JP2724425B2 - 自動車におけるサイドブレーキ装置 - Google Patents
自動車におけるサイドブレーキ装置Info
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- JP2724425B2 JP2724425B2 JP3357755A JP35775591A JP2724425B2 JP 2724425 B2 JP2724425 B2 JP 2724425B2 JP 3357755 A JP3357755 A JP 3357755A JP 35775591 A JP35775591 A JP 35775591A JP 2724425 B2 JP2724425 B2 JP 2724425B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サイドブレーキレバ
ーの上下回動操作によってワイヤーを介して、車輪ドラ
ムに配されたカムが回動し、このカムの回動によって、
車輪ドラムに配設されたブレーキシューが拡開されて車
輪に対するブレーキがかかるように構成された自動車に
おけるサイドブレーキ装置に関する。
ーの上下回動操作によってワイヤーを介して、車輪ドラ
ムに配されたカムが回動し、このカムの回動によって、
車輪ドラムに配設されたブレーキシューが拡開されて車
輪に対するブレーキがかかるように構成された自動車に
おけるサイドブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の自動車におけるサイドブレーキ
装置は、従来一般に、図4,図5に示すような構造とな
っている。このサンドブレーキ装置1Aは、図4に示す
サイドブレーキ解除状態より、サイドブレーキレバー2
Aを引くことによって、図5に示すように、このサイド
ブレーキレバー2Aの適宜箇所に一端を取着されたワイ
ヤー3Aを介して、車輪ドラム4に配されたカム5を回
動させるために設けられた梃子6がサイドブレーキレバ
ー2A側にスプリングよりなる弾性体7の付勢力に抗し
て引かれて回動し、この梃子6の回動によってカム5が
回動されて、ブレーキシュー8,8が拡開して、このブ
レーキシュー8,8とドラム4との摩擦によってブレー
キがかかり、車輪がロックされるようになっている。こ
の状態では、サイドブレーキレバー2Aに付設されたラ
チェット爪21がラチェット板9のラチェット91と係
止されていて、サイドブレーキレバー2Aは下方側すな
わちブレーキ状態を解除する方へは移動できない状態に
ロックされている。このことによって、前記した車輪の
ロック状態が保持されるようになっている。
装置は、従来一般に、図4,図5に示すような構造とな
っている。このサンドブレーキ装置1Aは、図4に示す
サイドブレーキ解除状態より、サイドブレーキレバー2
Aを引くことによって、図5に示すように、このサイド
ブレーキレバー2Aの適宜箇所に一端を取着されたワイ
ヤー3Aを介して、車輪ドラム4に配されたカム5を回
動させるために設けられた梃子6がサイドブレーキレバ
ー2A側にスプリングよりなる弾性体7の付勢力に抗し
て引かれて回動し、この梃子6の回動によってカム5が
回動されて、ブレーキシュー8,8が拡開して、このブ
レーキシュー8,8とドラム4との摩擦によってブレー
キがかかり、車輪がロックされるようになっている。こ
の状態では、サイドブレーキレバー2Aに付設されたラ
チェット爪21がラチェット板9のラチェット91と係
止されていて、サイドブレーキレバー2Aは下方側すな
わちブレーキ状態を解除する方へは移動できない状態に
ロックされている。このことによって、前記した車輪の
ロック状態が保持されるようになっている。
【0003】一方、この車輪のロック状態を解除すると
きには、サイドブレーキレバー2Aに設けられたノブ2
2を押すと、サイドブレーキレバー2A内に配入された
ワイヤー23を介して前記したラチェット爪21の係止
状態が解除されて、サイドブレーキレバー2Aが上下回
動自在な状態となる。このような状態とすると、前記し
た弾性体7の復元力によって、サイドブレーキレバー2
Aが図4に示す状態、すなわち、下側へ回動移動する。
すると、梃子6が元の状態に戻り、カム5が図4の状態
となって、ブレーキシュー8,8が元の状態に復帰し
て、ブレーキシュー8,8によるドラム4のブレーキ状
態が解除され、車輪は回転可能な状態となる。この状態
で運転者は、自動車を運転して走行させる。このように
して、ブレーキをきかして車輪をロックしたり、解除し
て車輪を回転可能な状態としたりすることができるもの
である。
きには、サイドブレーキレバー2Aに設けられたノブ2
