JPS647862B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS647862B2 JPS647862B2 JP12443283A JP12443283A JPS647862B2 JP S647862 B2 JPS647862 B2 JP S647862B2 JP 12443283 A JP12443283 A JP 12443283A JP 12443283 A JP12443283 A JP 12443283A JP S647862 B2 JPS647862 B2 JP S647862B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parison
- plate
- mold
- bumper
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 11
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 9
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 2
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 description 5
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 5
- 229920001903 high density polyethylene Polymers 0.000 description 5
- 239000004700 high-density polyethylene Substances 0.000 description 5
- -1 polypropylene, propylene-ethylene Polymers 0.000 description 5
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 4
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 229920000181 Ethylene propylene rubber Polymers 0.000 description 2
- PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N Styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1 PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- OEPOKWHJYJXUGD-UHFFFAOYSA-N 2-(3-phenylmethoxyphenyl)-1,3-thiazole-4-carbaldehyde Chemical compound O=CC1=CSC(C=2C=C(OCC=3C=CC=CC=3)C=CC=2)=N1 OEPOKWHJYJXUGD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004604 Blowing Agent Substances 0.000 description 1
- 239000004721 Polyphenylene oxide Substances 0.000 description 1
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 1
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- XECAHXYUAAWDEL-UHFFFAOYSA-N acrylonitrile butadiene styrene Chemical compound C=CC=C.C=CC#N.C=CC1=CC=CC=C1 XECAHXYUAAWDEL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 1
- 239000004676 acrylonitrile butadiene styrene Substances 0.000 description 1
- 239000003963 antioxidant agent Substances 0.000 description 1
- 229920001400 block copolymer Polymers 0.000 description 1
- 239000000975 dye Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 239000011256 inorganic filler Substances 0.000 description 1
