JPS61211230A - ワ−ク送出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、積上げ台から１枚づつワークを送り出しうる
ワーク送出し装置に関する。

〔背景技術〕

例えば、壁体、床体などを建築用パネルを用いて形成す
る乾式１法の建築物においては、家屋の剛性を向上する
ために、強度、剛性を増大したいわゆる耐力壁パネルが
、適宜の位置に取付けられる。

このような耐力壁パネルは、第２図に略本するごと（、
枠材を矩形に接合した基部Ａの上両端に、梁への固定用
の長片状の取付片Ｂ、Ｂを、又下両端ぶには、基礎に取
付けるためのＬ字の脚片Ｃ１Ｃを溶着している。

又この取付片Ｂ、脚片Ｃは、基部Ａの表裏からいずれも
等しい長さをはみだして取付けられる。

又このようなワークＷは、その生産工程において、積上
げたうえ、該積上げ体からワークＷを１つづつ取出すこ
とが必要となる場合が多い。なお積上げに際しては、前
記取付片Ｂが互い違いとなるごとく重置される。

このとき、最上段のワークＷを取出すべく、単にワーク
Ｗを押し出すときには、前記取付片Ｂのはみ出し部分Ｂ
ｌが下のワークＷと干渉し、２枚送るとなり、その押し
出し作業を阻害し、円清な取出しを困難とする。

なおマグネットを用いてその吸着により、ワーりを持ち
上げつつ押進具により押進し、送り出しうるワーク送出
し装置も存在するがマグネット吸着では吸着力に安定を
欠くとともに、ワークが非磁性体である場合には採用し
得ないという問題がある。

〔発明の目的〕

本発明は、スライドアームにワークを支承でき、かつは
ね上げ可能な爪部を有する釣具を用いることを基本とし
て、前記したはみ出し部分が端部に存在するワークをも
効率よく送り出しでき作業能率を向上し、前記問題点を
解決しつるとともに、信頼性に優れかつ操作の確実なワ
ーク送出し装置の提供を目的としている。

〔発明の開示〕

以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。

図において、ワーク送出し装置１は、ワークＷを積上げ
る積上げ台２の後端に受取り台３を設けるとともに、積
上げ台２の前端に、スライドアーム４に上下動自在な釣
具５を配した持上げ具６と、ワークＷを押進する押進具
７とからなる送出し機９を配している。

ワークＷは、乾式１法の建築物において、耐力壁パネル
として用いる枠体であり、溝形材等からなる縦の枠材２
１．２１、横の枠材２２．２２を溝部を内向きに短形に
配した外枠内に、斜材２３を菱形に配した基部Ａを具え
、基部Ａには横の枠材２２．２２に内方に向かって水平
に張出す矩形板状をなす１対の張出し片１２．１２が対
向して付設される。又基部Ａの上両端には、取付片Ｂ、
Ｂを、又下両端には脚片Ｃ，Ｃを溶着している。

取付片Ｂは、長片体であり、基部Ａの表裏から夫々はみ
出したはみ出し部分Ｂ１を具える。又脚片Ｃは、垂直辺
２６の下端の外向きの水平片２７を設けたＬ字をなし、
基部Ａの表裏からはみ出すとともに、継ぎ片２９が、横
の枠材２２との間に架設される。又ワークＷは、前記取
付片Ｂが互い違いとなるごとく積上げられ、又積上げに
より、前記垂直片２６が重なり合う。

なおワークＷは、取付片Ｂにより梁材に、又脚片Ｃによ
って基礎に固定されるとともに、前記脚片Ｃの水平片２
７の外縁は、基部Ａの側面から、縦の枠材２１の巾寸度
よりも広い間隔を隔てる。

