JPS61211356A - 耐水性組成物 - Google Patents

耐水性組成物

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JPS61211356A
JPS61211356A JP60052820A JP5282085A JPS61211356A JP S61211356 A JPS61211356 A JP S61211356A JP 60052820 A JP60052820 A JP 60052820A JP 5282085 A JP5282085 A JP 5282085A JP S61211356 A JPS61211356 A JP S61211356A
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Hitoshi Maruyama
均 丸山
Isao Ono
功 小野
Koji Takano
高野 紘治
Junnosuke Yamauchi
山内 淳之介
Takuji Okaya
岡谷 卓司
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Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、      の     野 本発明は耐水性組成物に関し、更に詳しくは(8)分子
内にシリル基を有す°る変性ポリビニルアルコール、(
B) 1%水溶液の20℃における粘度が70センチボ
イズ以下のキトサン及び(Clアルデヒド系化合物また
は水溶性の金属塩の少くとも一種よシなる耐水性組成物
に関する。
、0扱遣− 従来よシボリビニルアルコール(以下ポリビニルアルコ
ールをPVAと略記する)は各種バインダー、接着剤あ
るいは表面処理糊剤として広く使用されておシ、進展性
および強度において他の糊剤の追随を許さぬ優れた性能
を有することが知られている。しかしながらPVAは水
溶性であるため、耐水性、特に低温で乾燥する場合の耐
水性が低いという欠点があシ、従来よシこれを改良する
目的で種々の方法が検討されてきた。
例えばPVAをグリオキザール、グルタルアルデヒドあ
るいはジアルデヒドデンプン等で架橋させる方法または
四ホウ酸アルカリ金属塩°等で架橋させる方法が知られ
ている。しかしながら前者の方法でpv人を十分耐水化
するためには100℃以上特に120℃以上の高温で長
時間熱処理することが必要であシ、また低温乾燥で耐水
化するために例えばpH2以下というような強酸性条件
を用いることも知られているが、この場合にはPVA水
溶液の粘度安定性が悪く使用中にゲル化する等の問題点
を有している。また後者の方法においては得られる耐水
性が不十分である上、PVA水溶液の粘度安定性が悪い
という欠点を有している。
、また、透析膜を実験室的に作成する方法として、酢酸
酸性水溶液に溶解した高重合度のキトサンとPVAある
いは該キトサンとPVAおよびグルタルアルデヒドとを
併用した稀薄溶液から皮膜を作シ、その後強アルカリ水
溶液中に浸漬して、酢酸によってアンモニウム化されて
いるキトサン中のアミノ基をアミンに変換してキトサン
自体を水不溶性にするとともにPVAを高度にケン化す
ることにょシ冷水に不溶性の皮膜を得る方法も提案され
ている。しかしながら従来用いられてきたキトサン、す
なわち通常の方法で製造されるキトサンは分子麓が数十
刃〔ブルックフィールド粘度計(以下B型粘度計と略記
する)で測定した1%水溶液の20℃における粘度が5
00センチポイズ(以下センチポイズを6pと略記する
)以上〕という高重合度のものであるため、PVA水溶
液に併用すると著しく粘度が高くなシ、稀薄溶液でない
と取シ扱えず、またPVAとの相溶性が十分でないため
アルカリ処理しないと水不溶性とならないという欠点を
