JPS61232444A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents
ハロゲン化銀写真感光材料Info
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- JPS61232444A JPS61232444A JP60075042A JP7504285A JPS61232444A JP S61232444 A JPS61232444 A JP S61232444A JP 60075042 A JP60075042 A JP 60075042A JP 7504285 A JP7504285 A JP 7504285A JP S61232444 A JPS61232444 A JP S61232444A
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- JP
- Japan
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- silver halide
- sensitizing dye
- crystals
- spectral
- sensitization
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C1/00—Photosensitive materials
- G03C1/005—Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
- G03C1/035—Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein characterised by the crystal form or composition, e.g. mixed grain
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
囚 産業上の利用分野
本発明は、写真技術分野において写真材料として利用に
供されるものであり、更に詳しくは分光増感され感度が
改良されたハロゲン化銀写真感光材料に関する。
供されるものであり、更に詳しくは分光増感され感度が
改良されたハロゲン化銀写真感光材料に関する。
(Bl 従来技術及びその問題点
近年、ハロゲン化銀写真感光材料の性能の向上が著しい
が、それにも増して高感度、優れた粒状性、鮮鋭性等の
写真性能の高水準化要求がカされている。又、高価な銀
資源節約のために低銀量感材の開発が強く望まれている
。これらの要望を達成するためにはハロゲン化銀写真感
光材料の高感度化が是非共必要であシ、ハロゲン化銀乳
剤の高感度化は、写真業界の最大の課題といえよう。
が、それにも増して高感度、優れた粒状性、鮮鋭性等の
写真性能の高水準化要求がカされている。又、高価な銀
資源節約のために低銀量感材の開発が強く望まれている
。これらの要望を達成するためにはハロゲン化銀写真感
光材料の高感度化が是非共必要であシ、ハロゲン化銀乳
剤の高感度化は、写真業界の最大の課題といえよう。
ハロゲン化銀自体の固有感度域は、周知のように紫外線
又は青色光の短波長域に限られている。
又は青色光の短波長域に限られている。
この固有感度域における感度は、所謂化学増感によって
高くできるが、感光波長域はほとんど変化しない、化学
増感による高感度化の方法としては、硫黄増感、貴金属
増感(例えば金増感、パラジウム増感、白金増感、イリ
ジウム増感、セレン増感)、還元増感等の単独ちるいは
2層1以上の併用によるものなどが知られている。
高くできるが、感光波長域はほとんど変化しない、化学
増感による高感度化の方法としては、硫黄増感、貴金属
増感(例えば金増感、パラジウム増感、白金増感、イリ
ジウム増感、セレン増感)、還元増感等の単独ちるいは
2層1以上の併用によるものなどが知られている。
感光波長域の拡張は、乳剤中に増感色素を添加すること
によってなされ、このことは、分光増感として知られて
いる0分光増感に用いられる分光増感色素として例えば
ゼロメチン色素、モノメチン色素、ジメチン色素、トリ
メチン色素等のシアニン色素あるいはメロシアニン色素
等の光学増感剤を単独あるいは併用して(例えば超色増
感)用いることが知られている。
によってなされ、このことは、分光増感として知られて
いる0分光増感に用いられる分光増感色素として例えば
ゼロメチン色素、モノメチン色素、ジメチン色素、トリ
メチン色素等のシアニン色素あるいはメロシアニン色素
等の光学増感剤を単独あるいは併用して(例えば超色増
感)用いることが知られている。
これらの技術については、米国特許第2,688゜54
5号、同第2,912,329号、同第3,397゜0
60号、同第3.615,635号、同第3,628゜
964号、同第3,672,898号、英国特許第1゜
195.302号、同第1,242,588号、同第1
゜293.862号、西独特許(OLS)2,030,
326号、同2,121,780号、特公昭43−49
36号、同44−14030号等に記載されている。
5号、同第2,912,329号、同第3,397゜0
60号、同第3.615,635号、同第3,628゜
964号、同第3,672,898号、英国特許第1゜
195.302号、同第1,242,588号、同第1
゜293.862号、西独特許(OLS)2,030,
326号、同2,121,780号、特公昭43−49
36号、同44−14030号等に記載されている。
分光増感作用は、ハロゲン化銀結晶の価電子帯および伝
導帯のエネルギー準位と、色素の分子エネルギー準位の
相対的な位置関係によって解釈されるが、この点につい
ては、フォトグラフィック・サイエンス・アンド・エン
ジニアリン/ (Ph。
導帯のエネルギー準位と、色素の分子エネルギー準位の
相対的な位置関係によって解釈されるが、この点につい
ては、フォトグラフィック・サイエンス・アンド・エン
ジニアリン/ (Ph。
tographic 5cience and Eng
ineering)第18巻P、49〜53、P、17
5〜178、及びP、475〜485 (1974)
、第24巻P、 138〜143(1980)に詳しく
記載されている。
ineering)第18巻P、49〜53、P、17
5〜178、及びP、475〜485 (1974)
