JP2002289047A - 平行2心シールド電線とその製造方法 - Google Patents
平行2心シールド電線とその製造方法Info
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- H01B7/08—Flat or ribbon cables
- H01B7/0861—Flat or ribbon cables comprising one or more screens
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- Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 金属箔テープの巻き付けによるシールド導体
の形成で、製造線速を速めることのできるシールド電線
を提供する。 【解決手段】 平行に並べられた1対の絶縁電線11
に少なくとも1本のドレイン導体15を縦添えし、絶縁
電線11とドレイン導体15とを一括して金属箔テープ
で巻き付けてシールド導体14とし、シールド導体14
の外周部を外被16で覆った平行2心シールド電線であ
って、金属箔テープを縦添え(シガレット巻き)で巻き
付ける。
の形成で、製造線速を速めることのできるシールド電線
を提供する。 【解決手段】 平行に並べられた1対の絶縁電線11
に少なくとも1本のドレイン導体15を縦添えし、絶縁
電線11とドレイン導体15とを一括して金属箔テープ
で巻き付けてシールド導体14とし、シールド導体14
の外周部を外被16で覆った平行2心シールド電線であ
って、金属箔テープを縦添え(シガレット巻き)で巻き
付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル信号の伝
送に用いるようなシールド電線に関し、特に、平行2心
形のシールド電線に関する。
送に用いるようなシールド電線に関し、特に、平行2心
形のシールド電線に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル情報通信の発展および需
要拡大に伴い、局内、構内、その他各種の情報電子装置
の信号伝送にシールド電線が多用されるようになってい
る。通信用のシールド電線には、平行2心型のシールド
電線が使用され、これを多数本集合して多心ケーブル化
することも行なわれている。シールド電線は、シールド
導体を設けているため通常のシールドされない電線と比
べ、太目でコスト的にも高くなる。しかし、シールド電
線の使用拡大により、配線の省スペース化、電子機器の
小型化から高密度実装のための一層の細径化と、これに
加えて低コスト化が求められている。
要拡大に伴い、局内、構内、その他各種の情報電子装置
の信号伝送にシールド電線が多用されるようになってい
る。通信用のシールド電線には、平行2心型のシールド
電線が使用され、これを多数本集合して多心ケーブル化
することも行なわれている。シールド電線は、シールド
導体を設けているため通常のシールドされない電線と比
べ、太目でコスト的にも高くなる。しかし、シールド電
線の使用拡大により、配線の省スペース化、電子機器の
小型化から高密度実装のための一層の細径化と、これに
加えて低コスト化が求められている。
【0003】平行2心型のシールド電線は、内部導体を
絶縁材で被覆した絶縁電線に、複数本の導線を横巻きま
たは編組導線でシールド導体を形成した単心のシールド
電線を1対にして、共通の外被で被覆して構成すること
ができる。しかしながら、編組導線等によるシールド構
造を用いる場合、編組の線材としては、ある程度の太さ
が必要となるため電線の細径化には限度があり、高密度
実装を実現するには適していない。
絶縁材で被覆した絶縁電線に、複数本の導線を横巻きま
たは編組導線でシールド導体を形成した単心のシールド
電線を1対にして、共通の外被で被覆して構成すること
ができる。しかしながら、編組導線等によるシールド構
造を用いる場合、編組の線材としては、ある程度の太さ
が必要となるため電線の細径化には限度があり、高密度
実装を実現するには適していない。
【0004】そこで、シールド導体を金属箔テープの巻
き付けにより形成する構造とすることにより、細径化を
図ることが知られている。この種の形態として、一般的
には、図4に示すような3種類の構造のものがある。図
中、1は絶縁電線、2は内部導体、3は絶縁体、4はシ
