JPS61215218A - 機能性酸化物粉体の製造法 - Google Patents

機能性酸化物粉体の製造法

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JPS61215218A
JPS61215218A JP60053229A JP5322985A JPS61215218A JP S61215218 A JPS61215218 A JP S61215218A JP 60053229 A JP60053229 A JP 60053229A JP 5322985 A JP5322985 A JP 5322985A JP S61215218 A JPS61215218 A JP S61215218A
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弘義 高木
Kazuo Nakamura
和雄 中村
Motoo Asakura
朝倉 素雄
Yoshitaka Kubota
吉孝 窪田
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Central Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は強誘電性、圧電性、半導性、電気光学性等の機
能性に富んだ酸化物、ことに一般式ABO3で示される
ペロブスカイト系組成物の粉体の製造法に関する。
PLZTをはじめとするペロブスカイト系組成物は、そ
の焼結体の結晶粒の個々の化学的組成を均一にするため
に原料粉体の化学的組成が粒子側々において均一でなけ
ればならなず、また化学的不純物の粒界への析出を防ぐ
ために出発原料の純度がよいことは勿論、 ABO,組
成の粉体をつくる工程において不純物の混入を避けなけ
ればならない。
加えて焼結体の残留気孔を少くして粉・体の焼結性をよ
くしなければならないなどの諸要件が要求されている。
〔従来の技術〕
しかるに従来の粉体相互の固相反応による粉体製造法(
たとえば特開昭51−3月07号公報)では、生成した
粉体粒子細々の化学的組成の均一性は望めず、また粒径
も数μm以上の大きなものであるため焼結性が悪く残留
気孔率も大である。たとえばPLZTの場合、使用する
PBO1Ia201. Zr01 、 Ti01等の粒
径は小さくても2〜3μm程度のものであり、これらの
原料粉体を機械的混合の後、仮焼によシ固相反応を六せ
、その後機械的に粉砕してPLZTの粉体をつくる工程
を採用しているため、微粒子化するうえで自ずと限界が
あり、また粒径も不均一である。
このように従来の方法では混合、仮焼、粉砕を繰り返す
ため・・不純物の混入はまねかれず、また粉体粒子側々
の組成が不均一の場合には、粒界に未反応の部分が析出
することになり、本来持つべき機能性を充分発揮させて
いない現状にある。
なお化学的合成方法の一つとしてA、B各成分のアルコ
キシドを加水分解させるいわゆるアルコキシド法(たと
えば特開昭57−82120号公報)がある。この方法
の最大の欠点は各成分のアルコキシドを調製するためコ
ストが高すぎることである。また加水分解後の操作とし
て乾燥と仮焼、粉砕を必要とし、工程も少くはなく、当
然不純物混入の機会も多い。さらにABO!  組成の
如く多成分の場合にはそれぞれの成分の加水分解速度が
異なるため必ずしも全成分が原子単位で完全に混合され
た状態にはならず、粉体の粒子側々の化学組成は必ずし
も均一ではないという問題がある。
化学的合成における他の方法としては、たとえば特開昭
59−39722  号公報にはATiO3(Aはpb
、Ba  等)粉末の製法において、A成分とチタンの
混合水溶液にエタノールを加え、さらに修tll’r溶
解したエタノール溶液を添加して共沈物を生成させ、該
共沈物を乾燥し仮焼する方法が開示されており、あるい
は特開昭59−195574号公報にはX、X成分から
なる酸化物(XはBa。
Sr  等、YはZr、Ti、Pb  等)粉末の製法
において、XX成分の水溶液に水酸化物水溶液を加えて
X成分を沈澱させ、次いで有機酸またはその塩の水溶液
を加えてX成分を沈澱させ、これ゛らを濾過、水洗、乾
燥の後混合粉砕し、さらに仮焼することが開示されてい
る。
これらの従来法では仮焼物は強固に結合した凝集塊とな
るため1μm以下の微粒子は得られず、したがって仮焼
後に粉砕工程が必要となり、例え粉砕しても限度があり
粒径がQ、1μm程度でかつ揃ったものは得難く、加え
て粉砕工程からの不純物の混入する接金が増大するとい
う問題がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明はこれらの従来法の問題点を解決したものであり
、非常に安価で純度のよいしかも微細粉で焼結性がよく