2を押すと、サイドブレーキレバー2A内に配入された
ワイヤー23を介して前記したラチェット爪21の係止
状態が解除されて、サイドブレーキレバー2Aが上下回
動自在な状態となる。このような状態とすると、前記し
た弾性体7の復元力によって、サイドブレーキレバー2
Aが図4に示す状態、すなわち、下側へ回動移動する。
すると、梃子6が元の状態に戻り、カム5が図4の状態
となって、ブレーキシュー8,8が元の状態に復帰し
て、ブレーキシュー8,8によるドラム4のブレーキ状
態が解除され、車輪は回転可能な状態となる。この状態
で運転者は、自動車を運転して走行させる。このように
して、ブレーキをきかして車輪をロックしたり、解除し
て車輪を回転可能な状態としたりすることができるもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のサンドブレーキ装置1Aにおいては、次に説明する
問題があった。すなわち、自動車を駐車したときに、運
転者は上記の操作すなわちサイドブレーキレバー2Aを
上向きに引き上げることによって、ブレーキをきかして
車輪をロックして自動車の動きを固定して、開閉ドア3
0を開けて車外に出る。ところが、時として、不注意で
このサイドブレーキレバー2Aを操作することを忘れて
車外に出ることがある。すると、自動車を坂道等の傾斜
のある所に駐車した場合等に上記のように、サイドブレ
ーキをかけ忘れて車外に出ると、車輪がロックされてい
ないためにこの自動車が暴走して大事故が発生して、人
命に危険を及ぼす場合があるといった問題があった。こ
のような従来技術の課題を解決するために創出された技
術として、実開昭64−14557号「車輛用パーキン
グブレーキ装置」に開示の技術が存在している。この実
開昭64−14557号「車輛用パーキングブレーキ装
置」は、パーキングブレーキレバーとドアとを駆動連結
し、ドアの開き移動に伴いパーキングブレーキレバーを
緊締方向へと移動せしめるケーブル手段を有しているも
のでありドアの開放に伴い自動的にパーキングレバーを
引くことができるためパーキングブレーキかけ忘れによ
る事故を防止することができる優れた技術であったが、
以下に述べる重大な欠点が存在していた。すなわち、こ
の技術は、ドアの開放とパーキングブレーキレバーの上
向き回動を単純に連動させたものであるため、パーキン
グブレーキのきき具合はドアの開放具合とそのまま連動
し、例えば身体の小さい女性などがドアをあまり開けず
に自動車を降りた場合にはパーキングブレーキレバーの
上向き回動はほんの僅かなものとなりパーキングブレー
キが殆どかかっていない状態となってしまい自動車が暴
走してしまう危険性があった。
来のサンドブレーキ装置1Aにおいては、次に説明する
問題があった。すなわち、自動車を駐車したときに、運
転者は上記の操作すなわちサイドブレーキレバー2Aを
上向きに引き上げることによって、ブレーキをきかして
車輪をロックして自動車の動きを固定して、開閉ドア3
0を開けて車外に出る。ところが、時として、不注意で
このサイドブレーキレバー2Aを操作することを忘れて
車外に出ることがある。すると、自動車を坂道等の傾斜
のある所に駐車した場合等に上記のように、サイドブレ
ーキをかけ忘れて車外に出ると、車輪がロックされてい
ないためにこの自動車が暴走して大事故が発生して、人
命に危険を及ぼす場合があるといった問題があった。こ
のような従来技術の課題を解決するために創出された技
術として、実開昭64−14557号「車輛用パーキン
グブレーキ装置」に開示の技術が存在している。この実
開昭64−14557号「車輛用パーキングブレーキ装
置」は、パーキングブレーキレバーとドアとを駆動連結
し、ドアの開き移動に伴いパーキングブレーキレバーを
緊締方向へと移動せしめるケーブル手段を有しているも
のでありドアの開放に伴い自動的にパーキングレバーを
引くことができるためパーキングブレーキかけ忘れによ
る事故を防止することができる優れた技術であったが、
以下に述べる重大な欠点が存在していた。すなわち、こ
の技術は、ドアの開放とパーキングブレーキレバーの上
向き回動を単純に連動させたものであるため、パーキン
グブレーキのきき具合はドアの開放具合とそのまま連動
し、例えば身体の小さい女性などがドアをあまり開けず
に自動車を降りた場合にはパーキングブレーキレバーの
上向き回動はほんの僅かなものとなりパーキングブレー
キが殆どかかっていない状態となってしまい自動車が暴
走してしまう危険性があった。
【0005】この発明の目的は、上記従来の問題を解決
することにある。すなわち、自動車を運転する者がサイ
