JPH0115056Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0115056Y2 JPH0115056Y2 JP1310783U JP1310783U JPH0115056Y2 JP H0115056 Y2 JPH0115056 Y2 JP H0115056Y2 JP 1310783 U JP1310783 U JP 1310783U JP 1310783 U JP1310783 U JP 1310783U JP H0115056 Y2 JPH0115056 Y2 JP H0115056Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- flat cable
- conductor
- drain wires
- shielded flat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 16
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- 239000004812 Fluorinated ethylene propylene Substances 0.000 description 2
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシールド付フラツトケーブルに係り、
特にシールド効果を大きくするのに好適な構成の
シールド付フラツトケーブルに関するものであ
る。
特にシールド効果を大きくするのに好適な構成の
シールド付フラツトケーブルに関するものであ
る。
テープ電線よりクロストーク特性が良好なフラ
ツトケーブルについてはすでに提案されている
が、最近、コンピユータなどの電子機器の小形
化、高速化にともない、さらにシールド効果が大
きいフラツトケーブルの要求が多くなつてきてい
る。しかも、この場合も、端末部分はテープ電線
のように簡単に処理できるように、信号線（絶縁
被覆電線）間のピツチ、グランド線間のピツチ、
信号線とグランド線間のピツチおよび信号線とグ
ランド線のセンターずれなどはテープ電線と同程
度の精度が要求される。
ツトケーブルについてはすでに提案されている
が、最近、コンピユータなどの電子機器の小形
化、高速化にともない、さらにシールド効果が大
きいフラツトケーブルの要求が多くなつてきてい
る。しかも、この場合も、端末部分はテープ電線
のように簡単に処理できるように、信号線（絶縁
被覆電線）間のピツチ、グランド線間のピツチ、
信号線とグランド線間のピツチおよび信号線とグ
ランド線のセンターずれなどはテープ電線と同程
度の精度が要求される。
しかし、信号線とグランド線間のピツチの精度
を上げる場合、シールド付とするときには信号線
導体とグランド線のセンターずれが問題となる。
を上げる場合、シールド付とするときには信号線
導体とグランド線のセンターずれが問題となる。
その原因は、信号線の導体を絶縁している絶縁
体にグランド線、すなわち、ドレイン線を縦添え
しながらシールドテープを巻くようにしている
が、従来、上記絶縁体は硬く、かつ、外周が丸く
なつており、また、ドレイン線も丸形であるた
め、相互間の接触は、断面上では点接触となり、
長さ方向では線接触となり、シールドテープを巻
いて行く過程あるいはその後の過程で信号線の導
体に対してドレイン線が動いてしまうことにあ
る。
体にグランド線、すなわち、ドレイン線を縦添え
しながらシールドテープを巻くようにしている
が、従来、上記絶縁体は硬く、かつ、外周が丸く
なつており、また、ドレイン線も丸形であるた
め、相互間の接触は、断面上では点接触となり、
長さ方向では線接触となり、シールドテープを巻
いて行く過程あるいはその後の過程で信号線の導
体に対してドレイン線が動いてしまうことにあ
る。
したがつて、各導体のセンターずれが大きくな
り、端末被覆一括ストリツプおよび各導体、ドレ
イン線の被接続体に対する一括コネクテイングに
おいてミスストリツプおよびミスコネクテイング
を生ずる。
り、端末被覆一括ストリツプおよび各導体、ドレ
イン線の被接続体に対する一括コネクテイングに
おいてミスストリツプおよびミスコネクテイング
を生ずる。
本考案は上記に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、シールド効果を大きくするこ
とができ、しかも、各絶縁被覆電線の導体とドレ
イン線との間にセンターずれを生じないようにで
きるシールド付フラツトケーブルを提供すること
にある。
的とするところは、シールド効果を大きくするこ
とができ、しかも、各絶縁被覆電線の導体とドレ
イン線との間にセンターずれを生じないようにで
きるシールド付フラツトケーブルを提供すること
にある。
本考案の特徴は、絶縁被覆電線の導体を絶縁す
る絶縁体を２層構造とし、内層は機械的強度が大
きい絶縁体で構成し、外層は機械的に弱くて変形
しやすい絶縁体で構成し、上記外層の側面の一方
または両側面の対称の位置にドレイン線を縦添え
し、その外周にシールテープを巻き付けて上記ド