有しておシ、工業的目的には使用しえないというのが現
状であつに0 C0発明が解決しようとする問題点 本発明者らは上述°のPVAの欠点を克服する目的で鋭
意検討した結果、囚分子内にシリル基を含有する変性P
VA 1(Bl著しく解重合度広を生じせしめるよう特
殊な処理を施こすことによって得られる1%水溶液の2
0℃における粘度が70ep以下の低重合度キトサン及
び(Clアルデヒド系化合物または水溶性の金属塩の少
くとも一種よシなる組成物はアルカリ処理することなく
比較的低温で乾燥あるいは熱処理する場合にも、冷水の
みならず熱水に対しても著しく耐水性に優れ九ものであ
ることを見出し本発明を完成するに到った。
D0問題点を解決するための手段 すなわち本発明は耐水性組成物に関し、更に詳しくは囚
分子内にシリル基を有する変性PVA、(B) 191
p水溶液の20℃における粘度が70ep以下のキトサ
ン及び(Clアルデヒド系化合物、または水溶性の金属
塩の少くとも一種よシなる耐水性組成物に関する。
本発明で使用される分子内にシリル基を含有する変性P
TAは分子内にシリル基を含むものであればいずれでも
よいが、分子内に含有されるシリル基がアルコキシル基
あるいはアシロキシル基あるいはこれらの加水分解物で
あるシラノール基又はその塩等のy応性置換基を有して
いるものが特に好ましく用いられる。
かかる変性PVAの製造方法としては、■PVAあるい
はカルボキシル基又は水酸基を含有する変性ポリ酢酸ビ
ニルに、シリル化剤を用いて後変性によシシリル基を導
入する方法、■ビニルエステルとシリル基含有オレフィ
ン性不飽和単量体との共重合体をケン化する方法、■シ
リル基を有するメルカプタンの存在下でビニルエステル
を重合することによって得られる末端にシリル基を有す
るポリビニルエステルをケン化する方法が挙げられるが
工業的製造の容易性および、得られる変性PVAの均質
性の点で■および■の方法が好ましく用いられる。
また上記の■の方法において用−八られるシリ〃基含有
オレフィン性不飽和単量体の具体例としては、例えばビ
ニルトリメトキVS/フン、ビニルトリエトキシシラン
、ビニルトリス−(β−メトキシエトキシ)シラン、ビ
ニルトリアセトキシシラン、アリルトリメトキシシラン
、アリルトリアセトキシシラン、ビニルメチルジメトキ
シシラン、ビニルメチルジトキシシラン、ビニルメチル
ジェトキシシラン、ビニルメチルジトキシシラン、ビニ
ルメチルジアセトキシシラン、ビニルジメチルアセトキ
シシラン、ビニルイソブチ〃ジメトキシシフン、ビニル
トリイソプロギキシVツン、ビニルトリブトキシシラン
、ビニルトリヘキシロキシシラン、ビニルメトキシジへ
キシロキシンラン、ビニルジメトキシオクチロキシシラ
ン、ビニルメトキシジオクチロキVVフン、ビニルトリ
オクチロキシシラン、ビニルメトキシジラウリロキシシ
ヲン、ビニルジメトキシフウリロキシVフン、ビニルメ
トキシジオレイロキシシラン、ビニルジメトキシオレイ
ロキVシヲン、3−(メりアクリ〃アミドープロピルト
リメトキシVラン、3−(メタ)アクリルアミド−プロ
ビルトリエトキシシラン、3−(メタ)アクリルアミド
−プロピルトリ(β−メトキシエトキシ)シラン、2−
(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロピルトリメト
キシシラン、2−(メタ)アクリルアミド−2−メチル
エチルトリメトキシシラン、N−(2−(メタ)アクリ
ルアミド−エチル)−アミノ10ピルトリメトキシVラ
ン、3−(メタ)アクリルアミドーブロビルトリアセト
キVVヲン、2−(メタ)アクリルアミド−エチルトリ
メトキシシラン、1−(メタ)アクリルアミド−メチル
トリメトキシシラン、3−(メタ)アクリルアミド−プ
ロピルメチルジメトキシシラン、3−(メタ)アクリル
