JPS6137643Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6137643Y2 JPS6137643Y2 JP9088879U JP9088879U JPS6137643Y2 JP S6137643 Y2 JPS6137643 Y2 JP S6137643Y2 JP 9088879 U JP9088879 U JP 9088879U JP 9088879 U JP9088879 U JP 9088879U JP S6137643 Y2 JPS6137643 Y2 JP S6137643Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- flexible
- main body
- flexible connecting
- connecting portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 claims description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000002087 whitening effect Effects 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、プラスチツクのブロー成形法により
本体と蓋体の如き二構成体およびそれらを連結す
る圧縮薄肉化した屈曲自在連結部を一体に成形し
たプラスチツク容器等における屈曲自在連結部の
構造に関する。
本体と蓋体の如き二構成体およびそれらを連結す
る圧縮薄肉化した屈曲自在連結部を一体に成形し
たプラスチツク容器等における屈曲自在連結部の
構造に関する。
本体と蓋体よりなり、ヒンジ構造によつて蓋体
を開閉自在連結してあるプラスチツク容器にあつ
ては、ヒンジ構造を本体と蓋体と同質材で一体形
成してなる薄肉の屈曲自在連結部としたものが近
時多くなつている。
を開閉自在連結してあるプラスチツク容器にあつ
ては、ヒンジ構造を本体と蓋体と同質材で一体形
成してなる薄肉の屈曲自在連結部としたものが近
時多くなつている。
本体とこれに対して開閉自在の蓋体とを薄肉の
屈曲自在連結部で連結してなるプラスチツク容器
は、通常ブロー成形法によつて成形されるか、薄
肉の屈曲自在連結部は屈曲回数が増すにつれて材
料が疲労し多数の細かい亀裂が筋状に現われる所
謂白化現象を呈し、それがさらに進行するとつい
には破断してしまうことになる。
屈曲自在連結部で連結してなるプラスチツク容器
は、通常ブロー成形法によつて成形されるか、薄
肉の屈曲自在連結部は屈曲回数が増すにつれて材
料が疲労し多数の細かい亀裂が筋状に現われる所
謂白化現象を呈し、それがさらに進行するとつい
には破断してしまうことになる。
ところで、従来上記の如き構造になるプラスチ
ツク容器の寿命は、容器本体部分の破損によるこ
とよりも屈曲自在連結部の破断によることが多い
ので、この部分の屈曲強度の強化を図れば、容器
の耐用年数を大幅に向上させることができること
になる。
ツク容器の寿命は、容器本体部分の破損によるこ
とよりも屈曲自在連結部の破断によることが多い
ので、この部分の屈曲強度の強化を図れば、容器
の耐用年数を大幅に向上させることができること
になる。
本考案は、プラスチツク容器等における屈曲自
在連結部の屈曲強度を、その構造を何ら複雑化す
ることなく大幅に向上させることを目的とするも
のであつて、その構成の要旨は、屈曲自在連結部
の両端部に、それより肉厚の屈曲自在補強部を形
成したことにある。
在連結部の屈曲強度を、その構造を何ら複雑化す
ることなく大幅に向上させることを目的とするも
のであつて、その構成の要旨は、屈曲自在連結部
の両端部に、それより肉厚の屈曲自在補強部を形
成したことにある。
以下、本考案の構成を図面に示した各実施例に
ついて具体的に説明する。
ついて具体的に説明する。
第１図において、１は中空二重壁構造のプラス
チツク容器であつて、２はその本体、３は蓋体で
あり、本体２と蓋体３は圧縮薄肉化した屈曲自在
連結部４によつて連結され、本体２に対して蓋体
３が屈曲自在連結部４をヒンジとして開閉自在と
なつている。この屈曲自在連結部４の両端には、
それよりやや厚肉の屈曲自在補強部５を一体に形
成して屈曲自在連結部の構造としている。
チツク容器であつて、２はその本体、３は蓋体で
あり、本体２と蓋体３は圧縮薄肉化した屈曲自在
連結部４によつて連結され、本体２に対して蓋体
３が屈曲自在連結部４をヒンジとして開閉自在と
なつている。この屈曲自在連結部４の両端には、
それよりやや厚肉の屈曲自在補強部５を一体に形
