JPH0158807B2 - - Google Patents

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JPH0158807B2
JPH0158807B2 JP58125667A JP12566783A JPH0158807B2 JP H0158807 B2 JPH0158807 B2 JP H0158807B2 JP 58125667 A JP58125667 A JP 58125667A JP 12566783 A JP12566783 A JP 12566783A JP H0158807 B2 JPH0158807 B2 JP H0158807B2
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JP
Japan
Prior art keywords
layer
tape layer
tape
conductive tape
shield
Prior art date
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Expired
Application number
JP58125667A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6017812A (ja
Inventor
Hitoshi Akyama
Masahiro Yamamoto
Katsuo Endo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP12566783A priority Critical patent/JPS6017812A/ja
Publication of JPS6017812A publication Critical patent/JPS6017812A/ja
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  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、二重シールド電線のシールド層被覆
方法に関するものである。
一般に、外部からの雑音の浸入防止および内部
からの信号の漏洩防止のため、電線・ケーブルに
はシールド層が設けられている。特に良好なシー
ルド効果を保持する必要があるときには、間に絶
縁層を介在させた内外2層のシールド層を形成し
たものが用いられている。
第1図は、内側2層のシールド層を有する二重
シールド電線の従来例の断面説明図である。
1は絶縁線心、2は内側シールド層、8は絶縁
体、4は外側シールド層、5はシース、6および
7はドレンワイヤである。
このような二重シールド電線の製造方法として
は次のような方法が一般に知られている。
絶縁線心1の外周に編組により内側シールド
層2を設け、この外周に押出しにより絶縁体8
を設け、更にこの外周に編組により外側シール
ド層4を設ける。
絶縁線心1の外周に編組により内側シールド
層2を設け、この外周に絶縁テープの巻回によ
り絶縁体8を設け、更にこの外周に金属ラミネ
ートテープにより外側シールド層4を設ける。
絶縁線心1の外周に金属ラミネートテープに
より内側シールド層2を設け、この外周に絶縁
テープにより絶縁体8を設け、更にこの外周に
金属ラミネートテープにより外側シールド層4
を設ける。
上記いずれの方法においても、内側シールド層
2、絶縁体8および外側シールド層4はそれぞれ
別工程で設けられ、工程数が多くなることから製
造能率が非常に悪い。特に、およびのように
編組によりシールド層を設ける場合は、製造速度
の低下を一層助長する。
上記〜以外の方法として、絶縁線心の外
周に金属ラミネートテープを2層に設ける方法、
絶縁線心の外周に編組シールドを設け、この外
周に金属ラミネートテープを設ける方法もある。
しかしながら、金属ラミネートテープを使用する
場合は、ラミネートテープの絶縁層の厚さは0.5
〜3μ程度であることから、テープ端面では他の
シールド層へ近接し、シールド層間の絶縁性の点
で問題がある。
本発明は、上記の状況に鑑みなされたものであ
り、シールド層の被覆工程を減少して作業効率を
大幅に向上でき、しかも優れたシールド効果を有
する二重シールド電線を実現できるシールド層被
覆方法の提供を目的とするものである。
本発明のシールド被覆方法は、絶縁線心の外周
に、内側導電性テープ層、絶縁テープ層、外側導
電性テープ層の順に2層のシールド層が形成され
る二重シールド電線の製造方法において、内側導
電性テープ層、絶縁テープ層および外側導電性テ
ープ層を順次予め一体に固着したテープ層を、テ
ープ層の幅方向の端部のうち少なくとも一方の端
部における各層が順次階段状となるように形成
し、このテープ層を絶縁線心の外周に各層の幅方
向の端部同志が重なり接触し合うように縦添えに
被覆することを特徴とするものである。
以下、本発明の二重シールド電線のシールド層
被覆方法の一実施例を第2図および第3図により
説明する。
第2図は、絶縁線心に二重シールド層を縦添え
被覆する場合の説明図、第3図は二重シールド層
を被覆後の二重シールド電線の断面図である。
絶縁テープ層8の内外側に内側導電性テープ層
2および外側導電性テープ層4が張付けられて一
体に固着したテープ層12が形成されている。そ
して、テープ層12の幅方向の両端部は、一端は
内側導電性テープ層2の端部が突出し、次に絶縁
テープ層8の端部が突出し、外側導電性テープ層
4の端部が最も後退位置にあるように各層が順次
階段状となるように形成されている。他端はこれ
とは反対に、外側導電性テープ層4の端部が突出
した階段状に形成されている。
絶縁テープ層8としては、ポリエチレンテープ
あるいはポリエステルテープの両面にポリエチレ
ンを配置したものが適しており、導電性テープ層
2,4としてはアルミニウムテープが適してい
る。
かかるテープ層12は、第2図に示すように絶
縁体10の外周にC点を固定し、テープ層12を
矢印の方向に巻き付け、第3図に示すように各層
の幅方向の端部同志が重なり接触し合うように縦
添えに被覆することにより、内側導電性テープ層
2および外側導電性テープ層4が絶縁テープ層8
により確実に絶縁された二重シールド電線が得ら
れる。
第4図は、テープ層12のテープラツプ部の裕
度状況の説明図であり、イは最大ラツプ状態、ロ
