JPS6122016Y2 - - Google Patents

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JPS6122016Y2
JPS6122016Y2 JP14034680U JP14034680U JPS6122016Y2 JP S6122016 Y2 JPS6122016 Y2 JP S6122016Y2 JP 14034680 U JP14034680 U JP 14034680U JP 14034680 U JP14034680 U JP 14034680U JP S6122016 Y2 JPS6122016 Y2 JP S6122016Y2
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insert mold
rod
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はブロー成形によつて成形されるプラス
チツクタンクに関し、とりわけ、該プラスチツク
タンクの内部底面に、互いに交差するバツフアプ
レートをタンク本体の成形と同時に突設成形する
ようにしたプラスチツクタンクに関する。
一般に、自動車用燃料タンクは車両走行時の振
動によりタンク内の燃料が大きく揺動してしま
う。このため、タンクの内部底面に突壁状のバツ
フアプレートを立設して、前記燃料の揺動を減衰
するようにしたものが知られている。また、近年
にあつては前記燃料タンクをたとえば、特開昭55
−20157号に示すように合成樹脂によつて形成し
た謂わゆるプラスチツクタンクが用いられつつあ
り、第1図にプラスチツクタンク1の内部底面1
aに稜線形状が略十字状のバツフアプレート2を
形成したものを示す。ところで、前記プラスチツ
クタンク1は第2図に示すようにタンク1外形と
同形に形成した中空部3aを有する金型3を用い
て、この金型3の中空部3a内にパリソン4と称
する中空管状の熱可塑性プラスチツクコンパウン
ドを配置し、該パリソン4内に加圧空気を供給し
て前記中空部3a形状に沿つた中空体を形成する
謂わゆるブロー成形により成形される。一方、前
記バツフアプレート2は前記タンク1のブロー成
形時に同時誤に形成するようにしてある。つま
り、前記金型3の内壁に、第3図にも示すような
平板状のインサート型5を互いに交差して略十字
状に形成したものを突設し、ブロー成形時第4図
に示すようにパリソン4が該インサート型5の側
面に沿つて被覆されるようにしてある。そして、
成形後パリソン4を冷却固化した後、前記金型3
と共にインサート型5を成形体から取除いてバツ
フアプレート2付きの突プラスチツクタンク1を
製造するようにしていた。このため、従来のバツ
フアプレート2は前記インサート型5の先端部で
曲折され、該インサート型5の板厚分だけ互いに
離間した2重壁2a,2bで構成されていた。前
記第1図中、6は燃料注入管である。
しかしながら、かかる従来のバツフアプレート
2にあつては、の成形時にインサート型5の交差
部5a先端にパリソン4がブロー圧に抗して盛り
上つた状態で余分に残つてしまい、どうしても該
バリソン4を前記インサート型5表面に均等厚で
被覆するのは困難で、金型3壁面ッに近づくにつ
れて徐々に薄くなつてしまう。従つて、特に、前
記交差部5aの根元部分5bでは第5図に示すよ
うにパリソン4が著しく薄くなつてしまい、場合
によつては破れてしまうことがある。従つて、完
成後のプラスチツクタンク1のバツフアプレート
2にあつてもその壁2a,2b面が薄くなつて必
要な強度が得られなかつたり、その壁2a,2b
面が破れている場合はそこから燃料が漏出してし
まうという不具合点があつた。
本考案はかかる従来の不具合点に鑑みて、イン
サート型のうち交差部分を構成する少なくともい
ずれか一方のインサート型に、バツフアプレート
の稜線形状に沿つた棒状インサート型を用い、該
バツフアプレートを構成する2重壁を互いに接着
して厚肉状に形成するようにしたものである。
以下本考案の実施例を図に基づいて従来の構成
と同一部分に同一符号を付して詳述する。
第6図は本考案のプラスチツクタンク1をブロ
ー成形する際に、バツフアプレート2を成形する
インサート型10の斜視図で、この実施例にあつ
ては従来と同様に牢インサート型10を略十字形
に配置して交差部10aを構成してある。そし
て、前記インサート型10のうち一方は従来と同
様突平板インサート型11を使用して金型3に固
着してあり、他方にはバツフアプレート2の稜線
形状に沿つて形成した棒状インサート型12を使
用して、この棒状インサート型12を金3に脱可
能に装着してある。このように棒状インサート型
12を用いたインサート型10でバツフアプレー
ト2を成形する際、平板状インサート型11にあ
つては離間した2重壁2a,2bが形成されるの
であるが、前記棒状インサート型12にあつては
第7図の断面図に示すようにパリソン4が前記棒
状インサート型12を包み込むように巻込むと共
に折り返された両壁2a,2bが融着されつつバ
ツフアプレート2部分を形成する。従つて、イン
サート型10の交差部10aの根元部10bは前
記両壁2a,2bが接着されているので、平板状
インサート型11のみを使用した場合に比べて、
より厚肉状に形成できる。
尚、前記金型3からプラスチツクタンク1を取
り除く際には、前記棒状インサート型12は金型
3から離脱してバツフアプレート2内に残留す
る。従つて、前記棒状インサート型12はバツフ