ドブレーキをかけ忘れた場合でも、自動車の開閉ドアを
開くことによって自動的にこのサイドブレーキがかか
り、自動車を運転する者の不注意で自動車が暴走する虞
れがなく、安全且つ確実にサイドブレーキをかけること
ができ、さらにサイドブレーキレバーの引き具合が不十
分であることによる事故をも完全に防止することがで
き、しかも自動車を運転するときにはこのサイドブレー
キのきき状態を簡単に解除して自動車を走行可能な状態
とすることができ、且つ構造が簡単で操作が行い易い自
動車におけるサイドブレーキ装置を提供することであ
る。
することにある。すなわち、自動車を運転する者がサイ
ドブレーキをかけ忘れた場合でも、自動車の開閉ドアを
開くことによって自動的にこのサイドブレーキがかか
り、自動車を運転する者の不注意で自動車が暴走する虞
れがなく、安全且つ確実にサイドブレーキをかけること
ができ、さらにサイドブレーキレバーの引き具合が不十
分であることによる事故をも完全に防止することがで
き、しかも自動車を運転するときにはこのサイドブレー
キのきき状態を簡単に解除して自動車を走行可能な状態
とすることができ、且つ構造が簡単で操作が行い易い自
動車におけるサイドブレーキ装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するために、サイドブレーキレバーの上下回動操作
によってワイヤーを介して、車輪ドラムに配されたカム
が回動し、このカムの回動によって、車輪ドラムに配設
されたブレーキシューが拡開されて車輪に対するブレー
キがかかるように構成された自動車におけるサイドブレ
ーキ装置において、前記サイドブレーキレバーの一端が
係止板に枢着されているとともに、このサイドブレーキ
レバーに前記係止板の係合部に対して係脱される係合ピ
ンの一端が枢着され、この係合ピンは弾性体によって常
に係合方向に付勢されており、前記サイドブレーキレバ
ーは係合ピンの係合状態において上向き回動が阻止され
た状態とされ、前記係合ピンの適宜箇所から開閉ドアの
適宜箇所まで開閉ドアの開放に伴って係合が離脱する方
向に係合ピンが回動するようにワイヤーが架け渡されて
いる一方、前記サイドブレーキレバーの適宜箇所から、
車輪ドラムに配設されたカムを操作する梃子の一端まで
ワイヤーが架け渡されており、この梃子には、この梃子
によって操作される前記カムがブレーキシューを拡開し
てブレーキをきかす方向に常時付勢する弾性体の一端が
取着されるとともに、この弾性体により前記サイドブレ
ーキレバーが常時上向きに付勢されているものとした。
解決するために、サイドブレーキレバーの上下回動操作
によってワイヤーを介して、車輪ドラムに配されたカム
が回動し、このカムの回動によって、車輪ドラムに配設
されたブレーキシューが拡開されて車輪に対するブレー
キがかかるように構成された自動車におけるサイドブレ
ーキ装置において、前記サイドブレーキレバーの一端が
係止板に枢着されているとともに、このサイドブレーキ
レバーに前記係止板の係合部に対して係脱される係合ピ
ンの一端が枢着され、この係合ピンは弾性体によって常
に係合方向に付勢されており、前記サイドブレーキレバ
ーは係合ピンの係合状態において上向き回動が阻止され
た状態とされ、前記係合ピンの適宜箇所から開閉ドアの
適宜箇所まで開閉ドアの開放に伴って係合が離脱する方
向に係合ピンが回動するようにワイヤーが架け渡されて
いる一方、前記サイドブレーキレバーの適宜箇所から、
車輪ドラムに配設されたカムを操作する梃子の一端まで
ワイヤーが架け渡されており、この梃子には、この梃子
によって操作される前記カムがブレーキシューを拡開し
てブレーキをきかす方向に常時付勢する弾性体の一端が
取着されるとともに、この弾性体により前記サイドブレ
ーキレバーが常時上向きに付勢されているものとした。
【0007】
【作用】自動車を運転する者が、自動車を止めて駐車す
るときに、開閉ドアを開くと、この開閉ドアに一端が取
着され、他端を係合ピンの適宜箇所に取着されて架け渡
されたワイヤーが開閉ドア側へ引かれる。すると、この
係合ピンが係止板の係合部から離脱し、上向きに付勢さ
れているサイドブレーキレバーが上向きに回動する。こ
れに伴って、このサイドブレーキレバーに一端を取着さ
れ、他端を梃子の一端に取着されたワイヤーが緩んだ状
態となる。すると、弾性体の付勢力で梃子が回動され
て、これと一緒にカムが回動され、このカムの回動によ
ってブレーキシューが拡開されてブレーキがきいた状態
となり、車輪がロックされる。このことによって、自動
車を運転する者がサイドブレーキをかけ忘れて、車外に
出た場合でも、サイドブレーキは開閉ドアの開閉によっ