ールド導体、5はドレイン導体、6は外被を示す。な
お、絶縁電線1は、内部導体2を絶縁体3で被覆された
ものである。
き付けにより形成する構造とすることにより、細径化を
図ることが知られている。この種の形態として、一般的
には、図4に示すような3種類の構造のものがある。図
中、1は絶縁電線、2は内部導体、3は絶縁体、4はシ
ールド導体、5はドレイン導体、6は外被を示す。な
お、絶縁電線1は、内部導体2を絶縁体3で被覆された
ものである。
【0005】図4(A)は、平行に並べた1対の絶縁電
線1の一方の絶縁電線の横側面に端子接続用のドレイン
導体5を縦添えし、絶縁電線1とドレイン導体5とを一
括してシールド導体4で巻き付け、シールド導体4の外
周部を外被6で被覆した構造のものである。図4(B)
は、1対の絶縁電線1を平行に並べ両方の絶縁電線の横
側面にドレイン導体5を縦添えし、図4(A)と同様に
シールド導体4と外被6を形成した構造のものである。
図4(C)は、1対の絶縁電線1を平行に並べ両方の絶
縁電線が接する中央部にドレイン導体5を縦添えし、図
4(A)と同様にシールド導体4と外被6を形成した構
造のものである。
線1の一方の絶縁電線の横側面に端子接続用のドレイン
導体5を縦添えし、絶縁電線1とドレイン導体5とを一
括してシールド導体4で巻き付け、シールド導体4の外
周部を外被6で被覆した構造のものである。図4(B)
は、1対の絶縁電線1を平行に並べ両方の絶縁電線の横
側面にドレイン導体5を縦添えし、図4(A)と同様に
シールド導体4と外被6を形成した構造のものである。
図4(C)は、1対の絶縁電線1を平行に並べ両方の絶
縁電線が接する中央部にドレイン導体5を縦添えし、図
4(A)と同様にシールド導体4と外被6を形成した構
造のものである。
【0006】また、図5(A)に示すように、上述した
平行2心型のシールド電線を多数本束ねて多心化して、
円形のケーブルとするか、あるいは図5(B)に示すよ
うなリボン状のケーブルとされ、局内、構内の配線に供
せられる。また、電子機器内の配線では、これらに電気
コネクタを接続し、ハーネス化して使用される。
平行2心型のシールド電線を多数本束ねて多心化して、
円形のケーブルとするか、あるいは図5(B)に示すよ
うなリボン状のケーブルとされ、局内、構内の配線に供
せられる。また、電子機器内の配線では、これらに電気
コネクタを接続し、ハーネス化して使用される。
【0007】図4に示すいずれの構造のシールド電線
も、シールド導体4は、図6に示すように1対の絶縁電
線1にドレイン導体5を縦添えして、金属箔テープ7を
横巻き(以下、スパイラル巻きという)して一体化し、
その外側に外被6を被覆成形して形成されている。シー
ルド導体4を形成する金属箔テープ7は、ポリエステル
系のプラスチックフィルムの基材7bにアルミまたは銅
の導電性のよい導体箔7aを蒸着、貼付け等によりラミ
ネートした構成のものが用いられている。
も、シールド導体4は、図6に示すように1対の絶縁電
線1にドレイン導体5を縦添えして、金属箔テープ7を
横巻き(以下、スパイラル巻きという)して一体化し、
その外側に外被6を被覆成形して形成されている。シー
ルド導体4を形成する金属箔テープ7は、ポリエステル
系のプラスチックフィルムの基材7bにアルミまたは銅
の導電性のよい導体箔7aを蒸着、貼付け等によりラミ
ネートした構成のものが用いられている。
【0008】金属箔テープ7は、導体箔7aを内側にし
て導体箔表面がドレイン導体5と電気接触が得られるよ
うに巻き付けられるが、金属箔テープ7を巻く場合、テ
ープの巻きピッチと巻き付けの回転数により、製造の線
速が決定される。例えば、テープの巻きピッチを15m
m、巻き付けの回転数が200rpmとすると、線速は
3m/minとなる。この線速でのシールド電線の製造
は、生産性がよいとはいえず、シールド電線のコストア
ップを招いている原因となっている。
て導体箔表面がドレイン導体5と電気接触が得られるよ
うに巻き付けられるが、金属箔テープ7を巻く場合、テ
ープの巻きピッチと巻き付けの回転数により、製造の線
速が決定される。例えば、テープの巻きピッチを15m
m、巻き付けの回転数が200rpmとすると、線速は
3m/minとなる。この線速でのシールド電線の製造
は、生産性がよいとはいえず、シールド電線のコストア
