JPS61209276A - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS61209276A JPS61209276A JP5106285A JP5106285A JPS61209276A JP S61209276 A JPS61209276 A JP S61209276A JP 5106285 A JP5106285 A JP 5106285A JP 5106285 A JP5106285 A JP 5106285A JP S61209276 A JPS61209276 A JP S61209276A
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- JP
- Japan
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- resin
- resin composition
- inorganic filler
- castor oil
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- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野1
本発明は、チクソトロピー性に優れた樹脂組成物、殊に
電気、電子部品のディップ材やドリップ材などに使用さ
れる樹脂組成物に関するものである。
電気、電子部品のディップ材やドリップ材などに使用さ
れる樹脂組成物に関するものである。
[背景技術J
一般に、液状樹脂の流れ性を改良する方法として、7エ
r:I9ルと呼ばれる超微粒子状シリカ(日本アエロジ
ル社)や有機ベントナイトあるいは水酸化マグネシウム
などのチクソトロピー性付与剤を配合することが行なわ
れているが、これらのチクソトロピー付与剤は、一般に
分散性が悪(で製造上の問題があり、また経時変化が太
き(で、次第にチクソトロピー性が低下するという欠点
があった。特に、樹脂組成物が電気・電子部品のディッ
プ材として使用される場合には、樹脂組成物が部品から
垂れた状態で硬化するため、いわゆるヘソと呼ばれる突
起が生じ、このヘソを樹脂の硬化後に削除しなければな
らないものであった。
r:I9ルと呼ばれる超微粒子状シリカ(日本アエロジ
ル社)や有機ベントナイトあるいは水酸化マグネシウム
などのチクソトロピー性付与剤を配合することが行なわ
れているが、これらのチクソトロピー付与剤は、一般に
分散性が悪(で製造上の問題があり、また経時変化が太
き(で、次第にチクソトロピー性が低下するという欠点
があった。特に、樹脂組成物が電気・電子部品のディッ
プ材として使用される場合には、樹脂組成物が部品から
垂れた状態で硬化するため、いわゆるヘソと呼ばれる突
起が生じ、このヘソを樹脂の硬化後に削除しなければな
らないものであった。
[発明の目的]
本発明は上記の点に鑑みて成されたものであって、液状
樹脂との分散性が良く、また流れ性を改良する効果が太
き(、しかもチクソトロピー性の経時変化の少ない!1
脂M成物を提供することを目的とするものである。
樹脂との分散性が良く、また流れ性を改良する効果が太
き(、しかもチクソトロピー性の経時変化の少ない!1
脂M成物を提供することを目的とするものである。
[発明の開示]
すなわち、本発明の樹脂組成物は、液状樹脂にX機充填
材が10重量%以上と、水添ヒマシ油アマイド系化合物
が無機充填材に対して0.1〜5重量%それぞれ配合さ
れて成ることを特徴とするもので、例えばディスパロン
$4110(楠本化成株社製)などの水添ヒマシ油アマ
イド系化合物を添加することにより、上記目的を達成し
たものである。
材が10重量%以上と、水添ヒマシ油アマイド系化合物
が無機充填材に対して0.1〜5重量%それぞれ配合さ
れて成ることを特徴とするもので、例えばディスパロン
$4110(楠本化成株社製)などの水添ヒマシ油アマ
イド系化合物を添加することにより、上記目的を達成し
たものである。
以下本発明の詳細な説明詳述する。液状樹脂としては限
定するものでないが、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂
、シリコン樹脂、ポリアミド、フェノール樹脂等の熱硬
化性樹脂やエポキシアクリレートなどの紫外線硬化性樹
脂等を使用することができる。また無機充填材としては
水和アルミナ、炭酸力ルシェウム、タルク、シリカ等を
使用することができる。上記液状樹脂に無機充填材を1
0重量%以上上記して混合するものである。混合機は高
速ディスパーなどを使用することができる。
定するものでないが、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂
、シリコン樹脂、ポリアミド、フェノール樹脂等の熱硬
化性樹脂やエポキシアクリレートなどの紫外線硬化性樹
脂等を使用することができる。また無機充填材としては
水和アルミナ、炭酸力ルシェウム、タルク、シリカ等を
使用することができる。上記液状樹脂に無機充填材を1
0重量%以上上記して混合するものである。混合機は高
速ディスパーなどを使用することができる。
無機充填材の配合量が液状樹脂に対して10重量%未満
の場合には後述する水添ヒマシ油アマイド系化合物のナ
クントロビー付与効果が小さくなるものである。上記無
機充填材に対して水添ヒマシ油アマイド系化合物を0.