前記積上げ台２は、下枠３０と上枠３１との間に交叉リ
ンク３２を配し、その開閉により上枠３１を昇降する周
知構成の昇降テーブルからなる。

又積上げ台２には、該積上げ台２に側設する搬入コンベ
ヤ３４から、パレット３５上に積上げた前記ワークＷが
、前記取付片Ｂを、送出し機９に向けて搬入される。

なお積上げ台２は、ワークＷの厚さ寸度ごと、上枠３Ｉ
を上昇さ廿うるとともに、上枠３！には、送込み用のロ
ーラコンベヤが付設される。

前記受取り台３は本例ではベルトコンベヤからなり、最
上段のワークＷ下面と、搬送面が斉一し、又受取り台３
には、ワークＷに加工を施す加工機８を連設する。

前記送出し機９は、前記のごとく、持上げ具６と押進具
７とからなる。

持上げ臭６は、前記積上げ台２の前方近傍に立設する支
台４０の上面に、幹部３９を介して、前記スライドアー
ム４を前後動自在に支持する。

前記幹部３９は、前記支台４０の上面に固定した減速電
動機Ｍ１の上向きの出力軸に、該出力軸に嵌り合う基部
４１に角筒状のガイド４２を一体に形成する揺動腕４４
を取付ける。

前記スライドアーム４は、３段に伸縮する鏡胴体４３を
具え該鏡胴体４３を前記ガイド４２内部に嵌入すること
により、前記揺動腕４４に伸縮自在に支持される。

前記スライドアーム４には、その先端にスライドアーム
４、揺動腕４４の各内部を挿通ずる紐体４５の一端が係
止され、該紐体４６の他端は、前記幹部３９背面に取付
く捲取具４６にのびている。

捲取具４６は、ブレーキ付減速電動機Ｍ２の出力軸にト
ルクリミッタ−４７を介して、前記紐体を巻回する階数
ドラム４９を取付ける。捲取具４６は前記減速電動１ｉ
１ｊＭ２の駆動によって紐体４５を巻取り、その巻取り
によりスライドアーム４を縮小し、又スライドアーム４
の伸長に際しては、減速電動機Ｍ２を停止した・）え、
トルクリミッタ４７をスリップさせつつ紐体４５を繰出
すことによって、スライドアーム４の逸走を抑制する。

スライドアーム４には、その先端下面に昇降シリンダ５
１を付設するとともに、該昇降シリンダ５１の角軸から
なる下向き゛ロッドに、前記釣具５を取付け、従って咳
釣具５は昇降シリンダ５１の伸縮によって上下動出来る
。

前記釣具５は、前記昇降シリンダ５１に取付く上板から
、１対の耳片を下段するブラケッ１−５２に、該ブラケ
ット５２に固定される減速電動機Ｍ３の出力軸に結合す
る回転軸５３を枢支するとともに、該回転軸５３には、
下端に支台４０に向く爪部１１を具える。支杆５４が固
着される。

従って、爪部１１は減速電動機Ｍ３の駆動によって、前
方に向かってはね上がりうる。

なお前記釣具５は、昇降シリンダ５１を伸長させかつ前
記減速電動機Ｍ３駆動によって爪部１１は回動し、第６
図に示す張出し片１２の前端部に下方に潜入する。又、
前記昇降シリンダ５１の縮小により、爪部１１は張出し
片１２を支承できかつ持上げうる。

又前記スライドアーム４は、減速電動機Ｍ１の駆動によ
り、第１図に一点鎖線で示すごとく、外向きに役７０〜
９０度の範囲で回動しうる。

前記押進具７は、本実施例では、長尺のシリンダ５５か
らなり、該シリンダ５５は、角軸からなるロッドを積上
げ台２に向けかつその先端の横長の押片５６が、前記釣
具５によって持上げられるワークＷを、受取り台３に向
けて押進でき、その伸長によって端部を該受取り台３上
に載置させうる。

〔作用〕

然して、スライドアーム４が積上げ台２に向く状態にお
いて、第３図に示すごとく、昇降シリンダ５１を下降し
かつ爪部１１を回動し、張出し片１２下方に潜入させる
。又昇降シリンダ５１を縮小し、前記張出し片１２を該
つへ１１によって支承するとともに、ワークＷを前記は
み出し部分Ｂ１をこえて持上げる。