ップを招いている原因となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、金属箔テープの巻き付けに
よるシールド導体の形成で、製造線速を速めることので
きるシールド電線とその製造方法の提供を課題とする。
情に鑑みてなされたもので、金属箔テープの巻き付けに
よるシールド導体の形成で、製造線速を速めることので
きるシールド電線とその製造方法の提供を課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の平行2心シール
ド電線は、平行に並べられた1対の絶縁電線に少なくと
も1本のドレイン導体を縦添えし、絶縁電線とドレイン
導体とを一括して金属箔テープで巻き付けてシールド導
体とし、シールド導体の外周部を外被で覆った平行2心
シールド電線であって、金属箔テープは縦添え(シガレ
ット巻き)で巻き付けられていることを特徴とする。
ド電線は、平行に並べられた1対の絶縁電線に少なくと
も1本のドレイン導体を縦添えし、絶縁電線とドレイン
導体とを一括して金属箔テープで巻き付けてシールド導
体とし、シールド導体の外周部を外被で覆った平行2心
シールド電線であって、金属箔テープは縦添え(シガレ
ット巻き)で巻き付けられていることを特徴とする。
【0011】また、本発明の平行2心シールド電線の製
造方法は、1対の絶縁電線を平行に並べ、少なくとも1
本のドレイン導体を縦添えし、絶縁電線とドレイン導体
とを一括して金属箔テープで巻き付けてシールド導体を
形成し、シールド導体の外周部を外被で被覆する平行2
心シールド電線の製造方法であって、金属箔テープは縦
添え(シガレット巻き)で巻き付けることを特徴とす
る。
造方法は、1対の絶縁電線を平行に並べ、少なくとも1
本のドレイン導体を縦添えし、絶縁電線とドレイン導体
とを一括して金属箔テープで巻き付けてシールド導体を
形成し、シールド導体の外周部を外被で被覆する平行2
心シールド電線の製造方法であって、金属箔テープは縦
添え(シガレット巻き)で巻き付けることを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1により本発明の実施の形態を
説明する。図1(A)は本発明によるシールド電線の斜
視図を示し、図1(B)は同拡大断面図を示す。図中、
11は絶縁電線、12は内部導体、13は絶縁体、14
はシールド導体、15はドレイン導体、16は外被を示
す。なお、説明を分かりやすくするため、図ではシール
ド導体14を誇張して描いてある。
説明する。図1(A)は本発明によるシールド電線の斜
視図を示し、図1(B)は同拡大断面図を示す。図中、
11は絶縁電線、12は内部導体、13は絶縁体、14
はシールド導体、15はドレイン導体、16は外被を示
す。なお、説明を分かりやすくするため、図ではシール
ド導体14を誇張して描いてある。
【0013】本発明の平行2心シールド電線は、内部導
体12を絶縁体13で絶縁した1対の絶縁電線11を平
行に並べ、一方の絶縁電線の横側面にドレイン導体15
を縦添えし、絶縁電線11とドレイン導体15とを一括
してシールド導体14で巻き付け、シールド導体14の
外周部を外被16で覆って構成される。シールド導体1
4は、プラスチックフィルム等の樹脂基材14bに導体
箔14aを積層した金属箔テープを縦添え(以下、シガ
レット巻きという)で巻き付けて形成される。
体12を絶縁体13で絶縁した1対の絶縁電線11を平
行に並べ、一方の絶縁電線の横側面にドレイン導体15
を縦添えし、絶縁電線11とドレイン導体15とを一括
してシールド導体14で巻き付け、シールド導体14の
外周部を外被16で覆って構成される。シールド導体1
4は、プラスチックフィルム等の樹脂基材14bに導体
箔14aを積層した金属箔テープを縦添え(以下、シガ
レット巻きという)で巻き付けて形成される。
【0014】図2は、従来技術で説明した図4の平行2
心シールド電線に対応させた本発明によるシールド電線
の実施の形態を示す。図2(A)は、平行に並べた1対
の絶縁電線11の一方の絶縁電線の横側面にドレイン導
体15を縦添えし、絶縁電線11とドレイン導体15と
を一括してシールド導体14で巻き付け、シールド導体
14の外周部を外被16で被覆した構造のものである。
図2(B)は、1対の絶縁電線11を平行に並べ両方の
絶縁電線の横側面にドレイン導体15を縦添えし、図2
(A)と同様にシールド導体14と外被16を形成した
