JPH03837Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH03837Y2 JPH03837Y2 JP1984139145U JP13914584U JPH03837Y2 JP H03837 Y2 JPH03837 Y2 JP H03837Y2 JP 1984139145 U JP1984139145 U JP 1984139145U JP 13914584 U JP13914584 U JP 13914584U JP H03837 Y2 JPH03837 Y2 JP H03837Y2
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- heat
- metal
- metal foil
- adhesive
- cable
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- Expired
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Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は、遮水層付ゴム・プラスチツク絶縁電
力ケーブル用接続箱に関するものである。
力ケーブル用接続箱に関するものである。
［従来の技術］
電力ケーブル用接続箱の防水処理としては、一
般にはケーブルシースと接続部保護管の両者にわ
たつて周上に防水テープを巻回するか、防水シー
ル用加熱収縮チユーブを被覆することによつて行
うことが知られているが、最近では防水シール用
加熱収縮チユーブの周上に金属テープ又は金属箔
を被せ、更にその周上に防水用加熱収縮チユーブ
を被せる方法や、上記構造のものにおいて、金属
テープ又は金属箔の少なくとも片面に常温では非
流動性であるが、加熱すると流動性を呈する接着
剤（以下、加熱粘着性接着剤と称す）を施すこと
が提案されている。（実開昭58−136929） ［考案がが解決しようとする問題点］ しかしながら、このように、シール部がゴム又
はプラスチツクの防水テープ又は加熱収縮チユー
ブで構成される従来技術による場合には、透過水
分は完全に防止することが出来ず、また当該部分
に遮水層として金属層を設けたとしても、金属層
のところまで浸入した水分は、金属層の重なりの
間〓を通つて内部に浸入するので充分な効果が得
られなかつた。又、施工において、金属テープ又
は金属箔を施す場合、金属箔層の内側及び外側の
部分を別個に作業するため、能率が悪く、かつ金
属層の間〓を零に近くするためには施工にも熟練
を要するものであつた。
般にはケーブルシースと接続部保護管の両者にわ
たつて周上に防水テープを巻回するか、防水シー
ル用加熱収縮チユーブを被覆することによつて行
うことが知られているが、最近では防水シール用
加熱収縮チユーブの周上に金属テープ又は金属箔
を被せ、更にその周上に防水用加熱収縮チユーブ
を被せる方法や、上記構造のものにおいて、金属
テープ又は金属箔の少なくとも片面に常温では非
流動性であるが、加熱すると流動性を呈する接着
剤（以下、加熱粘着性接着剤と称す）を施すこと
が提案されている。（実開昭58−136929） ［考案がが解決しようとする問題点］ しかしながら、このように、シール部がゴム又
はプラスチツクの防水テープ又は加熱収縮チユー
ブで構成される従来技術による場合には、透過水
分は完全に防止することが出来ず、また当該部分
に遮水層として金属層を設けたとしても、金属層
のところまで浸入した水分は、金属層の重なりの
間〓を通つて内部に浸入するので充分な効果が得
られなかつた。又、施工において、金属テープ又
は金属箔を施す場合、金属箔層の内側及び外側の
部分を別個に作業するため、能率が悪く、かつ金
属層の間〓を零に近くするためには施工にも熟練
を要するものであつた。
本考案の目的は、前記従来技術の欠点を解消し
防水処理が完全となつた電力ケーブル用接続箱を
提供することにある。
防水処理が完全となつた電力ケーブル用接続箱を
提供することにある。
［問題点を解決するための手段］
本考案者らは、遮水層としての金属層の継目又
は、重なりの間〓を零に近づけることにより上記
目的を達成できることを見出した。
は、重なりの間〓を零に近づけることにより上記
目的を達成できることを見出した。
即ち、本考案は、ケーブル接続部に被覆された
加熱収縮チユーブの内面に遮水層としての円筒状
金属箔が一体に設けられており、さらに金属箔の
内面に加熱粘着性の接着剤又は粘着剤が施されて
おり、接続部保護管が金属ケースで成るか、ケー
ブル表面が金属遮蔽層から成り、上記加熱収縮チ
ユーブの一端又は両端において遮水層としての円
筒状金属箔が露出しており、かつ該露出部が金属
ケースやケーブル表面の金属遮蔽層に溶接または
半田付等により接合されていることを特徴とする
遮水層付ゴム・プラスチツク絶縁電力ケーブル用