1〜5重蓋%配合するものである。この水添ヒマシ油7
マイド系化合物の市販品としては、例えばディスパロン
#4110(楠本化成株社製)を使用することができる
。水添ヒマシ油アマイド系化合物の配合量が無機充填材
に対して0.1重量%未満の場合にはチクソトロピー性
を付与する効果が小さいものであり、また配合量が無機
充填材に対して5重量%を超える場合にはチクソトロピ
ー性が強すぎて、パテ状となり、取り扱い難く、またコ
ストの面でも好ましくないものである。水添ヒマシ油ア
マイド系化合物は液状樹脂に配合分散して50℃程度で
膨潤させるのがチクソトロピー性を効果的に発揮させる
上で好ましく、この水添ヒマシ油アマイド系化合物及び
無機充填材によって、チクソトロピー性に寄与する構造
が形成されるものである。水添ヒマシ油アマイド系化合
物はM&機充填材を液状樹脂中に分散させた後に投入す
るのが好ましいが、無機充填材と同時に、あるいは液状
樹脂中に水添ヒマシ油アマイド系化合物を先に投入して
分散させた後に、無機充填材を混合するようにしても良
い。
の場合には後述する水添ヒマシ油アマイド系化合物のナ
クントロビー付与効果が小さくなるものである。上記無
機充填材に対して水添ヒマシ油アマイド系化合物を0.
1〜5重蓋%配合するものである。この水添ヒマシ油7
マイド系化合物の市販品としては、例えばディスパロン
#4110(楠本化成株社製)を使用することができる
。水添ヒマシ油アマイド系化合物の配合量が無機充填材
に対して0.1重量%未満の場合にはチクソトロピー性
を付与する効果が小さいものであり、また配合量が無機
充填材に対して5重量%を超える場合にはチクソトロピ
ー性が強すぎて、パテ状となり、取り扱い難く、またコ
ストの面でも好ましくないものである。水添ヒマシ油ア
マイド系化合物は液状樹脂に配合分散して50℃程度で
膨潤させるのがチクソトロピー性を効果的に発揮させる
上で好ましく、この水添ヒマシ油アマイド系化合物及び
無機充填材によって、チクソトロピー性に寄与する構造
が形成されるものである。水添ヒマシ油アマイド系化合
物はM&機充填材を液状樹脂中に分散させた後に投入す
るのが好ましいが、無機充填材と同時に、あるいは液状
樹脂中に水添ヒマシ油アマイド系化合物を先に投入して
分散させた後に、無機充填材を混合するようにしても良
い。
しかして、液状樹脂に無機充填材が10重量%以上と、
液状樹脂に水添ヒマシ油7マイド系化合物を無機充填材
に対して0.1〜5重量%配合することにより、液状樹
脂に適度なチクソトロピー性を付与することができ、こ
の樹脂組成物を例えば電気・電子部品のディップ材とし
て使用する場合には、部品から樹脂組成物が垂れること
がないものである。特に、液状樹脂を熱硬化性樹脂で形
成した場合には、加熱によって樹脂組成物を硬化させ、
その際樹脂組成物のチクソトロピー性が変化するような
ことがないものであり、また、液状樹脂を紫外線硬化型
樹脂で形成した場合には、部品を樹脂組成物にディップ
した後、紫外線を照射することにより、瞬時に樹脂組成
物を硬化させることができ、樹脂組成物が部品から垂れ
て、いわゆるヘソ(部品から未硬化の樹脂ffi戒物が
垂れて硬化した部分)を生じることがなく、硬化後ヘソ
を削除するような手間を省くことができるものである。
液状樹脂に水添ヒマシ油7マイド系化合物を無機充填材
に対して0.1〜5重量%配合することにより、液状樹
脂に適度なチクソトロピー性を付与することができ、こ
の樹脂組成物を例えば電気・電子部品のディップ材とし
て使用する場合には、部品から樹脂組成物が垂れること
がないものである。特に、液状樹脂を熱硬化性樹脂で形
成した場合には、加熱によって樹脂組成物を硬化させ、
その際樹脂組成物のチクソトロピー性が変化するような
ことがないものであり、また、液状樹脂を紫外線硬化型
樹脂で形成した場合には、部品を樹脂組成物にディップ
した後、紫外線を照射することにより、瞬時に樹脂組成
物を硬化させることができ、樹脂組成物が部品から垂れ
て、いわゆるヘソ(部品から未硬化の樹脂ffi戒物が
垂れて硬化した部分)を生じることがなく、硬化後ヘソ
を削除するような手間を省くことができるものである。
以下本発明を実施例に基づいて説明する。
肛1九り
二ピフー)828(ビスフェノールA型エポキシ樹脂、
油化シェル社)を100重量部、ハイノライ) H−3
2(水和アルミナ、昭和軽金属社)をioo重Hg配合
し、この中へ7エロノル#300(日本アエロジル社)
を2重量部添加して20分間高速ディスパーで攪拌し、
樹脂組成物を得た。
油化シェル社)を100重量部、ハイノライ) H−3
2(水和アルミナ、昭和軽金属社)をioo重Hg配合
し、この中へ7エロノル#300(日本アエロジル社)
を2重量部添加して20分間高速ディスパーで攪拌し、
樹脂組成物を得た。
K1鮭玄
エピコート828(ビス7エ/−ルA型エポキシ樹脂、