、焼結体とした場合その物理的緒特性も従来のものより
きわめて優れたペロブスカイト系組成物の原料粉体を製
造する方法を析供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、一般式ABOs (fcだしAは酸素が12
配位するような金属元素の1種または2糧以上、Bは酸
素が6配位するような金属元素の1種または2種以上)
で示されるペロブスカイト系組成物よシなる機能性酸化
物粉体の製造法において、A、B両成分を溶解した水溶
液に沈澱剤を添加して生成した沈澱を有機溶剤と混合し
、少くとも水分の留出する温度以上に加熱した後沈澱を
分離乾燥し仮焼するようにしたものである。
一般式A B Os で表わされるペロブスカイト系組
成物の原料粉体をつくるだめの最も安価で純度の良」量
料は、A、B両成分ともにその元素の酸化物、塩化物、
水酸化物、硝酸塩、硫愼塩1炭酸塩等の無機塩、金属あ
るいは酢酸塩の如く簡単な有機金属化合物等であるが、
原料粉体製造上 ・取扱いの容易なこと、 ABO,粉
体としての純度を高め易いこと等を考慮すると、酸化物
、塩化物、水酸化物、硝酸塩、炭酸塩、金属あるいはこ
れらからの溶液を出発原料とするのが好適である。
なお、A成分の酸素が12配位しうる金属元素としては
アルカリ金属、アルカリ土類金属、Pb、 La 等の
希土類元素、B成分の酸素が6配位しうる金属元素とし
てはTi、 Zr、 Mg、 Sc%Hf、Th、 W
、 Nb、 Ta、 Or、 Mo、 Mn、 Fe%
(3o、N1、Zn、 Cd。
A1、Sn、 As、 sb%Bi等であり、これらA
、B成分を適宜組合せてなるABO3として、たとえば
Pb、La(Zr%Ti)Os 、Pb(Zr%Ti)
Os、BaTi01、KNbOs 、MilTiOs 
、NaNbO5、P’bTiOs 、(Pb、Ba)Z
r+O4+、(T13、Ba)Sn03.5rTi03
  等が挙げられる。
本発明においては、ABO,焼結体の物理釣諸特性の格
段の向上を計るため各成分が原子単位の均一さて混合さ
れていることが必要であり、そのため各成分は溶液とし
て混合することを必須とする。
先ずA成分の1穐又は2種以上の元素を含む水溶液を調
製し、この水溶液を別に調製したB成分の1種又は2種
以上の元素を含む水溶液と混合し、沈澱剤を添加してA
、B両成分から成る沈澱を生成させる。なお沈澱剤とし
ては、アンモニア、尿素、炭酸アンモニウム、苛性アル
カリ、修酸等が挙げられる。
生成した沈澱は母液から分離したのち有機溶剤と混合し
少くとも水分の留出する温度以上に加熱する。あるいは
A成分を含む溶液とB成分を含む溶液を混合の後、沈澱
剤によシ沈澱を生成させ、この沈澱を含んだ溶液に有機
溶剤を加えて水分の留出する温度以上、この場合沈澱を
含む水溶液層の容積が最初の容積の1/2以下になる迄
加熱する。
本発明に用いる有機溶剤は後の乾燥工程で沈澱した一次
粒子が強固に凝集、塊状化するのを防ぐ作用があり、四
塩化炭素、クロロホルム、ブタノール等炭素数3以上の
アルコール類、酢酸エチルや酢酸ブチル等のエステル、
ベンゼン、フェノール、トルエン、キシレン、シクロヘ
キサノールなどで、これらのうち少くとも1m以上含ん
だものを使用する。最適には四塩化炭素や炭素数3以上
のアルコールたとえばブタノールあるいはオクタツール
さらにはこれらの混合液が好ましい。
本発明においては既述したような有機溶剤を用い、混合
、加熱蒸留の操作をすることにより乾燥時における粉体
の脱水を促しかつ粉体の凝集力が極端に弱められるとい
う結果を見出したものである。すなわち、沈澱を有機溶
剤とともに加熱することで沈澱中のOHや付着水分が除
去されると同時に有機溶剤が沈澱粒子表面に介在し、沈
澱粒子相互の結びつきを弱める。このように有機分子に
よって表面を被覆させた粒子□は仮焼の過程においても
粒子相互の結合が阻害゛されゆるやかに凝集した粉体と
なる。
なお沈澱を分離し有機溶剤と混合して加熱蒸留する方法
においては、少なくとも水分が留出しうる温度にまで加
熱することにより、また、沈澱を含む水溶液にそのまま
有機溶剤を混合、加熱し元の水溶液層の1/2  以下
になるまで蒸留する方法においては、前記1/2以下に
することによシいずれも一次粒子相互の凝集を防ぎ脱水
を促す作用が著るしく発現する。
前者において使用する有機溶剤の量はその種類によシ異
なるが大略沈澱の容積の10倍以上とすることが、また
後者における有機溶剤の量は前者同様その種類により異
なるが沈澱を含む水溶液の容積の少くとも1/10以上
とすることが好ましい。
界面活性剤の併用は妨げないが、乾燥時の凝集を防ぐ目
的からするとその効果は小さく、また乾燥以降にこれら
のイオンが残留し不純物となる場合もあるので注意を要
する。
既述のようにして加熱した後濾過−加熱乾燥、噴霧乾燥
