JPS6120842Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6120842Y2
JPS6120842Y2 JP1981112169U JP11216981U JPS6120842Y2 JP S6120842 Y2 JPS6120842 Y2 JP S6120842Y2 JP 1981112169 U JP1981112169 U JP 1981112169U JP 11216981 U JP11216981 U JP 11216981U JP S6120842 Y2 JPS6120842 Y2 JP S6120842Y2
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JP
Japan
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heat
shrinkable
tube
water
shielding layer
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981112169U
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English (en)
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JPS5822043U (ja
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はケーブル接続部などに挿入して外部よ
り加熱収縮させ、両端を防水テーブルで押え巻き
することにより容易にケーブル接続部などに防
水・遮水効果を付与することのできる遮水層付熱
収縮チユーブに関するものである。
従来ケーブル接続部の遮水は、補強絶縁体層上
に遮水テープ、例えば金属箔にプラスチツクフイ
ルムをラミネートしたテープをラツプ巻きまたは
シート巻して遮水層を施し、その外側を熱収縮性
チユーブ等で被覆して防水保護処理し、このチユ
ーブの両端には防水補完のためにブチルゴム系粘
着層とネオプレンゴムシートとを貼り合せたテー
プのような防水テープを巻き付けることにより行
われている。このような従来の方法は作業が繁雑
であることが大きな欠点となつていた。
本考案は上述の欠点を回避することのできる遮
水層付熱収縮性チユーブを提供しようとするもの
である。
本考案は、第1図および第2図に示すように、
内部の熱収縮性チユーブ1と中間の非熱収縮性遮
水層2と外部の非熱収縮性チユーブ3とが順次重
なり合つており、上記内部の熱収縮性チユーブ1
は非熱収縮性部分1Aと熱収縮性部分1Bとが円
周方向に交互に位置している壁部分からなり、上
記内部の熱収縮性チユーブ1と中間の非熱収縮性
遮水層2とは該内部チユーブ1の上記非熱収縮性
部分1Aのみで接着しており、上記外部の非熱収
縮性チユーブ3と上記中間の非熱収縮性遮水層2
とは全面接着していることを特徴とする遮水層付
熱収縮性チユーブである。
非熱収縮性部分1Aと熱収縮性部分1Bとが円
周方向に交互に位置している壁部分からなる内部
チユーブ1としては架橋ポリエチレンチユーブを
用い、中間の非熱収縮性遮水層2としては金属箔
にプラスチツクフイルムをラミネートしたテー
プ、例えば鉛箔−ポリエチレンフイルムからなる
ラミネートテープを用い、外部の熱収縮性チユー
ブ3としてはポリエチレンチユーブを用いること
ができる。なお、外部の非熱収縮性チユーブ3の
代りに非熱収縮性シートを巻き付けてもよい。内
部の熱収縮性チユーブ1の非熱収縮性部分1Aと
中間の非熱収縮性遮水層2との接着および中間の
非熱収縮性遮水層2と外部の非熱収縮性チユーブ
3との接着にはポリビニルエーテル等の接着剤を
用いることがでかきる。本考案の遮水層付熱収縮
性チユーブにおける内部の熱収縮性チユーブ1の
内面にアスフアルト系熱溶融性接着層を取付けて
おけば、加熱収縮させた時のケーブルシースの上
にラツプ部分の防水が一層良好になり、かくして
より防水性能の優れたチユーブを得ることができ
る。
本考案のチユーブをケーブル接続部などに挿入
して加熱すると、内部の熱収縮性チユーブ1の熱
収縮性部分1Bで収縮が生じて内部の熱収縮性チ
ユーブ1はケーブル接続部に該熱収縮性部分にて
密着するので、円周方向の防水が達成される。ま
た直径方向には中間の非熱収縮性遮水層2および
外部の非熱収縮性チユーブ3が存在するので遮水
効果も達成される。本考案のチユーブでは、第3
図に示すように、加熱時に内部の熱収縮性チユー
ブ1はその熱収縮性部分1Bで収縮が生じてケー
ブル接続部4上に密着するが、非熱収縮性部分1
Aでは収縮せず、従つて最終的には波形になる。
一層大きな遮水効果を達成するには、熱収縮させ
て装着したチユーブの両端に防水テープ等を押え
巻きして波形部に水が浸入しないようにする必要
がある。
なお、本考案のチユーブにおいて特に内部の熱
収縮性チユーブを熱収縮性部分と非熱収縮性部分
とが円周方向に交互に位置したものとした理由
は、内部のチユーブ1および外部のチユーブ3を
すべて熱収縮性チユーブとし、その間に遮水層を
設け、これらのチユーブ1および3と遮水層2と
を互に全面接着させた場合には、加熱収縮させよ
うとしても中間の遮水層2が収縮しないので内部
のチユーブ1および外部のチユーブ3も収縮でき
ないからである。また、内部のチユーブ全体を熱
収縮性チユーブとし、外部のチユーブを本考案に
おけると同様に非熱収縮性チユーブとし、その間
に遮水層を設け、これらのチユーブおよび遮水層
を互に接着処理せずに重ね合せたものでは、加熱
しても内部のチユーブは全体的に収縮するが、中
間の遮水層および外部のチユーブは全く収縮せ
ず、パイプ状で残るので、後の遮水処理が困難と
なり、実用に不適当である。
上述のように、本考案の遮水層付熱収縮性チユ
ーブは、ケーブル接続部などに挿入して加熱収縮
させ、その両端を防水テープで押え巻きすること
により、防水・遮水効果を効果的に達成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の遮水層付熱収縮性チユーブの
斜視図、第2図は第1図のチユーブの円周断面
図、第3図は第2図のチユーブをケーブル接続部
に挿入して加熱収縮させた状態を示す断面図であ
る。 1……内部のチユーブ、1A……非熱収縮性部
分、1B……熱収縮性部分、2……中間の遮水
層、3……外部のチユーブ、4……ケーブル接続
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部の熱収縮性チユーブと中間の非熱収縮性遮
    水層と外部の非熱収縮性チユーブとが順次重なり
    合つており、上記内部の熱収縮性チユーブは熱収
    縮性部分と非熱収縮性部分とが円周方向に交互に
    位置している壁部分からなり、上記内部の熱収縮
    性チユーブと上記中間の非熱収縮性遮水層とは該
    内部チユーブの上記非熱収縮性部分のみで接着し
    ており、上記外部の非熱収縮性チユーブと上記中
    間の非熱収縮性遮水層とは全面接着していること
    を特徴とする遮水層付熱収縮性チユーブ。
JP11216981U 1981-07-30 1981-07-30 遮水層付熱収縮性チユ−ブ Granted JPS5822043U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11216981U JPS5822043U (ja) 1981-07-30 1981-07-30 遮水層付熱収縮性チユ−ブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11216981U JPS5822043U (ja) 1981-07-30 1981-07-30 遮水層付熱収縮性チユ−ブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5822043U JPS5822043U (ja) 1983-02-10
JPS6120842Y2 true JPS6120842Y2 (ja) 1986-06-23

Family

ID=29906503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11216981U Granted JPS5822043U (ja) 1981-07-30 1981-07-30 遮水層付熱収縮性チユ−ブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5822043U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4933172U (ja) * 1972-06-23 1974-03-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5822043U (ja) 1983-02-10

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