て自動的にきいた状態すなわち車輪がロックされた状態
となり、自動車は暴走することがない。また、運転者が
自動車を止めたときに、サイドブレーキレバーを上向き
に回動させることによって、上記した各部分の動作によ
ってブレーキがきいた状態とすることもできる。
るときに、開閉ドアを開くと、この開閉ドアに一端が取
着され、他端を係合ピンの適宜箇所に取着されて架け渡
されたワイヤーが開閉ドア側へ引かれる。すると、この
係合ピンが係止板の係合部から離脱し、上向きに付勢さ
れているサイドブレーキレバーが上向きに回動する。こ
れに伴って、このサイドブレーキレバーに一端を取着さ
れ、他端を梃子の一端に取着されたワイヤーが緩んだ状
態となる。すると、弾性体の付勢力で梃子が回動され
て、これと一緒にカムが回動され、このカムの回動によ
ってブレーキシューが拡開されてブレーキがきいた状態
となり、車輪がロックされる。このことによって、自動
車を運転する者がサイドブレーキをかけ忘れて、車外に
出た場合でも、サイドブレーキは開閉ドアの開閉によっ
て自動的にきいた状態すなわち車輪がロックされた状態
となり、自動車は暴走することがない。また、運転者が
自動車を止めたときに、サイドブレーキレバーを上向き
に回動させることによって、上記した各部分の動作によ
ってブレーキがきいた状態とすることもできる。
【0008】一方、このサイドブレーキを解除するとき
には、サイドブレーキレバーを前記した弾性体の付勢力
に抗して下向きに回動させて、サイドブレーキレバーの
係合ピンを係止板の係合部に係合させると、梃子が元の
状態に復帰してカムによるブレーキシューの拡開状態が
解除され、このブレーキシューによるブレーキのきき状
態が解除されて、車輪は走行可能な状態となる。運転者
はこの状態で自動車を運転して走行させることができ
る。
には、サイドブレーキレバーを前記した弾性体の付勢力
に抗して下向きに回動させて、サイドブレーキレバーの
係合ピンを係止板の係合部に係合させると、梃子が元の
状態に復帰してカムによるブレーキシューの拡開状態が
解除され、このブレーキシューによるブレーキのきき状
態が解除されて、車輪は走行可能な状態となる。運転者
はこの状態で自動車を運転して走行させることができ
る。
【0009】
【実施例】以下、この発明に係る自動車におけるサイド
ブレーキ装置の実施例について、図面に基づいて説明す
る。尚、この実施例では従来例と同様の部材に対しては
同一符号を付している。図1はこの発明に係る自動車に
おけるサイドブレーキ装置を自動車に設置したときにお
けるブレーキ解除状態を示す概略構造図、図2は自動車
の開閉ドアを開いてこの発明に係る自動車におけるサイ
ドブレーキ装置をブレーキがきいた状態としたときの概
略構造図、図3は図2の状態より自動車の開閉ドアをし
めて運転者が車外へ出たときにおけるブレーキがきいて
いる状態を示す概略構造図である。
ブレーキ装置の実施例について、図面に基づいて説明す
る。尚、この実施例では従来例と同様の部材に対しては
同一符号を付している。図1はこの発明に係る自動車に
おけるサイドブレーキ装置を自動車に設置したときにお
けるブレーキ解除状態を示す概略構造図、図2は自動車
の開閉ドアを開いてこの発明に係る自動車におけるサイ
ドブレーキ装置をブレーキがきいた状態としたときの概
略構造図、図3は図2の状態より自動車の開閉ドアをし
めて運転者が車外へ出たときにおけるブレーキがきいて
いる状態を示す概略構造図である。
【0010】この発明に係る自動車におけるサイドブレ
ーキ装置1は、サイドブレーキレバー2の上下回動操作
によってワイヤー3を介して、車輪ドラム4に配された
カム5が回動し、このカム5の回動によって、車輪ドラ
ム4に配設されたブレーキシュー8,8が拡開されて車
輪に対するブレーキがかかるように構成されたものであ
る。そして、前記したサイドブレーキレバー2の一端が
係止板10にピン24で枢着されているとともに、この
サイドブレーキレバー2に係止板10の係合穴からなる
係合部11に対して係脱される係合ピン25の一端がピ
ン26で枢着されている。この係合ピン25はスプリン
グからなる弾性体27によって常に係合方向に付勢され
ている。この係合ピン25の適宜箇所から開閉ドア30
の適宜箇所までワイヤー35が架け渡されている。一
方、前記したサイドブレーキレバー2の適宜箇所から、
車輪ドラム4に配設されたカム5を操作する梃子6の一
端までワイヤー3が架け渡されており、この梃子6に
は、この梃子6によって操作されるカム5がブレーキシ
ュー8,8を拡開してブレーキをきかす方向に常時付勢
するスプリングからなる弾性体40の一端が取着されて
