JPS5816086Y2 - 遮蔽層付絶縁電線 - Google Patents

遮蔽層付絶縁電線

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Publication number
JPS5816086Y2
JPS5816086Y2 JP1977048096U JP4809677U JPS5816086Y2 JP S5816086 Y2 JPS5816086 Y2 JP S5816086Y2 JP 1977048096 U JP1977048096 U JP 1977048096U JP 4809677 U JP4809677 U JP 4809677U JP S5816086 Y2 JPS5816086 Y2 JP S5816086Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shielding tape
protective sheath
shielding
peeled
wire
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977048096U
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English (en)
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JPS53141493U (ja
Inventor
吉崎俊治
五十嵐幹雄
佐々木英見
斉藤敏
前田正美
Original Assignee
日立電線株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日立電線株式会社 filed Critical 日立電線株式会社
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Publication of JPS5816086Y2 publication Critical patent/JPS5816086Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は遮蔽層付絶縁電線、さらに具体的には、絶縁導
体の外周に遮蔽テープを縦添え形成すると共に、その外
周にドレンワイヤを縦添えし、これらの最外層に保護シ
ースを施して成り、保護シース剥離の際、遮蔽テープも
同時に剥離可能な形式の絶縁電線の改良に関するもので
ある。
従来この種絶縁電線においては、遮蔽テープの外周に縦
添えされるドレンワイヤの位置については特に考慮がは
られれていなかった。
そのため絶縁電線の外観不良或いは遮蔽効果が悪くなる
欠点があった。
これは、第1図に示す様に、絶縁導体1,2の外周に縦
添え形成された遮蔽テープ3の重ね合せ縁部31に、遮
蔽テープ3を広げる様な力が作用し、その結果保護シー
ス5に凸部51が出来、外観不良になると共に、遮蔽効
果が悪くなるものである。
外観の不良は保護シース厚の薄い、細物絶縁電線の場合
、さらに顕著である。
さらに遮蔽テープとして、保護シース剥離と同時に遮蔽
テープも剥離可能なる様なアルミ箔を用いており、アル
ミ箔は機械的強度が弱く、そのため保護シースを充実式
の押出方法で施した場合、押出機内の圧力でアルミ箔が
切断するという問題があるため、チューブ式押出方法に
より保護シースを施しているが、この・チューブ式押出
の場合、遮蔽テープの重ね合わせ縁部がさらに広がる欠
点を有していた。
又、ドレンワイヤ4の存在によりその位置で保護シース
5と遮蔽テープ3との非接触部52が出来、第2図に示
す様に保護シース5を剥離してもドレンワイヤ4の下に
遮蔽テープ3が残る欠点があった。
本考案は以上のような諸点にかんがみ、外観不良がなく
、遮蔽効果が優れ又端末処理の容易な遮蔽層付絶縁電線
の提供を目的として為されたもので、その要旨とすると
ころは、絶縁導体と、その外周に縁部が重ね合わされる
様に縦添え形成された遮蔽テープと、その遮蔽テープの
外周であり且つ遮蔽テープの重ね合わせ縁部に位置して
配置されたトレンワイヤと、これらの最外層に設けられ
た保護シースとより構成され、該遮断テープは保護シー
ス剥離の際同時に剥離可能なテープであることを特徴と
する遮蔽層付絶縁電線にある。
第3図を参照して本考案絶縁電線の実施例を説明するに
、1は導体にして、その外周には絶縁体2が設けられて
いる。
3は絶縁体2の外周に、その縁部31が重ね合わされる
様に縦添え形成された遮蔽テープである。
4は遮蔽テープ3の外周であり、且つ重ね合わせ縁部3
1に位置して縦添えされたドレンワイヤであり、5ばこ
れらの最外層に設けられた保護シースである。
導体1としては、銅、アルミ或いはこれらの合金の単心
或いは撚り線が用いられ、必要により、銀、錫、ニッケ
ル、半田等がメッキ処理されている。
尚導体1として一括コーティング撚り線を用いた場合可
撓性に優れ且つラッピング接続出来る利点を有している
絶縁体2としてはポリエチレン、塩化ビニル等を押出被
覆したものが適当であるが、耐熱性或いは電気的特性を
向上させるため、弗素系樹脂等の使用も可能である。
