JPS5936117Y2 - 電気ケ−ブル接続部の構造 - Google Patents

電気ケ−ブル接続部の構造

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Publication number
JPS5936117Y2
JPS5936117Y2 JP4564380U JP4564380U JPS5936117Y2 JP S5936117 Y2 JPS5936117 Y2 JP S5936117Y2 JP 4564380 U JP4564380 U JP 4564380U JP 4564380 U JP4564380 U JP 4564380U JP S5936117 Y2 JPS5936117 Y2 JP S5936117Y2
Authority
JP
Japan
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cable
main
heat
branch
spacers
Prior art date
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Expired
Application number
JP4564380U
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English (en)
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JPS56147720U (ja
Inventor
信安 佐藤
洋 横須賀
Original Assignee
株式会社フジクラ
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Publication date
Application filed by 株式会社フジクラ filed Critical 株式会社フジクラ
Priority to JP4564380U priority Critical patent/JPS5936117Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は主ケーブルと分岐ケーブルとの接続部を熱収
縮スリーブで覆うようにした電気ケーブルの接続構造に
関するものである。
従来、ケーブルの接続部などを被覆する方法は、ケーブ
ル外被に使用される材料の変遷とともに、その外被材料
と同一またはその材料に適した材料で被覆することによ
って行われてきた。
例えば、ケーブル外被が鉛被の場合は鉛工、ポリ塩化ビ
ニールの場合はポリ塩化ビニールの熱収縮スリーブポリ
エチレンの場合はポリエチレンの熱収縮スリーブなどが
使用されてきた。
これら、ケーブルの接続部などを被覆する具体的手段と
して、特公昭50−26757号、特公昭51−619
1号、特開昭54−116067号公報などに示す技術
が提案されている。
しかしながら、ケーブルを分岐させる必要がある場合、
主ケーブルと分岐ケーブルとの接続部を簡単な作業で有
効に被覆しようという要求は、前記提案などの従来技術
では解決することができず、ケーブルの外被がポリエチ
レンであると、ポリエチレン材料自身が接着性に欠ける
ため、ケーブルの接続部の被覆作業が困難になるという
解決を要する問題点があった。
また、前記接続部を熱収縮スリーブで覆う場合、主ケー
ブルの長さ方向に分岐ケーブルを引き出すと分岐ケーブ
ルが複数であると、その接続部の外径が必然的に大きく
なり、スリーブの径を大きくせざるを得ないという傾向
があった。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、分岐ケーブルを主ケーブルとほぼ直交
する方向に引き出す構造として接続部の外径を小さくし
、接続部などに簡単に取り付は得て作業性にすぐれ、か
つ加熱収縮によって高い密封性が得られるようにするこ
と/(ある。
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて説明する
図中符号Aで示すものは主ケーブル、Bで示すものは複
数の分岐ケーブル、Cで示すものは主ケーブルAおよび
複数の分岐ケーブルB(図示例では3本)を相互に接続
し所要の絶縁被覆が施された接続部である。
そして、これら接続部C1王ケーブルAおよび分岐ケー
ブルBの一部には、第1図などに示すように接続部Cを
密封構造とするためのスリーブ1が被せられる。
すなわち、前記主ケーブルAに嵌合され前記接続部Cの
外径寸法より大きな孔2を有しかつ外周部に段部3が形
成され主ケーブルA1接続部Cの一部をそれぞれ覆う主
スペース4と、前記主グーフルAの長さ方向にほぼ直交
する方向に引き出された複数の分岐ケーブルB1・・・
・・・をそれぞれ挿通させる補助スペーサ5と、前記主
スベーv4の段部3,3にそれぞれ嵌合されて前記接続
部Cを覆うとともに前記分岐ケーブルBを挿通させる孔
6、・・・・・・を有しかつ、これら孔60部分から2
つ割されたアルミパイプ7.7と、これらアルミパイプ
7.7の外周部に嵌合され前記複数の補助スペーサ5、
・・・・・・の一部(基部)に熱融着可能で前記分岐ケ
ーブルB1・・・・・・を挿通させ、かつ、前記主スペ
ーサ4,4に熱融着可能な主熱収縮性スリーブ8と、前
記補助スペーサ5、・・・・・・の外周部に嵌合され補
助スペーサ5、分岐ケーブルBの外被にそれぞれ熱融着
可能な複数の補助熱収縮性スリーブ9とから横取されて
いる。
また、前記両スペーサ4,5は両ケーフルA。
Bがポリエチレン外被である場合、その材料に対応させ
て未架橋ポリエチレンなど両ケーブルA。
Bの外被に熱融着可能な材料で形成され、かつ両スペー
サ4,5を覆う前記側熱収縮性スリーブ8゜9は両スペ
ーサ4,5の材料に対応させて少なくともその内周部方
法架橋ポリエチレンなど両スペーサ4,5に熱融着可能
な材料で形成されている。
なお、前記補助スペーサ5と主熱収縮性スリーブ8の内
周部とはあらかじめ熱融着させておくとよい。
以F、接続部Cなどをスリーブ1によって被覆する場合
について説明する。
まず、主ケーブルA、Aおよび分岐ケーブルB。
B、Bを相互に接続する前に、段部3,3を対向させる
ように主スペーサ4,4を主ケーブルA。
Aに嵌合して長さ方向に離しておき、次いで主熱収縮性
スリーブ8を一方の主ケーブルAに嵌合して接続箇所か
ら離しておく。
また、各分岐ケーブルBに補助熱収縮性スl、+−ブ9
を嵌合した後、分岐ケーブルBを補助スペーサ5を介し
て主熱収縮性スリーブ8の内部にそれぞれ突出させ、次
いで主グーフルA、Aおよび分岐ケーブルB 、B 、
Bを相互に接続してその上に絶縁被覆を施し接続部Cを
完全させる。
次いで、接続部Cを覆うように、2つ別状のアルミパイ
プ7.7を嵌合して孔6から分岐ケープ/L/Bを突出
させる。
このアルミパイプ7の孔6かも突出した分岐ケーブルB
はアルミパイプ7の外周面と主熱収縮性スリーブ8の内
周面との間隙を介して主熱収縮性スリーブ8と一体化さ
れた(または別体でもよい)補助スペーサ5かも一方の
主ケーブルA側にずれて引き出された状態となっている
この状態のアルミパイプ7.70両端に両主ケーブルA
、Aに嵌合させておいた両スペーサ4.40段部3,3
を嵌合させて長さ方向の位置決めを行い、両スペーサ4
,4を両主ケーブルA。
Aに固定(嵌着)する。
次いで一方の主ケーブルA側にずらしておいた主熱収縮
性スリーブ8をずらせて接続部Cを覆うようにするとと
もに、各分岐ケーブルB、B、Bが主ケーブルAの長さ
方向に対してほぼ直交する方向に引き出されるように調
整し、さらに、分岐ケーブルBに嵌合させておいた補助
熱収縮性スリーブ9を接続部C側に移動させて第1図実
線で示す状態とする。
次いで、主熱収縮性スリーブ8をバーナなどの適宜手段
で加熱して半径方向に収縮させ、主スペーサ4,4、補
助スペーサ5,5,5、アルミパイプ7.7にそれぞれ
熱融着させて気密性を付与する。
さらに主熱収縮性スリーブ80両端を第1図矢印イで示
すように収縮させて主ケーブルAの外被に密着させる。
これらの収縮に際して分岐ケーブルB 、B 、Hに補
助スペーサ5.5.5を介して主熱収縮性スリーブ8が
支承された状態となって長さ方向へのずれが防止され、
接続部Cに対して正確な位飯に被覆可能となる。
主熱収縮性スリーブ8をさらに加熱すると、その内周部
が溶融して主ケーブルA1主スペーサ4に融着し、密封
状態となる。
また、同様に補助熱収縮性スリーブ9を加熱することに
よって、補助熱収縮性スリーブ9が収縮して分岐ケーブ
ル8および補助スペーサ5に密着し、かつ、さらに加熱
すると分岐ケーフルBの外被、補助スペーサ5、側熱収
縮性スリーブ7.8の内周部などが相互に融着し合って
接続部Cが外気などから完全に密封された状態となる。
以上の説明で明らかなように、この考案は主ケーブルに
嵌合される主スペーサと、主ケーブルにほぼ直交する方
向に配される分岐ケーブルを挿通させる補助スペーサと
、両スペーサの間に接続部を覆って配されるとともに分
岐ケーブルを挿通させるアルミパイプと、このアルミパ
イプを覆うとともに分岐ケーブルを挿通させた状態で両
スペーサに熱融着される主熱収縮性スリーブとを備え、
加熱によって接続部を覆いかつ前記各部材を相互に融着
させて一体化するようにしたものであるから、ケーブル
の外被がポリエチレンなどの融着可能な材料である場合
の分岐を有する接続部などに嵌合させる手段によって簡
単に取り付は得て、さらに加熱することによって融着さ
せ得てすぐれた密封構造とすることができ、また、分岐
ケーブルの引き出し方向を長さにほぼ直交する方向とす
ることによって、分岐ケーブルの引出本数を増加するこ
とが可能であるとともに、全体の外径を小さくすること
ができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は
第1図の■−■線に沿う断面図である。 A・・・・・・主ケーブル、B・・・・・・分岐ケーブ
ル、C・・・・・・接続部、1・・・・・・スリー7.
4・・・・・・主スペーサ、5・・・・・・補助スペー
サ、I・・・・・・アルミパイプ、8・・・・・・主熱
収縮性スリー7゜