又シリンダ５５の伸長とともに、押片５は、前記はみ出
し部分Ｂ１をこえて持上げたワークＷを受取り台３に向
け押進する。なおスライドアーム４は、紐体４５によっ
て後方に付勢されつつ先端が前進することによって、釣
具５の惰行による先行前進を防止でき、爪部１１は確実
に張出し片１２を保持しうる。

又取付片Ｂが、第４図に示すように、下段の取付片Ｂを
こえた状態にて、シリンダ５５の停止に先立ち昇降シリ
ンダ５Ｌを伸長し、かつ爪部１１をはね上げワークＷを
解放する。そのとき、取付片Ｂは、縦の枠材２１上に載
置され、原線の枠材２１上を滑りつつ、前記押進具７に
より押進する。

なお昇降シリンダ５１を縮小するとともに、減速モータ
Ｍ２が駆動し、紐体４５の巻取りによりスライドアーム
４を伸縮させ、元の位置に戻す。

又シリンダ５５は、ワークＷを、第５図に示すごとく受
取り台３に移載したのち復帰することにより、ワークＷ
の送り出しを終了する。

取出し完了の信号によって、前記減速電動機Ｍ１を駆動
し、スライドアーム４を約直角方向に解放し、あらたな
次のワークＷを前記搬入コンベヤ３４から供給する。し
かる後スライドアーム４が掩取具４６に紐体４５を巻取
ることにより復帰し次の取出し作業を開始する。

なお第７図に釣具５の池の例を示す０本例では、昇降シ
リンダ５１の下端に取付くブラケット５２に、爪部１１
．１１を向き合い配される１対の支杆５４．５４をピン
支するとともに、支杆５４．５４の間にシリンダ等の伸
縮具５７を枢着する。

爪部ｔｌ、ｌｌは、伸縮具５７の伸長により両側にはね
上がり、又伸縮具５７の縮小によって第６図に示す張出
し片１２の両側端部に、Ｋを同時に支承することが出来
る。又１対の爪部１１．１１を外向きに配することによ
って、例えば縦の枠材２１．２１フランジ２１ａ、２１
ａによって形設される張出し片１２．１２を支承するこ
とも出来、本発明の装置は種々な態様のものに変形しう
る。

〔発明の効果〕

このように本発明のワーク送出し装置は、積上げ台の後
端に受取り台を設けかっ前端にワークの張出し片を支承
できかつはね上げ可能な釣具を有するスライドアームを
具える持上げ具と、ワークを押進する押進具とを有する
送出し機を配しているため、はみ出し部分を有して互い
に引掛かるワークの８［重ね体から、ワークを１枚づつ
能率よくかつ完全に取出しでき、ワークの取出し作業の
能率化を図るとともに、取出し作業が迅速化出来る。

又構成簡易であるため、設備の信頼性を向上するととも
に、作業の確実性を増すなど多くの効果を奏しうる。さ
らにワークが非磁性体であっても用いることができ、多
様のワークの送出しに採用しうる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す平面図、第２図はその
斜視図、第３〜５図はその作用を示す正面図、第６図は
張出し片を例示する線図、第７図は釣具の他の例を示す
線図である。 ２・−積上げ台、　　　３・−受取り台、４・−スライ
ドアーム、５−釣具、 ６・−・持上げ具、　　　　７−・押進具、９−・・送
出し機、　　　　１１−・−爪部、１２−張出し片、　
　　Ｗ・−ワーク。 特許出願人　　　　　ナショナル住宅産業株式会社代理
人　　弁理士　　苗　　　村　　　　　　　正第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）張出し片を見えるワークを積上げる積上げ台の後
   端に該積上げ台上のワークを受取りうる受取り台を設け
   かつ積上げ台の前端に、基部に前後動自在に支持される
   スライドアームに前記張出し片を支承できかつはね上げ
   可能な爪部を有し上昇によりワークを持上げうる上下動
   自在な釣具を具える持上げ具と、前記持上げ具により持
   上げられたワークを受取り台に向け押進する押進具とか
   らなる送出し機を配してなるワーク送出し装置。