接続箱にある。
加熱収縮チユーブの内面に遮水層としての円筒状
金属箔が一体に設けられており、さらに金属箔の
内面に加熱粘着性の接着剤又は粘着剤が施されて
おり、接続部保護管が金属ケースで成るか、ケー
ブル表面が金属遮蔽層から成り、上記加熱収縮チ
ユーブの一端又は両端において遮水層としての円
筒状金属箔が露出しており、かつ該露出部が金属
ケースやケーブル表面の金属遮蔽層に溶接または
半田付等により接合されていることを特徴とする
遮水層付ゴム・プラスチツク絶縁電力ケーブル用
接続箱にある。
［作用］
本考案において、遮水層としての金属箔が円筒
状のものであるので、従来と異なり、金属層の継
目、重なり等の間〓を零にすることが出来る。
又、円筒状金属箔は加熱収縮チユーブの内壁に一
体化されているため、加熱収縮チユーブが加熱さ
れて収縮しケーブルシースに密着する場合、金属
箔も加熱収縮チユーブの収縮に従つて素直に変形
し、ケーブルシースとの密着効果を上げることが
出来るのである。又、金属箔の内面には加熱粘着
性接着剤又は粘着剤が施してあるので、熱収縮の
際に金属箔がケーブルシースに密着する。又、金
属ケース又はケーブル表面の金属遮蔽層との密着
のため加熱収縮チユーブの端部のプラスチツク部
分を取除き、金属箔を露出させ、その金属箔と該
金属ケース又は該金属遮蔽層とを溶接又は半田付
等により接合することによつて防水処理部の長さ
方向への水分浸入を効果的に阻止することが出
来、それによつて極めて信頼性の高い遮水層構造
を得ることが出来る。又は、この露出部により金
属箔の気的接続を容易に行うことが出来る。
状のものであるので、従来と異なり、金属層の継
目、重なり等の間〓を零にすることが出来る。
又、円筒状金属箔は加熱収縮チユーブの内壁に一
体化されているため、加熱収縮チユーブが加熱さ
れて収縮しケーブルシースに密着する場合、金属
箔も加熱収縮チユーブの収縮に従つて素直に変形
し、ケーブルシースとの密着効果を上げることが
出来るのである。又、金属箔の内面には加熱粘着
性接着剤又は粘着剤が施してあるので、熱収縮の
際に金属箔がケーブルシースに密着する。又、金
属ケース又はケーブル表面の金属遮蔽層との密着
のため加熱収縮チユーブの端部のプラスチツク部
分を取除き、金属箔を露出させ、その金属箔と該
金属ケース又は該金属遮蔽層とを溶接又は半田付
等により接合することによつて防水処理部の長さ
方向への水分浸入を効果的に阻止することが出
来、それによつて極めて信頼性の高い遮水層構造
を得ることが出来る。又は、この露出部により金
属箔の気的接続を容易に行うことが出来る。
［実施例］
第１図により、本考案による接続箱の一実施例
を説明する。図中１はケーブルの金属遮蔽層、２
は金属製の接続部保護管、４はこの両者にわたつ
て周上に施された加熱収縮チユーブにして、これ
は予めその内面に遮水層としての円筒状金属箔５
を一体に設けた状態で挿通し、その後で加熱処理
をすることで形成される。金属箔５はその内面
に、加熱粘着性の接着剤又は粘着剤１１が施され
ており、これにより防水処理部の長さ方向への水
分浸入を効果的に阻止している。
を説明する。図中１はケーブルの金属遮蔽層、２
は金属製の接続部保護管、４はこの両者にわたつ
て周上に施された加熱収縮チユーブにして、これ
は予めその内面に遮水層としての円筒状金属箔５
を一体に設けた状態で挿通し、その後で加熱処理
をすることで形成される。金属箔５はその内面
に、加熱粘着性の接着剤又は粘着剤１１が施され
ており、これにより防水処理部の長さ方向への水
分浸入を効果的に阻止している。
また、加熱収縮チユーブ４と一体化された円筒
状金属箔５の両端を加熱収縮チユーブ４と同位置
で切断せずに単独で露出させ、更にその部分６を
ケーブルの金属遮蔽層１及び接続部保護管２に半
田付９等により接合させ、これにより極めて信頼
性の高い遮水構造を得ている。
状金属箔５の両端を加熱収縮チユーブ４と同位置
で切断せずに単独で露出させ、更にその部分６を
ケーブルの金属遮蔽層１及び接続部保護管２に半
田付９等により接合させ、これにより極めて信頼
性の高い遮水構造を得ている。
電力ケーブル用接続部においては、必らずしも
金属ケースを必要としない場合があるが、この様
な場合には、第２図に示す如く接続部本体１０全
体に金属箔５を内蔵した加熱収縮チユーブ４を被
覆する事により簡便な遮水構造を得ることが出来
る。
金属ケースを必要としない場合があるが、この様
な場合には、第２図に示す如く接続部本体１０全
体に金属箔５を内蔵した加熱収縮チユーブ４を被
覆する事により簡便な遮水構造を得ることが出来
る。
［考案の効果］
本考案の接続箱によれば、円筒状金属箔を内蔵
した加熱収縮チユーブで構成されてなることか
ら、施工が加熱作業のみで容易に実行出来、更
に、作業時間の短縮が期待できる。その上、円筒
状金属箔の内面には加熱粘着性接着剤または粘着
剤が施され、両端は溶接または半田付等により密