アミド−プロピルジメチルメトキシシラン、3−(N−
メチル−(メタ)アクリルアミド)−プロピルトリメト
キシシラン等が挙げられる。
また、上記■の方法で用いられる。シリル基を有するメ
ルカプタンの具体例としては3−(トリメトキシシリル
)−プロピルメルカプタン、3−(トリエトキシシリル
)−プロピルメルカプタン等が挙げられる。
また、上記■あるいは■の方法で変性PVAを製造する
場合、重合に際してビニルエステルとシリル基含有オレ
フィン性不飽和単量体あるいはシリル基を有するメルカ
プタン以°外にかかる単量体と共重合可能な他の不飽和
単量体、例えばスチレン、。
アルキルビニルエーテル1バーサチツク酸ビニル、(メ
タ)アクリルアミド、エチレン、プロピレン、α−ヘキ
セン、α−オクテン酸等のオレフィン、(メタ)アクリ
ル酸、クロトン酸、(°無水)マレイン酸、フマル酸、
イタコン酸等の不飽和酸、及びそのアルキルエステ〃、
アルカリ塩、2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸等のスルホン酸含有単量体及びそのアルカリ
塩、トリメチ&−2−(1−(メタ)アクリルアミド−
1,1−ジメチルエチル)アンモニウムクワリド、トリ
メチ/l/−3−(1−(メタ)アクリルアミドプロヒ
/L/)アンモニウムクロリド、1−ビニル−2−メチ
ルイミダゾールおよびその1〜4級化物等のカチオン性
単量体等を少割合で存在させるこ、とも可能である。
本発明において使用されるシリル基を含有する変性PV
A中のシリル基の含有量、ケン化度あるいは重合度は目
的に応じて適宜選択され、特に制限はない。シリ〃基線
比較的少量の含有率でも効果が発揮され、通常シリル基
を含む単量体単位として0.01〜I 0−v=/I/
4、好ましくは0.1〜’5 モA/%の範囲から選ば
れる。ケン化度は通常70〜100モル%の範囲が好ま
しい。また重合度は通常10〜3000の範囲から選ば
れる。
本発明に用いられるキトサンとしてはアミノ基をグルコ
ース単位当p4o%以上含有するものまたはこれらのア
ミノ基の一部あるいは全部が酸によってアンモニウム基
に変換されているものが使用される。該キトサンの重合
度としては1%水溶液の20℃における粘度(B型粘度
計による粘度)が70ep以下となるように特殊な解重
合処理を施こした低重合度のものであることが必要であ
シ、更に1〜30cpとなるようなものがよシ好ましく
、更に1〜106pとなるようなものがとシわけ望まし
い。
る通常の方法で脱アセチル化しキトサンにした後、更に
アルカリ処理あるいは酸処理または過酸化物ル化と解重
合を行い、場合によっては更に酸処理または過酸化物処
理を行うことによって製造することができる。上述のキ
トサンのうちアミノ基がアンモニウム塩に変換されてい
ない場合は一般に未に不溶であるためこれらのアミノ基
の一部あるいは全部をアンモニウム塩にする程度の酸の
存在下で水に溶解することが必要であるが、アミノ基6
0%のものの場合、そのままで水に溶解することができ
る。上述の溶解時に使用する酸としては特に制限はない
が通常酢酸、蟻酸、クエン酸、フマル酸、マレイン酸、
スルファミン酸、Ne、す、ン酸、硫酸等が使用される
本発明に用いられるアルデヒド系化合物としては水溶性
でかつ水溶液中でアルデヒドを生成するものであればい
ずれでも使用でき、具体的には例えばホルマリン、アセ
ドアμグヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒ
ド等のモノアルデヒド、グリオキザール、グルタルアル
デヒド、ジアルデヒドでんぷん等の多価アルデヒド、ヘ
キサメチレンテトラミン等のホルマリンとアンモニアと
の縮合物、ジメチロール尿素、N−メチロールアクリル