、第24巻P、 138〜143(1980)に詳しく
記載されている。
しかしながら、分光増感効果について実用的な見地から
見た場合、分光増感効果は、ハロゲン化銀結晶表面と色
素との吸着状態、さらには化学増感効果によっても影響
されることが知られておシ、ハロゲン化銀写真感光材料
の高感度化のために、仁れらをいかに最適争件にするか
が分光増感技術の主要課題である。
見た場合、分光増感効果は、ハロゲン化銀結晶表面と色
素との吸着状態、さらには化学増感効果によっても影響
されることが知られておシ、ハロゲン化銀写真感光材料
の高感度化のために、仁れらをいかに最適争件にするか
が分光増感技術の主要課題である。
1G) 発明の目的
本発明の目的はすぐれた分光感度を有するハロゲン化銀
写真感光材料を提供することである。
写真感光材料を提供することである。
(D) 発明の構成
すなわち、本発明の目的は、支持体上に少なくとも1層
のハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材
料において、前記ハロゲン化銀乳剤I−中に、立方体温
の結晶であって、結晶の各々の面が窪み若しくは空間を
有するハロゲン化銀結晶、及び該ハロゲン化銀結晶の表
面に吸着された分光増感色素金含有することを特徴とす
るノ・ロゲン化銀写真感光材料によって達成することが
できる。
のハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材
料において、前記ハロゲン化銀乳剤I−中に、立方体温
の結晶であって、結晶の各々の面が窪み若しくは空間を
有するハロゲン化銀結晶、及び該ハロゲン化銀結晶の表
面に吸着された分光増感色素金含有することを特徴とす
るノ・ロゲン化銀写真感光材料によって達成することが
できる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用いられるハロゲ
ン化銀結晶は、立方体温の結晶であって、結晶の各々の
面が窪みを有するか、好ましくは、前記の窪みが深くな
シ相交りた形で空間部を有する構造のハロゲン化銀結晶
であり、特願昭59−78220号明細書に開示された
方法で製造することができる。
ン化銀結晶は、立方体温の結晶であって、結晶の各々の
面が窪みを有するか、好ましくは、前記の窪みが深くな
シ相交りた形で空間部を有する構造のハロゲン化銀結晶
であり、特願昭59−78220号明細書に開示された
方法で製造することができる。
すなわち
(al 第一の単分散性立方体温)・ロゲン化銀乳剤
を、公知の平衡複式ジェット沈殿方法によって製造する
。すなわちゼラチン水溶液に水浴性銀塩の水溶液及び水
溶性アルカリ金属2・ライドの水溶液を、同時に一定P
Agとなるように添加する。
を、公知の平衡複式ジェット沈殿方法によって製造する
。すなわちゼラチン水溶液に水浴性銀塩の水溶液及び水
溶性アルカリ金属2・ライドの水溶液を、同時に一定P
Agとなるように添加する。
但し水溶性アルカリ金属ノ1ライドの水溶液中のハロゲ
ンイオンに、塩素イオンが主体であるが、臭素イオン3
0モルチ、沃素イオン数モルチまで含有できる。
ンイオンに、塩素イオンが主体であるが、臭素イオン3
0モルチ、沃素イオン数モルチまで含有できる。
(b) 上記、第一のハロゲン化銀乳剤中のノ・ロダ
ン化銀結晶間の距離t■が指定値となるように、乳剤濃
度を調製する。ここで、ハロゲン化銀結晶間の距111
1は、ハロゲン化銀結晶の大きさと、乳剤中に含まれる
全ハロゲン化銀のモル数から算出できる。
ン化銀結晶間の距離t■が指定値となるように、乳剤濃
度を調製する。ここで、ハロゲン化銀結晶間の距111
1は、ハロゲン化銀結晶の大きさと、乳剤中に含まれる
全ハロゲン化銀のモル数から算出できる。
(C) ハロゲン化銀結晶間の距離11調製した第一
のハロゲン化銀乳剤(P)14〜8〕を、35℃〜70
℃の温度に保ち、激しく攪拌しつつ、水浴性銀塩の水溶
液及び水湿性アルカリ金属ハライドの水溶液を同時に1
.Agが3〜8の範囲の一定値となるように添加する。
のハロゲン化銀乳剤(P)14〜8〕を、35℃〜70
℃の温度に保ち、激しく攪拌しつつ、水浴性銀塩の水溶
液及び水湿性アルカリ金属ハライドの水溶液を同時に1
.Agが3〜8の範囲の一定値となるように添加する。
ここで、添加速度は、txRp■の1直が2から20ま
での範囲となる値をとる。又、水溶性アルカリ金属ハラ
イドの水溶液中のハロゲンイオンは、臭素イオンが主体
であるが、塩素イオン30モルチ、沃素イオン数モルチ
まで含有できる。
での範囲となる値をとる。又、水溶性アルカリ金属ハラ
イドの水溶液中のハロゲンイオンは、臭素イオンが主体
であるが、塩素イオン30モルチ、沃素イオン数モルチ
まで含有できる。
(d) 上記、第二の平衡複式ジェット沈殿で得られ
た乳剤を、公知の方法によυ沈殿、水洗する。
た乳剤を、公知の方法によυ沈殿、水洗する。
■:(但し、tの単位はμm)
■:(但し、几pは第一の)・ロゲン化銀結晶1015
個当たシに1時間で供給される第二のノ%ロゲン化銀の
ハライドイオンまたは銀イオンのモル数を表わす。) 以上の方法によシ、本発明のハロゲン化銀写真感光材料
に用いられるハロゲン化銀結晶が製造できる。
個当たシに1時間で供給される第二のノ%ロゲン化銀の
ハライドイオンまたは銀イオンのモル数を表わす。) 以上の方法によシ、本発明のハロゲン化銀写真感光材料
に用いられるハロゲン化銀結晶が製造できる。
平衡複式ジェット沈殿で使用する水溶性銀塩としては硝
酸銀、過塩素酸銀等が挙げられ、水溶性アルカリ金属ハ
ライドとしては、ナトリウムハライド、カリウムハライ
ド等が用いられる。さらにハロゲン化銀の保護コロイド
としてはゼラチン、ゼラチン誘導体、コロイド状アルブ
ミン、カゼイン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース等のセルロース誘導体、寒天、ア
ルギン酸ソーダ、澱粉誘導体等の糖誘導体、合成親水性
コロイド、例えばポリビニルアルコール、ポリN−ビニ
ルピロリドン、ポリアクリル陵共重合体、ポリアクリル
アミド、又はその誘導体等があシ、必要に応じてこれら
のコロイドの二つ以上の相溶性混合物、例えばアクリル
アミド、アクリA11llびメチルビニルイミダゾール
の共重合体等を使用することができる。
酸銀、過塩素酸銀等が挙げられ、水溶性アルカリ金属ハ
