JPS6121125B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6121125B2 JPS6121125B2 JP57213146A JP21314682A JPS6121125B2 JP S6121125 B2 JPS6121125 B2 JP S6121125B2 JP 57213146 A JP57213146 A JP 57213146A JP 21314682 A JP21314682 A JP 21314682A JP S6121125 B2 JPS6121125 B2 JP S6121125B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molds
- mold
- core material
- parison
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 24
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 18
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 13
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 13
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 claims description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Pallets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は合成樹脂製の中空板体とその製造方
法に関するものである。
法に関するものである。
合成樹脂製の中空板体は軽量化やコスト低減に
おいて有効である反面、剛性が低くなる傾向にあ
る。このため、中空板体の前面板と後面板とにわ
たつてリブを一体に形成し剛性を高めることが考
えられるが、これにおいても熱変形されやすい問
題が生じる。
おいて有効である反面、剛性が低くなる傾向にあ
る。このため、中空板体の前面板と後面板とにわ
たつてリブを一体に形成し剛性を高めることが考
えられるが、これにおいても熱変形されやすい問
題が生じる。
この発明の目的は、上記の理由に鑑み、剛性及
び耐熱性にすぐれる合成樹脂製中空板体を容易に
製造することができる製造方法を提供することで
ある。
び耐熱性にすぐれる合成樹脂製中空板体を容易に
製造することができる製造方法を提供することで
ある。
以下、この発明の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
説明する。
車両用パツケージトレイなどの合成樹脂製中空
板体１は、前面板２、後面板３及び側周壁４より
中空板状に形成され、前面板２と後面板３との対
向面間にわたつてリブ５が所定の間隔をおいてか
つ両面板２，３と同材質の合成樹脂より一体に形
成されている。リブ５の中央部長手方向には、該
リブ５とは別部材よりなりかつリブ５より剛性及
び耐熱性にすぐれる材質、例えば金属や剛性及び
耐熱性にすぐれる合成樹脂等よりなる平帯状（パ
イプ状でもよい）の強化芯材６がそれぞれ内設さ
れている。
板体１は、前面板２、後面板３及び側周壁４より
中空板状に形成され、前面板２と後面板３との対
向面間にわたつてリブ５が所定の間隔をおいてか
つ両面板２，３と同材質の合成樹脂より一体に形
成されている。リブ５の中央部長手方向には、該
リブ５とは別部材よりなりかつリブ５より剛性及
び耐熱性にすぐれる材質、例えば金属や剛性及び
耐熱性にすぐれる合成樹脂等よりなる平帯状（パ
イプ状でもよい）の強化芯材６がそれぞれ内設さ
れている。
次に、上述した中空板体１を製造する方法につ
いて、第２図から第５図にしたがつて説明する
と、ブロー成形用の対の金型１０，１１のうち、
一方（第３図において右側）の金型１１には、そ
の型面より強化芯材６を所定量だけ浮かせた状態
で保持するための二又状の保持部１２ａを先端に
有する保持具１２が配設されている。これら保持
具１２はシリンダに連結される作動プレート１３
に取りつけられて金型１１の型面に対し進退され
る。
いて、第２図から第５図にしたがつて説明する
と、ブロー成形用の対の金型１０，１１のうち、
一方（第３図において右側）の金型１１には、そ
の型面より強化芯材６を所定量だけ浮かせた状態
で保持するための二又状の保持部１２ａを先端に
有する保持具１２が配設されている。これら保持
具１２はシリンダに連結される作動プレート１３
に取りつけられて金型１１の型面に対し進退され
る。
さて、両金型１０，１１が、第２図と第３図に
示すように型開きした状態において、一方の金型
１１の保持具１２に対し強化芯材６をセツトす
る。そして、ブロー成形用のダイヘツドＨより合
成樹脂のパリソンＰを両金型１０，１１の間に押
出した後、これら両金型１０，１１を第４図に示
すように型閉じする。この状態において、前記両
金型１０，１１間のパリソンＰに圧縮空気を供給
して該パリソンＰを両金型１０，１１の型面及び
強化芯材６の表面に沿つてエアブローする。
示すように型開きした状態において、一方の金型
１１の保持具１２に対し強化芯材６をセツトす
る。そして、ブロー成形用のダイヘツドＨより合
成樹脂のパリソンＰを両金型１０，１１の間に押
出した後、これら両金型１０，１１を第４図に示
すように型閉じする。この状態において、前記両
金型１０，１１間のパリソンＰに圧縮空気を供給
して該パリソンＰを両金型１０，１１の型面及び
強化芯材６の表面に沿つてエアブローする。
上記のエアブローの途中において、強化芯材６
の表面にパリソンの一部が所定量だけエアブロー
されてリブ５の一部が形成されると同時に強化芯
材６の保持具１２が金型１１の型面と同一平面状
をなす位置まで後退する。そして、引き続きエア
ブローによつて、第５図に示すように中空板体１
が成形される。
の表面にパリソンの一部が所定量だけエアブロー
されてリブ５の一部が形成されると同時に強化芯
材６の保持具１２が金型１１の型面と同一平面状
をなす位置まで後退する。そして、引き続きエア
ブローによつて、第５図に示すように中空板体１
が成形される。
上述したように、エアブロー初期において、保
