JPS6237008A - ケ−ブル接続部の被覆方法 - Google Patents
ケ−ブル接続部の被覆方法Info
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- JPS6237008A JPS6237008A JP17668085A JP17668085A JPS6237008A JP S6237008 A JPS6237008 A JP S6237008A JP 17668085 A JP17668085 A JP 17668085A JP 17668085 A JP17668085 A JP 17668085A JP S6237008 A JPS6237008 A JP S6237008A
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- Japan
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- heat
- connection part
- covering
- cable
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、電気通信ケーブルの接続部を被覆する方法に
関するものである。
関するものである。
「従来の技術」
従来、ケーブル同士の接続部を気密に被覆する方法とし
て、例えば次のような方法がある。この方法は、ケーブ
ルの接続部に厚紙製のライナー(こしの強いシート)を
巻き付けて、接続部全体を覆う紡錘形の支持殻を形成し
、この支持殻の上にチューブ状あるいはシート状の熱収
縮性スリーブを被せて加熱することにより収縮させ、支
持殻およびその両側のケーブルに密着さけるという方法
である。
て、例えば次のような方法がある。この方法は、ケーブ
ルの接続部に厚紙製のライナー(こしの強いシート)を
巻き付けて、接続部全体を覆う紡錘形の支持殻を形成し
、この支持殻の上にチューブ状あるいはシート状の熱収
縮性スリーブを被せて加熱することにより収縮させ、支
持殻およびその両側のケーブルに密着さけるという方法
である。
「発明が解決しようとする問題点」
ところで、上記のような方法では加熱時にライナー(紙
)の水分が蒸発し、その蒸気圧で熱収縮性スリーブの一
部、例えば、加熱により軟化している部分が外側に膨ら
む場合がある。つまり、この膨らんだ部分の機械的強度
が弱まることにより接続部の気密性が損なわれるおそれ
が生じる。
)の水分が蒸発し、その蒸気圧で熱収縮性スリーブの一
部、例えば、加熱により軟化している部分が外側に膨ら
む場合がある。つまり、この膨らんだ部分の機械的強度
が弱まることにより接続部の気密性が損なわれるおそれ
が生じる。
そこで、最近では前記ライナーの材質をプラスデックに
代えることにより、水分を締め出す方法が考えられてい
る。この場合、前記プラスチックとしては、比較的安価
でかつ成形の容易な熱可塑性樹脂が好ましい。しかしな
がら、熱可塑性樹脂は、熱によって軟化するため、加熱
時に熱収縮性スリーブの収縮力を支えられなくなるおそ
れがある。
代えることにより、水分を締め出す方法が考えられてい
る。この場合、前記プラスチックとしては、比較的安価
でかつ成形の容易な熱可塑性樹脂が好ましい。しかしな
がら、熱可塑性樹脂は、熱によって軟化するため、加熱
時に熱収縮性スリーブの収縮力を支えられなくなるおそ
れがある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされた乙ので、その目的
とするところは、作業性か良く、しかし、気密信頼性の
高い被覆方法を提供することにある。
とするところは、作業性か良く、しかし、気密信頼性の
高い被覆方法を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」
かかる目的を達成するために、本発明の方法は、接続部
を覆うように熱可塑性樹脂製のライナーを二重以上巻き
付けた後、このライナーの上に熱収縮性スリーブを被せ
て加熱することを特徴としている。この場合、使用する
ライナーは、その巻き付(y方向に沿う両側縁部から、
巻き付け方向と交差する方向に延びる多数のスリットを
有し、また、熱可塑性樹脂の支持層に一体に積層された
金属防湿層を有するものであることが望ましい◇「作用
」 本発明では、巻き付け状態において、内側のライナーと
外側のライナーとの間に空気層ができろため、この空気
層が加熱時に内側のライナーへの熱伝達を抑制してその
軟化を防止する。
