JPS6124233Y2 - - Google Patents

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JPS6124233Y2
JPS6124233Y2 JP3618880U JP3618880U JPS6124233Y2 JP S6124233 Y2 JPS6124233 Y2 JP S6124233Y2 JP 3618880 U JP3618880 U JP 3618880U JP 3618880 U JP3618880 U JP 3618880U JP S6124233 Y2 JPS6124233 Y2 JP S6124233Y2
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JP
Japan
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brake
lever
lid
operating
upper lid
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JP3618880U
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JPS56136790U (ja
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  • Centrifugal Separators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は脱水機の安全装置に関し、衣類投入口
を施蓋する内蓋と、この内蓋を覆う上蓋を有する
もので、上蓋開放時脱水槽に制動をかけると共に
脱水槽が停止するまで内蓋を施錠状態に保持して
開放できなくするものである。
従来より上蓋を開放して制動をかけた時、脱水
槽と共に回転する制動輪と制動レバーの摩擦によ
り制動レバーに生ずる回転方向の変位を利用して
内蓋を施錠状態にて保持するものがあるが、この
従来のものは、上蓋の開閉動作にて制動レバーを
制御する操作レバーと制動レバーの制動時におけ
る変位を施錠機構部に伝達する操作レバーの二つ
の操作レバーが必要であつた。
本考案は一つの操作レバーでもつて上記制動作
用と内蓋の施錠状態保持作用をできるようにする
もので、以下一実施例として示した図面に基き説
明する。
1は機枠にて内部に水受槽2を有し、この水受
槽2内に駆動モータ3にて回転される脱水槽4が
設けられている。5は駆動モータ3の支持スプリ
ング、6は防振ゴムである。水受槽2の上部開口
には、衣類投入口7を有する上面板8が装着さ
れ、かかる上面板8上に衣類投入口7を施蓋する
内蓋9が支軸10にて枢支されている。この内蓋
9は支軸11にて軸支された上蓋12にて覆われ
ている。
13はロツク作動体で常時スプリング14にて
前方(第1図左方向)に付勢されているが、上蓋
12の閉蓋時上蓋蝶番部に形成した突起15がロ
ツク作動体13に形成した突部16に当たつて、
ロツク作動体13をスプリング14に抗して後方
へ押すようになつている(第1図状態)。このロ
ツク作動体13には第4図から明らかな如く幅の
狭い穴17と広い穴18とが連続して設けられて
いる。19は内蓋9の裏側に配設された施錠体
で、その後端が前記ロツク作動体13に枢着20
され、一方前端は内蓋9の前端より突出して鉤部
21を有する。そして上蓋12を開放した状態で
は、第3図の如くロツク作動体13がスプリング
14により前方へ押されるので、施錠体19も前
方へ移動し、その鉤部21が上面板8の施錠部2
2と係合して内蓋9を施錠するが、上蓋12の閉
蓋時は、第1図の如くロツク作動体13が後方へ
押されるので、施錠体19も後方へ移動し、その
鉤部21が施錠部22より外れる。
次に脱水槽の制動装置について説明すると、脱
水槽軸23に制動輪24が固着され、この制動輪
24に制御レバー25に取付けたブレーキシユー
26が圧接したり離れたりして制動をかけたり外
したりする。制動レバー25はその一端に設けた
長孔27に挿入した軸28により、制動軸24に
沿つて所定範囲移動できるように枢支されてい
る。軸28はモーター3に取付けたブレーキ台2
9上に植設されている。30は制動レバー25を
制動輪24とブレーキシユー26が圧接する方向
に付勢する制動スプリング、31は制動レバー2
5を脱水槽の反回転方向(第3図で矢印Aが回転
方向を示す)に付勢する復帰スプリングである。
制動レバー25の他端には操作ワイヤー32が
連結されている。このワイヤー32の上端は操作
レバー33に連結されている。この操作レバー3
3は前記ロツク作動体13の穴18あるいは17
を通り、その上端折曲部が上蓋12の蝶番部に形
成した操作部34と係脱する。即ち上蓋12の閉
蓋時に操作部34と係合し(第1図状態)、上蓋
12の開放時には第3図の如く操作部34との係
合が外れる。操作レバー33は第3図の如く幅の
狭くなつて前記ロツク作動体13の幅の狭い穴1
7に入りうる首部35を有する。又コントロール
箱36との間に設けた制動スプリング30より弱
いスプリング37により、操作レバー33は上方
へ付勢されている。38は操作ワイヤー32のア
ウターチユーブ、39,40はアウターチユーブ
38の止め金である。次に動作を説明する。先ず
上蓋12を開放すると、前述の如く施錠体19が
前方へ移動して鉤部21が施錠部22と係合す
る。又操作レバー33が操作部34から外れ、制
動レバー25は制動スプリング30によりブレー
キシユー26が制動輪24に圧接する位置(第3
図P1の位置)にくる。この時の操作レバー33は
同図P5に位置し、その首部35がロツク作動体1
3の穴18に位置している。(第4図P9に位置し
ている。)従つて施錠体19を手で後方へ押しや
り(この時前記首部35はP9からP10の位置にか
わる)、鉤部21を施錠部22から外して内蓋9
を開放することができる。
そこで脱水槽4に衣類を投入し内蓋9及び上蓋
12を閉じると、前記操作部34により操作レバ
ー33が持ち上げられP5からP6の位置へ移動す
る)、操作ワイヤー32を介して制動レバー25
を制動スプリング30に抗し回動させP1からP2
位置へ移動する)、ブレーキシユー26を制動輪
24から離して制動を解除する。又施錠体19が
前述の如く後方へ移動して鉤部21が施錠部22
から外れる。この状態でタイマーを設定すると脱