成して屈曲自在連結部の構造としている。
上記二重壁構造のプラスチツク容器１は、第３
図に示すようにブロー成形法によつて成形され
る。すなわち、押出ダイ６より押出したバリスン
７を分割形式の金型８，８′に挾込み、かつ加圧
流体を圧入して、本体２、蓋体３および屈曲自在
連結部４をその屈曲自在補強部５とともに一体的
に形成する。このため、屈曲自在連結部４はバリ
スン７が圧縮された構造となる。
図に示すようにブロー成形法によつて成形され
る。すなわち、押出ダイ６より押出したバリスン
７を分割形式の金型８，８′に挾込み、かつ加圧
流体を圧入して、本体２、蓋体３および屈曲自在
連結部４をその屈曲自在補強部５とともに一体的
に形成する。このため、屈曲自在連結部４はバリ
スン７が圧縮された構造となる。
屈曲自在連結部４と一体に形成される屈曲自在
補強部５は、第４図に示すように、屈曲自在連結
部４の両端方向に幅が広がる形状にしたり、また
両端のみでなく中央部にも形成してもよい。
補強部５は、第４図に示すように、屈曲自在連結
部４の両端方向に幅が広がる形状にしたり、また
両端のみでなく中央部にも形成してもよい。
第５図、第６図および第７図はそれぞれ本考案
の他例であつて、第５図の実施例は、蓋体３側の
係止具９と蓋体３との連結部１０に実施した例で
あり、第６図の実施例はプラスチツクタンク１１
の連結部１２および取付ブラケツト部１３に実施
した例であり、また第７図は本体、蓋体等に取付
ける取付構成体１４，１４の連結部１５に実施し
た例である。このほかにも、本考案は二構成体の
連結部に種々の態様で実施することができる。例
えば本体２と把手との連結等がその例である。
の他例であつて、第５図の実施例は、蓋体３側の
係止具９と蓋体３との連結部１０に実施した例で
あり、第６図の実施例はプラスチツクタンク１１
の連結部１２および取付ブラケツト部１３に実施
した例であり、また第７図は本体、蓋体等に取付
ける取付構成体１４，１４の連結部１５に実施し
た例である。このほかにも、本考案は二構成体の
連結部に種々の態様で実施することができる。例
えば本体２と把手との連結等がその例である。
本考案に係る屈曲自在連結部の構造は以上の通
りであるが、屈曲自在連結部４の少なくとも両端
部に上記二構成体と連設するようそれよりやや厚
肉の屈曲自在補強部５を一体に形成したことによ
り、その屈曲強度が大幅に向上され、しかも屈曲
自在補強部５は極く一部に設けられているのみで
あるから、屈曲自在連結部４の屈曲性をそこなう
ことはほとんどない。特に屈曲自在連結部４の剥
離や白化現象はその端部より内方へ進行するの
で、屈曲自在連結部４の少なくとも両端部に屈曲
自在補強部５を形成したことにより、これらの現
象を最も効果的に抑制することができる。また、
第２図の如く、本体２と蓋体３とを連結する屈曲
自在連結部４の内側に厚肉とした屈曲自在補強部
５を形成すれば、外観上の体栽を損なうことなく
繰返し屈曲強度を向上することができる。なお、
本体と蓋体の如き、二構成体と屈曲自在連結部を
ブロー成形法等にて一体に形成する場合、該屈曲
自在連結部は成形金型の合わせ面上（バーテイン
グライン上）に形成される。また本考案の屈曲自
在連結部の肉厚は0.1〜2.0mm、好ましくは0.2〜
1.0mmであり、屈曲自在補強部の肉厚は該屈曲自
在連結部の1.2倍〜５倍、好ましくは1.2倍〜３倍
である。またブロー成形法で形成するときは、パ
リスンの圧縮前の肉厚と圧縮後の肉厚との比（圧
縮比）は２以上好ましくは５以上である。圧縮比
が２未満であると、繰返し屈曲を行う場合容易に
剥離等が発生し易く、繰返し屈曲特性に劣る。
りであるが、屈曲自在連結部４の少なくとも両端
部に上記二構成体と連設するようそれよりやや厚
肉の屈曲自在補強部５を一体に形成したことによ
り、その屈曲強度が大幅に向上され、しかも屈曲
自在補強部５は極く一部に設けられているのみで
あるから、屈曲自在連結部４の屈曲性をそこなう
ことはほとんどない。特に屈曲自在連結部４の剥
離や白化現象はその端部より内方へ進行するの
で、屈曲自在連結部４の少なくとも両端部に屈曲
自在補強部５を形成したことにより、これらの現
象を最も効果的に抑制することができる。また、
第２図の如く、本体２と蓋体３とを連結する屈曲
自在連結部４の内側に厚肉とした屈曲自在補強部
５を形成すれば、外観上の体栽を損なうことなく
繰返し屈曲強度を向上することができる。なお、
本体と蓋体の如き、二構成体と屈曲自在連結部を
ブロー成形法等にて一体に形成する場合、該屈曲
自在連結部は成形金型の合わせ面上（バーテイン
グライン上）に形成される。また本考案の屈曲自
在連結部の肉厚は0.1〜2.0mm、好ましくは0.2〜