いる。
ーキ装置1は、サイドブレーキレバー2の上下回動操作
によってワイヤー3を介して、車輪ドラム4に配された
カム5が回動し、このカム5の回動によって、車輪ドラ
ム4に配設されたブレーキシュー8,8が拡開されて車
輪に対するブレーキがかかるように構成されたものであ
る。そして、前記したサイドブレーキレバー2の一端が
係止板10にピン24で枢着されているとともに、この
サイドブレーキレバー2に係止板10の係合穴からなる
係合部11に対して係脱される係合ピン25の一端がピ
ン26で枢着されている。この係合ピン25はスプリン
グからなる弾性体27によって常に係合方向に付勢され
ている。この係合ピン25の適宜箇所から開閉ドア30
の適宜箇所までワイヤー35が架け渡されている。一
方、前記したサイドブレーキレバー2の適宜箇所から、
車輪ドラム4に配設されたカム5を操作する梃子6の一
端までワイヤー3が架け渡されており、この梃子6に
は、この梃子6によって操作されるカム5がブレーキシ
ュー8,8を拡開してブレーキをきかす方向に常時付勢
するスプリングからなる弾性体40の一端が取着されて
いる。
【0011】前記したサイドブレーキレバー2は、運転
席31の側方に配されており、その後側に前記した係止
板10が配置されている。この係止板10には、その円
弧縁に係合穴からなる係合部11が設けられている。
尚、図中符号51,52,53,54は自動車の車体及
び係止板10の適宜箇所に設けられ、ワイヤー3及び3
5を案内するガイド部材である。また、これらのワイヤ
ー3及び35は、車内に露出しないように、溝付き案内
具等を車内の床面に配設して、これらの溝付き案内具等
内に収容するようにしておくことが好ましい。更に、周
囲に筒状保護皮が設けられたワイヤーを用いてもよい。
又、開閉ドア30近傍にリミットスイッチ( 図示せず)
を設け、電磁作動によるソレノイド等の手段で係合ピン
25を作動させて、前記目的を達成してもよい。
席31の側方に配されており、その後側に前記した係止
板10が配置されている。この係止板10には、その円
弧縁に係合穴からなる係合部11が設けられている。
尚、図中符号51,52,53,54は自動車の車体及
び係止板10の適宜箇所に設けられ、ワイヤー3及び3
5を案内するガイド部材である。また、これらのワイヤ
ー3及び35は、車内に露出しないように、溝付き案内
具等を車内の床面に配設して、これらの溝付き案内具等
内に収容するようにしておくことが好ましい。更に、周
囲に筒状保護皮が設けられたワイヤーを用いてもよい。
又、開閉ドア30近傍にリミットスイッチ( 図示せず)
を設け、電磁作動によるソレノイド等の手段で係合ピン
25を作動させて、前記目的を達成してもよい。
【0012】以下、上記した構成の自動車におけるサイ
ドブレーキ装置1の作用について説明する。通常自動車
を運転するときは、図1に示すように、サイドブレーキ
レバー2は、弾性体40の付勢力に抗して、下側に降ろ
されていて、梃子6は垂直状態にあって、カム5も垂直
状態でブレーキシュー8,8に対して何ら干渉していな
い状態にある。このときサイドブレーキレバー2にピン
26で枢着された係合ピン25は、係止板10の円弧縁
の下側の係合穴からなる係合部に係合していて、上側へ
の移動を阻止された状態になっている。この状態では、
自動車の車輪は走行可能な状態にあって、自動車の運転
走行をすぐできる体制にあり、また、走行しているとき
もこの図1に示す状態にある。自動車を運転する者が、
自動車を止めて駐車するときに、開閉ドア30を開く
と、この開閉ドア30に一端が取着され、他端を係合ピ
ン25の適宜箇所に取着されて架け渡されたワイヤー3
5が開閉ドア30側へ引かれる。すると、この係合ピン
25と一緒にサイドブレーキレバー2が上向きに引かれ
て回動して、この係合ピン25が係止板10の上側へ外
れる。これに伴って、このサイドブレーキレバー2に一
端を取着され、他端を梃子6の一端に取着されたワイヤ
ー3が緩んだ状態となる。すると、弾性体40の付勢力
で梃子6が図2に示すように、左側に引かれて回動され
て、これと一緒にカム5が回動され、このカム5の回動
によってブレーキシュー2が拡開されて車輪ドラム4に
圧接されてブレーキがきいた状態となり、車輪がロック
される。このことによって、自動車を運転する者がサイ
ドブレーキをかけ忘れて、車外に出た場合でも、サイド
ブレーキは開閉ドア30の開閉によって自動的にきいた
状態すなわち車輪がロックされた状態となり、自動車は
暴走することがない。また、運転者が自動車を止めてか
らサイドブレーキレバー2を上向きに回動させることに
