JPS629209Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS629209Y2 JPS629209Y2 JP16541382U JP16541382U JPS629209Y2 JP S629209 Y2 JPS629209 Y2 JP S629209Y2 JP 16541382 U JP16541382 U JP 16541382U JP 16541382 U JP16541382 U JP 16541382U JP S629209 Y2 JPS629209 Y2 JP S629209Y2
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- JP
- Japan
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- wall
- bottom outer
- legs
- lid
- rising portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、熱可塑性プラスチツクをブロー成形
して中空二重壁構造に構成したプラスチツク容器
に関するものである。
して中空二重壁構造に構成したプラスチツク容器
に関するものである。
従来、熱可塑性プラスチツクよりなる中空二重
壁構造のプラスチツク容器は、第４図に示したよ
うに、加熱溶融して可塑化されたポリエチレン等
の熱可塑性プラスチツクを押出ダイａより筒状の
パリスンｂとして押出し、このパリスンｂを凸形
キヤビテイｃ、凹形キヤビテイｄを有する分割形
式の金型で閉鎖した後、パリスンｂ内に吹込針ｅ
より圧力流体を吹込み、ブロー成形して製造して
いるが、中空二重壁の外壁はその内壁に比べてブ
ロー比が高いので、外壁は内壁より薄肉となる。
特に、外壁の角部はさらにブロー比が高くなるの
で、外壁の平面部よりもさらに薄肉化し、外壁の
角部付近に容器の足を一体成形するものでは、足
の強度が低くなり、その機能がそこなわれる。
壁構造のプラスチツク容器は、第４図に示したよ
うに、加熱溶融して可塑化されたポリエチレン等
の熱可塑性プラスチツクを押出ダイａより筒状の
パリスンｂとして押出し、このパリスンｂを凸形
キヤビテイｃ、凹形キヤビテイｄを有する分割形
式の金型で閉鎖した後、パリスンｂ内に吹込針ｅ
より圧力流体を吹込み、ブロー成形して製造して
いるが、中空二重壁の外壁はその内壁に比べてブ
ロー比が高いので、外壁は内壁より薄肉となる。
特に、外壁の角部はさらにブロー比が高くなるの
で、外壁の平面部よりもさらに薄肉化し、外壁の
角部付近に容器の足を一体成形するものでは、足
の強度が低くなり、その機能がそこなわれる。
そこで、本考案は、熱可塑性プラスチツクをブ
ロー成形して構成した中空二重壁構造のプラスチ
ツクケースにおいて、底部外壁に一体に突出成形
した足の強度がそこなわれることのないものを得
ることを目的とするものである。
ロー成形して構成した中空二重壁構造のプラスチ
ツクケースにおいて、底部外壁に一体に突出成形
した足の強度がそこなわれることのないものを得
ることを目的とするものである。
本考案は、上記目的を達成するため、特にその
構成を、熱可塑性プラスチツクをブロー成形して
中空二重壁構造に構成したものであつて、底部外
壁に足を一体に突出形成すると共に、該足と底部
外壁との間に立上り部を一体に突出形成したこと
を特徴とするプラスチツク容器としたものであ
る。そして、この構成により、底部外壁に一体に
突出成形する足の角部が極度に薄肉化しないよう
にすることができ、十分な強度の足を備えたプラ
スチツク容器を得ることができる。
構成を、熱可塑性プラスチツクをブロー成形して
中空二重壁構造に構成したものであつて、底部外
壁に足を一体に突出形成すると共に、該足と底部
外壁との間に立上り部を一体に突出形成したこと
を特徴とするプラスチツク容器としたものであ
る。そして、この構成により、底部外壁に一体に
突出成形する足の角部が極度に薄肉化しないよう
にすることができ、十分な強度の足を備えたプラ
スチツク容器を得ることができる。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
第１図および第２図において、１は容器本体、
２は蓋体であつて、容器本体１と蓋体２はヒンジ
部３によつて一体に連結されており、容器本体１
に対して蓋体２は開閉自在となつている。容器本
体１および蓋体２は熱可塑性プラスチツクをブロ
ー成形によつて中空二重壁構造に構成され、ヒン
ジ部３はそのブロー成形時に圧縮薄肉化して屈曲
自在に形成されたものである。容器本体１の底部
外壁１ａには足４，４が一体に突出形成されてお