絶縁導体としてはこの様に単心ものに限らず多心であっ
ても良い。
遮蔽テープ3としてはアルミ箔が適当であり、保護シー
ス5を剥離する際、同時にアルミ箔1でも剥離し得る形
式のものであり、端末処理が容易となる利点を有してい
る。
保護シース5を剥離すると同時に遮蔽テープ3も剥離さ
れる様にするためには遮蔽テープ3を保護シース5に接
着させることが必要であり、例えば遮蔽テープ30表面
に塗料を塗布する方法が適当である。
又、機械的に弱くすることも考えられ、薄いテープを使
用すること、切れ目を入れておくこと等の処理を施すこ
とが適当である。
ドレンワイヤ4としては、銅単線或いは一括コーティン
グ銅撚り線が適当であり、ラッピング接続により接地さ
れるものである。
もちろんラッピング接続に限らず、半田付接続でも良い
ドレンワイヤ4は遮蔽テープ3を接地する代りに、その
端末処理容易なことより用いられているものであり、遮
蔽テープと電気的に接続されていることが必要である。
ドレンワイヤ4が遮蔽テープ3の重ね合わせ縁部31に
位置して縦添えされているのは、遮蔽テープ3の押え巻
としても作用させるためであり、そのため、遮蔽テープ
3の重ね合わせ縁部31の広がりを防止することが出来
、外観の不良は防止され又遮蔽効果も良好となる利点が
ある。
さらに、ドレンワイヤ4の存在により、その位置で保護
シース5と遮蔽テープ3との非接触部52が出来たとし
ても、保護シース5を剥離する際遮蔽テープ3の重ね合
わせ縁部31の広がり力により非接触部52の重ね合わ
せ縁部31も同時に剥ぎ取られるもので、端末処理が容
易となる利点もある。
保護シース5としては、ポリエチレン、塩化ビニル等を
押出し被覆したものが適当である。
以上の様にして成る本考案絶縁電線は、ドレンワイヤが
遮蔽テープの重ね合わせ縁部の位置に存在して押え巻と
しての作用をするため遮蔽テープ縁部の広がりがなく、
絶縁電線の外観は良好であり、又遮蔽効果も良いもので
あり、さらに端末処理の容易なこともあい1つてその実
用的価値は犬なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の絶縁電線の例を示す横断面説明図、第2
図はその端末処理の様子を示す正面説明図、第3図は本
考案の絶縁電線の一例を示す横断面説明図である。 1:導体、2:絶縁体、3:遮蔽テープ、31:遮蔽テ
ープ重ね合わせ縁部、4:ドレンワイヤ、5:保護シー
ス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁導体と、その外周に縁部が重ね合わされる様に縦添
    え形成された遮蔽テープと、その遮蔽テープの外周であ
    り且つ遮蔽テープの重ね合わせ縁部に位置して配置され
    たドレンワイヤと、これらの最外層に設けられた保護シ
    ースとより構成され、該遮蔽テープは保護シース剥離の
    際同時に剥離可能なテープであることを特徴とする遮蔽
    層付絶縁電線。
JP1977048096U 1977-04-15 1977-04-15 遮蔽層付絶縁電線 Expired JPS5816086Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977048096U JPS5816086Y2 (ja) 1977-04-15 1977-04-15 遮蔽層付絶縁電線

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977048096U JPS5816086Y2 (ja) 1977-04-15 1977-04-15 遮蔽層付絶縁電線

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Publication Number Publication Date
JPS53141493U JPS53141493U (ja) 1978-11-08
JPS5816086Y2 true JPS5816086Y2 (ja) 1983-04-01

Family

ID=28931176

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JP1977048096U Expired JPS5816086Y2 (ja) 1977-04-15 1977-04-15 遮蔽層付絶縁電線

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5749868Y2 (ja) * 1978-12-29 1982-11-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122084A (en) * 1974-08-19 1976-02-21 Moore & Co Samuel Keisoyodenkidotaito seizoho

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JPS53141493U (ja) 1978-11-08

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