よって、上記した各部分の動作によってブレーキがきい
た状態とすることもできる。
ドブレーキ装置1の作用について説明する。通常自動車
を運転するときは、図1に示すように、サイドブレーキ
レバー2は、弾性体40の付勢力に抗して、下側に降ろ
されていて、梃子6は垂直状態にあって、カム5も垂直
状態でブレーキシュー8,8に対して何ら干渉していな
い状態にある。このときサイドブレーキレバー2にピン
26で枢着された係合ピン25は、係止板10の円弧縁
の下側の係合穴からなる係合部に係合していて、上側へ
の移動を阻止された状態になっている。この状態では、
自動車の車輪は走行可能な状態にあって、自動車の運転
走行をすぐできる体制にあり、また、走行しているとき
もこの図1に示す状態にある。自動車を運転する者が、
自動車を止めて駐車するときに、開閉ドア30を開く
と、この開閉ドア30に一端が取着され、他端を係合ピ
ン25の適宜箇所に取着されて架け渡されたワイヤー3
5が開閉ドア30側へ引かれる。すると、この係合ピン
25と一緒にサイドブレーキレバー2が上向きに引かれ
て回動して、この係合ピン25が係止板10の上側へ外
れる。これに伴って、このサイドブレーキレバー2に一
端を取着され、他端を梃子6の一端に取着されたワイヤ
ー3が緩んだ状態となる。すると、弾性体40の付勢力
で梃子6が図2に示すように、左側に引かれて回動され
て、これと一緒にカム5が回動され、このカム5の回動
によってブレーキシュー2が拡開されて車輪ドラム4に
圧接されてブレーキがきいた状態となり、車輪がロック
される。このことによって、自動車を運転する者がサイ
ドブレーキをかけ忘れて、車外に出た場合でも、サイド
ブレーキは開閉ドア30の開閉によって自動的にきいた
状態すなわち車輪がロックされた状態となり、自動車は
暴走することがない。また、運転者が自動車を止めてか
らサイドブレーキレバー2を上向きに回動させることに
よって、上記した各部分の動作によってブレーキがきい
た状態とすることもできる。
【0013】一方、このサイドブレーキを解除するとき
には、サイドブレーキレバー2の係合ピン25と係止板
10で待機している状態からこのサイドブレーキレバー
2を前記した弾性体40の付勢力に抗して下向きに回動
すると、梃子6が元の状態に復帰してカム5によるブレ
ーキシュー8,8の拡開状態が解除され、このブレーキ
シュー8,8によるブレーキのきき状態が解除されて、
車輪は走行可能な状態となる。運転者はこの状態で自動
車を運転して走行させることができる。この状態では、
サイドブレーキレバー2の係合ピン25は係止板10の
係合部11に係合していて、不用意にサイドブレーキレ
バー2が動くことを阻止された走行安全な状態となって
いる。
には、サイドブレーキレバー2の係合ピン25と係止板
10で待機している状態からこのサイドブレーキレバー
2を前記した弾性体40の付勢力に抗して下向きに回動
すると、梃子6が元の状態に復帰してカム5によるブレ
ーキシュー8,8の拡開状態が解除され、このブレーキ
シュー8,8によるブレーキのきき状態が解除されて、
車輪は走行可能な状態となる。運転者はこの状態で自動
車を運転して走行させることができる。この状態では、
サイドブレーキレバー2の係合ピン25は係止板10の
係合部11に係合していて、不用意にサイドブレーキレ
バー2が動くことを阻止された走行安全な状態となって
いる。
【0014】尚、この発明に係る自動車におけるサイド
ブレーキ装置1における係止板10は上記した構成のも
のに限らず、ラチェット板はもちろんのこと、厚い板で
形成して係合穴を穿設し、この係合穴を係合部としたも
のであってもよい。更に尚、上記した係合ピン25は上
記した形状のものに限らず、ラチッェト爪等の他の形状
のものでも適用することができる。
ブレーキ装置1における係止板10は上記した構成のも
のに限らず、ラチェット板はもちろんのこと、厚い板で
形成して係合穴を穿設し、この係合穴を係合部としたも
のであってもよい。更に尚、上記した係合ピン25は上
記した形状のものに限らず、ラチッェト爪等の他の形状
のものでも適用することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、サイ
ドブレーキレバーの上下回動操作によってワイヤーを介
して、車輪ドラムに配されたカムが回動し、このカムの
回動によって、車輪ドラムに配設されたブレーキシュー
が拡開されて車輪に対するブレーキがかかるように構成
された自動車におけるサイドブレーキ装置において、前
記サイドブレーキレバーの一端が係止板に枢着されてい
るとともに、このサイドブレーキレバーに前記係止板の