ライドとしては、ナトリウムハライド、カリウムハライ
ド等が用いられる。さらにハロゲン化銀の保護コロイド
としてはゼラチン、ゼラチン誘導体、コロイド状アルブ
ミン、カゼイン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース等のセルロース誘導体、寒天、ア
ルギン酸ソーダ、澱粉誘導体等の糖誘導体、合成親水性
コロイド、例えばポリビニルアルコール、ポリN−ビニ
ルピロリドン、ポリアクリル陵共重合体、ポリアクリル
アミド、又はその誘導体等があシ、必要に応じてこれら
のコロイドの二つ以上の相溶性混合物、例えばアクリル
アミド、アクリA11llびメチルビニルイミダゾール
の共重合体等を使用することができる。
本発明のハロゲン化銀写真乳剤は結晶成長時あるいは成
長終了後、各種金属塩あるいは金属錯塩によってドーピ
ングを施してもよい。例えば金、白金、パラジウム、イ
リジウム、ロジウム、ビスマス、カドミウム、銅、鉛等
の金属塩又は錯塩およびそれらの組合わせを適用できる
。
長終了後、各種金属塩あるいは金属錯塩によってドーピ
ングを施してもよい。例えば金、白金、パラジウム、イ
リジウム、ロジウム、ビスマス、カドミウム、銅、鉛等
の金属塩又は錯塩およびそれらの組合わせを適用できる
。
又、本発明の乳剤は一般乳剤に対して施される各種の化
学増感法を施すことができる。すなわち活性ゼラチン、
水溶性金塩、水溶性白金塩、水溶性パラジウム塩、水溶
性ロジウム塩、水溶性イリジウム塩等の貴金属増感剤;
硫黄増感剤;セレン増感剤;ポリアミン、塩化第1錫等
の還元増感剤等の化学増感剤等により、単独にあるいは
併用して化学増感することができる。
学増感法を施すことができる。すなわち活性ゼラチン、
水溶性金塩、水溶性白金塩、水溶性パラジウム塩、水溶
性ロジウム塩、水溶性イリジウム塩等の貴金属増感剤;
硫黄増感剤;セレン増感剤;ポリアミン、塩化第1錫等
の還元増感剤等の化学増感剤等により、単独にあるいは
併用して化学増感することができる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は上記ハロゲン化銀
乳剤に増感色素を添加し、分光増感することによって製
造される。
乳剤に増感色素を添加し、分光増感することによって製
造される。
すなわち、可視波長域の宵、緑及び赤の部分に吸収極太
を持った分光増感色素が使用され、さらに特定の用途で
は、感光波長域を可視波長域を越える範囲に改良する分
光増感色素が使用される。
を持った分光増感色素が使用され、さらに特定の用途で
は、感光波長域を可視波長域を越える範囲に改良する分
光増感色素が使用される。
すなわち赤外吸収分光増感剤が使用される。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、シアニン、メロシアニン
、錯シアニンおよびメロシアニン(すなわち、トリー、
テトラ−およびポリー核シアニンおよびメロシアニン)
、オキソノール、ヘキオキソノール、スチリル、メロス
チリルおよびストレプトシアニンを含むポリメチン色素
群を含む多数の種類からの色素で分光増感することが出
来る。
、錯シアニンおよびメロシアニン(すなわち、トリー、
テトラ−およびポリー核シアニンおよびメロシアニン)
、オキソノール、ヘキオキソノール、スチリル、メロス
チリルおよびストレプトシアニンを含むポリメチン色素
群を含む多数の種類からの色素で分光増感することが出
来る。
シアニン分光増感色素は、メチン結合によシ結合された
2つの塩基性複素環核、たとえばキノリニウム、ピリジ
ニウム、インキ/リニウム、3H−インドリウム、ベン
ズ〔e〕インドリウム、オキサシリウム、オキサゾリニ
ウム、チアゾリウム、チアゾリウム、セレナゾリウム、
セレナシリニウム、イミダゾリウム、イミダゾリニウム
、ベンズオキサシリウム、ベンゾチアゾリウム、ベンゾ
セレナゾリウム、ベンズイミダゾリウム、ナンドオキサ
シリウム、ナフトチアゾリウム、ナフトセレナゾリウム
、ジヒドロナフトチアゾリウム、ビリリウムおよびイミ
ダゾピラジニウム第4塩から誘導される核を含む。
2つの塩基性複素環核、たとえばキノリニウム、ピリジ
ニウム、インキ/リニウム、3H−インドリウム、ベン
ズ〔e〕インドリウム、オキサシリウム、オキサゾリニ
ウム、チアゾリウム、チアゾリウム、セレナゾリウム、
セレナシリニウム、イミダゾリウム、イミダゾリニウム
、ベンズオキサシリウム、ベンゾチアゾリウム、ベンゾ
セレナゾリウム、ベンズイミダゾリウム、ナンドオキサ
シリウム、ナフトチアゾリウム、ナフトセレナゾリウム
、ジヒドロナフトチアゾリウム、ビリリウムおよびイミ
ダゾピラジニウム第4塩から誘導される核を含む。
メロシアニン分光増感色素は、メチン結合によシ直接に
または介在部分を介して結合されたシアニン色素型の塩
基性複素環核および酸性核、たとエババルビッル酸、2
−チオバルビッル酸、ロダニン、ヒダントイン、2−チ
オヒダントイン、4−チオヒダントイン、2−ピラゾリ
ン−5−オン、2−イソオキサゾリン−5−オン、イン
ダン−1゜3−ジオン、シクロヘキサン−1,3−ジオ
ン、1゜3−ジオキサン−4,6−ジオン、ピラゾリン
−3゜5−ジオン、・ペンタン−2,4−ジオン、アル
キルスルホニルアセトニトリル、マロノニトリル、イソ
キノリン−4−オン、及ヒクロマンー2.4−ジオンか
ら誘導され得る核を含む。
または介在部分を介して結合されたシアニン色素型の塩
基性複素環核および酸性核、たとエババルビッル酸、2
−チオバルビッル酸、ロダニン、ヒダントイン、2−チ
オヒダントイン、4−チオヒダントイン、2−ピラゾリ
ン−5−オン、2−イソオキサゾリン−5−オン、イン
ダン−1゜3−ジオン、シクロヘキサン−1,3−ジオ
ン、1゜3−ジオキサン−4,6−ジオン、ピラゾリン
−3゜5−ジオン、・ペンタン−2,4−ジオン、アル
キルスルホニルアセトニトリル、マロノニトリル、イソ
キノリン−4−オン、及ヒクロマンー2.4−ジオンか
ら誘導され得る核を含む。
シアニンおよび関連色素の化学については、Weiss
berger and Taylor、 [5peci
al ’ropicsof Heterocyclic
ChemistryJ 、 John Wileya
nd 5ons、 New York、 1977年、
第■章:Venkataraman、 [The C
hemistry of 5yntheticDyes