油化シェル社)を100重量部、ハイノライ)H−32
(水和アルミナ、昭和軽金属社)を100重量部配合し
、この中へ有機ベントナイトを2重量部添加して20分
間高速ディスパーで攪拌し、樹脂組成物を得た。
油化シェル社)を100重量部、ハイノライ)H−32
(水和アルミナ、昭和軽金属社)を100重量部配合し
、この中へ有機ベントナイトを2重量部添加して20分
間高速ディスパーで攪拌し、樹脂組成物を得た。
及1九
エビコー) 828(ビスフェノールA型エポキシ樹脂
、油化シェル社)を100重量部、ハイジライ) H−
32(水和アルミナ、昭和軽金属社)を100重量部配
合し、この中ヘディスパロン#4110(楠本化成株社
)を2重量部添加して、50℃に温度を保ちながら20
分間高速ディスパーで攪拌し、樹脂組成物を得た。
、油化シェル社)を100重量部、ハイジライ) H−
32(水和アルミナ、昭和軽金属社)を100重量部配
合し、この中ヘディスパロン#4110(楠本化成株社
)を2重量部添加して、50℃に温度を保ちながら20
分間高速ディスパーで攪拌し、樹脂組成物を得た。
次に、得られた各樹脂組成物の製造直後と、3箇月後の
チクソトロピー性指数を測定した。結果を次表に示す。
チクソトロピー性指数を測定した。結果を次表に示す。
その結果、実施例の樹脂組成物はチクソトロピー性指数
が高く、しかも経時後の変法1)ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂注2)水利アルミナ 注3)日本アエロノル社製 注4)W本化威株社製 注5)gl造3rN月後のチクソ指数 注6)製造3箇月後のチクソ指数変化率[発明の効果J 上記のように本発明は、液状樹脂に無機充填材が10重
1%以上と、水添ヒマシ油アマイド系化合物が無機充填
材に対して0.1〜5重量%それぞれ配合されているの
で、水添ヒマシ油7マイド系化合物の添加によって樹脂
組成物にチクソ)cyビー性を付与することができ、こ
の樹脂組成物が電気・電子部品のディップ材として使用
される場合には樹脂組成物の垂れを無くして、硬化後の
樹脂硬化物の削除を不要とし、作業性を向上できるもの
であり、加えて水添ヒマシ油アマイド系化合物は液状樹
脂への分散性が極めて優れており、生産性も良いもので
ある。
が高く、しかも経時後の変法1)ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂注2)水利アルミナ 注3)日本アエロノル社製 注4)W本化威株社製 注5)gl造3rN月後のチクソ指数 注6)製造3箇月後のチクソ指数変化率[発明の効果J 上記のように本発明は、液状樹脂に無機充填材が10重
1%以上と、水添ヒマシ油アマイド系化合物が無機充填
材に対して0.1〜5重量%それぞれ配合されているの
で、水添ヒマシ油7マイド系化合物の添加によって樹脂
組成物にチクソ)cyビー性を付与することができ、こ
の樹脂組成物が電気・電子部品のディップ材として使用
される場合には樹脂組成物の垂れを無くして、硬化後の
樹脂硬化物の削除を不要とし、作業性を向上できるもの
であり、加えて水添ヒマシ油アマイド系化合物は液状樹
脂への分散性が極めて優れており、生産性も良いもので
ある。
Claims (3)
- (1)液状樹脂に無機充填材が10重量%以上と、水添
ヒマシ油アマイド系化合物が無機充填材に対して0.1
〜5重量%それぞれ配合されて成ることを特徴とする樹
脂組成物。 - (2)液状樹脂が熱硬化性樹脂であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。 - (3)液状樹脂が紫外線硬化性樹脂であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5106285A JPS61209276A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5106285A JPS61209276A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61209276A true JPS61209276A (ja) | 1986-09-17 |
Family
ID=12876314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5106285A Pending JPS61209276A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61209276A (ja) |
-
1985
- 1985-03-14 JP JP5106285A patent/JPS61209276A/ja active Pending
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