JPS5855533Y2 - 同軸ケ−ブル - Google Patents

同軸ケ−ブル

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Publication number
JPS5855533Y2
JPS5855533Y2 JP4045579U JP4045579U JPS5855533Y2 JP S5855533 Y2 JPS5855533 Y2 JP S5855533Y2 JP 4045579 U JP4045579 U JP 4045579U JP 4045579 U JP4045579 U JP 4045579U JP S5855533 Y2 JPS5855533 Y2 JP S5855533Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
adhesive layer
core wires
coaxial cable
outside
Prior art date
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Expired
Application number
JP4045579U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55140210U (ja
Inventor
裕 小山内
義昭 小出
弘忠 小林
利治 平井
義和 野村
Original Assignee
株式会社フジクラ
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Publication date
Application filed by 株式会社フジクラ filed Critical 株式会社フジクラ
Priority to JP4045579U priority Critical patent/JPS5855533Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は同軸ケーブルに関する。
従来、同軸ケーブルの外部導電層(外部導体又はしやへ
い体)は金属線を編組したものや金属テープを螺旋状に
巻いた横巻き型のもので構成されていたが、製造工程が
複雑なため価格的に高価になると云う欠点を持っていた
本考案は上記に鑑み、価格的に安価に製造でき、しかも
内部導体を外部導電層の閉ループで完全に包み込む構造
とした同軸ケーブルを提供することを目的とする。
以下、本考案に係る1実施例について図面を参照しなが
ら説明する。
第1図において2本の絶縁心線1,1はそれぞれ内部導
体2をポリエチレンなどの絶縁層3で被覆してなり、そ
の外周面には外部導電層用テープ4がW字状に密着包被
されている。
このテープ4はアルミニウムや銅などの金属テープ41
の一面に例えば塩ビ錯ピコポリマからなる接着剤層42
を形威し、他の面は金属テープ41の露出面としたもの
からなっている。
なお接着剤層としてポリエステルや紙などからなるテー
プの両面に前記接着剤を塗布したものを用いて金属テー
プ41を補強することもできる。
このテープ4の巾方向両端は接着剤層42の面が内側に
なるようにして折り返されている。
金属テープ41の露出面が内側になるようにして2本の
絶縁心線1,1が包被されており、両端の折り返し部は
重ね合せられている。
したがって両端では外側に面している金属テープ41の
露出面が相互に接触することになる。
またW字状中央部は2条の絶縁心線1,1の間に介在し
、かつ前記の重ね合せ部にまで達している。
そのためW字状の中央部の内側に向いている金属テープ
41の露出面と、前記重ね合せ部の内側に向いている金
属テープ41の露出面とが相互に接触することになる。
このように金属テープ41の電気的接触が図られている
ので2条の絶縁心線1,1はそれぞれ金属テープ41が
形成する2個の電気的閉ループ内に配置されることにな
る。
したがって内部導体2,2はそれぞれ独立の完全な閉ル
ープ内に置かれ、また外部導電層となる金属テープ41
が絶縁層2の外周面に密着することになる。
なお、このテープの端部は上記のように重ね合わされる
場合のみならず突合せ(図示せず)でもよい。
更に第1図において、重ね合せ部の折り返し部外側にド
レンワイヤ5が配置され、折り返し部の外側に面する金
属テープ41の露出面に電気的に接触するようにされて
いる。
そして全体はポリ塩化ビニルやポリエチレン等のジャケ
ット(保護被覆層)6により覆われている。
第1図に示す同軸ケーブルは例えば第2図及び第3図に
示す成形機により絶縁心線1,1にテープ4を縦添え包
被して製造される。
第2図において、基台7に複数個のスタンド(成形板)
8が絶縁心線1及びテープ4の走行方向(矢印で示す)
に沿って配列されている。
スタンド8には、そのA−Iの各段階ごとに異なる形状
の穴81及び溝82が形成されている。
穴81は絶縁心線1,1を通ずためのものであり、溝8
2はテープ4を通すためのものである。
A−Eの段階では主にテープ4の巾方向両端を折り返す
成形が行われ、E〜■の段階では絶縁心線1,1の周囲
にテープ4を縦添え、密着包被させる成形が行われる。
最終段階■のスタンド8では絶縁心線1,1用の穴とテ
ープ4用の溝とが一体となっており、この最終段階■か
らは絶縁心線1゜1の外周面にテープ4が縦添え、密着
包被された形で゛引き出されることになる。
この成形機によれば簡単な作業でテープの縦添え包被成
形を行なうことができる。
また成形機の構造としても簡単なものとなっている。
なお上記のようにこの成形機を用いて製造すれば利点は
多いが、必ずしもこの成形機を用いた方法だけで製造さ
れるのではなく、他の方法によっても製造することが可
能であることは勿論である。
以上、実施例について説明したように本考案によれば、
2条の絶縁心線をそれぞれ個々に一枚の外部導電層用テ
ープによる完全な閉ループ内に納めることができ、しか
もドレンワイヤを外部導電層に電気的に接触させること
ができる利点がある。
更に、この考案による同軸ケーブルはその外部導電層用
テープの両端を折り返したり、W字状に成形したりする
だけの極めて簡単な構造であるから製造原価も安価なも
のとなる。
しかも外部導電層用テープは、接着剤層の側が外側にな
るのでジャケットとの接着性が向上し、ジャケット剥離
時に同時にテープも切断除去されることになり、端末処
理作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例に係る同軸ケーブルの縦断面
を示す断面図、第2図は第1図の同軸ケーブルの製造工
程に用いる成形機を示す斜視図、第3図は第2図のA〜
■の各段階におけるスタンドの断面を示す断面図である
。 1・・・・・・絶縁心線、4・・・・・・外部導電層用
テープ、41・・・・・・金属テープ、42・・・・・
・接着剤層、5・・・・・・ドレンワイヤ、6・・・・
・・ジャケット、7・・・・・・基台、8・・・・・・
スタンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2条の絶縁心線の外側に、その片面に接着剤層を有し、
    かつその巾方向両端で前記接着剤層面が内側になるよう
    に折返えされてなる外部導電層用テープを、前記接着剤
    層を外側にして実質的に前記各心線を個別に包むように
    略W字状に縦添えさせて前記テープ両端の折返し部を重
    ね合せ又は突合せ、このテープ折返し部上にドレンワイ
    ヤを縦添えさせ、その外側に保護被覆層を施してなる同
    軸ケーブル。
JP4045579U 1979-03-28 1979-03-28 同軸ケ−ブル Expired JPS5855533Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4045579U JPS5855533Y2 (ja) 1979-03-28 1979-03-28 同軸ケ−ブル

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JP4045579U JPS5855533Y2 (ja) 1979-03-28 1979-03-28 同軸ケ−ブル

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Publication Number Publication Date
JPS55140210U JPS55140210U (ja) 1980-10-06
JPS5855533Y2 true JPS5855533Y2 (ja) 1983-12-20

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ID=28909211

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JPS55140210U (ja) 1980-10-06

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