J 、 Academic Press、 New Y
ork、 1971年、第V章: James、 [T
he Theory of the Photogra
phic ProcessJ 、第4版、Macmil
lan、 1977年、第8章およびF、 M、 Ha
mer、 [cyanine Dyesand Re1
ated CompoundsJ 、 John Wf
ley andSons、 1964年、に説明されて
いる。
berger and Taylor、 [5peci
al ’ropicsof Heterocyclic
ChemistryJ 、 John Wileya
nd 5ons、 New York、 1977年、
第■章:Venkataraman、 [The C
hemistry of 5yntheticDyes
J 、 Academic Press、 New Y
ork、 1971年、第V章: James、 [T
he Theory of the Photogra
phic ProcessJ 、第4版、Macmil
lan、 1977年、第8章およびF、 M、 Ha
mer、 [cyanine Dyesand Re1
ated CompoundsJ 、 John Wf
ley andSons、 1964年、に説明されて
いる。
1種類以上の分光増感色素を併用することも可能である
。可視波長域全体で増感最大を有し、かつ種々の分光感
度曲縁の形状を有する色素が知られている。色素の選択
およびその割合は、感光波長域での感度、および分光感
度曲線の形状によって決められる。重なり合った分光感
度曲線を持つ色素は大抵の場合重なシ合った領域での感
度が個々の色素の感度の単純な合計にほぼ等しい曲線を
示す。
。可視波長域全体で増感最大を有し、かつ種々の分光感
度曲縁の形状を有する色素が知られている。色素の選択
およびその割合は、感光波長域での感度、および分光感
度曲線の形状によって決められる。重なり合った分光感
度曲線を持つ色素は大抵の場合重なシ合った領域での感
度が個々の色素の感度の単純な合計にほぼ等しい曲線を
示す。
しかしながら成る種の増感色素では個々の色素の感度の
単純な合計の分光増感より大きい分光増感を生じる組み
合わせが可能であり、これは超色増感として知られてい
る。超色増感は分光増感色素と他の添加剤たとえば安定
剤およびカブリ防止剤、現像促進剤または抑制剤、塗布
助剤、螢光増白剤および帯電防止剤との選択された組み
合わせによっても達成され得る。超色増感については、
Gilman、 @Review of the Me
chanisms ofSupersensitiza
tion”、 Photographic 8cien
ceand Bngineering、 Vol、 1
g 、 1974年、P、418〜430、に詳しく
論じられている。
単純な合計の分光増感より大きい分光増感を生じる組み
合わせが可能であり、これは超色増感として知られてい
る。超色増感は分光増感色素と他の添加剤たとえば安定
剤およびカブリ防止剤、現像促進剤または抑制剤、塗布
助剤、螢光増白剤および帯電防止剤との選択された組み
合わせによっても達成され得る。超色増感については、
Gilman、 @Review of the Me
chanisms ofSupersensitiza
tion”、 Photographic 8cien
ceand Bngineering、 Vol、 1
g 、 1974年、P、418〜430、に詳しく
論じられている。
分光増感色素は、乳剤に他の仕方でも影響を与える。米
国特許第2,131,038および3,930゜860
号に開示されているように、分光増感色素は、カプリ防
止剤または安定剤、現像促進剤または抑制剤、およびハ
ロゲン受容体または電子受容体としても作用し得る。
国特許第2,131,038および3,930゜860
号に開示されているように、分光増感色素は、カプリ防
止剤または安定剤、現像促進剤または抑制剤、およびハ
ロゲン受容体または電子受容体としても作用し得る。
本発明の好ましい態様では、本発明に使用されるハロゲ
ン化銀乳剤は、ハロゲン化銀結晶表面への吸着によシ色
相が変化する分光増感色素を含むことができる。すなわ
ちハロゲン化銀結晶表面への吸着によりて長波長側また
は短波長側の光吸収の増加を示す任意の通常の分光増感
色素を、本発明の実施において使用することが出来る。
ン化銀乳剤は、ハロゲン化銀結晶表面への吸着によシ色
相が変化する分光増感色素を含むことができる。すなわ
ちハロゲン化銀結晶表面への吸着によりて長波長側また
は短波長側の光吸収の増加を示す任意の通常の分光増感
色素を、本発明の実施において使用することが出来る。
そのような基準を満たす色素は当業界で良く知られてお
シ、たとえば、T、H,James、 「The Th
eory ofthe Photographic P
rocess J 、第4版、Macmillan。
シ、たとえば、T、H,James、 「The Th
eory ofthe Photographic P
rocess J 、第4版、Macmillan。
1977年、第8章及び第9章、およびF、 M、 H
amer 。
amer 。
「cyanine Dyes and Re1ated
Compounds J 。
Compounds J 。
John Wiley and 5ons 、 196
4年、第Xv■章に説明されている。H凝集体(短波長
側移動)を生じるメロシアニン、ヘミシアニン、スチリ
ルおよびオキソノール分光増感色素は当業界で知られて
いるが、J凝集体(長波長側移動)は通常、これらの種
類の色素ではない。好ましい分光増感色素はHまたはJ
凝集を示すシアニン色素である。
4年、第Xv■章に説明されている。H凝集体(短波長
側移動)を生じるメロシアニン、ヘミシアニン、スチリ
ルおよびオキソノール分光増感色素は当業界で知られて
いるが、J凝集体(長波長側移動)は通常、これらの種
類の色素ではない。好ましい分光増感色素はHまたはJ
凝集を示すシアニン色素である。
さらに好ましい態様では、分光増感色素はJ凝集を示す
カルボシアニン色素である。そのような色素は、3個の
メチン基の結合により結合された塩基性複素環核の2個
以上によって特像づけられる。複素環核はJ凝集を高め
るために結合ベンゼン環全含んでいるのが好ましい。J
凝集を促進するのに好ましい複素環核は、キノリニウム