アプレート2の補強部材としての役目をも兼ねる
ことができる。
また、前記インサート型12は一方に平板状イ
ンサート型11、他方に棒状インサート型12を
用いたものを示したが、第8図〜第10図に示す
ように両方を棒状インサート型12にしたもので
もよく、この様に両方を棒状インサート型12に
した場合は、一方のみを棒状インサート型12に
した場合に比べてむしろ交差部10aの延長上で
金型3近傍部分(前記第6図の根元部分10bに
相当する)のバツフアプレート2を厚肉にするこ
とができる。因に第8図は夫々の棒状インサート
型12の交差部10a先端を面一にしたものであ
り、第9図は一方の棒状インサート型12の上に
他方の棒状インサート型12が交差するようにし
たもの、また、第10図は夫々の棒状インサート
型12の交差部10aに窪み10cを形成したも
のである。
更に、第11図は棒状インサート型12のみで
構成したインサート型10の他の実施例を示し、
交差部10a下端と金型3との間に案内棒13を
配設したものである。この案内棒13は金型3側
又は棒状インサート型12側のいずれに固着して
もよく、この実施例では前者の金型3側に固着し
て成形体つまりプラスチツクタンク1から前記案
内棒13を離脱するようにしてある。このよう
に、案内棒13を配設することによつて、ブロー
成形時溶融パリソンがその重量のため、たれ下が
るのを防止することができる。
尚、以上述べたプラスチツクタンク1はバツフ
アプレート2と該タンク1の内側面との間に隙間
が設けられており、燃料の液面がバツフアプレー
ト2の高さより低くなつても、該燃料が前記隙間
を自由に流通できるようにしてあることはいうま
でもない。
また、前記各実施例は、インサート型10を略
十字状に構成したものを示したが、これに限ら
ず、例えば〓字状、〓字状等に構成したものでも
よく、要するに交差部10aが形成されるもので
あればよい。
以上説明したように本考案は互いに交差するイ
ンサート型を内方に突設した中空状のブロー成形
用金型を用いて成形し、前記インサート型先端部
で曲折された2重壁によつて前記インサート型の
端部形状に沿つたバツフアプレートを形成したプ
ラスチツクタンクにおいて、前記インサート型の
うち交差部を構成する少なくともいずれか一方の
インサート型に、前記バツフアプレートの稜線形
状に沿つた棒状インサート型を用い、前記バツフ
アプレートの2重壁を互いに接着するようにした
ので、該バツフアプレート、特にこのバツフアプ
レートの交差部の根元部分を厚肉状に形成するこ
とができ、プラスチツクタンクの強度を十分に確
保することができる。また、バツフアプレートの
2重壁を互いに接着することで、タンク内容積を
増大することができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のプラスチツクタンクの一部を破
断して示した斜視図、第2図は従来のプラスチツ
クタンクの成形時に用いる金型の断面図、第3図
は従来のインサート型の斜視図、第4図は従来の
インサート型によつて成形されるパリソン形状を
示す説明図、第5図は第4図−線から切断し
た断面図、第6図は本考案のプラスチツクタンク
を成形する際に用いるインサート型の一実施例を
示す斜視図、第7図は本考案のプラスチツクタン
クのバツフアプレートを形成するパリソンの成形
状態を示す断面図、第8図〜第11図は本考案の
プラスチツクタンクを成形する際に用いるインサ
ート型の他の実施例を夫々示す斜視図である。 1……プラスチツクタンク、2……バツフアプ
レート、2a,2b……2重壁、3……金型、4
……パリソン、5,10……インサート型、5
a,10a……交差部、12……棒状インサート
型。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに交差するインサート型を内方に突設した
    中空状のブロー成形用金型を用いて成形し、前記
    インサート型先端部で曲折された2重壁によつて
    前記インサート型の端部形状に沿つたバツフアプ
    レートを形成したプラスチツクタンクにおいて、
    前記インサート型のうち交差部枕を構成する少な
    くともいずれか一方のインサート型に、前記バツ
    フアプレートの稜線形状に沿つた棒状インサート
    型を用い、前記バツフアプレートの2重壁を互い
    に接着して構成したことを特徴宙とするプラスチ
    ツクタンク。
JP14034680U 1980-10-01 1980-10-01 Expired JPS6122016Y2 (ja)

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JP14034680U JPS6122016Y2 (ja) 1980-10-01 1980-10-01

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JPS5762124U JPS5762124U (ja) 1982-04-13
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ID=29500266

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JPS5762124U (ja) 1982-04-13

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