等適当な手段で沈澱を液から分離、乾燥し次いで300
〜1000℃ で仮焼することにより、従来のように粉
砕、混合の工程を必要とせず目的とする0、1μm以下
の粒径の揃った原料粉体を製造することができる。
なおA成分としてPb、B成分としてT1  を使用す
る場合は、先ずT1を含有する B成分の塩酸溶液に沈
澱剤を加えて沈澱を生成させ、この沈澱をpb を含有
するA成分の水溶液に加えて攪拌混合した後アンモニア
水を加えてPH8以上とすることによシ共沈を生成する
。以降は前述の操作により目的の原料粉体を製造するこ
とが −できる。
ここでB成分においてチタンを含有させる場合には、金
属チタンを出発原料とし、これを必要量秤量した後、塩
酸に溶解したのち他の成分溶液と混合する。ペロブスカ
イト系組成物のチタン源として溶液混合のために四塩化
チタンを出発原料とすることは公知であるが、四塩化チ
タンは空気中の湿分等水に触れると直ちに加水分解する
ため純粋な四塩化チタンではあシえず、チタンの含有量
は加水分解の程度により変化する。したがって他め成分
と正確に設定した比率での生成物の産出は困難である。
これに対し上記金属チタンを出発原料とする方法はチタ
ンの正確な秤量混合が可能であり、塩酸溶液で他の −
成分とめ混合が原子単位で完全に行なわれる。
〔実施例〕
以下に実施例に基づき本発明を詳述する。
実施例1 ZrOt 換算で16.7g相当のオキシ塩化ジルコニ
ウム(B成分)を水1tに溶解し、この溶液にTiet
  換算で5.5g  相当の金属チタン(B成分)の
塩酸溶液を加えて混合の後、6Nのアンモニア水を加え
てPH8とし沈澱を生成させた。
該沈澱を濾過して直ちK Law Os  2−6g 
 とpb。
’i 1 g(Da、 PbはA成分)を溶解した硝酸
々性溶 液に入れ攪拌溶解し、さらに6Nのアンモニア
水を加えてpHをほぼ9とし沈澱を生成させた。
この沈澱を母液から濾過分離後2tのブタノール中に入
れ加熱昇温し、105℃に達したところで加熱を停止し
た。上澄を除去し沈澱を回収後80℃ で充分に乾燥し
500℃で1時間仮焼して超微粒子からなる”、bil
=jt! La ’o1.’o*’ (Z r6.i+
it ’、T i j、j)“−)jlslj” Os
の粉体を得た。この粉体は第1図の透過電子顕微鏡写真
で示すように粒径の平均が0.02μm と極めて微細
でかつバラツキが小さいものであり、また第2図のX線
回折図で示すように結晶性の良好なPLZT (図中の
ピークはいずれもPLZTによるものである)が析出し
ていることが解る。
次にこの粉体をラバープレスで2号−で成形し、pbo
およびPbZrO3粉体中に埋込んで1200亀6時間
焼成し理論密度の99%以上にも達するきわめて緻密な
焼結体を得た。
比較例1 Pbf+、i’+l  Lab=oe(Zro、ss”
 Tia、ss )Osの粉体を出発原料ZrO2、T
ie、、Lag 03、pboの粉体相互の混合、仮焼
、粉砕により製造し、実施例!と同一の操作で成形、焼
成したところ焼結体は理論密度の83%にすぎずかつ残
留気孔の多いものであった。
実施例2 Zr02  換算で6.16 g相当のオキシ塩化ジル
コニウム(B成分)を水12に溶かし、この溶液に金属
チタン(B成分)2.4g  を加え、塩酸を加えて溶
解させた後、6Nのアンモニア水を加えてpH8とし沈
澱を生成させた。この沈澱を母液から分離して直ちにP
 1) 022.3 g を溶かした硝酸酸性液(pb
はA成分)に入れ攪拌溶解した。
以後は実施例1と同様の操作で沈澱を生成させて母液よ
シ分離しブタノールと混合、加熱し、 。
さらに沈澱を分離、乾燥、仮焼することにより超微粒子
からなるPb(Zr’l、;T16.5 )O3の粉体
を得た。この粉体を実施例1と同様な操作で成形し、鉛
雰囲気下1200℃で2時間焼成して理論。
密度の99% 以上の焼結体を得た。
比較例2 P b (Z r6’、4’・T i 6.@)02 
 組成の粉体を出発原料であるPbO,TiO2’、 
ZrO2粉体相互゛の混合、仮焼、粉砕により製造し、
実施例2と同様の操作で成形、焼成したが、得られた焼
結体は理論密度の85%にすぎなかった。
比較例3 特開昭59−39722号公報にもとづき四塩化チタン
水溶液をアンモニア水で水酸化物として沈澱させ%  
’   %濾過した後硝酸中に投入してオキシ硝酸チタ
ン溶液を調製した。次いでチタンに対して等モル量の硝
酸鉛を水に溶解させたものを先のチタン溶液と混合し該
混合溶液にエタノールを添加した。さらに修ばをエタノ
ールに溶解した液を添加しつつ攪拌することにより沈澱
を生成させた。この沈澱を濾過、乾燥し粉砕の後仮焼し
さらに粉砕、混合してBaT103の粉、末を得た。本
方法で得られたBaTiOs  粉末の粒径は平均0.