- 229910003475 inorganic filler Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920001684 low density polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000004702 low-density polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000012766 organic filler Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 239000000049 pigment Substances 0.000 description 1
- 229920006122 polyamide resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 description 1
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 1
- 229920000570 polyether Polymers 0.000 description 1
- 229920005672 polyolefin resin Polymers 0.000 description 1
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 description 1
- 229920005604 random copolymer Polymers 0.000 description 1
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R19/00—Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
- B60R19/02—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
- B60R19/18—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects characterised by the cross-section; Means within the bumper to absorb impact
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/30—Vehicles, e.g. ships or aircraft, or body parts thereof
- B29L2031/3044—Bumpers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動車用合成樹脂製バンパーの製造
方法に関する。
方法に関する。
金属製バンパーは重量が重いという欠点があ
り、近年軽量化のために合成樹脂でバンパーを製
作すべく、検討及び実用化が積極的に推進されて
いる。このうち射出成形による板状タイプのもの
は剛性及び衝撃に対するエネルギーの吸収能力が
不充分であり、かつ金型費用も高い。そこで、ブ
ロー成形による中空構造のバンパーが考えられる
が、従来該ブロー成形によるものは分割ブロー成
形されたものを接合したり、一部にのみ凹リブや
凸リブを構成するものであつて、中空体内部の強
度を充分に確保できるものではなかつた。
り、近年軽量化のために合成樹脂でバンパーを製
作すべく、検討及び実用化が積極的に推進されて
いる。このうち射出成形による板状タイプのもの
は剛性及び衝撃に対するエネルギーの吸収能力が
不充分であり、かつ金型費用も高い。そこで、ブ
ロー成形による中空構造のバンパーが考えられる
が、従来該ブロー成形によるものは分割ブロー成
形されたものを接合したり、一部にのみ凹リブや
凸リブを構成するものであつて、中空体内部の強
度を充分に確保できるものではなかつた。
本発明の目的はかかる従来例の不都合を解消
し、ブロー成形による中空構造のバンパーにおい
て、前面、背面の両面板ともに凹凸の少ない平板
体であり、リブや梁を設けるために平面性を損つ
て曲げに対する抵抗を著しく減ずるおそれもな
く、しかも内部に設けるリブを介して両面板が一
体的に連続されるので剛性が高くかつ軽量な合成
樹脂製バンパーを簡単かつ安価に製作できる合成
樹脂製バンパーの製造方法を提供することにあ
る。
し、ブロー成形による中空構造のバンパーにおい
て、前面、背面の両面板ともに凹凸の少ない平板
体であり、リブや梁を設けるために平面性を損つ
て曲げに対する抵抗を著しく減ずるおそれもな
く、しかも内部に設けるリブを介して両面板が一
体的に連続されるので剛性が高くかつ軽量な合成
樹脂製バンパーを簡単かつ安価に製作できる合成
樹脂製バンパーの製造方法を提供することにあ
る。
しかしてこの目的は本発明によれば、一体成形
する中空構造の合成樹脂製バンパーの製造方法に
おいて、ダイから注出したパリソンを金型で両側
から挟み込み、かつパリソン内部に空気を吹き込
むことにより、平板状の前面板とこの前面板に対
向し中央長手方向に凹部を有する背面板とこの両
者を結ぶ上面板、下面板とで形成され、中央が巾
狭で上下が後方に膨出し、また、先にいつて細く
なる折に曲げ部を左右両端から後方に向けて突出
させた中空体を形成し、さらに、パリソンの固化
が始まる前に金型を設けた可動ブレードを金型内
側に一体的に摺動突出させ、該パリソンで押し出
されたパリソンの一部が他方のパリソンに融着し