、ベンズオキサシリウム、ベンゾチアゾリウム、ベンゾ
セレナゾリウム、ベンズイミダゾリウム、ナフトオキサ
シリウム、ナフトチアゾリウム、およびナフトセレナゾ
リウム第4塩である。
カルボシアニン色素である。そのような色素は、3個の
メチン基の結合により結合された塩基性複素環核の2個
以上によって特像づけられる。複素環核はJ凝集を高め
るために結合ベンゼン環全含んでいるのが好ましい。J
凝集を促進するのに好ましい複素環核は、キノリニウム
、ベンズオキサシリウム、ベンゾチアゾリウム、ベンゾ
セレナゾリウム、ベンズイミダゾリウム、ナフトオキサ
シリウム、ナフトチアゾリウム、およびナフトセレナゾ
リウム第4塩である。
宵色光を記録するだめのハロゲン化銀写真感光材料では
、ハロゲン化銀結晶の固有感度にたよるのが普通である
が、主な吸収が固有感度の波長領域にある場合でも分光
増感剤の使用によシ著しい効果が認められる。
、ハロゲン化銀結晶の固有感度にたよるのが普通である
が、主な吸収が固有感度の波長領域にある場合でも分光
増感剤の使用によシ著しい効果が認められる。
青色分光増感色素としては、ポリメチン色素たとえばシ
アニン、メロシアニン、ヘミシアニン、ヘミオキソノー
ルおよびメロスチリルが好ましい分光増感剤である。一
般に有用な青色分光増感色素は、吸収特性す彦わち色相
によりそれらの色素群の中から選ぶことができる。しか
しながら有用な青色増感剤の選定に際して指針となり得
る一般的な構造的相関関係が存在する。一般にメチン鎖
が短いほど増感最大波長は短くなる。核も吸収に影響す
る。縮合環を核に付加すると吸収波長は長くなシ易い。
アニン、メロシアニン、ヘミシアニン、ヘミオキソノー
ルおよびメロスチリルが好ましい分光増感剤である。一
般に有用な青色分光増感色素は、吸収特性す彦わち色相
によりそれらの色素群の中から選ぶことができる。しか
しながら有用な青色増感剤の選定に際して指針となり得
る一般的な構造的相関関係が存在する。一般にメチン鎖
が短いほど増感最大波長は短くなる。核も吸収に影響す
る。縮合環を核に付加すると吸収波長は長くなシ易い。
置換基も吸収特性に影響を与える。
ハロゲン化銀乳剤の増感に有用な分光増感色素としてR
e5earch Disclosure、 Vol、
176 、12月、1978年、I tem 1764
3%5ection [1に記載のもの金挙げることが
できる。
e5earch Disclosure、 Vol、
176 、12月、1978年、I tem 1764
3%5ection [1に記載のもの金挙げることが
できる。
本発明のハロゲン化銀乳剤の分光増感には常用される量
の色Xを使用することが出来る。色素の使用量は、選ば
れる特定の色素または色素の組合せ並びにハロゲン化銀
結晶の大きさ等によって変化する。有機色素の場合、ハ
ロゲン化銀結晶の全有効表面積の単分子層被俊率約25
〜100%またはそれ以上で最適分光増感が得られるこ
とは、写真業界では良く知られている(たとえば、We
s tet al、 、 ” The Adsorp
tion of 8ensitizingDyes i
n Photographic Emulsions
”、 Journalof Phys、 Chem、、
Vol、56. P、 1065.1952年: 8p
enceet al、、@Desensitizati
on ofSensitizing Dyes ’
、 Joural of Physical
andColloid Chemistry、 Vo
l、 56. A 6 、6月、1948年、P、10
90〜1103 :および米国特許第3,979,21
3号)。最適色素@度しベルについては、Mees、
「Theory of the Photograph
icProcess’、 1942年、Macmill
an、 P、 1067〜1069、に記載されている
方法に従って決めることが出来る。
の色Xを使用することが出来る。色素の使用量は、選ば
れる特定の色素または色素の組合せ並びにハロゲン化銀
結晶の大きさ等によって変化する。有機色素の場合、ハ
ロゲン化銀結晶の全有効表面積の単分子層被俊率約25
〜100%またはそれ以上で最適分光増感が得られるこ
とは、写真業界では良く知られている(たとえば、We
s tet al、 、 ” The Adsorp
tion of 8ensitizingDyes i
n Photographic Emulsions
”、 Journalof Phys、 Chem、、
Vol、56. P、 1065.1952年: 8p
enceet al、、@Desensitizati
on ofSensitizing Dyes ’
、 Joural of Physical
andColloid Chemistry、 Vo
l、 56. A 6 、6月、1948年、P、10
90〜1103 :および米国特許第3,979,21
3号)。最適色素@度しベルについては、Mees、
「Theory of the Photograph
icProcess’、 1942年、Macmill
an、 P、 1067〜1069、に記載されている
方法に従って決めることが出来る。
分光増感は、従来有効であると知られている任意の乳剤
製造段階で行うことが出来る。分光増感は、化学増感完
了後に行うのが、′j&も一般的である。しかしながら
、分光増感は化学増感と同時に、化学増感の前に、また
ハロゲン化銀乳剤沈殿完了前においてすら行うことかり
能であることが、米国特許第3,628,960および
4,225.666号に開示されている。米国特許第4
,225,666号によシ開示されているように分光増
感色素の乳剤中への導入を、分光増感色素の一部が化学
増感前に存在し、そして残シの部分が化学増感後に導入
されるように分配することも可能である。化学および(
または)分光増感中、pAg?サイクリングに調節する
ことによって増感を高めることができることが、Re5
earch Disc、1osure 、 Vol、
131.5月、1979年、Item 18155によ
シ開示されている。
製造段階で行うことが出来る。分光増感は、化学増感完
了後に行うのが、′j&も一般的である。しかしながら
、分光増感は化学増感と同時に、化学増感の前に、また
ハロゲン化銀乳剤沈殿完了前においてすら行うことかり
能であることが、米国特許第3,628,960および