構造のものである。図2(C)は、1対の絶縁電線11
を平行に並べ両方の絶縁電線が接する中央部にドレイン
導体15を縦添えし、図2(A)と同様にシールド導体
14と外被16を形成した構造のものである。
心シールド電線に対応させた本発明によるシールド電線
の実施の形態を示す。図2(A)は、平行に並べた1対
の絶縁電線11の一方の絶縁電線の横側面にドレイン導
体15を縦添えし、絶縁電線11とドレイン導体15と
を一括してシールド導体14で巻き付け、シールド導体
14の外周部を外被16で被覆した構造のものである。
図2(B)は、1対の絶縁電線11を平行に並べ両方の
絶縁電線の横側面にドレイン導体15を縦添えし、図2
(A)と同様にシールド導体14と外被16を形成した
構造のものである。図2(C)は、1対の絶縁電線11
を平行に並べ両方の絶縁電線が接する中央部にドレイン
導体15を縦添えし、図2(A)と同様にシールド導体
14と外被16を形成した構造のものである。
【0015】シールド導体14を形成する金属箔テープ
は、導体箔14aを内側にして巻き付けられ、絶縁電線
11の横側面に縦添えされているドレイン導体15と全
長に亘って接触して電気接続が形成される。金属箔テー
プがシガレット巻きされた際に、側縁部を一部ラップさ
せ、接着剤により接着して、1対の絶縁電線11とドレ
イン導体15の配列状態を保持固定する。また、金属箔
テープの導体箔14aが設けられた反対側の基材面に接
着剤14cを塗布したものを用いることもできる。この
接着剤14cが塗布されている場合、シガレット巻きの
ラップ部の接着に利用できるとともに、外被16をシー
ルド導体14に接着一体化させることができる。
は、導体箔14aを内側にして巻き付けられ、絶縁電線
11の横側面に縦添えされているドレイン導体15と全
長に亘って接触して電気接続が形成される。金属箔テー
プがシガレット巻きされた際に、側縁部を一部ラップさ
せ、接着剤により接着して、1対の絶縁電線11とドレ
イン導体15の配列状態を保持固定する。また、金属箔
テープの導体箔14aが設けられた反対側の基材面に接
着剤14cを塗布したものを用いることもできる。この
接着剤14cが塗布されている場合、シガレット巻きの
ラップ部の接着に利用できるとともに、外被16をシー
ルド導体14に接着一体化させることができる。
【0016】内部導体12には、アルミや銅の電気良導
体で形成された単線または撚り線を用いることができ
る。また、導体表面に錫または銀メッキしたものを用い
てもよい。周波数が高い線路に使用する場合は、表皮効
果により導体表面に電流が偏るので、低抵抗の導電材料
のメッキが望ましい。絶縁体13には、高発泡ポリエチ
レン等の各種の電気絶縁材を用いることができる。
体で形成された単線または撚り線を用いることができ
る。また、導体表面に錫または銀メッキしたものを用い
てもよい。周波数が高い線路に使用する場合は、表皮効
果により導体表面に電流が偏るので、低抵抗の導電材料
のメッキが望ましい。絶縁体13には、高発泡ポリエチ
レン等の各種の電気絶縁材を用いることができる。
【0017】シールド導体14を形成する金属箔テープ
は、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のプラス
チックフィルムで形成された基材14bの一方の面に、
銅などの電気導電性のよい導体箔を接着または蒸着等で
形成する。また、導体箔14aと反対側の基材面に塗布
される接着剤14cには、外被16の押出し被覆成形時
の熱により溶融されて接着性を生じる熱溶融型接着剤が
望ましい。
は、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のプラス
チックフィルムで形成された基材14bの一方の面に、
銅などの電気導電性のよい導体箔を接着または蒸着等で
形成する。また、導体箔14aと反対側の基材面に塗布
される接着剤14cには、外被16の押出し被覆成形時
の熱により溶融されて接着性を生じる熱溶融型接着剤が
望ましい。
【0018】金属箔テープの幅は、絶縁体13の直径を
d、ドレイン導体15の直径をeとしたとき、「πd+
2d+eN+1mm」位を目安に選定する。なお、N
は、図2(A)の場合は「2」、図2(B)の構造の場
合は「4」、図2(C)の場合は「0」とする。また、
シールド導体14は、図1(B)では、誇張して示して