アミド等のメチロールアミド、尿素ホルマリン樹脂また
はメラミンホルマリン樹脂等が挙げられる。上述のアル
デヒド系化合物のうち、本発明において用いられる変性
PVAとキトサンおよびアルデヒド系化合物からなる塗
布液の使用しやすさく無臭、粘度安定性など)および耐
水化効果の点でグリオキザールあるいはへキサメチレン
テトラミンが好ましく用いられる。
本発明に用いられる水溶性の金属塩としてはアルミニウ
ム、鉄、鋼、亜鉛、スズ、チタン、ニッケル、マグネシ
ウム、バナジウム、クロム、ジルコン等の塩化物あるい
は硫酸塩が挙げられる。上述の金属塩のうち塩化アルミ
ニウム、硫酸アルミニウム、カリ明パン、アンモニウム
明パン等が耐水化効果の点で好ましく用いられる。
本発明の耐水性組成物において囚分子内にシリル基を有
する変性PVAと(Blキトサンとの重量配合比率((
At/(B11は99/1〜10/90好ましくは95
15〜50150更に好ましくは90/10〜60/4
0である。
ま九(Clアルデヒド系化合物または水溶性の金属塩台
には耐水化効果がな(10/90未満の場合には得られ
る皮膜の強度が低下するため好ましくない。
また(〔囚+(B) ) /(c) )が100/1を
超える場合には耐水化効果が低く、100/20未満の
場合には本発明の組成物を水溶液として用いる場合の粘
度安定性が悪くなる。
本発明の耐水性組成物は上述の如く囚分子内にシリル基
を有する変性PVA、(B) 1%水溶液の20℃にお
ける粘度が70 ap以下のキトサン及びfc)アルデ
ヒド系化合物または水溶性の金属塩の少くとも一種を含
んでいることが必須の条件であるが、それ以外にも用途
に応じて溶媒、各種添加剤、他の水溶性樹脂あるいは高
分子水性分散体等を含有させることができる。溶媒とし
ては水が好ましく用いられるが、これに各種アルコール
、ケトン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド等の溶媒を併用して用いることもでき、また添加剤と
しては、各種消泡剤、各種分散剤、ノニオン性あるいは
アニオン性界面活性剤、シランカップリング剤あるいは
pH調節剤等が挙げられ、水溶性樹脂トシてはカルボキ
シメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等の
セルロース誘導体、ポリ(メタ)アクリル酸、ポリヒド
ロキシ(メタ)アクリレートまたはその共重合体、ポリ
アクリルアミド等の(メタ)アクリA/系重合体、ポリ
ビニルピロリドンまたはその共重合体、カルボキシ基含
有変性PVA、硫酸基含有変性PVA、7./L’ホン
酸基含有変性pv人、リン酸基含有変性pv人、4級ア
ンモニウム塩基含有変性PVA 、アミノ基含有変性P
VA等のPVA誘導体、及び一般のPVA等が挙げられ
る。
更に高分子水性分散体としてはアクリル重合体および共
重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ビニルエステ
ル系重合体および共重合体、スチレン−ゲタジエン共重
合体等の水性分散体が挙げられる。
本発明の耐水性組成物は通常水あるいは前述の有機溶媒
を含む水に溶解あるいは分散して用いられるが(5)と
(B)からなる皮膜を形成した後、(C1を適用すると
いう方法で使用することもできる。
本発明の耐水性組成物は造膜性、被膜強度あるいは耐水
性を生かして、無機物あるいは有機物用接着剤あるいは
バインダー、塗料用ビヒクル、無機質材料あるいは有機
質材料の処理剤、たとえば表面コート剤に有効に使用さ
れ、さらにまた、フィルム、シートなど従来水溶性樹脂
が使用されていた用途にも使用される。特に本発明り耐
水性組成物中のシリル基を有する変性PVAは無機物と
の反応性が高く、耐水性が高くなるため、本発明の耐水
性組成物を無機物顔料とともに使用するかあるいは無機