4,225.666号に開示されている。米国特許第4
,225,666号によシ開示されているように分光増
感色素の乳剤中への導入を、分光増感色素の一部が化学
増感前に存在し、そして残シの部分が化学増感後に導入
されるように分配することも可能である。化学および(
または)分光増感中、pAg?サイクリングに調節する
ことによって増感を高めることができることが、Re5
earch Disc、1osure 、 Vol、
131.5月、1979年、Item 18155によ
シ開示されている。
また、1つの好ましい実施態様では、本発明のハロゲン
化銀写真感光材料に使用されるハロゲン化銀乳剤に、化
学増感前に分光増感剤を導入することができる。ある場
合には化学増感前に他の吸着性物質たとえば各種添加剤
を乳剤に導入することによっても同様の結果が達成され
る。
化銀写真感光材料に使用されるハロゲン化銀乳剤に、化
学増感前に分光増感剤を導入することができる。ある場
合には化学増感前に他の吸着性物質たとえば各種添加剤
を乳剤に導入することによっても同様の結果が達成され
る。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料に使用されるハロゲ
ン化銀乳剤は、目的に応じて通常用いられる種々の添加
剤を含むことができる。例えばアザインデン類、トリア
ゾール類、テトラゾール類、イミダゾリウム塩、テトラ
ゾリウム塩、ポリヒドロキシ化合物等の安定剤やカプリ
防止剤;アルデヒド系、アジリジン系、イノオキサゾー
ル系、ビニルスルホン系、アクリロイル系、アルボジイ
ミド系、マレイミド系、メタンスルホン酸エステル系、
トリアジン系等の硬膜剤:ベンジルアルコール、ポリオ
キシエチレン系化合物等の現像促進剤;クロマン系、ク
ラマン系、ビスフェノール系、亜リン酸エステル系の画
像安定剤;ワックス、高級脂肪酸のグリセライド、高級
脂肪酸の高級アルコールエステル等の潤滑剤等がある。
ン化銀乳剤は、目的に応じて通常用いられる種々の添加
剤を含むことができる。例えばアザインデン類、トリア
ゾール類、テトラゾール類、イミダゾリウム塩、テトラ
ゾリウム塩、ポリヒドロキシ化合物等の安定剤やカプリ
防止剤;アルデヒド系、アジリジン系、イノオキサゾー
ル系、ビニルスルホン系、アクリロイル系、アルボジイ
ミド系、マレイミド系、メタンスルホン酸エステル系、
トリアジン系等の硬膜剤:ベンジルアルコール、ポリオ
キシエチレン系化合物等の現像促進剤;クロマン系、ク
ラマン系、ビスフェノール系、亜リン酸エステル系の画
像安定剤;ワックス、高級脂肪酸のグリセライド、高級
脂肪酸の高級アルコールエステル等の潤滑剤等がある。
また、界面活性剤として塗布助剤、処理液等に対する浸
透性の改良剤、消泡剤あるいは感光材料の種々の物理的
性質のコントロールのための素材として、アニオン型、
カチオン型、非イオン型あるいは両性の各種の物質を使
用できる。帯電防止剤としては、ジアセチルセルロース
、スチレンパーフルオロアルキルリジウムマレエート共
重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体とP−アミ
ノベンゼンスルホン酸との反応物のアルカリ塩等が有効
である。
透性の改良剤、消泡剤あるいは感光材料の種々の物理的
性質のコントロールのための素材として、アニオン型、
カチオン型、非イオン型あるいは両性の各種の物質を使
用できる。帯電防止剤としては、ジアセチルセルロース
、スチレンパーフルオロアルキルリジウムマレエート共
重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体とP−アミ
ノベンゼンスルホン酸との反応物のアルカリ塩等が有効
である。
マット剤としては、ポリメタアクリル酸メチル、ポリス
チレンおよびアルカリ可溶性ポリマーなどが挙げられる
。又、さらにコロイド状酸化珪素の使用も可能である。
チレンおよびアルカリ可溶性ポリマーなどが挙げられる
。又、さらにコロイド状酸化珪素の使用も可能である。
又、膜物性を向上するために添加するラテックスとして
は、アクリル酸エステル、ビニルエステル等と他のエチ
レン基ヲ持つ単量体との共重合体を挙げることができる
。ゼラチン可塑剤としてはグリセリン、グリコール系化
合物等を挙げることができ、増粘剤としてはスチレン−
マレイン酸ソーダ共重合体、アルキルビニルエーテル−
マレイン酸共重合体等が挙げられる。
は、アクリル酸エステル、ビニルエステル等と他のエチ
レン基ヲ持つ単量体との共重合体を挙げることができる
。ゼラチン可塑剤としてはグリセリン、グリコール系化
合物等を挙げることができ、増粘剤としてはスチレン−
マレイン酸ソーダ共重合体、アルキルビニルエーテル−
マレイン酸共重合体等が挙げられる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料の支持体として、例
えば、バライタ紙、ポリエチレン被横紙、ポリプロピレ
ン合成紙、ガラス紙、セルロースアセテート、セルロー
スナイトレート、ポリビニルアセタール、ポリプロピレ
ン、たとえば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエ
ステルフィルム、ポリスチレン等があり、これらの支持
体はそれぞれのハロゲン化銀写真感光材料の使用目的に
応じて適宜選択される。又、これらの支持体は必要に応
じて下引加工が施される。
えば、バライタ紙、ポリエチレン被横紙、ポリプロピレ
ン合成紙、ガラス紙、セルロースアセテート、セルロー
スナイトレート、ポリビニルアセタール、ポリプロピレ
ン、たとえば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエ
ステルフィルム、ポリスチレン等があり、これらの支持
体はそれぞれのハロゲン化銀写真感光材料の使用目的に
応じて適宜選択される。又、これらの支持体は必要に応
じて下引加工が施される。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、白黒一般用、X
レイ用、カラー用、赤外用、マイクロ用、銀色素漂白法
用、反転用、拡散転写法用等の種々の用途の感光材料に
有効に適用することができる。
レイ用、カラー用、赤外用、マイクロ用、銀色素漂白法
用、反転用、拡散転写法用等の種々の用途の感光材料に