たあとでこの可動ブレードを後退させることによ
り、前記中央の巾狭部分に前面板と背面板とにわ
たり板状リブを長手方向に前記折り曲げ部付近ま
で連続して、かつ上下小間隔を存して平行に複数
枚同時に形成し、また中空体成形後に背面板の凹
部にステーを取付けることにより達成される。
する中空構造の合成樹脂製バンパーの製造方法に
おいて、ダイから注出したパリソンを金型で両側
から挟み込み、かつパリソン内部に空気を吹き込
むことにより、平板状の前面板とこの前面板に対
向し中央長手方向に凹部を有する背面板とこの両
者を結ぶ上面板、下面板とで形成され、中央が巾
狭で上下が後方に膨出し、また、先にいつて細く
なる折に曲げ部を左右両端から後方に向けて突出
させた中空体を形成し、さらに、パリソンの固化
が始まる前に金型を設けた可動ブレードを金型内
側に一体的に摺動突出させ、該パリソンで押し出
されたパリソンの一部が他方のパリソンに融着し
たあとでこの可動ブレードを後退させることによ
り、前記中央の巾狭部分に前面板と背面板とにわ
たり板状リブを長手方向に前記折り曲げ部付近ま
で連続して、かつ上下小間隔を存して平行に複数
枚同時に形成し、また中空体成形後に背面板の凹
部にステーを取付けることにより達成される。
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
先に本発明方法により製作した合成樹脂製バン
パーについて説明すると、第１図〜第４図に示す
ように該バンパー１は全くの平板からなる前面板
１ａと、該前面板１ａに対向し上下端が後方に向
けて傾斜して突出し中央長手方向に凹部を有する
背面板１ｂとこの両者を結ぶ上面板１ｃ、下面板
１ｄとで形成した中央が巾狭で上下が後方に膨出
する中空体から成り、左右両側から先にいつて細
くなる折り曲げ部１ｅを後方に向けて突出させ
た。
パーについて説明すると、第１図〜第４図に示す
ように該バンパー１は全くの平板からなる前面板
１ａと、該前面板１ａに対向し上下端が後方に向
けて傾斜して突出し中央長手方向に凹部を有する
背面板１ｂとこの両者を結ぶ上面板１ｃ、下面板
１ｄとで形成した中央が巾狭で上下が後方に膨出
する中空体から成り、左右両側から先にいつて細
くなる折り曲げ部１ｅを後方に向けて突出させ
た。
このような中空体の巾狭の中央部で前面板１ａ
と背面板１ｂとに渡り、一体に形成される板状リ
ブ１ｆを該バンパー１の巾狭の中央部長手方向に
上下小間隔で複数枚連続して形成した。
と背面板１ｂとに渡り、一体に形成される板状リ
ブ１ｆを該バンパー１の巾狭の中央部長手方向に
上下小間隔で複数枚連続して形成した。
この板状リブ１ｆは折り曲げ部１ｅの付近ま
で、その端がくるものである。
で、その端がくるものである。
次に、本発明のバンパーの製造方法の原理を説
明すると、図中２０は合成樹脂のパリソン２１を
注出するダイ、２２は分割金型２２ａ，２２ｂか
らなるブロー金型、２３は空気吹込用ピンを示
す。
明すると、図中２０は合成樹脂のパリソン２１を
注出するダイ、２２は分割金型２２ａ，２２ｂか
らなるブロー金型、２３は空気吹込用ピンを示
す。
前記ブロー金型２２の分割金型２２ａ，２２ｂ
には、駆動シリンダロツド２４により前後動され
内部を貫通するように駆動し、かつ前部が内側に
突出する可動ブレード２５を設ける。該可動ブレ
ード２５，２５は摺動突出した際に先端相互が同
一方向に衝合するものとし、また図示は省略した
が、各金型２２ａ，２２ｂにはそれぞれ適宜間隔
で任意位置に複数個を設けるものとする。さら
に、前記シリンダロツド８を有する油圧又は空圧
のシリンダは金型２２に附属させた。
には、駆動シリンダロツド２４により前後動され
内部を貫通するように駆動し、かつ前部が内側に
突出する可動ブレード２５を設ける。該可動ブレ
ード２５，２５は摺動突出した際に先端相互が同
一方向に衝合するものとし、また図示は省略した
が、各金型２２ａ，２２ｂにはそれぞれ適宜間隔
で任意位置に複数個を設けるものとする。さら
に、前記シリンダロツド８を有する油圧又は空圧
のシリンダは金型２２に附属させた。
このようにして、初めに第８図に示すようにダ
イ４から注出したパリソン２１を金型２２ａ，２
２ｂで両側から挟み込み、型締めを行い次いで空
気吹込用ピン７を用いて内部に空気の吹込みを開
始する。それまで、可動ブレード２５，２５は金
型２２ａ，２２ｂの内側には突出しておらず、空
気の吹込みとともに第９図に示すようにパリソン
２１は金型２２ａ，２２ｂの内面に押しつけら
れ、該パリソン２１の固化が始まる前にブレード
２５，２５を摺動させ、金型２２ａ，２２ｂの内
側にこれを突出する。該ブレード２５，２５とと
もにパリソン２１もその先端で押されて突き出さ
れ、このブレード２５，２５の先端が同一方向に
衝合する際、パリソン２１，２１も中央で相互に
融着する（第１０図参照）。
イ４から注出したパリソン２１を金型２２ａ，２
２ｂで両側から挟み込み、型締めを行い次いで空
気吹込用ピン７を用いて内部に空気の吹込みを開
始する。それまで、可動ブレード２５，２５は金
型２２ａ，２２ｂの内側には突出しておらず、空
気の吹込みとともに第９図に示すようにパリソン
２１は金型２２ａ，２２ｂの内面に押しつけら
れ、該パリソン２１の固化が始まる前にブレード
