JP2658498B2 - 同軸ケーブルの製造方法 - Google Patents

同軸ケーブルの製造方法

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JP2658498B2
JP2658498B2 JP2122345A JP12234590A JP2658498B2 JP 2658498 B2 JP2658498 B2 JP 2658498B2 JP 2122345 A JP2122345 A JP 2122345A JP 12234590 A JP12234590 A JP 12234590A JP 2658498 B2 JP2658498 B2 JP 2658498B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、同軸ケーブルの製造方法、特に、コア外周
に金属テープを巻付ける方法に関するものである。
[従来の技術] 第2図および第3図には、本発明により製造される同
軸ケーブルが示されている。第2図の同軸ケーブルは、
中心導体1上に絶縁体2が設けられ、絶縁体2の外周に
順次金属テープ層3およびジャケット4が設けられてい
る。第3図の同軸ケーブルは、金属テープ層3とジャケ
ット4との間に金属編組5が設けられているものであ
る。
このような同軸ケーブルにおいて、中心導体1の上に
絶縁体2を被覆してなるコア6の外周に金属テープを巻
付けて金属テープ層3を形成する場合、従来は、第4図
に示すように金属テープ3aを直接コア6の外周に巻付け
ている。すなわち、コア6の外周にガイドパイプ7を間
隔を置いて配置し、コア6を図中矢印(イ)方向に走行
させながら、ガイドパイプ7、7の間でコア6上に図中
矢印(ロ)方向に金属テープ3aを巻付けるものである。
[発明が解決しようとする課題] 上述の従来技術でもって、中心導体上に、直径5mm以
下のふっ素樹脂またはポリエチレンなどの絶縁体を被覆
した細径コア上に、銅テープなどの金属テープを重ね巻
する場合、絶縁体と金属テープとの密着を強くするに
は、金属テープの張力を大きくする必要がある。しか
し、コアの剛性以上に金属テープの張力を大きくする
と、ケーブルに捩じれが生じ、外観等に不具合が生じる
ため、コアと金属テープとの密着力を向上させることは
極めて困難であった。このため、同軸ケーブルの端末加
工性および同軸ケーブルとコネクタとの接続の信頼性の
点で問題がある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされた者であり、コア
と金属テープとの密着力を大幅に向上した同軸ケーブル
を実現できる製造方法の提供を目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の上記目的は、コア径に金属テープ厚を加えた
理論上のテープ巻後の径よりも0〜50ミクロン大きな内
径を有し、且つ、長手方向にスリットを有するガイドパ
イプをコア外周に配置し、スリットを介して金属テープ
をコア外周に導き、金属テープに張力をかけながらガイ
ドパイプを金属テープと共にコア周囲に回転させて外周
に金属テープを巻付け、金属テープを巻いた直後にガイ
ドパイプの内面で金属テープをコアに押し付けながらガ
イドパイプを回転させて金属テープがコアに密着するよ
うに巻付けることにより達成される。
[実施例] 以下、第1図により本発明の一実施例を説明する。な
お、第1図においては、従来例と同一呼称部には同一符
号を付してある。
10は、コア6の外周に配置されたガイドパイプであ
り、コア径に金属テープ厚を加えた理論上のテープ巻後
の径よりも0〜50ミクロン大きな内径を有し、且つ、長
手方向にスリット11を有している。
金属テープ3aをスリット11を介してコア6の外周に導
き、コア6を図中の矢印(イ)方向に走行させ、金属テ
ープ3aに張力をかけながらガイドパイプ10を金属テープ
3aと共にコア周囲に回転させると(矢印(ロ)方向)、
金属テープ3aをコア6の周囲に巻いた直後にガイドパイ
プ10の内面で金属テープ3aがコアに押し付けられるた
め、コア6と金属テープ3aとの密着力が大幅に向上す
る。
本発明において、ガイドパイプ10の内径を、理論上の
金属テープ巻後の径よりも0〜50ミクロン大きな範囲に
規定したのは、金属テープを巻いた直後にガイドパイプ
の内面で金属テープをコアに押し付けながら回転させる
ことにより、金属テープとコアとの密着力を大きくする
ためである。
[発明の効果] 上述のように、本発明は、コア径に金属テープ厚を加
えた理論上のテープ巻後の径よりも0〜50ミクロン大き
な内径を有し、且つ、長手方向にスリットを有するガイ
ドパイプをコア外周に配置し、スリットを介して金属テ
ープをコア外周に導き、金属テープに張力をかけながら
ガイドパイプを金属テープと共にコア周囲に回転させて
コア外周に金属テープを巻付け、金属テープを巻いた直
後にガイドパイプの内面で金属テープをコアに押し付け
ながらガイドパイプを回転させて金属テープがコアに密
着するするように巻付けるものであり、絶縁体と金属テ
ープ層との密着力を大幅に向上させた同軸ケーブルを実
現でき、同軸ケーブルの端末加工性および同軸ケーブル
とコネクタとの接続の信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の斜視説明図、第2図および
第3図はそれぞれ本発明により製造される同軸ケーブル
の例の断面説明図、第4図は従来例の斜視説明図であ
る。 1:中心導体 2:絶縁体 3:金属テープ層 3a:金属テープ 6:コア 10:ガイドパイプ 11:スリット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心導体上に絶縁体を被覆したコアの外周
    に金属テープ層を形成する同軸ケーブルの製造方法にお
    いて、コア径に金属テープ厚を加えた理論上のテープ巻
    後の径よりも0〜50ミクロン大きな内径を有し、且つ、
    長手方向にスリットを有するガイドパイプをコア外周に
    配置し、スリットを介して金属テープをコア外周に導
    き、金属テープに張力をかけながらガイドパイプを金属
    テープと共にコア周囲に回転させてコア外周に金属テー
    プを巻付け、金属テープを巻いた直後にガイドパイプの
    内面で金属テープをコアに押し付けながらガイドパイプ
    を回転させて金属テープがコアに密着するするように巻
    付けることを特徴とする同軸ケーブルの製造方法。
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JPH0546177Y2 (ja) * 1987-03-31 1993-12-02

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