は中間ラツプ状態、ハは最小ラツプ状態を示し、
ニは両端部の階段状部のずれ状態の説明図であ
る。ニにおいて、一端における導電性テープと絶
縁テープのずれL1、L2と、他端における導電性
テープを絶縁テープのずれL1′、L2′とにおいて、
L1<L1′、L2<L2′とすることにより、絶縁テープ
層8による絶縁性がより完全に保たれる。また、
テープ層12がテープ幅Lに対し、ずれL1、L2
が大きいほど絶縁体10の外径に対する製造時の
ラツプ裕度は増すが、L1′+L2′はL/2以下にする
必要がある。すなわち、L>2(L1′+L2′)とす
ると、ほぼ絶縁体外周の1/2弱までテープ幅に裕
度があることになり、製造が容易である。
第5図は、本発明において使用されるテープ層
12の他の実施例を示したものである。テープ層
12の幅方向の片側の端部A側は上記実施例と同
様に階段状に外側導電性テープ層4が最も突出
し、次に絶縁テープ層8が突出し、内側導電性テ
ープ層2が後退位置にあるように形成され、他方
の端部B側は内外側導電性テープ層、4および絶
縁テープ層8が同一面に位置するようになつてい
る。
第6図、第5図のテープ層12を絶縁線心1に
縦添え被覆した断面図であり、内側導電性テープ
層2の端部を突き合わせ接触させた後、第7図に
示すように長く突出している外側導電性テープ層
4の端部Aを矢印方向に折り曲げ端部Bを包み込
むことにより、外側導電性テープ層4の両端は電
気的に接触される。そして、内外側導電性テープ
層2,4は絶縁テープ層8によつて確実に電気的
絶縁がなされている。
第8図は、本発明において使用されるテープ層
12の更に他の実施例を示したものである。本実
施例では、テープ層12の両端部AおよびBが同
じ階段状に形成されている。このテープ層12を
絶縁線心に縦添え被覆することにより上記実施例
と同様内外側導電性テープ層2,4が絶縁テープ
層8によつて電気的絶縁がなされた二重シールド
電線が得られる。
なお、本発明における二重シールド電線は、内
外導電性テープ層にドレンワイヤを接触させた構
造でもよく、また、絶縁線心は1心でも多心でも
よく、同軸を含む複合タイプであつてもよい。
以上記述した如く、本発明のシールド層被覆方
法によれば、シールド層の被覆工程を減少して作
業効率を大幅に向上でき、しかも優れたシールド
効果を有する二重シールド電線を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の製造方法により製造した二重シ
ールド電線の断面図。第2図および第3図は、本
発明の一実施例の説明図で、第2図は絶縁線心に
二重シールド層を縦添え被覆する場合の説明図、
第3図は二重シールド層を被覆後の二重シールド
電線の断面図。第4図イ,ロ,ハ,ニは第3図の
D部のずれ説明図。第5図〜第7図は本発明の他
の実施例の説明図で、第5図はテープ層の斜視
図、第6図は二重シールド被覆途中の電線の断面
図、第7図は二重シールド被覆完了後の電線の断
面図。第8図は本発明の更に他の実施例に使用さ
れるテープ層の斜視図。 1:絶縁線心、2:内側導電性テープ層、4:
外側導電性テープ層、8:絶縁テープ層、12:
テープ層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 絶縁線心の外周に、内側導電性テープ層、絶
    縁テープ層、外側導電性テープ層の順に2層のシ
    ールド層が形成され、内側導電性テープ層と外側
    導電性テープ層とが絶縁されている二重シールド
    電線の製造方法において、内側導電性テープ層、
    絶縁テープ層および外側導電性テープ層を順次予
    め一体に固着したテープ層を、テープ層の幅方向
    の端部のうち少なくとも一方の端部における各層
    が階段状となるように形成し、このテープ層を絶
    縁線心の外周に少なくとも各導電性テープ層の幅
    方向の端部同志が重なり接触し合うように縦添え
    に被覆することを特徴とする二重シールド電線の
    シールド層被覆方法。
JP12566783A 1983-07-11 1983-07-11 二重シ−ルド電線のシ−ルド層被覆方法 Granted JPS6017812A (ja)

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JP12566783A JPS6017812A (ja) 1983-07-11 1983-07-11 二重シ−ルド電線のシ−ルド層被覆方法

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JP12566783A JPS6017812A (ja) 1983-07-11 1983-07-11 二重シ−ルド電線のシ−ルド層被覆方法

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JPS6017812A JPS6017812A (ja) 1985-01-29
JPH0158807B2 true JPH0158807B2 (ja) 1989-12-13

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ID=14915673

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JP12566783A Granted JPS6017812A (ja) 1983-07-11 1983-07-11 二重シ−ルド電線のシ−ルド層被覆方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0945145A (ja) * 1995-08-01 1997-02-14 Nec Corp 電磁放射対策ケーブル,それに用いるコネクタ,及びケーブル接続構造
JP2022178840A (ja) * 2021-05-21 2022-12-02 株式会社オートネットワーク技術研究所 外装部材及びワイヤハーネス

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JPS4928626U (ja) * 1972-06-12 1974-03-12

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