封されていることから、遮水性能の安定化そして
防水処理寸法の縮小に伴う接続部の小形化が可能
となり、その実用的価値は大なるものである。
した加熱収縮チユーブで構成されてなることか
ら、施工が加熱作業のみで容易に実行出来、更
に、作業時間の短縮が期待できる。その上、円筒
状金属箔の内面には加熱粘着性接着剤または粘着
剤が施され、両端は溶接または半田付等により密
封されていることから、遮水性能の安定化そして
防水処理寸法の縮小に伴う接続部の小形化が可能
となり、その実用的価値は大なるものである。
第１図は、本考案による一実施例を示す断面説
明図、第２図は本考案による他の適用例を示す断
面説明図である。 １：ケーブルの金属遮蔽層、２：金属製の接続
部保護管、３：防水テープ巻層、４：内面に円筒
金属箔を内蔵した加熱収縮チユーブ、５：円筒状
金属箔、６：露出した金属箔。
明図、第２図は本考案による他の適用例を示す断
面説明図である。 １：ケーブルの金属遮蔽層、２：金属製の接続
部保護管、３：防水テープ巻層、４：内面に円筒
金属箔を内蔵した加熱収縮チユーブ、５：円筒状
金属箔、６：露出した金属箔。
Claims (1)
- ケーブル接続部に被覆された加熱収縮チユーブ
の内面に遮水層としての円筒状金属箔が一体に設
けられており、さらに金属箔の内面に加熱粘着性
の接着剤又は、粘着剤が施されており、接続部保
護管が金属ケースでなるか、ケーブル表面が金属
遮蔽層から成り、上記加熱収縮チユーブの一端又
は両端において、遮水層としての円筒状金属箔が
露出しており、かつ、該露出部が金属ケースやケ
ーブル表面の金属遮蔽層に溶接または半田付等に
より接合されていることを特徴とする遮水層付ゴ
ム・プラチツク絶縁電力ケーブル用接続箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984139145U JPH03837Y2 (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984139145U JPH03837Y2 (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6155429U JPS6155429U (ja) | 1986-04-14 |
| JPH03837Y2 true JPH03837Y2 (ja) | 1991-01-11 |
Family
ID=30697526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984139145U Expired JPH03837Y2 (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03837Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007174773A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Viscas Corp | ケーブル接続部及びそれに用いる熱収縮性チューブ |
| JP5619557B2 (ja) * | 2010-10-06 | 2014-11-05 | 株式会社ビスキャス | 熱収縮チューブ及びこれを用いた電力ケーブル接続部 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS435236Y1 (ja) * | 1965-02-16 | 1968-03-06 | ||
| JPS5743160B2 (ja) * | 1978-01-12 | 1982-09-13 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5743160U (ja) * | 1980-08-25 | 1982-03-09 | ||
| JPS58136929U (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-14 | 日立電線株式会社 | 遮水層付ゴム・プラスチツク絶縁電力ケ−ブル用接続箱 |
-
1984
- 1984-09-13 JP JP1984139145U patent/JPH03837Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS435236Y1 (ja) * | 1965-02-16 | 1968-03-06 | ||
| JPS5743160B2 (ja) * | 1978-01-12 | 1982-09-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6155429U (ja) | 1986-04-14 |
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