２５，２５を摺動させ、金型２２ａ，２２ｂの内
側にこれを突出する。該ブレード２５，２５とと
もにパリソン２１もその先端で押されて突き出さ
れ、このブレード２５，２５の先端が同一方向に
衝合する際、パリソン２１，２１も中央で相互に
融着する（第１０図参照）。
次いで、パリソン２１の固化がまだ完了しない
うちに第１１図に示すようにブレード２５，２５
を後退させれば、内部に突き出されかつ融着した
パリソン２１の一部は空気圧により圧着され、板
状に形成され補強リブを得ることができ、最後に
第１２図に示すように金型２２ａ，２２ｂを分割
して後退させ、固化した成形品を金型２２外へ取
り出して得る。
うちに第１１図に示すようにブレード２５，２５
を後退させれば、内部に突き出されかつ融着した
パリソン２１の一部は空気圧により圧着され、板
状に形成され補強リブを得ることができ、最後に
第１２図に示すように金型２２ａ，２２ｂを分割
して後退させ、固化した成形品を金型２２外へ取
り出して得る。
なお、本発明の実施に際しては以上の原理をふ
まえて行なう。第５図〜第７図に各工程を示す
と、まず第５図に示すようにダイから注出した合
成樹脂のパリソン２１を分割金型２２ａ，２２ｂ
で両側から挟み込み、該パリソン２１の内部に空
気を吹き込む。このようにして、第１図〜第４図
に示すような前面板１ａ、背面板１ｂ、上面板１
ｃ、下面板１ｄからなる前記のごとき中空体が形
成されようとするが、このパリソン２１が固化す
る前に第６図に示すように可動ブレード２５を金
型２２ａの内側に摺動突出させ、該ブレード２５
で押し出されたパリソン２１の一部はその先端が
金型２２ｂの内面に押しつけられた他方のパリソ
ン２１に融着する。このようにして第７図に示す
ように可動ブレード２５，２５を後退させれば融
着したパリソン２１の一部は空気圧により圧着さ
れ、仕切板状の補強用リブ１ｆを上下小間隔を存
して平行に複数枚同時に形成することができる。
まえて行なう。第５図〜第７図に各工程を示す
と、まず第５図に示すようにダイから注出した合
成樹脂のパリソン２１を分割金型２２ａ，２２ｂ
で両側から挟み込み、該パリソン２１の内部に空
気を吹き込む。このようにして、第１図〜第４図
に示すような前面板１ａ、背面板１ｂ、上面板１
ｃ、下面板１ｄからなる前記のごとき中空体が形
成されようとするが、このパリソン２１が固化す
る前に第６図に示すように可動ブレード２５を金
型２２ａの内側に摺動突出させ、該ブレード２５
で押し出されたパリソン２１の一部はその先端が
金型２２ｂの内面に押しつけられた他方のパリソ
ン２１に融着する。このようにして第７図に示す
ように可動ブレード２５，２５を後退させれば融
着したパリソン２１の一部は空気圧により圧着さ
れ、仕切板状の補強用リブ１ｆを上下小間隔を存
して平行に複数枚同時に形成することができる。
なお、可動ブレード２５は２枚平行して一体的
に動くものを一方の分割金型２２ａのみに設ける
ものとする。
に動くものを一方の分割金型２２ａのみに設ける
ものとする。
前記パリソン２１の材質としてはブロー成形が
可能な熱可塑性樹脂、高密度ポリエチレン、中低
密度ポリエチレン、ポリプロピレン、プロピレン
−エチレンブロツクもしくはランダム共重合体、
または高密度ポリエチレンとポリプロピレンとの
混合物、もしくは高密度ポリエチレン、ポリプロ
ピレンと無定形エチレン−α−オイフイン共重合
体、例えばエチレン−プロピレンゴム、エチレン
−ブテン−１ゴム等との混合物のポリオレフイン
系樹脂、ポリ塩化ビニル、塩化ビニリデン等の塩
化ビニル系樹脂、ポリスチレン、アクリロニトロ
リル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−ブ
タジエン−スチレン共重合体等のスチレン系樹
脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂また
はポリエーテル系樹脂、例えばノリル（商品名）
等があげられる。これらのうちでは高密度ポリエ
チレンとポリプロピレンとの混合物、または高密
度ポリエチレン、ポリプロピレンとエチレン−プ
ロピレンゴムもしくはエチレン−ブテン−１ゴム
との混合物が特に好ましい。なお、これらの樹脂
には必要に応じて酸化防止剤、紫外線吸収剤、発
泡剤、染料、顔料、有機または無機の充填剤を添
加したものを使用できる。
可能な熱可塑性樹脂、高密度ポリエチレン、中低
密度ポリエチレン、ポリプロピレン、プロピレン
−エチレンブロツクもしくはランダム共重合体、
または高密度ポリエチレンとポリプロピレンとの
混合物、もしくは高密度ポリエチレン、ポリプロ
ピレンと無定形エチレン−α−オイフイン共重合
体、例えばエチレン−プロピレンゴム、エチレン
−ブテン−１ゴム等との混合物のポリオレフイン
系樹脂、ポリ塩化ビニル、塩化ビニリデン等の塩
化ビニル系樹脂、ポリスチレン、アクリロニトロ
リル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−ブ
タジエン−スチレン共重合体等のスチレン系樹
脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂また
はポリエーテル系樹脂、例えばノリル（商品名）
等があげられる。これらのうちでは高密度ポリエ
