JPS6252533B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6252533B2 JPS6252533B2 JP56041799A JP4179981A JPS6252533B2 JP S6252533 B2 JPS6252533 B2 JP S6252533B2 JP 56041799 A JP56041799 A JP 56041799A JP 4179981 A JP4179981 A JP 4179981A JP S6252533 B2 JPS6252533 B2 JP S6252533B2
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- Japan
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- cable
- layer
- water
- connection part
- thin metal
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- Expired
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Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はケーブル接続部に関し、特にその遮水
構造に関するものである。
構造に関するものである。
例えば、架橋ポリエチレン電力ケーブルの接続
部はケーブル導体接続部とその両側の架橋ポリエ
チレンケーブル絶縁体とに跨つて設けられたゴム
製の絶縁筒から成る絶縁補強体を備え、この補強
体の上に防水用のテープを巻いていた。しかし、
この構造では防水用のテープの巻き方が不充分で
あると、接続部に浸水し易く、特に接続部の絶縁
物がゴム系あるいは熱可塑性プラスチツク等であ
る場合長期間にわたつて浸水が生ずると絶縁劣化
を生ずる欠点があつた。最近、電力ケーブルは金
属フイルムの遮水層を有していてケーブルの径方
向の浸水を防止するようにしたものが提案されて
おり、このため接続部からの浸水を防止すること
が要求されている。
部はケーブル導体接続部とその両側の架橋ポリエ
チレンケーブル絶縁体とに跨つて設けられたゴム
製の絶縁筒から成る絶縁補強体を備え、この補強
体の上に防水用のテープを巻いていた。しかし、
この構造では防水用のテープの巻き方が不充分で
あると、接続部に浸水し易く、特に接続部の絶縁
物がゴム系あるいは熱可塑性プラスチツク等であ
る場合長期間にわたつて浸水が生ずると絶縁劣化
を生ずる欠点があつた。最近、電力ケーブルは金
属フイルムの遮水層を有していてケーブルの径方
向の浸水を防止するようにしたものが提案されて
おり、このため接続部からの浸水を防止すること
が要求されている。
本発明の目的は、浸水を有効に防止することが
できるケーブル接続部を提供することにある。
できるケーブル接続部を提供することにある。
本発明の実施例を図面を参照して詳細にのべる
と、図面は本発明に係るケーブル接続部１０を示
し、接続すべき２つの電力ケーブル１２，１２′
はケーブル導体１４、ケーブル絶縁体１６、ケー
ブル遮蔽層１８、金属フイルムから成るケーブル
金属遮水層２０及びケーブルシース２２が段階的
に露出するように段剥ぎされ、ケーブル導体１４
は導体接続管２４で相互に接続されてケーブル導
体接続部２６を形成している。ゴム製の絶縁筒か
ら成る絶縁補強体２８はケーブル導体接続部２６
とその両側のケーブル絶縁体１６とを覆うように
これらに跨つて被ぶせられている。
と、図面は本発明に係るケーブル接続部１０を示
し、接続すべき２つの電力ケーブル１２，１２′
はケーブル導体１４、ケーブル絶縁体１６、ケー
ブル遮蔽層１８、金属フイルムから成るケーブル
金属遮水層２０及びケーブルシース２２が段階的
に露出するように段剥ぎされ、ケーブル導体１４
は導体接続管２４で相互に接続されてケーブル導
体接続部２６を形成している。ゴム製の絶縁筒か
ら成る絶縁補強体２８はケーブル導体接続部２６
とその両側のケーブル絶縁体１６とを覆うように
これらに跨つて被ぶせられている。
絶縁補強体２８はその外表面上に設けられケー
ブル導電層（図示せず）に接続される導電層３０
の外面全周にわたつて設けられた薄肉金属層３２
を有し、この絶縁補強体２８の端部とケーブル金
属遮水層２０、好ましくはケーブルシース２２と
に跨つてラミネートシート遮水層３４が設けら
れ、更に絶縁補強体２８とラミネートシート遮水
層３４とケーブルシース２２とに跨つて内面に粘