レイン線が上記外層中に食い込むようにして押
え、さらにその外周に絶縁体よりなるジヤケツト
を施してなるものを複数本並列に並べて両端末部
分の必要な部分は上記ジヤケツト同志を熱融着さ
せた構造のシールド付フラツトケーブルとした点
にある。
る絶縁体を２層構造とし、内層は機械的強度が大
きい絶縁体で構成し、外層は機械的に弱くて変形
しやすい絶縁体で構成し、上記外層の側面の一方
または両側面の対称の位置にドレイン線を縦添え
し、その外周にシールテープを巻き付けて上記ド
レイン線が上記外層中に食い込むようにして押
え、さらにその外周に絶縁体よりなるジヤケツト
を施してなるものを複数本並列に並べて両端末部
分の必要な部分は上記ジヤケツト同志を熱融着さ
せた構造のシールド付フラツトケーブルとした点
にある。
以下本考案を第１図〜第４図に示した実施例を
用いて詳細に説明する。
用いて詳細に説明する。
第１図は本考案のシールド付フラツトケーブル
の構成要素である信号線となる絶縁被覆電線の一
実施例を示す断面図である。第１図において、１
は、例えば、0.18mm銀メツキ軟銅線よりなる導
体、２は導体１を絶縁する絶縁体の内層となる機
械的が大きい絶縁体で、例えば、発泡FEP（フツ
化エチレンプロピレン樹脂、発泡率60％以上）よ
りなり、外径が0.4mmになるように押出して構成
してある。３は外層となる機械的に弱くて変形し
やすい絶縁体で、例えば、発泡TFF（四フツ化エ
チレン樹脂、発泡率70％以上）よりなるテープを
巻きつけて構成してある。
の構成要素である信号線となる絶縁被覆電線の一
実施例を示す断面図である。第１図において、１
は、例えば、0.18mm銀メツキ軟銅線よりなる導
体、２は導体１を絶縁する絶縁体の内層となる機
械的が大きい絶縁体で、例えば、発泡FEP（フツ
化エチレンプロピレン樹脂、発泡率60％以上）よ
りなり、外径が0.4mmになるように押出して構成
してある。３は外層となる機械的に弱くて変形し
やすい絶縁体で、例えば、発泡TFF（四フツ化エ
チレン樹脂、発泡率70％以上）よりなるテープを
巻きつけて構成してある。
第２図は本考案のシールド付フラツトケーブル
の単位構成体の一実施例を示す断面図である。第
２図において、５は第１図に示す導体１、内層絶
縁体２、外層絶縁体３よりなる絶縁被覆電線の両
側の対象の位置にそれぞれドレイン線４を縦添え
し、その外周に巻き付けたシールドテープで、シ
ールドテープ５としてはアルミ−ポリエステルラ
ミネートテープを用いてあり、厚さ0.1ｍ（Alの
厚さ0.01mm、PSの厚さ0.09mm）、幅５mmのシール
ドテープ５を1/3ラツプ巻きとしてある。この場
合、各ドレイン線４は、絶縁被覆電線の外層絶縁
体３が変形しやすいので、図示のように外層絶縁
体３に食い込み、お互いの接触は面接触となり、
この状態で導体１と各ドレイン線４とのセンタず
れがないようにしておけば、以後の行程でセンタ
ずれを起すことはない。６はその外周に施した絶
縁体よりなるジヤケツトで、実施例ではFEPを
押出してジヤケツト６としてあり、単位構成体７
はこのようにして構成してある。
の単位構成体の一実施例を示す断面図である。第
２図において、５は第１図に示す導体１、内層絶
縁体２、外層絶縁体３よりなる絶縁被覆電線の両
側の対象の位置にそれぞれドレイン線４を縦添え
し、その外周に巻き付けたシールドテープで、シ
ールドテープ５としてはアルミ−ポリエステルラ
ミネートテープを用いてあり、厚さ0.1ｍ（Alの
厚さ0.01mm、PSの厚さ0.09mm）、幅５mmのシール
ドテープ５を1/3ラツプ巻きとしてある。この場
合、各ドレイン線４は、絶縁被覆電線の外層絶縁
体３が変形しやすいので、図示のように外層絶縁
体３に食い込み、お互いの接触は面接触となり、
この状態で導体１と各ドレイン線４とのセンタず
れがないようにしておけば、以後の行程でセンタ
ずれを起すことはない。６はその外周に施した絶
縁体よりなるジヤケツトで、実施例ではFEPを
押出してジヤケツト６としてあり、単位構成体７
はこのようにして構成してある。
第３図は本考案のシールド付フラツトケーブル
の一実施例を示す平面図、第４図は第３図のＡ−
Ａ線断面図である。第３図に示すように、本考案
に係るシールド付フラツトケーブルは、第２図に
示す単位構成体７を所定本数並列に並べて、中間
部分８は撚り合わせ、所定間隔毎に結束バンド９
で結束し、両端末部分の必要な長さの部分１０は
各単位構成体７が第４図に示すようになるように
並列配置とし、各単位構成体７のジヤケツト６同
志を熱融着させて、全体を一体化してある。第４
図の１１はジヤケツト６を熱融着させた部分を示
す。
の一実施例を示す平面図、第４図は第３図のＡ−
Ａ線断面図である。第３図に示すように、本考案
に係るシールド付フラツトケーブルは、第２図に
示す単位構成体７を所定本数並列に並べて、中間
部分８は撚り合わせ、所定間隔毎に結束バンド９
で結束し、両端末部分の必要な長さの部分１０は
各単位構成体７が第４図に示すようになるように
並列配置とし、各単位構成体７のジヤケツト６同
志を熱融着させて、全体を一体化してある。第４
図の１１はジヤケツト６を熱融着させた部分を示