持具１２によつて強化芯材６を保持することで、
強化芯材６の位置ずれを積極的に防止することが
できるため、中空板体１の所定位置に、前記強化
芯材６を肉厚の中心に内設した状態においてリブ
５を正確に成形することができる。
持具１２によつて強化芯材６を保持することで、
強化芯材６の位置ずれを積極的に防止することが
できるため、中空板体１の所定位置に、前記強化
芯材６を肉厚の中心に内設した状態においてリブ
５を正確に成形することができる。
以上述べたように、この発明はブロー成形用の
ダイヘツドより合成樹脂のパリソンを対の金型の
間に押出した後、これら両金型を型閉じするとと
もに、前記パリソンを両金型の型面に沿つてエア
ーブローすることで合成樹脂製中空板体を製造す
る方法であつて、前記両金型のうち、一方の金型
の型面に進退可能に配設された保持具に、剛性及
び耐熱性にすぐれる強化芯材をセツトし、その
後、両金型の間にパリソンを押出した後、両金型
を型閉じし、前記パリソンを両金型の型面及び強
化芯材の表面に沿つてエアブローするとともに、
このエアブローの途中において前記保持具をその
金型の型面と同一平面をなす位置まで後退させる
ことで、前記一方の金型に沿う前面板と、他方の
金型の型面に沿う後面板と、これら前記の両面板
の間にわたり、かつ強化芯材が外部に露出するこ
とがないように内設されるリブを一体に有する中
空板体をブロー成形する合成樹脂製中空板体の製
造方法である。
ダイヘツドより合成樹脂のパリソンを対の金型の
間に押出した後、これら両金型を型閉じするとと
もに、前記パリソンを両金型の型面に沿つてエア
ーブローすることで合成樹脂製中空板体を製造す
る方法であつて、前記両金型のうち、一方の金型
の型面に進退可能に配設された保持具に、剛性及
び耐熱性にすぐれる強化芯材をセツトし、その
後、両金型の間にパリソンを押出した後、両金型
を型閉じし、前記パリソンを両金型の型面及び強
化芯材の表面に沿つてエアブローするとともに、
このエアブローの途中において前記保持具をその
金型の型面と同一平面をなす位置まで後退させる
ことで、前記一方の金型に沿う前面板と、他方の
金型の型面に沿う後面板と、これら前記の両面板
の間にわたり、かつ強化芯材が外部に露出するこ
とがないように内設されるリブを一体に有する中
空板体をブロー成形する合成樹脂製中空板体の製
造方法である。
したがつて、中空板体のブロー成形と同時に、
そのリブに対し強化芯材を内設することができ
て、剛性、耐熱性、耐久性にすぐれる中空板体を
容易にかつ安価に製造することができる効果があ
る。
そのリブに対し強化芯材を内設することができ
て、剛性、耐熱性、耐久性にすぐれる中空板体を
容易にかつ安価に製造することができる効果があ
る。
特に、この発明によれば、一方の金型の型面に
進退可能に配設された保持具に強化芯材をセツト
し、エアブローの途中において、前記保持具をそ
の金型の型面と同一平面をなす位置まで後退させ
ることで、強化芯材の位置ずれを積極的に防止し
ながら中空板付の所定位置に、リブをその肉厚の
中心に強化芯材を内設し、かつ強化芯材を外部に
露出させることなく正確に形成することができ
る。しかも強化芯材が外部に露出することがない
ので、強化芯材の露出によつて外観美が損われる
という不具合が生じない。
進退可能に配設された保持具に強化芯材をセツト
し、エアブローの途中において、前記保持具をそ
の金型の型面と同一平面をなす位置まで後退させ
ることで、強化芯材の位置ずれを積極的に防止し
ながら中空板付の所定位置に、リブをその肉厚の
中心に強化芯材を内設し、かつ強化芯材を外部に
露出させることなく正確に形成することができ
る。しかも強化芯材が外部に露出することがない
ので、強化芯材の露出によつて外観美が損われる
という不具合が生じない。
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第１
図は合成樹脂製中空板体を破断して示す斜視図、
第２図はブロー成形用の金型が型開きした状態を
示す側面図、第３図は第２図の−線平断面
図、第４図は金型が型閉じした状態を示す平断面
図、第５図はエアブローした状態を示す平断面図
である。 １……中空板体、２……前面板、３……後面
板、４……側周壁、５……リブ、６……強化芯
材、１０，１１……金型、１２……保持具、Ｐ…
…パリソン。
図は合成樹脂製中空板体を破断して示す斜視図、
第２図はブロー成形用の金型が型開きした状態を
示す側面図、第３図は第２図の−線平断面
図、第４図は金型が型閉じした状態を示す平断面
図、第５図はエアブローした状態を示す平断面図
である。 １……中空板体、２……前面板、３……後面
板、４……側周壁、５……リブ、６……強化芯
材、１０，１１……金型、１２……保持具、Ｐ…
…パリソン。
Claims (1)
- １ ブロー成形用のダイヘツドより合成樹脂のパ
リソンを対の金型の間に押出した後、これら両金
型を型閉じするとともに、前記パリソンを両金型
の型面に沿つてエアーブローすることで合成樹脂
製中空板体を製造する方法であつて、前記両金型
のうち、一方の金型の型面に進退可能に配設され
た保持具に、剛性及び耐熱性にすぐれる強化芯材
をセツトし、その後、両金型の間にパリソンを押
出した後、両金型を型閉じし、前記パリソンを両
金型の型面及び強化芯材の表面に沿つてエアブロ
ーするとともに、このエアブローの途中において
前記保持具をその金型の型面と同一平面をなす位
置まで後退させることで、前記一方の金型に沿う
前面板と、他方の金型の型面に沿う後面板と、こ
れら前記の両面板の間にわたり、かつ強化芯材が
外部に露出することがないように内設されるリブ
を一体に有する中空板体をブロー成形することを
特徴とする合成樹脂製中空板体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21314682A JPS59103725A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 合成樹脂中空板体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21314682A JPS59103725A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 合成樹脂中空板体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59103725A JPS59103725A (ja) | 1984-06-15 |