着層又は接着層を有する保護層３６が設けられて
いる。
ブル導電層（図示せず）に接続される導電層３０
の外面全周にわたつて設けられた薄肉金属層３２
を有し、この絶縁補強体２８の端部とケーブル金
属遮水層２０、好ましくはケーブルシース２２と
に跨つてラミネートシート遮水層３４が設けら
れ、更に絶縁補強体２８とラミネートシート遮水
層３４とケーブルシース２２とに跨つて内面に粘
着層又は接着層を有する保護層３６が設けられて
いる。
ラミネートシート遮水層３４は、鉛、アルミニ
ウム等の薄い金属シートの片面又は両面に熱可塑
性プラスチツク又はゴムをラミネートしたラミネ
ートテープから成つており、このラミネートテー
プは絶縁を相互にオーバーラツプさせて巻付けオ
ーバーラツプ部分を熱融着又は接着して形成され
る。このようにすると、接続部の径方向からの浸
水が防止され、また絶縁補強体２８上の薄肉金属
層３２はラミネートシート遮水層２０に接続され
るのでケーブル線路全長にわたつて遮水層が維持
される。尚、薄肉遮水層３２は絶縁補強体２８上
に単体もしくは複数個に分割した金属筒状体を被
ぶせて又はテープ状金属を巻付けて形成すること
ができるが、ゴムと薄肉金属シートとのラミネー
トテープをゴム側が絶縁補強体上の導電層３０に
接触するように巻付けた後金型内で加熱融着して
一体化させて形成することもできる。この場合、
金属筒状体は全周にわたつてハンダ付けあるいは
オーバーラツプ部分の熱融着シールもしくは接着
シールにより水密処理されていることは勿論であ
る。また薄肉金属層３２は絶縁補強体２８の少な
くともその円筒状部分の全周にあればよい。
ウム等の薄い金属シートの片面又は両面に熱可塑
性プラスチツク又はゴムをラミネートしたラミネ
ートテープから成つており、このラミネートテー
プは絶縁を相互にオーバーラツプさせて巻付けオ
ーバーラツプ部分を熱融着又は接着して形成され
る。このようにすると、接続部の径方向からの浸
水が防止され、また絶縁補強体２８上の薄肉金属
層３２はラミネートシート遮水層２０に接続され
るのでケーブル線路全長にわたつて遮水層が維持
される。尚、薄肉遮水層３２は絶縁補強体２８上
に単体もしくは複数個に分割した金属筒状体を被
ぶせて又はテープ状金属を巻付けて形成すること
ができるが、ゴムと薄肉金属シートとのラミネー
トテープをゴム側が絶縁補強体上の導電層３０に
接触するように巻付けた後金型内で加熱融着して
一体化させて形成することもできる。この場合、
金属筒状体は全周にわたつてハンダ付けあるいは
オーバーラツプ部分の熱融着シールもしくは接着
シールにより水密処理されていることは勿論であ
る。また薄肉金属層３２は絶縁補強体２８の少な
くともその円筒状部分の全周にあればよい。
保護層３６は内面に粘着層又は接着層を有する
熱収縮チユーブから成り、この熱収縮チユーブの
加熱収縮によつて薄肉金属層３２、ラミネートシ
ート遮水層３４及び電力ケーブル１２，１２′の
ケーブルシース２２に密着するのでこれらの界面
を通して水が軸線方向に平行に流れるのが防止さ
れる。尚、ラミネートシート遮水層３４の金属シ
ートをケーブル遮蔽層１８の金属と絶縁補強体の
薄肉金属層３２とに接触させておくと、ケーブル
遮蔽層１８間を接続する接地線を省略することが
できる。
熱収縮チユーブから成り、この熱収縮チユーブの
加熱収縮によつて薄肉金属層３２、ラミネートシ
ート遮水層３４及び電力ケーブル１２，１２′の
ケーブルシース２２に密着するのでこれらの界面
を通して水が軸線方向に平行に流れるのが防止さ
れる。尚、ラミネートシート遮水層３４の金属シ
ートをケーブル遮蔽層１８の金属と絶縁補強体の
薄肉金属層３２とに接触させておくと、ケーブル
遮蔽層１８間を接続する接地線を省略することが
できる。
本発明によれば、上記のように、接続部の絶縁
補強体上に薄肉金属層を一体化し、これとケーブ
ル金属遮水層とに跨つてラミネートシート遮水層
を設けたのでケーブル接続部の遮水性を著しく向
上することができ、従つてケーブル接続部の絶縁
劣化を生ずることがない。また、薄肉金属層は絶
縁補強体に一体化するように予め設けられている
ので現場での作業は簡単となつて作業性が向上
し、絶縁補強体の少なくとも円筒状部分にはラミ
ネートシート遮水層を設けなくてもよいので接続
部を手数をかけずに短時間に容易に形成すること
ができる実益がある。
補強体上に薄肉金属層を一体化し、これとケーブ
ル金属遮水層とに跨つてラミネートシート遮水層
を設けたのでケーブル接続部の遮水性を著しく向
上することができ、従つてケーブル接続部の絶縁
劣化を生ずることがない。また、薄肉金属層は絶
縁補強体に一体化するように予め設けられている