り、かつ該足４，４と底部外壁１ａとの間には立
上り部５，５が一体に突出形成されている。ま
た、蓋体２の底部外壁２ａにも同様に足４および
立上り部５が一体に突出形成されている。上記底
部外壁１ａ，２ａは、容器本体１に蓋体２を閉じ
て置いた水平面Ｌを基準としてそれぞれ内方に傾
斜し（傾斜角αは５゜〜35゜）、各立上り部５は
水平面Ｌとほぼ平行に、各足４は水平面Ｌを基準
として上記底部外壁１ａ，２ａと反対にほぼ等角
度βで外方に傾斜する形状をなしている。そし
て、立上り部５の高さH1は足４の高さH2より高
く形成されており、さらに立上り部５の幅D1は
足４の幅D2よりも広く形成されていて、しか
も、足４の面積は立上り部５の面積より大となつ
ている。立上り部５は、図示を省略したが底部外
壁１ａ，２ａから足４に至るまでを複数の段階状
に形成したものであつてもよい。また、立上り部
５の基端付近の底部外壁１ａ，２ａと、これに対
応する内壁１ｂ，２ｂと溶着して一体化し、底部
外壁１ａ，２ａの補強部６としている。なお、７
は手さげ用ハンドルである。
２は蓋体であつて、容器本体１と蓋体２はヒンジ
部３によつて一体に連結されており、容器本体１
に対して蓋体２は開閉自在となつている。容器本
体１および蓋体２は熱可塑性プラスチツクをブロ
ー成形によつて中空二重壁構造に構成され、ヒン
ジ部３はそのブロー成形時に圧縮薄肉化して屈曲
自在に形成されたものである。容器本体１の底部
外壁１ａには足４，４が一体に突出形成されてお
り、かつ該足４，４と底部外壁１ａとの間には立
上り部５，５が一体に突出形成されている。ま
た、蓋体２の底部外壁２ａにも同様に足４および
立上り部５が一体に突出形成されている。上記底
部外壁１ａ，２ａは、容器本体１に蓋体２を閉じ
て置いた水平面Ｌを基準としてそれぞれ内方に傾
斜し（傾斜角αは５゜〜35゜）、各立上り部５は
水平面Ｌとほぼ平行に、各足４は水平面Ｌを基準
として上記底部外壁１ａ，２ａと反対にほぼ等角
度βで外方に傾斜する形状をなしている。そし
て、立上り部５の高さH1は足４の高さH2より高
く形成されており、さらに立上り部５の幅D1は
足４の幅D2よりも広く形成されていて、しか
も、足４の面積は立上り部５の面積より大となつ
ている。立上り部５は、図示を省略したが底部外
壁１ａ，２ａから足４に至るまでを複数の段階状
に形成したものであつてもよい。また、立上り部
５の基端付近の底部外壁１ａ，２ａと、これに対
応する内壁１ｂ，２ｂと溶着して一体化し、底部
外壁１ａ，２ａの補強部６としている。なお、７
は手さげ用ハンドルである。
第３図には前記構成の他例が示されている。こ
の実施例においては、容器本体１および蓋体２の
側面外壁１ｃ，２ｃと底部外壁１ａ，２ａとの接
続角部を面取り部１ｄ，２ｄとし、さらに面取り
部１ｄ，２ｄと足４の外側面４ａおよび立上り部
５の外側面５ａを同一平面に形成すると共に、各
立上り部５の三方の基端をすべて内壁１ｂ，２ｂ
に溶着して補強部６としている。また、容器本体
１側には、２つの足４，４が形成されているが、
この２つの足４，４に対応する立上り部５は一連
に形成されている。
の実施例においては、容器本体１および蓋体２の
側面外壁１ｃ，２ｃと底部外壁１ａ，２ａとの接
続角部を面取り部１ｄ，２ｄとし、さらに面取り
部１ｄ，２ｄと足４の外側面４ａおよび立上り部
５の外側面５ａを同一平面に形成すると共に、各
立上り部５の三方の基端をすべて内壁１ｂ，２ｂ
に溶着して補強部６としている。また、容器本体
１側には、２つの足４，４が形成されているが、
この２つの足４，４に対応する立上り部５は一連
に形成されている。
なお、ケース本体１、蓋体２およびヒンジ部３
を構成する熱可塑性プラスチツクとしては、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル等、ブロ
ー成形可能なプラスチツクが用いられる。
を構成する熱可塑性プラスチツクとしては、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル等、ブロ
ー成形可能なプラスチツクが用いられる。
以上のように構成されたものにおいては、容器
本体１および蓋体２の底部外壁１ａ，２ａに各足
４が一体に突出形成されているが各足４と底部外
壁１ａ，２ａとの間には立上り部５が一体に突出
形成されているので、容器本体１、蓋体２および
ヒンジ部３のブロー成形にあたつて、足４の部分
のブロー比を比較的低くすることができ、その部
分が極度に薄肉化するのを避けることができる。
このため、足４の強度をそこなうことがなく、容
器の落下等によつて足４が強い衝撃を受けても、
その変形や破損を防止することができる。
本体１および蓋体２の底部外壁１ａ，２ａに各足