| JPS6121125B2 true JPS6121125B2 (ja) | 1986-05-26 |
Family
ID=16634336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21314682A Granted JPS59103725A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 合成樹脂中空板体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59103725A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5087177B1 (ja) * | 2012-04-02 | 2012-11-28 | 株式会社堀口工業所 | 携帯型スロープ装置 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH059329Y2 (ja) * | 1985-10-08 | 1993-03-08 | ||
| DE3730488A1 (de) * | 1987-09-11 | 1989-03-23 | Rehau Ag & Co | Verfahren zur herstellung eines blasformkoerpers |
| JP2813927B2 (ja) * | 1991-06-21 | 1998-10-22 | みのる産業 株式会社 | ブロー成形品 |
| FR2810918B1 (fr) * | 2000-06-28 | 2003-04-11 | Rehau Sa | Procede de fabrication d'un panneau creux rigide, garni d'un revetement sur ses deux faces et panneau ainsi obtenu |
| CN110606253A (zh) * | 2019-10-22 | 2019-12-24 | 杨发兰 | 一种中空板及其制备工艺 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5025513A (ja) * | 1973-06-01 | 1975-03-18 | ||
| JPS51145569A (en) * | 1975-06-09 | 1976-12-14 | Kubota Ltd | Molding machine |
| JPS5232968A (en) * | 1975-09-09 | 1977-03-12 | Ono Sangyo Kk | Blow molding method |
-
1982
- 1982-12-03 JP JP21314682A patent/JPS59103725A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5025513A (ja) * | 1973-06-01 | 1975-03-18 | ||
| JPS51145569A (en) * | 1975-06-09 | 1976-12-14 | Kubota Ltd | Molding machine |
| JPS5232968A (en) * | 1975-09-09 | 1977-03-12 | Ono Sangyo Kk | Blow molding method |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5087177B1 (ja) * | 2012-04-02 | 2012-11-28 | 株式会社堀口工業所 | 携帯型スロープ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59103725A (ja) | 1984-06-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4951986A (en) | Plastic bumper | |
| JPS56120319A (en) | Core material of synthetic resin for sheet of vehicle and its manufacture | |
| JPS6121125B2 (ja) | ||
| JP2555782B2 (ja) | モール及びその製造方法 | |
| JP2001038796A (ja) | ブロー成形品及びブロー成形方法 | |
| JPS61179712A (ja) | 熱可塑性樹脂製箱形ケ−ス本体の製造方法 | |
| JPS5920630A (ja) | モ−ルデイングの製造方法 | |
| JPH0710047A (ja) | 自動車用スポイラー | |
| JPH0216209B2 (ja) | ||
| JPH04120015U (ja) | 自動車外板用パネル部材 | |
| JP2777832B2 (ja) | 車輌用モールデイングおよびその製造方法 | |
| JPH03290227A (ja) | 表皮一体プラスチック中空体の製造方法およびそれに用いる中空成形型 | |
| JPS6337327Y2 (ja) | ||
| JPS6122016Y2 (ja) | ||
| JPH0254213B2 (ja) | ||
| JP2679025B2 (ja) | 樹脂成形品の製造方法 | |
| JP2002193057A (ja) | 自動車用中空体 | |
| JP3052811B2 (ja) | モール及びそのブロー成形方法 | |
| JPS5854018B2 (ja) | ブロ−成形品の製造法 | |
| JPS6322123Y2 (ja) | ||
| JPS647862B2 (ja) | ||
| JPH0622854B2 (ja) | 仕切板付ブロ−成形品の製造方法 | |
| JPS6127236A (ja) | 平板バリソンによるインジエクシヨンブロ−成形法 | |
| JP2000276132A (ja) | 金属表面を有する吹口及びその製造方法 | |
| JP4471187B2 (ja) | ブロー成形品の製造方法 |