JPH0211685Y2 - - Google Patents

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JPH0211685Y2
JPH0211685Y2 JP475484U JP475484U JPH0211685Y2 JP H0211685 Y2 JPH0211685 Y2 JP H0211685Y2 JP 475484 U JP475484 U JP 475484U JP 475484 U JP475484 U JP 475484U JP H0211685 Y2 JPH0211685 Y2 JP H0211685Y2
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tape
layer
adhesive
adhesive layer
wire
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JP475484U
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【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案はテープ巻電線、特にシールド線あるい
は同軸線等の絶縁または外被としてテープ巻層を
有する電線に係わる。
〔在来技術と問題点〕
第1図イに従来のシールド線を示し、同ロにこ
れに使用されるポリエステルテープを示す。
第1図イにおいて、1は絶縁層を被ぶせた導体
であり、2は横巻シールドを示している。この横
巻シールド2の外被としてポリエステルテープ3
を巻付けるものとする。
この場合、接着剤なしのテープを使用すると、
ポリエステルテープは固定されない。
これに対し、ロ図に示すように、ポリエステル
テープの片面に接着剤を塗布して接着剤層4を形
成したポリエステルテープ3′を接着剤層4を内
側として横巻シールド2の上に重ね巻きするとA
端でははがれにくく、B端では重なり部分のみの
接着で非常に弱く、はがれやすい。
また接着剤面と横巻シールド2が直接に接着さ
れる危険がある。つまり目的とするテープ同志の
接着は弱く、意図しないテープと電線との接着が
強くなることがある。
〔考案の開示〕
以上従来のテープ巻電線の一例について説明し
たが、本考案はこのようなテープ巻を2枚の接着
剤層片面付のポリエステル、紙、ポリサルフオン
等を用い、電線の絶縁または外被として、電線に
対し、内層となるテープは接着剤層を外側にして
巻付け、外層となるテープは接着剤層を内側して
巻付け、且つ、内層となるテープと外層となるテ
ープの巻方向を互に逆として巻付けたものであ
る。
第2図イに本考案で用いられるテープの一例を
示し、同ロ、ハに内層および外層となるテープ巻
を示す。
イ図において、テープ材料は、ポリエステル、
紙、ポリサルフオン、ポライミド、四弗化樹脂等
の通常電線のテープ巻きに使用される材料が使用
され、このテープの片面にEVA等のホツトメル
ト系接着剤が使用され、塗布され、接着剤層4′
を有するテープ3″が作られる。
ロ図に示すように、テープ3″を一部重ねて左
巻きし、続いてハ図に示すように、テープ3″を
一部重ねて右巻きする。
テープの重なりはテープ幅の1/10〜3/4が適当
である。
第3図に本考案の一実施例を示す。
図において1はその外側に絶縁を施した導体で
あり、2は横巻シールドである。この横巻シール
ド2の外側に、6μm厚のポリエステルホープに
EVA系のホツトメルトする接着剤を塗布したテ
ープ3″の接着剤面を外側にし、一部重ね合せて
左巻に巻付け、続いてその外側に前記のテープ
3″の接着剤面を内側にし、一部重ねて右巻に巻
付ける。両テープを巻付けて複合化したあと、加
熱等の方法で接着剤面を確実に固化させる。
実施例においてはシールド線について説明した
が同軸線その他絶縁または外被としてテープ巻き
する電線に適用することができる。
〔作用.効果〕
以上説明した本考案によれば、電線に対し、内
層となるテープ3″の巻付けにより、その外表面
に接着剤層4′があらわれ、これに対し、外層と
なるテープ3″が接着するため、安定、確実にテ
ープ3″が接着し、内外層テープは逆方向に巻付
けられているので、強固なものとすることができ
る。
内層となるテープ3″がシールド線等電線側に
直接タツチしないので、複合したテープを電線側
からはがしやすい。
また特殊な材料、装置を使用する必要もなく、
テープはゴム.プラスチツクの絶縁や外被に比較
して非常に薄くできるので、外径小で、端末加工
性の良い電線を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図イ、ロは従来のテープ巻き外被を施した
シールド線およびテープを示す。第2図イ、ロ、
ハは本考案に適用されるテープおよび内層となる
テープ巻、外層となるテープ巻の説明図である。
第3図は本考案の実施例を示す。 1……絶縁を施した導体、2……横巻シールド
線、3,3′,3″……テープ、4,4′……接着
剤層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電線の絶縁または外被として、電線に対し内層
    となるテープは片面の接着剤層を外側にし、外層
    となるテープは片面の接着剤層を内側にし、且つ
    前記内層となるテープと外層となるテープの巻き
    方向を互に逆として巻付け、前記接着剤層を加熱
    固化してなるテープ巻電線。
JP475484U 1984-01-17 1984-01-17 テ−プ巻電線 Granted JPS60117524U (ja)

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JP475484U JPS60117524U (ja) 1984-01-17 1984-01-17 テ−プ巻電線

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JPS60117524U JPS60117524U (ja) 1985-08-08
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10172823A (ja) * 1996-12-11 1998-06-26 Totoku Electric Co Ltd フッ素樹脂絶縁コイルおよびその製造方法ならびにフッ素樹脂絶縁電線およびその製造方法

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JPS60117524U (ja) 1985-08-08

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