係合部に対して係脱される係合ピンの一端が枢着され、
この係合ピンは弾性体によって常に係合方向に付勢され
ており、前記サイドブレーキレバーは係合ピンの係合状
態において上向き回動が阻止された状態とされ、前記係
合ピンの適宜箇所から開閉ドアの適宜箇所まで開閉ドア
の開放に伴って係合が離脱する方向に係合ピンが回動す
るようにワイヤーが架け渡されている一方、前記サイド
ブレーキレバーの適宜箇所から、車輪ドラムに配設され
たカムを操作する梃子の一端までワイヤーが架け渡され
ており、この梃子には、この梃子によって操作される前
記カムがブレーキシューを拡開してブレーキをきかす方
向に常時付勢する弾性体の一端が取着されるとともに、
この弾性体により前記サイドブレーキレバーが常時上向
きに付勢されているものであるから、以下に述べる効果
を奏する。
ドブレーキレバーの上下回動操作によってワイヤーを介
して、車輪ドラムに配されたカムが回動し、このカムの
回動によって、車輪ドラムに配設されたブレーキシュー
が拡開されて車輪に対するブレーキがかかるように構成
された自動車におけるサイドブレーキ装置において、前
記サイドブレーキレバーの一端が係止板に枢着されてい
るとともに、このサイドブレーキレバーに前記係止板の
係合部に対して係脱される係合ピンの一端が枢着され、
この係合ピンは弾性体によって常に係合方向に付勢され
ており、前記サイドブレーキレバーは係合ピンの係合状
態において上向き回動が阻止された状態とされ、前記係
合ピンの適宜箇所から開閉ドアの適宜箇所まで開閉ドア
の開放に伴って係合が離脱する方向に係合ピンが回動す
るようにワイヤーが架け渡されている一方、前記サイド
ブレーキレバーの適宜箇所から、車輪ドラムに配設され
たカムを操作する梃子の一端までワイヤーが架け渡され
ており、この梃子には、この梃子によって操作される前
記カムがブレーキシューを拡開してブレーキをきかす方
向に常時付勢する弾性体の一端が取着されるとともに、
この弾性体により前記サイドブレーキレバーが常時上向
きに付勢されているものであるから、以下に述べる効果
を奏する。
【0016】すなわち、自動車を運転する者がサイドブ
レーキをかけ忘れた場合でも、自動車の開閉ドアを開く
ことによって自動的にこのサイドブレーキがかかり、自
動車を運転する者の不注意で自動車が暴走する虞れがな
く、安全且つ確実にサイドブレーキをかけることができ
る。また、僅かなドアの開放によっても自動的且つ完全
にサイドブレーキがかかるので、カイドブレーキのかけ
忘れによる事故は勿論のこと、サイドブレーキのかけ方
が不完全なことによる事故をも防止することができる。
しかも、自動車を運転するときにはこのサイドブレーキ
のきき状態を簡単に解除して自動車を走行可能な状態と
することができる。且つ構造が簡単で操作が行い易いも
のである。
レーキをかけ忘れた場合でも、自動車の開閉ドアを開く
ことによって自動的にこのサイドブレーキがかかり、自
動車を運転する者の不注意で自動車が暴走する虞れがな
く、安全且つ確実にサイドブレーキをかけることができ
る。また、僅かなドアの開放によっても自動的且つ完全
にサイドブレーキがかかるので、カイドブレーキのかけ
忘れによる事故は勿論のこと、サイドブレーキのかけ方
が不完全なことによる事故をも防止することができる。
しかも、自動車を運転するときにはこのサイドブレーキ
のきき状態を簡単に解除して自動車を走行可能な状態と
することができる。且つ構造が簡単で操作が行い易いも
のである。
【図1】この発明に係る自動車におけるサイドブレーキ
装置を自動車に設置したときにおけるブレーキ解除状態
を示す概略構造図である。
装置を自動車に設置したときにおけるブレーキ解除状態
を示す概略構造図である。
【図2】自動車の開閉ドアを開いてこの発明に係る自動
車におけるサイドブレーキ装置をブレーキがきいた状態
としたときの概略構造図である。
車におけるサイドブレーキ装置をブレーキがきいた状態
としたときの概略構造図である。
【図3】図2の状態より自動車の開閉ドアをしめて運転
者が車外へ出たときにおけるブレーキがきいている状態
を示す概略構造図である。
者が車外へ出たときにおけるブレーキがきいている状態
を示す概略構造図である。
【図4】従来の自動車におけるサイドブレーキ装置にお
けるブレーキが解除されている状態を示す概略構造図で
ある。
けるブレーキが解除されている状態を示す概略構造図で
ある。
【図5】図4の従来の自動車におけるサイドブレーキ装
置におけるブレーキがきいている状態を示す概略構造図
である。
置におけるブレーキがきいている状態を示す概略構造図
である。
