JPS5918580Y2 - シ−ルド電線 - Google Patents

シ−ルド電線

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JPS5918580Y2
JPS5918580Y2 JP14778177U JP14778177U JPS5918580Y2 JP S5918580 Y2 JPS5918580 Y2 JP S5918580Y2 JP 14778177 U JP14778177 U JP 14778177U JP 14778177 U JP14778177 U JP 14778177U JP S5918580 Y2 JPS5918580 Y2 JP S5918580Y2
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JP
Japan
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wire
core
plastic
shield layer
tape
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Expired
Application number
JP14778177U
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JPS5472676U (ja
Inventor
昭典 森
Original Assignee
住友電気工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は音響機器等の配線に使用するシールド電線及び
同軸コード等の外部導体を有する電線(以下シールド電
線と総称する)の改良に関するものである。
従来から用いられているシールド電線の代表例を第1図
に示す。
第1図イは単心、口は2心入りの構造を示す。
図面においてCは同軸型コアで、中心導体1、ポリエチ
レン、エチレン共重合体あるいはこれらの発泡体等より
なるプラスチック絶縁層2、上記プラスチック絶縁層2
の上に軟銅線あるいは錫メッキ軟銅線の多数本を横巻き
したシールド層3より戊っている。
上記同軸型コアCの単心あるいは2心に軟銅線あるいは
錫メッキ軟銅線等より成るアース線4を縦添えするか、
比較的大きいピッチで上記同軸型コアCの外周上に巻回
しこれらの上にポリエチレン、ポリ塩化ビニル等のプラ
スチックシース5が押出により被覆されている。
このようなシールド電線は善心がシールドされ、アース
線がシールド層に密接しているので、電気的性能は申し
分ないが、シールド層が細線の横巻により構成されてい
るために電線価格が高く、かつ端末加工の際横巻細線の
処理に長時間を要する等の欠点があり、音響機器のメー
カーから端末加工の容易な電線の出現を要望されていた
上記のような要望に応えるべく案出された電線として第
2図に示す構造のものがある。
第2図イは単心、口は2心入り電線を示しており、第1
図と同一記号のものは同一部分を示す。
第2図の実施例の特徴はシールド層23として、銅ある
いはアルミテープの片面にポリエチレン、エチレン共重
合体等のプラスチックをラミネートした複合テープをそ
の金属面が内側になるように巻回あるいは縦添えし円筒
形に成形したことである。
この場合シールド層23は金属面が内側にあるため、第
2図イ9口に示すようにアース線4はシールド層23の
内側に配置されており、シールド層23の外側はラミネ
ートしたプラスチックであるため、その上に施すプラス
チックシース5の押出時の温度によりシースに融着する
このような電線はシールド層23がプラスチックシース
5に融着されているため、端末処理の際シースを除去す
ることによりシールド層も除去できるので、端末処理が
容易であるという利点があるが善心の完全なシールドの
要求に副い得ない欠点があり余り実用されないでいる。
本考案は以上のような事情に鑑み案出されたもので、そ
の目的とするところは各心シールドの構造を有し、かつ
端末処理の容易なシールド電線を提供するもので、絶縁
線心上に、金属テープの片面にプラスチックをラミネー
トした複合テープの側縁を金属面が外になるように折返
し、折返した面が外側になるように巻回した同軸型コア
と、該同軸型コアの外面に沿わせたアース線及びこれら
の上に押出により設けたプラスチックシースとより成る
ことを特徴とするものである。
以下図面について本考案を詳細に説明する。
第3図は本考案に係るシールド電線の実施例の横断面図
で、イは単心、口は2心入り電線を示しており、第4図
は単心電線の各部分を表わした側面図である。
本考案の実施例においては第3図より明らかなように同
軸型コアC′は絶縁層2の上にシールド層33をもった
各心シールドの構造を有している。
シールド層33は第2図のシールド層23と同様のラミ
ネートテープを用いているが、第4図より明らかなよう
に該テープはその側縁が長さ方向に金属面が外になるよ
うに折返されている。
従ってテープは片面が金属面34のみで構成されている
が、他の面はプラスチック面35の側縁に折返された金
属面34′が連続的に表われており、この面が外側にな
るように絶縁層2の上に巻回されている。
このシールド層33の上にアース線4が縦添えか、大き
いピッチで巻回されており、その上にプラスチックシー
ス5が押出により設けられている。
このような構造を有するためアース線4は折返した金属
面34′を通じて電気的にシールド層33に接続されて
おり、又シースに接したラミネートプラスチック面35
はプラスチックシース5の押出時の温度によりシース5
に融着される。
以上の構造を有する本考案のシールド電線は第1図の電
線と同様の各心シールドの特性を有しており、かつシー
ルド層はテープで構成されており、このテープがシース
に融着しているので端末処理が容易である等の利点を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のシールド電線の横断正面図で
、いずれもイは単心、口は2心入り電線を示す。 第3図は本考案に係るシールド電線の実施例の横断正面
図でイは単心、口は2心入り電線、第4図は本考案の単
心シールド電線の各部を表わした側面図である。 図面において 1は中心導体、2はプラスチック絶縁層
、33はシールド層、4はアース線、5はプラスチック
シースを夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁線心上に、金属テープの片面にプラスチックをラミ
    ネートした複合テープの側縁を金属面が外になるように
    折返し、折返した面が外側になるように巻回した同軸型
    コアと該同軸型コアの外面に沿わせたアース線、及びこ
    れらの上に押出により設けたプラスチックシースとより
    成ることを特徴とするシールド電線。
JP14778177U 1977-11-01 1977-11-01 シ−ルド電線 Expired JPS5918580Y2 (ja)

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JP14778177U JPS5918580Y2 (ja) 1977-11-01 1977-11-01 シ−ルド電線

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JPS5472676U JPS5472676U (ja) 1979-05-23
JPS5918580Y2 true JPS5918580Y2 (ja) 1984-05-29

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JP2017084530A (ja) * 2015-10-26 2017-05-18 日立金属株式会社 シールドケーブルおよびシールドケーブルの製造方法

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JPS5472676U (ja) 1979-05-23

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