４が一体に突出形成されているが各足４と底部外
壁１ａ，２ａとの間には立上り部５が一体に突出
形成されているので、容器本体１、蓋体２および
ヒンジ部３のブロー成形にあたつて、足４の部分
のブロー比を比較的低くすることができ、その部
分が極度に薄肉化するのを避けることができる。
このため、足４の強度をそこなうことがなく、容
器の落下等によつて足４が強い衝撃を受けても、
その変形や破損を防止することができる。
なお、各立上り部５の基端部とそれに対応する
内壁１ｂ，２ｂを溶着して補強部６としてあるの
で、さらに足４の強度向上を図ることができる。
また、底部外壁１ａ，２ａが水平面Ｌに対して傾
斜状に形成されており、底面外壁１ａ，２ａのこ
の傾斜によつて足４の突出部を比較部低くするこ
とが可能となるのでこれらの部分のブロー比を低
くして薄肉化を抑制し、強度を向上させることが
でき、しかも、ブロー成形時に成形物を型から容
易に離脱させることができる。
内壁１ｂ，２ｂを溶着して補強部６としてあるの
で、さらに足４の強度向上を図ることができる。
また、底部外壁１ａ，２ａが水平面Ｌに対して傾
斜状に形成されており、底面外壁１ａ，２ａのこ
の傾斜によつて足４の突出部を比較部低くするこ
とが可能となるのでこれらの部分のブロー比を低
くして薄肉化を抑制し、強度を向上させることが
でき、しかも、ブロー成形時に成形物を型から容
易に離脱させることができる。
図面は本考案に係るプラスチツク容器の実施例
を示すものであつて、第１図は全体の斜視図、第
２図は一部の縦断側面図、第３図は他の実施例を
示す一部を破断した要部の斜視図、第４図は従来
のブロー成形態様を示した縦断面図である。 １……容器本体、２……蓋体、１ａ，２ａ……
底部外壁、１ｂ，２ｂ……内壁、３……ヒンジ
部、４……足、５……立上り部、６……補強部。
を示すものであつて、第１図は全体の斜視図、第
２図は一部の縦断側面図、第３図は他の実施例を
示す一部を破断した要部の斜視図、第４図は従来
のブロー成形態様を示した縦断面図である。 １……容器本体、２……蓋体、１ａ，２ａ……
底部外壁、１ｂ，２ｂ……内壁、３……ヒンジ
部、４……足、５……立上り部、６……補強部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 熱可塑性プラスチツクをブロー成形して中空
二重壁構造に構成したものであつて、底部外壁
に足を一体に突出形成すると共に、該足と底部
外壁との間に立上り部を一体に突出形成したこ
とを特徴とするプラスチツク容器。 (2) 立上り部の基端付近の外壁と、これに対応す
る内壁とを溶着して一体化したことを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第１項記載のプラス
チツク容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16541382U JPS5969124U (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | プラスチツク容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16541382U JPS5969124U (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | プラスチツク容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5969124U JPS5969124U (ja) | 1984-05-10 |
| JPS629209Y2 true JPS629209Y2 (ja) | 1987-03-04 |
Family
ID=30362405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16541382U Granted JPS5969124U (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | プラスチツク容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5969124U (ja) |
-
1982
- 1982-10-30 JP JP16541382U patent/JPS5969124U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5969124U (ja) | 1984-05-10 |
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