1.0mmであり、屈曲自在補強部の肉厚は該屈曲自
在連結部の1.2倍〜５倍、好ましくは1.2倍〜３倍
である。またブロー成形法で形成するときは、パ
リスンの圧縮前の肉厚と圧縮後の肉厚との比（圧
縮比）は２以上好ましくは５以上である。圧縮比
が２未満であると、繰返し屈曲を行う場合容易に
剥離等が発生し易く、繰返し屈曲特性に劣る。
これを要するに、本考案は、プラスチツクのブ
ロー成形法により本体と蓋体の如き二構成体およ
びそれらを連結する圧縮薄肉化した屈曲自在連結
部を一体に成形したプラスチツク容器等におい
て、上記屈曲自在連結部の少なくとも両端部に、
それより厚肉の屈曲自在補強部を上記二構成体と
連設するように形成したものであるから、屈曲自
在連結部の屈曲強度をその構造を何ら複雑化する
ことなく大幅に増強させることができ、特にブロ
ー成形法により圧縮薄肉化した屈曲自在連結部の
剥離や、多数の細かい亀裂が筋状に現われる所謂
白化現象が両端部から内方進行するのを効果的に
抑制して、プラスチツク容器等の耐用年数を大い
に向上させることができる等、きわめて有用性の
高い効果が得られるものである。
ロー成形法により本体と蓋体の如き二構成体およ
びそれらを連結する圧縮薄肉化した屈曲自在連結
部を一体に成形したプラスチツク容器等におい
て、上記屈曲自在連結部の少なくとも両端部に、
それより厚肉の屈曲自在補強部を上記二構成体と
連設するように形成したものであるから、屈曲自
在連結部の屈曲強度をその構造を何ら複雑化する
ことなく大幅に増強させることができ、特にブロ
ー成形法により圧縮薄肉化した屈曲自在連結部の
剥離や、多数の細かい亀裂が筋状に現われる所謂
白化現象が両端部から内方進行するのを効果的に
抑制して、プラスチツク容器等の耐用年数を大い
に向上させることができる等、きわめて有用性の
高い効果が得られるものである。
図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
１図はプラスチツク容器の開蓋状態斜視図、第２
図は第１図のＡ−A′断面図、第３図はプラスチ
ツク容器の成形態様を示す断面略図、第４図は屈
曲自在連結部の構成の他例図、第５図、第６図お
よび第７図はそれぞれ二構成体の他例を示す斜視
図である。 １……プラスチツク容器、２……本体、３……
蓋体、４……屈曲自在連結部、５……屈曲自在補
強部。
１図はプラスチツク容器の開蓋状態斜視図、第２
図は第１図のＡ−A′断面図、第３図はプラスチ
ツク容器の成形態様を示す断面略図、第４図は屈
曲自在連結部の構成の他例図、第５図、第６図お
よび第７図はそれぞれ二構成体の他例を示す斜視
図である。 １……プラスチツク容器、２……本体、３……
蓋体、４……屈曲自在連結部、５……屈曲自在補
強部。
Claims (1)
- プラスチツクのブロー成形法により本体と蓋体
の如き二構成体およびそれらを連結する圧縮薄肉
化した屈曲自在連結部を一体に成形したプラスチ
ツク容器等において、上記屈曲自在連結部の少な
くとも両端部に、それより厚肉の屈曲自在補強部
を上記二構成体と連設するように形成したことを
特徴とする屈曲自在連結部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9088879U JPS6137643Y2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9088879U JPS6137643Y2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5610043U JPS5610043U (ja) | 1981-01-28 |
| JPS6137643Y2 true JPS6137643Y2 (ja) | 1986-10-31 |
Family
ID=29323982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9088879U Expired JPS6137643Y2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6137643Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-03 JP JP9088879U patent/JPS6137643Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5610043U (ja) | 1981-01-28 |
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