物を含有する材料の接着剤、バインダーあるいは処理剤
として好ましく使用される。
E、  用及び発明の効果 本発明の耐水性組成物が造膜性、被膜強度、及び耐水性
に優れている理由については十分解明されているわけで
はないが、本発明の耐水性組成物に用いられる分子内に
シリル基を有する変性ffA中のビニルエステル単位あ
るいハヒニA/7/L’:! −ル単位によって造膜性
が発揮されるとともに、アルコキシル基、アシロキシル
基が結合したシリル基あるいはこれらの加水分解物であ
るシラノール基またはその塩は水酸基、シラノール基又
はその塩との反応性が高く自己架橋しやすいとともに、
該変性PVAはキトサン特に低粘度のキトサンとの相溶
性が著しく高くて分子レベルで相溶し乾燥されて皮膜を
形成する際、アルデヒド系化合物または水溶性の金属塩
の少くとも1種によって両者の橋か台が容易に生じるた
め高い皮膜強度及び耐水性が発揮されるものと推定され
る。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、
本発明はこれによって限定されるものではない。なお実
施例中特にことわシのないかぎシ「%」および「部」は
重量規準を表わす。
実施例1 、ビニルトリメトキシシランと酢酸ビニルとの共重合体
をケン什1.でシリル基をビニルシラン単位として0.
3モ/I/%含有し、酢酸ビニル単位のケン化度98.
5毫A/%、重合度13000分子内にシリル基を含む
変性PVAを得た。この変性pv人のlθ%水溶液10
0部に1%水溶液の20℃における粘度が5 cpで酢
酸によジアンモニウム塩に変換したアミノ基含有率が1
00%であるキトサンを1.5部加えて溶解後、4G%
のグリオキザールを1部加えて耐水性組成物の水溶液を
作成した((At/(Bl=87713、〔囚+(B)
 ] /(C) = 100/3.5 )。コノ溶液を
流延し、50℃で乾燥してシート状物を作成した。
得られたシート状物は温水(40℃)および熱水(95
℃)にも不溶で、しつかシとした皮膜状態を、維持して
いた。
実施例2〜6 実施例1で用いられたシリル基含有変性PTAとキトサ
ンとの重量配合比率を第1表に示すように変える以外は
実施例1と同様に行った。結果を合せて第1表に示す。
比較例1 実施例1において用いられたキトサンを用いない以外は
実施例1と同様に行った。結果を合せて第1表に示す。
比較例2 実施例】においてグリオキザー〃を用いない以外は実施
例1と同様に行った。・結果を合せて第1表に示す。
比較例3 重合度1750 、ケン化度98.5モル%の27人(
クラレボパーtv PVA −117)を用い1.キト
ーv−ンを用いない以外は実施例1と同様に行った。結
果を合せて第1表に示す。
比較例4 実施例1で用いられた変性PVAにかえて比較例3で用
いられたPVA−117を用い、グリオキザールを用い
ない以外は実施例1と同様に行った。結果を合せて第1
表に示す。
比較例5〜6 実施例1で用いられたシリル基含有変性PTAとキトサ
ンとの重量配合比率(A) / (B)を第1表に示す
ように変える以外は実施例1と同様に行った。結果を合
せて第1表に示す。
比較例7 実施例】で用いられた変性PVAとキトサンに代えて、
PVA−07と1%水溶液の20℃における粘度が70
0 cpのキトサンを用いる以外は実施例1と同様に行
った。この場合溶液は非常に高粘度でゲル状を呈してい
た。結果を合せて第1表に示す。
第1表に示す如く、本発明の耐水性組成物は50℃とい
う比較的低い温度での乾燥においても著しく耐水性がす
ぐれていることがわかる。
、7/ 実施例7 (A)3−メタアクリルアミド−10ビルトリエトキシ
シツンと酢酸ビニルとの共重合体をケン化しヤ得うれる
、シリル基をメタアクリルアミドシラン単位として0.