有効に適用することができる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、カラー用の感光
材料として用いるのが好ましいが、そのためには赤感性
、緑感性および宵感性に調節され九本発明の乳剤にシア
ン、マゼンタおよヒイエローカプラーを組合せて含有せ
しめる等、カラー用感、光材料に使用される手段および
素材を充当すればよい。
材料として用いるのが好ましいが、そのためには赤感性
、緑感性および宵感性に調節され九本発明の乳剤にシア
ン、マゼンタおよヒイエローカプラーを組合せて含有せ
しめる等、カラー用感、光材料に使用される手段および
素材を充当すればよい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、露光後通常用い
られる公知の方法によシ現像処理することができる。
られる公知の方法によシ現像処理することができる。
黒白現像液は、とドロキシベンゼン類、アミノフェノー
ル類、アミノベンゼン類等の現像主薬ヲ含むアルカリ溶
液であシ、その他アルカリ金属塩の亜硫酸塩、炭酸塩、
重亜硫酸塩、臭化物及び沃化物等を含むことができる。
ル類、アミノベンゼン類等の現像主薬ヲ含むアルカリ溶
液であシ、その他アルカリ金属塩の亜硫酸塩、炭酸塩、
重亜硫酸塩、臭化物及び沃化物等を含むことができる。
また該感光材料がカラー用の場合には通常用いられる発
色現像法で発色現像することができる。
色現像法で発色現像することができる。
反転法ではまず黒白ネガ現像液で現像し、次いで白色露
光を与えるか、あるいは、カブリ剤を含有する浴で処理
し、さらに発色現像主薬を含むアルカリ現像液で発色現
像する。処理方法については、特に制限はなくあらゆる
処理方法が適用できるが、たとえばその代表的なものと
しては、発色現像後、漂白定着処理を行ない必要に応じ
さらに水洗、安定処理を行なう方式、あるいは発色現像
後、漂白と定着を分離して行ない必要に応じさらに水洗
、安定処理を行なう方式によるものをあげることができ
る。又、過酸化水素コバルト錯塩の如きアンブリファイ
ヤー剤を用いて低ハロゲン化銀量の感光材料を処理する
ことも知られており、これらの方式を用いて処理するこ
ともできる。又、これらの処理は、迅速に行なうため高
温で行なわれる場合もあシ、室温または、特殊な場合に
は、それ以下で行なわれることもある。高温迅速処理を
行なう際には、前硬膜処理も行なうことができる。
光を与えるか、あるいは、カブリ剤を含有する浴で処理
し、さらに発色現像主薬を含むアルカリ現像液で発色現
像する。処理方法については、特に制限はなくあらゆる
処理方法が適用できるが、たとえばその代表的なものと
しては、発色現像後、漂白定着処理を行ない必要に応じ
さらに水洗、安定処理を行なう方式、あるいは発色現像
後、漂白と定着を分離して行ない必要に応じさらに水洗
、安定処理を行なう方式によるものをあげることができ
る。又、過酸化水素コバルト錯塩の如きアンブリファイ
ヤー剤を用いて低ハロゲン化銀量の感光材料を処理する
ことも知られており、これらの方式を用いて処理するこ
ともできる。又、これらの処理は、迅速に行なうため高
温で行なわれる場合もあシ、室温または、特殊な場合に
は、それ以下で行なわれることもある。高温迅速処理を
行なう際には、前硬膜処理も行なうことができる。
(ト)実施例
以下、本発明の効果を明らかにするため、実施例を掲る
が、本発明はこれらによって限定されるものではない。
が、本発明はこれらによって限定されるものではない。
参考例
以下に示す三種類の溶液を用いて、第一の平衡複式ジェ
ット沈殿を実施し、単分散性立方晶塩化銀乳剤を作製し
た。
ット沈殿を実施し、単分散性立方晶塩化銀乳剤を作製し
た。
〔溶液B〕
〔溶液C〕
溶液Aを60℃に保ち攪拌しながら、溶液Bと溶液c6
平平衡式ジェット沈殿法で溶液Aに60分を要して添加
した。添加中は、銀電位の測定と溶液Cの流量調節によ
シ溶液AのpAg値を6.5に保った。最終的に得られ
た乳剤は平均辺長0.3μmの単分散性立方晶塩化銀結
晶粒子であった。この乳剤t−EM−1と呼ぶことにす
る。
平平衡式ジェット沈殿法で溶液Aに60分を要して添加
した。添加中は、銀電位の測定と溶液Cの流量調節によ
シ溶液AのpAg値を6.5に保った。最終的に得られ
た乳剤は平均辺長0.3μmの単分散性立方晶塩化銀結
晶粒子であった。この乳剤t−EM−1と呼ぶことにす
る。
実施例1
BM−1=tゼラチン水溶液で希釈することにょジハロ
ゲン化銀結晶間の距離tが1.39μmで、ゼラチン濃
度3%の種乳剤を得た。
ゲン化銀結晶間の距離tが1.39μmで、ゼラチン濃
度3%の種乳剤を得た。
第二の平衡複式ジェット沈殿は、次の三種類の溶液を用
いて実施した。
いて実施した。
種乳剤(t=1.39μm、pH=6) 400mj
〔溶液B〕 〔溶液C〕 溶液A全50℃に保ち攪拌しながら、溶液Bと溶液Cを
平衡複式ジェット沈殿法で溶液Aに2−7分の速さで、
23分を要して添加した。この場合、種結晶lO個轟た
りに1時間で供給される銀イオン又は臭素イオンのモル
数RpO値は2.26でありた。従ってtxRpの値は
、3.14である。添加の間は、溶液AのPAg値ヲ5
.5に保った。
〔溶液B〕 〔溶液C〕 溶液A全50℃に保ち攪拌しながら、溶液Bと溶液Cを
平衡複式ジェット沈殿法で溶液Aに2−7分の速さで、
23分を要して添加した。この場合、種結晶lO個轟た
りに1時間で供給される銀イオン又は臭素イオンのモル
数RpO値は2.26でありた。従ってtxRpの値は
、3.14である。添加の間は、溶液AのPAg値ヲ5
.5に保った。
最終的に得られた乳剤は、平均辺長が0.34μmで窪
み又は空間部分を持った単分散性立方体温結晶粒子であ
った。この乳剤iEM−2と呼ぶことにする。
み又は空間部分を持った単分散性立方体温結晶粒子であ
った。この乳剤iEM−2と呼ぶことにする。
実施例2
本発明のハロゲン化銀写真感光材料の分光増感性を調べ
るための比較乳剤として参考例で述べた方法と同様の方
法によシ平均辺長が0.33μmの単分散性立方晶臭化
銀乳剤を調製した。この乳剤t−F!M−3と呼ぶこと
にする。
るための比較乳剤として参考例で述べた方法と同様の方
法によシ平均辺長が0.33μmの単分散性立方晶臭化
銀乳剤を調製した。この乳剤t−F!M−3と呼ぶこと
にする。
常法によシ沈殿、水洗を実施したEM−2、EM−3の
夫々の均等部分を塩化金酸ナトリウム塩およびチオ硫酸
