JPS6232369Y2 - - Google Patents

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JPS6232369Y2
JPS6232369Y2 JP14623580U JP14623580U JPS6232369Y2 JP S6232369 Y2 JPS6232369 Y2 JP S6232369Y2 JP 14623580 U JP14623580 U JP 14623580U JP 14623580 U JP14623580 U JP 14623580U JP S6232369 Y2 JPS6232369 Y2 JP S6232369Y2
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JP
Japan
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lid
lever
hook
lock pawl
safety
Prior art date
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JP14623580U
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English (en)
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JPS5767213U (ja
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  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はビデオデイスクプレーヤにおいて、
蓋を開くとき駆動スピンドルが自動的に停止状態
まで制動されるように構成したビデオデイスクプ
レーヤにおける蓋の安全保持機構に関するもので
ある。
一般にビデオデイスクプレーヤにおいてデイス
クの駆動スピンドルは毎分1800又は1500回転で回
転しており、蓋を開くときは駆動スピンドルが自
動的に停止状態まで制動される必要がある。しか
しながらビデオデイスクが高速で回転しているも
ので蓋を開くに当つてモータのスイツチを切つて
も慣性力で急には停止されず、高速回転のビデオ
デイスクに触れることは危険であるとともにデイ
スクが駆動スピンドルから飛びだしたりする惧れ
があり、プレーヤの使用者を保護する安全手段が
望まれていた。
すなわちビデオデイスクプレーヤにおいて高速
回転しているデイスクはモータの電源を切つた後
にも慣性力によつて回転を続けているのでこれに
機械的プレーキ機構を付加しても即時停止するこ
とはモータに必要外に負荷を与える事になり好ま
しくないものである。
この考案は上述した事情にもとづいてなされた
ものであり、モータの電源を切る指令により同時
に蓋を閉まつた状態に保持しておくための二つの
フツクのうち一方を解除させ、他の一つのフツク
はモータの慣性による逆起電力を利用してソレノ
イドを駆動させ、蓋を閉状態に保持する様な位置
に移動させる。そこで数秒後に逆起電力がOVに
近づいた時点で前述のフツクはソレノイドの吸引
力から解除されバネの力により元の状態に戻り蓋
はデイスクの回転停止とほぼ同時に自動的に解除
されて後部に設置したヒンジのバネ性又は補助的
な蓋押し上げ用バネの力によつて開かれるように
構成したものである。
すなわちここで逆起電力による蓋の保持機構は
従来より導入されている方式を適用しているが、
二つのフツクによつて閉められた蓋を保持するこ
とにより半開きの状態を蓋をロツクすることによ
る操作の複雑さをなくしモータが停止するまでは
完全に閉つた状態を保持するようにしたものであ
る。
以下この考案による一実施例を添付した図面に
もとづいて具体的に説明する。図において1はタ
ーンテーブルと一体のブレーキドラムであり、ブ
レーキ2のブレーキシユー2aにより外周側から
制動されるようになつている。3はブレーキ2を
ブレーキドラム1に圧接するばねである。又上記
ブレーキ2はブレーキ作動レバー4を支点5を中
心に矢印B方向に回動することによりブレーキ2
をブレーキドラム1より離すようになつている。
6はターンテーブルの蓋であり、前端にはロツ
ク窓7が形成されておりこのロツク窓7の下方に
は係止溝8aを有する係合部8が設置されてい
る。
またシヤーシ上にはレバー9に斜面を有するカ
ム10が設けられており蓋6を閉めたとき蓋6の
係合部8がカム10に当接しレバー9は矢印A方
向に平行移動しブレーキ作動レバー4を矢印B方
向に回動させ、モータの電源スイツチ11をON
するようになつている。12はレバーであり、図
示しない外装ケースに設置された押しボタンを押
すとレバー12を矢印C方向にスライドさせ、レ
バー9は矢印A方向に移動したままの状態でレバ
ー9のほぼ中央点を支点として数ミリ廻動させら
れるようになつている。また13はソレノイドで
あり、モータの電源スイツチ11がOFFすると
デイスクの回転慣性によつてデイスクに装置され
たモータが回転している間に生ずる逆起電力を取
り出してソレノイド13が作動し蓋6の安全ロツ
ク用爪14の下端を戻しばね15に抗して矢印D
方向に引つ張り、蓋6の係合部8に形成した係止
溝8aに先端14aが係止する。また16はフツ
クであり、ばね17により押圧されて蓋6のロツ
ク窓7に係止しているがレバー12を矢印C方向
にスライドさせ、レバー9を回動したときカム1
0に押し戻されて蓋6のロツク窓7から解除され
るようになつている。なおソレノイド13への電
流(逆起電力)がなくなると戻しばね15により
安全ロツク用爪14は蓋6の係止溝8aから解除
されて蓋6は解除状態に保持される。なお図中1