ので現場での作業は簡単となつて作業性が向上
し、絶縁補強体の少なくとも円筒状部分にはラミ
ネートシート遮水層を設けなくてもよいので接続
部を手数をかけずに短時間に容易に形成すること
ができる実益がある。
図面は本発明に係るケーブル接続部の断面図で
ある。 １０……ケーブル接続部、１２，１２′……電
力ケーブル、１４……ケーブル導体、１６……ケ
ーブル絶縁体、２０……ケーブル金属遮水層、２
２……シース、２６……ケーブル導体接続部、２
８……絶縁補強体、３２……薄肉金属層、３４…
…ラミネートシート遮水層、３６……熱収縮チユ
ーブ層。
ある。 １０……ケーブル接続部、１２，１２′……電
力ケーブル、１４……ケーブル導体、１６……ケ
ーブル絶縁体、２０……ケーブル金属遮水層、２
２……シース、２６……ケーブル導体接続部、２
８……絶縁補強体、３２……薄肉金属層、３４…
…ラミネートシート遮水層、３６……熱収縮チユ
ーブ層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ケーブル導体とその上に順次設けられたケー
ブル絶縁体、ケーブル金属遮水層及びケーブルシ
ースを有するケーブルのケーブル導体接続部とそ
の両側のケーブル絶縁体とに跨つて設けられた絶
縁補強体を備えたケーブル接続部において、前記
絶縁補強体は少なくともその円筒状部分の全周に
亘つて一体に薄肉金属層が水密処理して設けら
れ、前記薄肉金属層の端部とケーブル金属遮水層
とに跨つて薄肉金属シートとゴム又はプラスチツ
クシート等を一体に形成したラミネートテープが
オーバーラツプさせて巻付けられそのオーバーラ
ツプ部分を熱融着又は接着して形成されたラミネ
ートシート遮水層が形成されその外周に保護層が
設けられていることを特徴とするケーブル接続
部。 ２ 前記保護層は内面に粘着層又は接着層を有し
前記ラミネートシート遮水層とケーブルシースと
に跨つて設けられた熱収縮チユーブ層から成つて
いる特許請求の範囲第１項に記載のケーブル接続
部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56041799A JPS57156615A (en) | 1981-03-24 | 1981-03-24 | Cable connector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56041799A JPS57156615A (en) | 1981-03-24 | 1981-03-24 | Cable connector |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57156615A JPS57156615A (en) | 1982-09-28 |
| JPS6252533B2 true JPS6252533B2 (ja) | 1987-11-05 |
Family
ID=12618377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56041799A Granted JPS57156615A (en) | 1981-03-24 | 1981-03-24 | Cable connector |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57156615A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002015790A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-18 | Fujikura Ltd | 常温収縮形遮水チューブおよびインナーコア一体化常温収縮形遮水チューブ |
| JP4653144B2 (ja) * | 2007-07-05 | 2011-03-16 | 古河電気工業株式会社 | 遮水型常温収縮性補強絶縁筒の製造方法 |
| JP6200459B2 (ja) * | 2015-07-02 | 2017-09-20 | 古河電気工業株式会社 | 電力ケーブル接続部の端部遮水構造 |
-
1981
- 1981-03-24 JP JP56041799A patent/JPS57156615A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57156615A (en) | 1982-09-28 |
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