ナトリウムで、PH5及びeAg 7゜3、温度50℃
において最大感度を達成するのに充分な時間、慣用の方
法で化学増感を施した。
夫々の均等部分を塩化金酸ナトリウム塩およびチオ硫酸
ナトリウムで、PH5及びeAg 7゜3、温度50℃
において最大感度を達成するのに充分な時間、慣用の方
法で化学増感を施した。
上記方法で最適化学増感された乳剤EM−2,113M
−3の夫々に対して、以下に示す構造式を持った各種増
感色素を添加して、分光増感を施した。
−3の夫々に対して、以下に示す構造式を持った各種増
感色素を添加して、分光増感を施した。
最適分光増感を施した夫々の乳剤を同一量だけフィルム
支持体上に塗布した後、同一の露出および現像条件にて
センシトメトリーを行なった。その結果t−第1表に示
す。分光増感効率は、化学増感プラス分光増感を施した
乳剤の感度を、化学増感のみを施した乳剤の感度で割っ
た値とした。但し感度は[カブり+0.IJの光学濃度
を与えるのに必要な露光量から求めた。
支持体上に塗布した後、同一の露出および現像条件にて
センシトメトリーを行なった。その結果t−第1表に示
す。分光増感効率は、化学増感プラス分光増感を施した
乳剤の感度を、化学増感のみを施した乳剤の感度で割っ
た値とした。但し感度は[カブり+0.IJの光学濃度
を与えるのに必要な露光量から求めた。
第1表
第1表から明らかなように、本発明のハロゲン化銀写真
感光材料は、分光増感効率が著しく高いことがわかる。
感光材料は、分光増感効率が著しく高いことがわかる。
促) 発明の効果
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、分光増感効率が
著しく高く、高感度の写真感光材料として非常に優れた
ものである。
著しく高く、高感度の写真感光材料として非常に優れた
ものである。
Claims (1)
- (1)支持体上に、少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤
層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、前記ハ
ロゲン化銀乳剤層中に、立方体温の結晶であって、結晶
の各々の面が窪み若しくは空間を有するハロゲン化銀結
晶、及び該ハロゲン化銀結晶の表面に吸着された分光増
感色素を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感
光材料。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60075042A JPS61232444A (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | ハロゲン化銀写真感光材料 |
US06/847,315 US4710455A (en) | 1985-04-08 | 1986-04-02 | Novel silver halide crystal and process for production of same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60075042A JPS61232444A (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | ハロゲン化銀写真感光材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61232444A true JPS61232444A (ja) | 1986-10-16 |
Family
ID=13564755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60075042A Pending JPS61232444A (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | ハロゲン化銀写真感光材料 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4710455A (ja) |
JP (1) | JPS61232444A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63106646A (ja) * | 1986-05-27 | 1988-05-11 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料 |
Families Citing this family (10)
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JP2529853B2 (ja) * | 1987-06-12 | 1996-09-04 | 富士写真フイルム株式会社 | ハロゲン化銀写真乳剤の製造方法 |
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WO1993010482A2 (en) * | 1991-11-12 | 1993-05-27 | International Paper Company | Photographic emulsions and materials with reduced pressure sensitivity |
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-
1985
- 1985-04-08 JP JP60075042A patent/JPS61232444A/ja active Pending
-
1986
- 1986-04-02 US US06/847,315 patent/US4710455A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63106646A (ja) * | 1986-05-27 | 1988-05-11 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4710455A (en) | 1987-12-01 |
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