水槽4が回転して脱水を行なう。
脱水中上蓋12を開放すると、図示しない安全
スイツチによりモーター3への通電を断つと共
に、施錠体19が前方へ移動して鉤部21と施錠
部22とが係合し内蓋9を施錠する。同時に操作
レバー33がP6からP5へ下降し、制動レバー25
がP2からP1へ回動してブレーキシユー26を制動
輪24に圧接せしめて制動をかける。
この制動時、制動輪24とブレーキシユー26
の摩擦により制動レバー25が回転方向へ回動
し、P1の位置から実線の如きP3の位置へくる。こ
の時操作レバー33もワイヤー32を介しP5の位
置から実線の如きP7の位置へ下降し、操作レバー
33の首部35が穴18から外れ代りに第4図実
線の如く首部35の上方の幅の広い部分41が穴
18内に位置する。この状態では幅の広い部分4
1が幅の狭い穴17に入ることができないので、
施錠体19を後方へ押しやることができず、従つ
て鉤部21を施錠部22から外して内蓋9を開放
することができない。つまり内蓋は施錠状態にて
保持される。この状態は脱水槽の回転が停止する
まで続く。
脱水槽の回転が停止するとブレーキシユー26
と制動輪24の摩擦がなくなるので、制動レバー
25は復帰スプリング31によりP1の位置へ戻
り、操作レバー33もP5の位置へ戻るのでその首
部35が再び穴18内に位置する。従つて施錠体
19を後方へ押しやつて鉤部21を施錠部22か
ら外し、内蓋9の施錠を解除して内蓋を開放する
ことができる。この時には既に脱水槽は停止して
おり何ら危険なことはない。
又万一制動装置の故障で制動スプリング30が
破損した場合には、操作レバー33を上方へ付勢
するスプリング37により操作レバー33はP3
位置へ上昇し、この結果首部35の下方の幅の広
い部分42が穴18内に位置して(上蓋を開放し
た時)、施錠体19を後方へ移動できなくし、内
蓋を施錠状態のままにして修善しない限り使用で
きないようにする。ここで、前記スプリング37
は、操作レバー33と操作ワイヤー32が一体化
されていれば不用で、この場合復帰スプリング3
1の作用により操作レバー33をP8の位置へ持ち
上げる。
又逆に復帰スプリング31が破損した場合は、
制動レバー25は制動スプリング30により制動
時と同じ状態になり、操作レバー33がP7の位置
へ下降してこれまた内蓋を施錠状態のままにして
修善しない限り使用できないようにする。
以上の如く本考案によれば、上蓋の開放時に脱
水槽に制動をかけると共に上蓋の開閉と連動する
ロツク作動体により内蓋を施錠し、且つ制動輪と
の摩擦により生ずる制動レバーの回動によりロツ
ク作動体を内蓋が施錠状態にて保持するので、脱
水槽が完全に停止するまで内蓋を開放できず、極
めて安全性の高いものである。そして上蓋開閉動
作により制動レバーを制御する操作レバーでもつ
て、制動時ロツク作動体と係合して内蓋を施錠状
態にて保持するようにしたから、制動時の制動レ
バーに生ずる回動をロツク作動体に伝達するレバ
ーを別途必要とせず、一つの操作レバーでもつて
二つの機能をはたすことができ、部品点数が削減
してコストも安くなり生産性に富むものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を示し、第1図は脱水機の縦断面
図、第2図は第1図円内拡大斜視図、第3図は各
部の関連を示す動作状態図(操作レバーの位置を
説明のため各動作に従つてその側面図を付加し
た)、第4図はロツク作動体と操作レバーの関係
を示す平面図である。 7……衣類投入口、9……内蓋、12……上
蓋、4……脱水槽、24……制動輪、25……制
動レバー、30……制動スプリング、34……操
作部、33……操作レバー、13……ロツク作動
体、41,42……操作レバーの幅の広い部分
(係合部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 衣類投入口を施蓋する内蓋と、該内蓋を覆う上
    蓋と、脱水槽と一体的に回転する制動輪と、該制
    動輪に圧接して制動をかける際前記制動輪との間
    に生ずる摩擦力により所定方向に変位するよう枢
    支された制動レバーと、該制動レバーを制動輪と
    圧接する方向に付勢する制動スプリングと、下端
    が前記制動レバーに連結され、上端が前記上蓋の
    閉蓋動作時上蓋の操作部と係合して前記制動レバ
    ーを前記制動スプリングに抗し回動して制動を解
    除し、上蓋の開蓋時には前記操作部から外れて制
    動をかける操作レバーと、前記上蓋の開閉動作と
    連動し前記制動時に前記内蓋を施錠するロツク作
    動体と、前記操作レバーに形成され、前記制動時
    の制動レバーに生ずる変位により前記ロツク作動
    体と係合して内蓋を施錠状態にて保持する係合部
    とからなる脱水機の安全装置。
JP3618880U 1980-03-18 1980-03-18 Expired JPS6124233Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3618880U JPS6124233Y2 (ja) 1980-03-18 1980-03-18

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JP3618880U JPS6124233Y2 (ja) 1980-03-18 1980-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56136790U JPS56136790U (ja) 1981-10-16
JPS6124233Y2 true JPS6124233Y2 (ja) 1986-07-21

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ID=29631796

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3618880U Expired JPS6124233Y2 (ja) 1980-03-18 1980-03-18

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JPS56136790U (ja) 1981-10-16

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