8,19はレバー9の戻しばねである。
上述したように構成されたビデオデイスクプレ
ーヤにおける蓋の安全保持機構の作動について説
明する。デイスクをターンテーブルに装置し蓋6
を閉じると蓋6の前端に設置されたロツク窓7の
係合部8が下降してレバー9に設置され斜面を有
するカム10に当り、さらに蓋6を押し込むとカ
ム10に生じる分力によつてレバー9は矢印A方
向に平行移動し、第2図に示す如く蓋6のロツク
窓7がばね17によつて保持されているフツク1
6によつてロツクされる。同時に上記レバー9は
ブレーキ作動レバー4を支点5を中心に矢印Bの
方向に回動させブレーキ2のブレーキシユー2a
をブレーキドラム1の外周部より解除し、モータ
の電源スイツチ11をON状態にする。従つて、
モータが回転をはじめビデオデイスクのターンテ
ーブル(ブレーキドラム4と一体)が回転して演
奏状態となる。
つぎに演奏停止の指令を出しデイスク着脱等の
操作を行なうべく外装ケースに設置された押しボ
タン(図示せず)を押すことによつてレバー12
を矢印Cの方向にスライドさせると、レバー9は
矢印Aの方向に移動したままレバー9のほぼ中点
を支点として、数ミリ廻動する。これによつて反
対側の先端は矢印Cの方向に廻動してブレーキ作
動レバー4から外れ、ブレーキ2は作動してブレ
ーキシユー2aがブレーキドラム1を制動し、モ
ータの電源スイツチ11はOFF状態となる。こ
こでブレーキドラム1の慣性によつてデイスクに
装置されたモータが回転している間に生じる逆起
電力を取り出しソレノイド13に電流を流し、蓋
の安全ロツク用爪14の下端を引つぱり、上端1
4aは矢印Dの方向に廻動して蓋6に設置された
係合部8の係止溝8aに係合する。このとき上述
したフツク16はレバー9の廻動によつてカム1
0に押されて蓋6のロツク窓7から解除されてい
るが安全ロツク用爪14によつて蓋6は保持され
ているために開かない。その後数秒間で逆起電力
がOVとなり、デイスクの回転が停止するとソレ
ノイド13への電流はなくなり、戻しばね15の
力によつて安全ロツク用爪14は係止溝8aから
解除されて蓋6は解放され蓋6の後部に設置され
たヒンジ(図示せず)のばね力により開かれるも
のである。
また、安全ロツク用爪14はモータが回転して
いない状態においてはソレノイド13が電流が流
れないので倒れたままになつており、蓋6の開閉
には作用しないのでフツク16のみ単独で動くよ
うになつている。
以上詳細に説明したように、この考案による蓋
の安全保持機構は二つの異なつた機能を有するフ
ツクによつて電源が入つていない状態でも蓋の開
閉が可能でありそのフツク及び対向する安全ロツ
ク用爪の形状はセツトの外部に露出した部分が単
純な構造であり外観、強度ともに良好である。
またデイスクの回転が停止するまでは完全に蓋
は閉じており、半開きでロツクされている状態の
ために生ずる操作の複雑さもなく、誤操作による
破壊の危険もない。さらにプレーヤの使用者を保
護する等の効果的な安全手段である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による一実施例を示す要部の
斜視図、第2図は第1図の蓋を閉めた状態を示す
要部の斜視図である。 1……ブレーキドラム、2……ブレーキ、4…
…ブレーキ作動レバー、6……蓋、7……ロツク
窓、8……係合部、8a……係止溝、9……レバ
ー、10……カム、11……電源スイツチ、12
……レバー、13……ソレノイド、14……安全
ロツク用爪、15……戻しばね、16……フツ
ク、17……ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ビデオデイスクプレーヤにおいてターンテーブ
    ル上に蓋を閉止するフツクと安全ロツク用爪を設
    け、上記フツク及び安全用ロツク爪が係合するロ
    ツク窓及び係合溝を蓋の前端に設け、上記フツク
    は蓋を閉めたときに係合しかつ安全用ロツク爪は
    デイスク回転の停止指令による逆起電力で作動す
    るソレノイドによつてロツクするとともに上記フ
    ツクが蓋の係合を解除し、上記デイスクの回転が
    停止したとき安全用ロツク爪が蓋のロツクを解除
    するよう関連づけたことを特徴とするビデオデイ
    スクプレーヤにおける蓋の安全保持機構。
JP14623580U 1980-10-13 1980-10-13 Expired JPS6232369Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14623580U JPS6232369Y2 (ja) 1980-10-13 1980-10-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14623580U JPS6232369Y2 (ja) 1980-10-13 1980-10-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5767213U JPS5767213U (ja) 1982-04-22
JPS6232369Y2 true JPS6232369Y2 (ja) 1987-08-19

Family

ID=29505816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14623580U Expired JPS6232369Y2 (ja) 1980-10-13 1980-10-13

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS5767213U (ja) 1982-04-22

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