5μmであった。
この粉、末を実施例2と同一の操作で成形、焼成したと
ころ理論密度の96%の焼結体を得た。
これは実施例2と対比して焼結性が劣ることを示す。
実施例3 金属チタン(B成分)4−8gf、fJI酸で溶解した
後アンモニア水を加えて沈澱を生成させた。この沈澱を
母液から分離してBaOとして15.3g相当の硝酸バ
リウムを濃硝#ll 50 mt で硝酸々性とした水
5oOmtに溶解した水溶液に加えて攪拌した。ついで
6Nのアンモニア水を加えpHをほぼ10にし沈#を生
成させ、そのまま四塩化炭素200 mt とオクタツ
ール500mt  を加えて加熱し、沈澱を含む水溶液
層が最初の容積の約−以下になるまで蒸留した。蒸留を
停止ししばらく放置後沈澱を含む水溶液層を上澄部の有
機溶剤層から分離回収し、乾燥の後500℃で仮焼しB
aTiO3の微粉体を得た。
この微粉1体を2t/L−#Iの圧力でラバープレス成
形し゛、1:350℃で2時間焼成して理論密度の98
%以上の焼結体を侍だ。
比較例4 市販のTlO2、BaCO3の粉体を混合し、700℃
で2時間仮焼の後ボールミルで粉砕した粉体を実施例3
と同様2t/cn?の圧力で成形し、  1350℃で
2時間焼成したが、得られた焼結体は理論密度の92%
にすぎなかった。
実施例4 実施例2において鉛、ジルコニウム、チタンを溶解した
約1tの硝准々性−溶液に6Nのアンモニア水を加えて
pHをほぼ9にし、沈澱を生成させた。この沈澱を含ん
だ溶液に四塩化炭素200mt  とオクタツール50
0mt  を加えて加熱蒸留した。沈澱を含む水溶液層
が約200mtに減じたところで加熱を止め、沈澱を含
む水溶液層全とり出し乾燥した後、500−1時間仮焼
でPb (Zr−、,4’ri 11.5)Os  の
粉体を得た。この粉体を実施例2と同じ操作で焼結体を
つくシ、理論密度の98%以上の焼結体を得た。
〔発明の効果〕
本発明によると全成分を共沈させるため、全成分が原子
単位の均一さて混合した沈澱物が得らnlその後の有機
溶剤を加えたうえでの加熱操作、さらに乾燥、仮焼等の
操作で一次粒子(0,1μm以下)間の凝集力が弱く焼
結性に優れたABOI 組成の粉体を得ることができ、
従来の方法で行われるような仮焼後のボールミルによる
粉砕は必要とせずに容易に解砕し得る。かつ全成゛分が
原子単位の均一さて混合されているため結晶化が非常に
早く、400℃で1時間仮焼したものでもかなシ明瞭な
結晶相の生成を検出することかできるものである。
加えて本発明において使用する出発原料は全て安価な原
料であるため工業的にも安価な製品をつくることができ
る。
ナオ本発明はぺ9プス力イ系組成物の粉体のみならず他
の機能性複合酸化物粉体の製造°にも適用しうるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により製造された機能性醸化物粉体の透
過電子顕微鏡写真、第2図は同じくX線回折図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一般式ABO_3(ただしAは酸素が12配位するよう
    な金属元素の1種または2種以上、Bは酸素が6配位す
    るような金属元素の1種または2種以上)で示されるペ
    ロブスカイト系組成物よりなる機能性酸化物粉体の製造
    法において、A、B両成分を溶解した水溶液に沈澱剤を
    添加して生成した沈澱を有機溶剤と混合し、少なくとも
    水分の留出する温度以上に加熱した後沈澱を分離乾燥し
    仮焼することを特徴とする機能性酸化物粉体の製造法。
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