5−IA/%含有し酢酸ビニル単位のケン化度ssモA
/%、重合度500ノ変性PVA 70部と(B)1%
水溶液の20℃における粘度が25 cpで、アミノ基
含有率が99%のキトサン30部をクエン酸を適量添加
した水溶液中に溶解して10%水溶液を作成した。この
溶液のpHは4.7であった。この溶液に(C1硫酸ア
ルミニウムの10%水溶液を〔囚+(B) ] /(C
1が10075となるように添加して、本発明の耐水性
組成物水溶液を作成した。この水溶液を流延し50℃で
乾燥してシート状物を得た。
このシート状物は40℃の温水にも不溶でしつかシとし
た皮膜形状を維持していた。
実施例8〜15 (5)ビニルアセトキシシランと酢酸ビニルとの共重合
体をケン化して得られる、シリル基をビニルグラン単位
として0.5モ/L/%含有1−1酪酸ビニル単位のケ
ン化度98.5モル%、重合度500の変性PVA (
!: (Bl 1%水溶液の20℃ニオける粘度が20
apで、アミノ基含有率が99%のキトサンを(At/
[Blが50750の比率で酢酸を適量添加した水溶液
中に溶解して10%の囚と(B)の混合水溶液を作成し
た。これに第2表に示すような(Clアルデヒド系化合
物または水溶性の金属塩の少くとも一種を添加した後、
流延し50℃で乾燥してシート状物を作成した。このシ
ート状物の耐水性を合せて第2表に示す。
2、″ /″ //′ 7−′ /′

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)分子内にシリル基を有する変性ポリビニル
    アルコール、(B)1%水溶液の20℃における粘度が
    70センチポイズ以下のキトサン及び(C)アルデヒド
    系化合物または水溶性の金属塩の少くとも一種よりなる
    ことを特徴とする耐水性組成物。
  2. (2)(A)分子内にシリル基を有する変性ポリビニル
    アルコールがビニルエステルと分子内にシリル基を有す
    るオレフィン性不飽和単量体との共重合体のケン化物で
    ある特許請求の範囲第1項記載の耐水性組成物。
  3. (3)(A)変性ポリビニルアルコールが分子内にシリ
    ル基を有する単量体単位を0.01〜10モル%含有す
    る特許請求の範囲第1項記載の耐水性組成物。
  4. (4)(A)変性ポリビニルアルコールが分子内にシリ
    ル基を有する単量体単位を0.1〜5モル%含有する特
    許請求の範囲第1項記載の耐水性組成物。
  5. (5)(B)キトサンが1%水溶液の20℃における粘
    度として1〜30センチポイズを有するものである特許
    請求の範囲第1項記載の耐水性組成物。
  6. (6)(B)キトサンが1%水溶液の20℃における粘
    度として1〜10センチポイズを有するものである特許
    請求の範囲第1項記載の耐水性組成物。
  7. (7)(C)アルデヒド系化合物が水溶性のモノアルデ
    ヒド、多価アルデヒド、アミンとホルマリンとの縮合物
    、メチロールアミド、尿素ホルマリン樹脂またはメラミ
    ンホルマリン樹脂からなる群から選ばれた1種または2
    種以上の化合物である特許請求の範囲第1項記載の耐水
    性組成物。
  8. (8)(C)水溶性の金属塩がアルミニウムの塩である
    特許請求の範囲第1項記載の耐水性組成物。
  9. (9)(A)分子内にシリル基を有する変性ポリビニル
    アルコールと、(B)キトサンとの重量配合比率〔(A
    )/(B)〕が99/1〜10/90で、かつ(C)ア
    ルデヒド系化合物または水溶性の金属塩の少くとも一種
    の重量配合比率{〔(A)+(B)〕/(C)}が10
    0/1〜100/20である特許請求の範囲第1項記載
    の耐水性組成物。
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JPS6052822A (ja) * 1983-09-02 1985-03-26 Tokyo Erekutoron Kk レーザcvd装置

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