あるが、具体例としては、導体箔14aの厚さが7〜9
μm、接着剤を含めた全体の厚さが15〜21μm程度
の薄いものが用いられ、フォーミングは容易に行なうこ
とができる。
d、ドレイン導体15の直径をeとしたとき、「πd+
2d+eN+1mm」位を目安に選定する。なお、N
は、図2(A)の場合は「2」、図2(B)の構造の場
合は「4」、図2(C)の場合は「0」とする。また、
シールド導体14は、図1(B)では、誇張して示して
あるが、具体例としては、導体箔14aの厚さが7〜9
μm、接着剤を含めた全体の厚さが15〜21μm程度
の薄いものが用いられ、フォーミングは容易に行なうこ
とができる。
【0019】ドレイン導体15は、内部導体12に用い
たものと同じで、アルミや銅の電気良導体で形成された
単線または撚り線が用いることができる。また、太さも
内部導体12と同じでよく、このドレイン導体15は、
シガレット巻きにより形成されたシールド導体14によ
って、絶縁体13の外面に保持固定され、導体箔14a
と全長に亘って均一かつ確実に接触され、良好な電気接
続を形成することができる。これにより、箔状の薄いシ
ールド導体4は、ドレイン導体15を介して接地端子等
に確実に接地接続することができる。
たものと同じで、アルミや銅の電気良導体で形成された
単線または撚り線が用いることができる。また、太さも
内部導体12と同じでよく、このドレイン導体15は、
シガレット巻きにより形成されたシールド導体14によ
って、絶縁体13の外面に保持固定され、導体箔14a
と全長に亘って均一かつ確実に接触され、良好な電気接
続を形成することができる。これにより、箔状の薄いシ
ールド導体4は、ドレイン導体15を介して接地端子等
に確実に接地接続することができる。
【0020】外被16は、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、フッ素樹脂等の熱可塑性樹脂を押出し被覆成形して
形成される。シールド導体14の外面に接着剤が塗布さ
れている場合、外被16は、シールド導体14と接着剤
により接着一体化されるので、シールド導体14の機械
的強度が補強され、電線の屈曲等で、シールド導体14
が破断されるのを防止することができる。また、端末部
で端子接続のため外被16を除去する場合に、シールド
導体14も同時に除去され、端末処理を容易にすること
が可能となる。
ル、フッ素樹脂等の熱可塑性樹脂を押出し被覆成形して
形成される。シールド導体14の外面に接着剤が塗布さ
れている場合、外被16は、シールド導体14と接着剤
により接着一体化されるので、シールド導体14の機械
的強度が補強され、電線の屈曲等で、シールド導体14
が破断されるのを防止することができる。また、端末部
で端子接続のため外被16を除去する場合に、シールド
導体14も同時に除去され、端末処理を容易にすること
が可能となる。
【0021】次に、図3により本発明のシールド電線の
製造方法について説明する。図中、11は絶縁電線、1
4はシールド導体、15はドレイン導体、16は外被、
17は金属箔テープ、18は成形ダイス、19は被覆成
形ダイを示す。絶縁電線11は、図1の内部導体12を
絶縁体13で被覆したもので、1対の絶縁電線11が巻
取りドラムから繰出されて供給される。ドレイン導体1
5および金属箔テープ17は、図1で説明したものと同
じで、それぞれの巻取りドラムから個別に繰出される。
製造方法について説明する。図中、11は絶縁電線、1
4はシールド導体、15はドレイン導体、16は外被、
17は金属箔テープ、18は成形ダイス、19は被覆成
形ダイを示す。絶縁電線11は、図1の内部導体12を
絶縁体13で被覆したもので、1対の絶縁電線11が巻
取りドラムから繰出されて供給される。ドレイン導体1
5および金属箔テープ17は、図1で説明したものと同
じで、それぞれの巻取りドラムから個別に繰出される。
【0022】絶縁電線11、ドレイン導体15および金
属箔テープ17は、成型ダイス18により一体化され
る。金属箔テープ17は、上述したように導体箔面が内
側になるように絶縁電線11とドレイン導体15とをシ
ガレット巻きで一括して巻き付け、側縁部の一部ラップ
させて外側表面の接着剤で接着して巻き付け状態を保持
する。金属箔テープ17を巻き付けてシールド導体14
が形成された後、引続いて被覆成形ダイ19により外被
16が被覆成形される。具体例での製造線速は40m/