チレンとポリプロピレンとの混合物、または高密
度ポリエチレン、ポリプロピレンとエチレン−プ
ロピレンゴムもしくはエチレン−ブテン−１ゴム
との混合物が特に好ましい。なお、これらの樹脂
には必要に応じて酸化防止剤、紫外線吸収剤、発
泡剤、染料、顔料、有機または無機の充填剤を添
加したものを使用できる。
ところでこのようにして製作されたバンパーを
自動車車体へ取付けるには、Ｔ字形の取付金型を
あるステー３を使用し、該ステー３を背面板１ｄ
の凹部に取付けるが、その取付け部をバンパー内
に超音波でかしめたり、ボルトを超音波で埋込ん
だりする。さらに、予め取付板をインサートして
おきこの取付板にステー３を結合させたり、前記
超音波以外の方法で、予めボルトを埋込んでおい
たりすることも考えられる。第３図中４は取付け
ボルトを示す。そして、前記板状リブ１ｆは適宜
間隔で平行するものが複数枚存するものとし、端
部は少なくとも折り曲げ部１ｅの近付でかつ車体
取付部たるステー３の外側まで延長し、可能な限
り長くする。このようなリブを構成することによ
り、リブは車付取付部を固定支持点とする連続は
りとなり、前面板１ａに強い衝撃が加えられても
充分に対応できるものとなる。
自動車車体へ取付けるには、Ｔ字形の取付金型を
あるステー３を使用し、該ステー３を背面板１ｄ
の凹部に取付けるが、その取付け部をバンパー内
に超音波でかしめたり、ボルトを超音波で埋込ん
だりする。さらに、予め取付板をインサートして
おきこの取付板にステー３を結合させたり、前記
超音波以外の方法で、予めボルトを埋込んでおい
たりすることも考えられる。第３図中４は取付け
ボルトを示す。そして、前記板状リブ１ｆは適宜
間隔で平行するものが複数枚存するものとし、端
部は少なくとも折り曲げ部１ｅの近付でかつ車体
取付部たるステー３の外側まで延長し、可能な限
り長くする。このようなリブを構成することによ
り、リブは車付取付部を固定支持点とする連続は
りとなり、前面板１ａに強い衝撃が加えられても
充分に対応できるものとなる。
以上述べたように本発明の合成樹脂製バンパー
の製造方法は、ブロー成形により一体成形された
中空構造のバンパーを製作するに際し、該バンパ
ーは、リブを介して前面板と背面板とが一体的に
連結され、しかも該リブを設けるにあたり両面板
ともに凹凸を形成することなく、平面性を保つこ
とができ、全体として曲げに対して抵抗力があ
り、剛性が高く、かつ軽量ですむものが得られ
る。
の製造方法は、ブロー成形により一体成形された
中空構造のバンパーを製作するに際し、該バンパ
ーは、リブを介して前面板と背面板とが一体的に
連結され、しかも該リブを設けるにあたり両面板
ともに凹凸を形成することなく、平面性を保つこ
とができ、全体として曲げに対して抵抗力があ
り、剛性が高く、かつ軽量ですむものが得られ
る。
しかも、リブを含めてブロー成形の簡単な工程
で一体成形により生産できるので、安価に量産で
きるものである。
で一体成形により生産できるので、安価に量産で
きるものである。
第１図は本発明方法で製作した合成樹脂製バン
パーの１例を示す一部省略した斜視図、第２図は
同上背面図、第３図は第２図の中央横断平面図、
第４図は第２図の中央縦断側面図、第５図〜第７
図は本発明の製造工程を示す説明図、第８図〜第
１２図は本発明方法の原理を示す説明図である。 １……バンパー、１ａ……前面板、１ｂ……背
面板、１ｃ……上面板、１ｄ……下面板、１ｅ…
…折り曲げ部、１ｆ……板状リブ、２０……ダ
イ、２１……パリソン、２２，２２ａ，２２ｂ…
…金型、２３……空気吹込用ピン、２４……シリ
ンダーロツド、２５……可動ブレード、３……ス
テー、４……取付けボルト。
パーの１例を示す一部省略した斜視図、第２図は
同上背面図、第３図は第２図の中央横断平面図、
第４図は第２図の中央縦断側面図、第５図〜第７
図は本発明の製造工程を示す説明図、第８図〜第
１２図は本発明方法の原理を示す説明図である。 １……バンパー、１ａ……前面板、１ｂ……背
面板、１ｃ……上面板、１ｄ……下面板、１ｅ…
…折り曲げ部、１ｆ……板状リブ、２０……ダ
イ、２１……パリソン、２２，２２ａ，２２ｂ…
…金型、２３……空気吹込用ピン、２４……シリ
ンダーロツド、２５……可動ブレード、３……ス
テー、４……取付けボルト。
Claims (1)
- １ 一体成形する中空構造の合成樹脂製バンパー
の製造方法において、ダイから注出したパリソン
を金型で両側から挟み込み、かつパリソン内部に
空気を吹き込むことにより、平板状の前面板とこ
の前面板に対向し中央長手方向に凹部を有する背
面板とこの両者を結ぶ上面板、下面板とで形成さ
れ、中央が巾狭で上下が後方に膨出し、また、先
にいつて細くなる折り曲げ部を左右両端から後方
に向けて突出させた中空体を形成し、さらに、パ
リソンの固化が始まる前に金型に設けた可動ブレ
ードを金型内側に一体的に摺動突出させ、該パリ
ソンで押し出されたパリソンの一部が他方のパリ
ソンに融着したあとでこの可動ブレードを後退さ
せることにより、前記中央の巾狭部分に前面板と
背面板とにわたり板状リブを長手方向に前記折り
曲げ部付近まで連続して、かつ上下小間隔を存し
て平行に複数枚同時に形成し、また中空体成形後
に背面板の凹部にステーを取付けることを特徴と
