
第2のタングステンシリサイドII*5−3を成長する
。その条件は上記と同様で、ガス流量は、例えば、WF
6ガス2cc/分、SiH4ガス120cc/分程度に
する。
第2のタングステンシリサイドII*5−3を成長する
。その条件は上記と同様で、ガス流量は、例えば、WF
6ガス2cc/分、SiH4ガス120cc/分程度に
する。
そうすると、第2のタングステンシリサイド膜もタング
ステンのリッチな成長膜であり、何れのタングステンシ
リサイド膜もWSix (X=2〜2゜2)程度のタ
ングステンのリッチなタングステンシリサイド膜となる
。且つ、この配線層は下層から上層に従って、シリコン
量が減少し、タングステン量が増加した成分を有するも
ので、このような組成の配線層は密着性が良い。
ステンのリッチな成長膜であり、何れのタングステンシ
リサイド膜もWSix (X=2〜2゜2)程度のタ
ングステンのリッチなタングステンシリサイド膜となる
。且つ、この配線層は下層から上層に従って、シリコン
量が減少し、タングステン量が増加した成分を有するも
ので、このような組成の配線層は密着性が良い。
従って、本発明にかかる配線層の形成方法によれば、配
線層は密着性が良くて、且つ、高電導度を有する高品質
な配線層が得られる。
線層は密着性が良くて、且つ、高電導度を有する高品質
な配線層が得られる。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように、本発明によれば密着性
の良いタングステンのり・ノチな配線層が形成され、I
Cの高性能化に役立つものである。
の良いタングステンのり・ノチな配線層が形成され、I
Cの高性能化に役立つものである。
第1図は本発明にかかる配線層の断面図、第2図は従来
の配線層の断面図、 第3図は熱分解温度とW S i xのX値との関係図
表である。 図において、 1はシリコン基板、 3は5i02膜、2.5は配
線層、 2−1.5−1は多結晶シリコン膜、 2−2.5−2.5−3はタングステンシリサイド膜を
示している。 オ→己旧耳の置C劫(皆丙壽で面面 第1図 雀り束、所ど(窄λ【の!′l′r面汀釘第2図 g+解逼* Z X t v /)rlI f’1−r
lにlWk 3 図
の配線層の断面図、 第3図は熱分解温度とW S i xのX値との関係図
表である。 図において、 1はシリコン基板、 3は5i02膜、2.5は配
線層、 2−1.5−1は多結晶シリコン膜、 2−2.5−2.5−3はタングステンシリサイド膜を
示している。 オ→己旧耳の置C劫(皆丙壽で面面 第1図 雀り束、所ど(窄λ【の!′l′r面汀釘第2図 g+解逼* Z X t v /)rlI f’1−r
lにlWk 3 図
Claims (1)
- タングステンシリサイド膜を気相成長し、次いで、該タ
ングステンシリサイド膜を熱処理した後、該タングステ
ンシリサイド膜上に第2のタングステンシリサイド膜を
気相成長して、所定膜厚のタングステンシリサイド膜を
形成するようにしたことを特徴とする配線層の形成方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9036485A JPS61248447A (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | 配線層の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9036485A JPS61248447A (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | 配線層の形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61248447A true JPS61248447A (ja) | 1986-11-05 |
Family
ID=13996483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9036485A Pending JPS61248447A (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | 配線層の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61248447A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63143841A (ja) * | 1986-12-08 | 1988-06-16 | Nec Corp | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
KR100650759B1 (ko) * | 2005-06-30 | 2006-11-27 | 주식회사 하이닉스반도체 | 텅스텐실리사이드 박막 형성방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5780739A (en) * | 1980-11-07 | 1982-05-20 | Hitachi Ltd | Semiconductor integrated circuit device and manufacture thereof |
-
1985
- 1985-04-25 JP JP9036485A patent/JPS61248447A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5780739A (en) * | 1980-11-07 | 1982-05-20 | Hitachi Ltd | Semiconductor integrated circuit device and manufacture thereof |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63143841A (ja) * | 1986-12-08 | 1988-06-16 | Nec Corp | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
KR100650759B1 (ko) * | 2005-06-30 | 2006-11-27 | 주식회사 하이닉스반도체 | 텅스텐실리사이드 박막 형성방법 |
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