minで、従来例のスパイラル巻きの製造線速2〜3m
/minに対して数倍以上で、生産性を向上させ低コス
ト化を図ることができる。
属箔テープ17は、成型ダイス18により一体化され
る。金属箔テープ17は、上述したように導体箔面が内
側になるように絶縁電線11とドレイン導体15とをシ
ガレット巻きで一括して巻き付け、側縁部の一部ラップ
させて外側表面の接着剤で接着して巻き付け状態を保持
する。金属箔テープ17を巻き付けてシールド導体14
が形成された後、引続いて被覆成形ダイ19により外被
16が被覆成形される。具体例での製造線速は40m/
minで、従来例のスパイラル巻きの製造線速2〜3m
/minに対して数倍以上で、生産性を向上させ低コス
ト化を図ることができる。
【0023】また、外被16を金属箔テープ17の外面
の接着剤により接着一体化した場合、シールド導体14
のフォーミング保持、機械的補強が良好に行なわれ、外
被16を除去するときに、シールド導体14の除去も外
被16と同時一体に行なうことができ、端末処理および
高密度実装の作業性も向上させることができる。
の接着剤により接着一体化した場合、シールド導体14
のフォーミング保持、機械的補強が良好に行なわれ、外
被16を除去するときに、シールド導体14の除去も外
被16と同時一体に行なうことができ、端末処理および
高密度実装の作業性も向上させることができる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、シールド導体をシガレット巻きで形成するこ
とにより、シールド電線の細径化を可能とするととも
に、製造の生産性を高め低コスト化を図ることができ
る。また、外被はシールド導体と接着剤により接着一体
化することにより、シールド電線の強度補強と端末処理
を容易にし、作業性を向上させることができる。
によれば、シールド導体をシガレット巻きで形成するこ
とにより、シールド電線の細径化を可能とするととも
に、製造の生産性を高め低コスト化を図ることができ
る。また、外被はシールド導体と接着剤により接着一体
化することにより、シールド電線の強度補強と端末処理
を容易にし、作業性を向上させることができる。
【図1】本発明の実施の形態を説明する図である。
【図2】本発明の実施の形態のシールド電線構造を示す
図である。
図である。
【図3】本発明のシールド電線の製造方法を示す概略図
である。
である。
【図4】従来のシールド電線構造を示す図である。
【図5】従来のシールドケーブルを示す図である。
【図6】従来のシールド導体の形成方法を示す図であ
る。
る。
11…絶縁電線、12…内部導体、13…絶縁体、14
…シールド導体、15…ドレイン導体、16…外被、1
7…金属箔テープ、18…成形ダイス、19…被覆成形
ダイ。
…シールド導体、15…ドレイン導体、16…外被、1
7…金属箔テープ、18…成形ダイス、19…被覆成形
ダイ。
Claims (4)
- 【請求項1】 平行に並べられた1対の絶縁電線に少な
くとも1本のドレイン導体を縦添えし、前記絶縁電線と
前記ドレイン導体とを一括して金属箔テープで巻き付け
てシールド導体とし、前記シールド導体の外周部を外被
で覆った平行2心シールド電線であって、前記金属箔テ
ープは縦添え(シガレット巻き)で巻き付けられている
ことを特徴とする平行2心シールド電線。 - 【請求項2】 前記金属箔テープは導体箔と反対の面に
接着剤が塗布され、前記外被と接着一体化されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の平行2心シールド電
線。 - 【請求項3】 1対の絶縁電線を平行に並べ、少なくと
も1本のドレイン導体を縦添えし、前記絶縁電線と前記
ドレイン導体とを一括して金属箔テープで巻き付けてシ
ールド導体を形成し、前記シールド導体の外周部を外被
で被覆する平行2心シールド電線の製造方法であって、
前記金属箔テープは縦添え(シガレット巻き)で巻き付
けることを特徴とする平行2心シールド電線の製造方
法。 - 【請求項4】 前記金属箔テープは導体箔と反対の面に
熱溶融性の接着剤が塗布され、前記外被の被覆時の熱に
より前記外被と接着一体化することを特徴とする請求項
3に記載の平行2心シールド電線の製造方法。
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