JP2515538Y2 - 車輌用収納容器の蓋開閉装置 - Google Patents

車輌用収納容器の蓋開閉装置

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JP2515538Y2
JP2515538Y2 JP10994591U JP10994591U JP2515538Y2 JP 2515538 Y2 JP2515538 Y2 JP 2515538Y2 JP 10994591 U JP10994591 U JP 10994591U JP 10994591 U JP10994591 U JP 10994591U JP 2515538 Y2 JP2515538 Y2 JP 2515538Y2
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JP
Japan
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locking
storage container
lid
opening
spring
Prior art date
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JP10994591U
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English (en)
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JPH0552152U (ja
Inventor
一良 望月
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Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、収納容器の蓋の係止を
作動体の押圧動作により解除し、バネ力により開き方向
に回動するようにした車輌用収納容器の蓋開閉装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】コンソールボックス等の車輌用収納容器
の蓋を開閉する手段として従来操作レバー等で蓋の係止
状態を解除するものが一般によく用いられている。
【0003】又、ブラケットの支点を中心としてバネに
より開き方向に付勢された収納容器の係止動作を作動体
の作動を回動動作に変換して解除するようにしたものも
あった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術にあっ
て、前者は操作が面倒であり蓋を手動で開かねばならな
いので不便であり、後者は作動体の作動を回動動作に変
換するのに過大な力を必要とし、動作が不確実であると
いう問題点があった。
【0005】この考案は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、ブラケットの支点を中心とし
てバネにより開き方向に回動するように付勢された収納
容器蓋の係止の解除を押しボタンの押圧のみによって行
い、通常重く感ずる初期動作を軽快に行い、全体として
平均した力で開蓋することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案に係る車輌用容器の蓋開閉装置は、ブラケ
ットの支点を中心としてバネにより開き方向に回動する
ように付勢された収納容器蓋の係止を作動体の押圧作動
により解除するようにした車輌用収納容器の開閉装置に
おいて、上記開閉蓋の係止動作を行う摺動係止体をバネ
により係止側に付勢し、この摺動係止体に設けた傾斜面
に対して上方よりバネ力に抗して押し下げる押しボタン
の作動体先端を接触状態とし、この作動体の押し下げ力
により摺動係止体を後退させ、係止動作を解除するよう
にした車輌用収納容器の蓋開閉装置において、更に上記
摺動係止体に設けた傾斜面の初期接触面を急斜面とし、
後期接触面をこれより緩斜面としたことを主要な構成と
している。
【0007】
【実施例】1はカップ等の収納容器本体、2は蓋で左右
にブラケット3が一体に形成され収納容器本体1の軸4
に回動自在に枢着され、軸4に巻回されたバネ5により
常時開く方向に付勢されている。ブラケット3の周面に
はギヤ6が形成されピニオン7と噛合している。該ピニ
オン7は図示しないダンパー装置により常に矢印A回動
方向に付勢されている。
【0008】8はホルダー9内に摺動自在に装着されコ
イルバネ10で係止側に付勢された摺動係止体で、蓋2
の後端両側下方に形成した係止突片11下端と係合し蓋
2の上方への回動を阻止している。摺動係止体8の中間
部には傾斜面12が形成されている。
【0009】ホルダー9の上方に一体に形成された筒体
13には押しボタン14が上下動自在に嵌挿され、中心
ピン15に作動体16が一体に固着され、スプリング1
7で常時上方に付勢され、押しボタン14下端の係止爪
18が筒体13下端に係止し、作動体16下端は前記傾
斜面12に接触している。傾斜面12には急斜面からな
る初期接触面12aに続いて緩斜面からなる後期接触面
12bが形成されている。
【0010】次に蓋の開閉動作について説明する。図1
の閉蓋状態で押しボタン14を下方に押圧すると、先ず
作動体16が摺動係止体8の急斜面からなる初期接触面
12aを押圧して、摺動係止体8を少い移動量で軽快に
反係止方向に移動する。
【0011】次いで、緩斜面からなる後期接触面12b
を押圧して摺動慣性のでた摺動係止体8の移動量を大き
くし、全体として平均した押圧力で摺動係止体8を反係
止方向に移動して蓋2の係止突片11との係合を外す。
蓋2はバネ5の弾力で上方に回動する。
【0012】
【考案の効果】本考案によると、ブラケットの支点を中
心としてバネにより開き方向に回動するように付勢され
た収納容器蓋の係止を作動体の押圧作動により解除する
ようにした車輌用収納容器の開閉装置において、上記開
閉蓋の係止動作を行う摺動係止体をバネにより係止側に
付勢し、この摺動係止体に設けた傾斜面に対して上方よ
りバネ力に抗して押し下げる押しボタンの作動体先端を
接触状態とし、この作動体の押し下げ力により摺動係止
体を後退させ、係止動作を解除するようにした車輌用収
納容器の蓋開閉装置において、更に上記摺動係止体に設
けた傾斜面の初期接触面を急斜面とし、後期接触面をこ
れより緩斜面としてあるので、下記の効果を有する。
【0013】1.係止を解除するにあたり回動動作を用
いず、押しボタンによる直角方向のスライドのみで行う
ので、軽快且つ確実に作動できる。 2.傾斜面を急斜面、緩斜面に分けたことにより、通常
重く感ずる初期動作を軽快に行い、はずみのついた後期
動作で摺動係止体の移動を大きくし、全体として平均し
た力で作動を行わせるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例外観正面図である。
【図2】図1の正断面図である。
【図3】図1の分解斜視図である。
【図4】図1の斜視図である。
【図5】図4の開蓋時斜視図である。
【符号の説明】
1 収納容器本体 2 蓋 3 ブラケット 4 軸 5 バネ 8 摺動係止体 9 ホルダー 10 コイルバネ 11 係止突片 12 傾斜面 12a 初期接触面 12b 後期接触面 14 押しボタン 16 作動体 17 スプリング

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラケットの支点を中心としてバネによ
    り開き方向に回動するように付勢された収納容器蓋の係
    止を作動体の押圧作動により解除するようにした車輌用
    収納容器の開閉装置において、上記開閉蓋の係止動作を
    行う摺動係止体をバネにより係止側に付勢し、この摺動
    係止体に設けた傾斜面に対して上方よりバネ力に抗して
    押し下げる押しボタンの作動体先端を接触状態とし、こ
    の作動体の押し下げ力により摺動係止体を後退させ、係
    止動作を解除するようにした車輌用収納容器の蓋開閉装
    において、更に上記摺動係止体に設けた傾斜面の初期
    接触面を急斜面とし、後期接触面をこれより緩斜面とし
    たことを特徴とする車輌用収納容器の蓋開閉装置。
JP10994591U 1991-12-13 1991-12-13 車輌用収納容器の蓋開閉装置 Expired - Lifetime JP2515538Y2 (ja)

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JPH0552152U JPH0552152U (ja) 1993-07-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2880943B2 (ja) * 1996-02-13 1999-04-12 株式会社ニフコ カップホルダー付きの車両用小物収納装置
KR102273995B1 (ko) * 2019-10-30 2021-07-08 주식회사 서연이화 암레스트의 락킹 구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2221259A (en) * 1988-07-30 1990-01-31 John Kirby Turbines pumps & compressors

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JPH0552152U (ja) 1993-07-09

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