す。
上記した本考案の実施例によれば、シールドテ
ープ５を設けてあるので、シールド効果を大きく
することができ、しかも、第４図の状態におい
て、単位構成体７の導体１とドレイン線４との間
のセンターずれをなくすことができ、全体の導体
１やドレイン線４のセンターずれも±0.05mm以内
に収まり、また、隣接する単位構成体７の導体１
間の距離のばらつきを0.1mm程度に抑えることが
でき、一括ストリツプ、一括コネクテイングが可
能である。
ープ５を設けてあるので、シールド効果を大きく
することができ、しかも、第４図の状態におい
て、単位構成体７の導体１とドレイン線４との間
のセンターずれをなくすことができ、全体の導体
１やドレイン線４のセンターずれも±0.05mm以内
に収まり、また、隣接する単位構成体７の導体１
間の距離のばらつきを0.1mm程度に抑えることが
でき、一括ストリツプ、一括コネクテイングが可
能である。
なお、第２図に示す実施例においては、絶縁被
覆電線の両側にドレイン線４を縦添えしてある
が、何れか一方の片側であつてもよいことはいう
までもない。
覆電線の両側にドレイン線４を縦添えしてある
が、何れか一方の片側であつてもよいことはいう
までもない。
以上説明したように、本考案によれば、シール
ド効果を大きくすることができ、しかも、各絶縁
被覆電線の導体とドレイン線との間にセンターず
れが生じないようにできるので、一括ストリツ
プ、一括コネクテイングが可能であるという効果
がある。
ド効果を大きくすることができ、しかも、各絶縁
被覆電線の導体とドレイン線との間にセンターず
れが生じないようにできるので、一括ストリツ
プ、一括コネクテイングが可能であるという効果
がある。
第１図は本考案のシールド付フラツトケーブル
の構成要素である信号線となる絶縁被覆電線の一
実施例を示す断面図、第２図は本考案のシールド
付フラツトケーブルの単位構成体の一実施例を示
す断面図、第３図は本考案のシールド付フラツト
ケーブルの一実施例を示す平面図、第４図は第３
図のＡ−Ａ線断面図である。 １……導体、２……内層絶縁体、３……外層絶
縁体、４……ドレイン線、５……シールドテー
プ、６……ジヤケツト、８……中間部分、９……
結束バンド、１１……熱融着させた部分。
の構成要素である信号線となる絶縁被覆電線の一
実施例を示す断面図、第２図は本考案のシールド
付フラツトケーブルの単位構成体の一実施例を示
す断面図、第３図は本考案のシールド付フラツト
ケーブルの一実施例を示す平面図、第４図は第３
図のＡ−Ａ線断面図である。 １……導体、２……内層絶縁体、３……外層絶
縁体、４……ドレイン線、５……シールドテー
プ、６……ジヤケツト、８……中間部分、９……
結束バンド、１１……熱融着させた部分。
Claims (1)
- 絶縁被覆電線の導体を絶縁する絶縁体を２層構
造とし、内層は機械的強度が大きい絶縁体で構成
し、外層は機械的に弱くて変形しやすい絶縁体で
構成し、前記外層の側面の一方または両側面の対
称の位置にドレイン線を縦添えし、その外周にシ
ールドテープを巻き付けて前記ドレイン線が前記
外層中に食い込むようにして押え、さらにその外
周に絶縁体よりなるジヤケツトを施してなるもの
を複数本並列に並べて両端末部分の必要な長さの
部分は前記ジヤケツト同志を熱融着させた構造と
してあることを特徴とするシールド付フラツトケ
ーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1310783U JPS59119517U (ja) | 1983-02-01 | 1983-02-01 | シ−ルド付フラツトケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1310783U JPS59119517U (ja) | 1983-02-01 | 1983-02-01 | シ−ルド付フラツトケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59119517U JPS59119517U (ja) | 1984-08-11 |
| JPH0115056Y2 true JPH0115056Y2 (ja) | 1989-05-08 |
Family
ID=30144498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1310783U Granted JPS59119517U (ja) | 1983-02-01 | 1983-02-01 | シ−ルド付フラツトケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59119517U (ja) |
-
1983
- 1983-02-01 JP JP1310783U patent/JPS59119517U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59119517U (ja) | 1984-08-11 |
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