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主ケーブルと分岐ケーブルとの接続部の一部を覆うよう
    に嵌着される主スペーサと、前記主ケーブルにほぼ直交
    する方向に配され前記分岐ケーブルを挿通させる補助ス
    ペーサと、この補助スペーサおよび前記主スペーサの間
    に接続部を覆うように配されるとともに分岐ケーブルを
    挿通させるアルミパイプと、このアルミパイプを覆うと
    ともに分岐ケーブルを挿通させた状態で両スペーサにそ
    れぞれ気密に熱融着される主熱収縮性スリニブとを備え
    た電気ケーブル接続部の構造。
JP4564380U 1980-04-04 1980-04-04 電気ケ−ブル接続部の構造 Expired JPS5936117Y2 (ja)

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JP4564380U JPS5936117Y2 (ja) 1980-04-04 1980-04-04 電気ケ−ブル接続部の構造

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JP4564380U JPS5936117Y2 (ja) 1980-04-04 1980-04-04 電気ケ−ブル接続部の構造

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Publication Number Publication Date
JPS56147720U JPS56147720U (ja) 1981-11-06
JPS5936117Y2 true JPS5936117Y2 (ja) 1984-10-05

Family

ID=29640744

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JP4564380U Expired JPS5936117Y2 (ja) 1980-04-04 1980-04-04 電気ケ−ブル接続部の構造

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JPS56147720U (ja) 1981-11-06

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