した合成樹脂製バンパーの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58124432A JPS6018437A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 合成樹脂製バンパーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58124432A JPS6018437A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 合成樹脂製バンパーの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6018437A JPS6018437A (ja) | 1985-01-30 |
| JPS647862B2 true JPS647862B2 (ja) | 1989-02-10 |
Family
ID=14885337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58124432A Granted JPS6018437A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 合成樹脂製バンパーの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6018437A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0628897B2 (ja) * | 1986-06-30 | 1994-04-20 | 東燃化学株式会社 | 自動車用バンパ−の製造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53120043U (ja) * | 1977-12-16 | 1978-09-25 | ||
| DE3134715A1 (de) * | 1981-09-02 | 1983-08-11 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Biegefestes bauteil, insbesondere stossstange fuer fahrzeuge |
| JPS59230847A (ja) * | 1983-06-14 | 1984-12-25 | Showa Denko Kk | 合成樹脂製衝撃吸収体 |
-
1983
- 1983-07-08 JP JP58124432A patent/JPS6018437A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6018437A (ja) | 1985-01-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2504485C (en) | Impact absorbing member for vehicle | |
| EP0376593B1 (en) | Plastic bumper | |
| JP4303692B2 (ja) | 衝撃エネルギー吸収体 | |
| JP4280153B2 (ja) | 車両用衝撃吸収体 | |
| EP1623880B1 (en) | Shock absorber of car | |
| JPH0628897B2 (ja) | 自動車用バンパ−の製造方法 | |
| WO2008016653A2 (en) | Thermoplastic composite bumper system | |
| US4142757A (en) | Fold down multi-purpose vehicle seat back core or the like automotive structural member | |
| JPS647862B2 (ja) | ||
| JPH06247237A (ja) | 車両用バンパー及びその製造方法 | |
| JP4271476B2 (ja) | 車両用衝撃吸収体 | |
| JP4216923B2 (ja) | 自動車用バンパー芯材の製造方法 | |
| JP3637529B2 (ja) | 板状構造体 | |
| JPS6031940A (ja) | 合成樹脂製バンパ−の製造方法 | |
| JPH0710047A (ja) | 自動車用スポイラー | |
| JP3878825B2 (ja) | 車両用樹脂製フード、およびその製造方法 | |
| JPS6318282Y2 (ja) | ||
| JPS6121125B2 (ja) | ||
| CN210122082U (zh) | 车辆用踏板 | |
| JPH01204871A (ja) | 合成樹脂製トラック用荷台アオリ板及びその製造方法 | |
| JP2631561B2 (ja) | ブロー製品の製造方法 | |
| JP4462924B2 (ja) | 自動車用フロア嵩上げ材の製造方法 | |
| JPS6337327Y2 (ja) | ||
| JP2005132303A (ja) | 車両用衝撃吸収体 | |
| JP2002029341A (ja) | 自動車の衝撃吸収部材 |