1 サイドブレーキ装置 2 サイドブレーキレバー 3 ワイヤー 4 車輪ドラム 5 カム 6 梃子 8 ブレーキシュー 10 係止板 11 係合部 25 係合ピン 27 弾性体 30 開閉ドア 35 ワイヤー 40 弾性体
Claims (1)
- 【請求項1】 サイドブレーキレバーの上下回動操作に
よってワイヤーを介して、車輪ドラムに配されたカムが
回動し、このカムの回動によって、車輪ドラムに配設さ
れたブレーキシューが拡開されて車輪に対するブレーキ
がかかるように構成された自動車におけるサイドブレー
キ装置において、 前記サイドブレーキレバーの一端が係止板に枢着されて
いるとともに、このサイドブレーキレバーに前記係止板
の係合部に対して係脱される係合ピンの一端が枢着さ
れ、この係合ピンは弾性体によって常に係合方向に付勢
されており、前記サイドブレーキレバーは係合ピンの係
合状態において上向き回動が阻止された状態とされ、前
記係合ピンの適宜箇所から開閉ドアの適宜箇所まで開閉
ドアの開放に伴って係合が離脱する方向に係合ピンが回
動するようにワイヤーが架け渡されている一方、前記サ
イドブレーキレバーの適宜箇所から、車輪ドラムに配設
されたカムを操作する梃子の一端までワイヤーが架け渡
されており、この梃子には、この梃子によって操作され
る前記カムがブレーキシューを拡開してブレーキをきか
す方向に常時付勢する弾性体の一端が取着されるととも
に、この弾性体により前記サイドブレーキレバーが常時
上向きに付勢されていることを特徴とする自動車におけ
るサイドブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3357755A JP2724425B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 自動車におけるサイドブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3357755A JP2724425B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 自動車におけるサイドブレーキ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05178174A JPH05178174A (ja) | 1993-07-20 |
JP2724425B2 true JP2724425B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=18455762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3357755A Expired - Lifetime JP2724425B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 自動車におけるサイドブレーキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2724425B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2931293B1 (ja) * | 1998-04-02 | 1999-08-09 | 親和精密株式会社 | かけ忘れても作動するサイドブレーキ装置 |
GB0518133D0 (en) * | 2005-09-06 | 2005-10-12 | Haldex Brake Products Ltd | Braking system |
TR201613346A2 (tr) * | 2016-09-23 | 2018-04-24 | Temsa Ulasim Araclari Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi | Bi̇r otomati̇k durak freni̇ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6414557U (ja) * | 1987-07-20 | 1989-01-25 |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP3357755A patent/JP2724425B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05178174A (ja) | 1993-07-20 |
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