を覆うように熱可塑性樹脂製のライナーを二重以上巻き
付けた後、このライナーの上に熱収縮性スリーブを被せ
て加熱することを特徴としている。この場合、使用する
ライナーは、その巻き付(y方向に沿う両側縁部から、
巻き付け方向と交差する方向に延びる多数のスリットを
有し、また、熱可塑性樹脂の支持層に一体に積層された
金属防湿層を有するものであることが望ましい◇「作用
」 本発明では、巻き付け状態において、内側のライナーと
外側のライナーとの間に空気層ができろため、この空気
層が加熱時に内側のライナーへの熱伝達を抑制してその
軟化を防止する。
「実施例」
以下、本発明の一実施例を第1図〜第7図に基づいて説
明する。
明する。
まず、本発明を実施するために使用するライナーおよび
熱収縮性スリーブについて説明する。
熱収縮性スリーブについて説明する。
第1図は、ライナーlを説明する図である。このライナ
ー1はその両側部に、−側縁部から他側縁部に向って延
びる多数のスリット2を備え、これらスリット2の間が
、第1図紙面と直交する方向に折曲可能な舌片3となっ
ている。そして、このライナーlは第2図に示すような
多層構造、つまり、熱可塑性樹脂からなる支持層(例え
ば厚さ1.2mmのポリプロピレンの層)4と、この上
に接着層5を介して積層された補強層(例えば厚さ!2
μのポリエチレンテレフタレートの層)6と、この補強
層6に補強されつつその上に一体に積層された金属防湿
層(例えば厚さ25μのアルミニウム箔)7と、この上
に一体に積層された熱融着層(例えば厚さ45μのポリ
エチレンの層)8とからなる構造となっている。
ー1はその両側部に、−側縁部から他側縁部に向って延
びる多数のスリット2を備え、これらスリット2の間が
、第1図紙面と直交する方向に折曲可能な舌片3となっ
ている。そして、このライナーlは第2図に示すような
多層構造、つまり、熱可塑性樹脂からなる支持層(例え
ば厚さ1.2mmのポリプロピレンの層)4と、この上
に接着層5を介して積層された補強層(例えば厚さ!2
μのポリエチレンテレフタレートの層)6と、この補強
層6に補強されつつその上に一体に積層された金属防湿
層(例えば厚さ25μのアルミニウム箔)7と、この上
に一体に積層された熱融着層(例えば厚さ45μのポリ
エチレンの層)8とからなる構造となっている。
一方、熱収縮性スリーブ9は、いわゆるケーブル用のポ
リエチレン製収縮スリーブで、本実施例で使用する乙の
は第5図に示すようにシート状をなし、その外層は熱収
縮性を、また、内層は熱融着性を6Inえている。
リエチレン製収縮スリーブで、本実施例で使用する乙の
は第5図に示すようにシート状をなし、その外層は熱収
縮性を、また、内層は熱融着性を6Inえている。
次いで、これらライナー11および熱収縮性スリーブ9
を使用して本発明の被覆方法を説明する。
を使用して本発明の被覆方法を説明する。
まず、第3図、第4図の如くケーブルlO・lOの接続
部11にライナー1を二重に巻き付けて、接続部11お
よびその両側のケーブル10の一部を取り囲む二重の筒
を形成する。ただし、このとき支持層4が内側になるよ
うに、かつ、舌片3が巻き付け4−と1−41−11−
二+−J番壽1−J +、Lプ 九1− へイハエ片3
をケーブル10の半径方向内方に折り曲げて、前記筒の
両端部を窄め、舌片3の先端をケーブルlOに当接させ
る。すなわち、ライナーlにより、第5図の如く接続部
11全体を覆う紡錘形状の支持殻(12)を形成する。
部11にライナー1を二重に巻き付けて、接続部11お
よびその両側のケーブル10の一部を取り囲む二重の筒
を形成する。ただし、このとき支持層4が内側になるよ
うに、かつ、舌片3が巻き付け4−と1−41−11−
二+−J番壽1−J +、Lプ 九1− へイハエ片3
をケーブル10の半径方向内方に折り曲げて、前記筒の
両端部を窄め、舌片3の先端をケーブルlOに当接させ
る。すなわち、ライナーlにより、第5図の如く接続部
11全体を覆う紡錘形状の支持殻(12)を形成する。
次に、この支持殻の上に、第5図の如く熱収縮性スリー
ブ9を被せて、その両側縁部を互いに突き合わせ、しか
る後に、バーナー等を用いて熱収縮性スリーブ9を加熱
する。すると、熱収縮性スリーブ9は半径方向内方に収
縮して第6図の如く支持殻およびその両側のケーブル1
0の一部に密着し、かつ、熱収縮性スリーブ9の内層と
ライナー1の熱融着層8とが気密に融着する。このとき
、二重に巻かれたうちの外側のライナーlは、熱により
軟化するが、内側のライナー1は軟化しにくい。これは
、外側のライナー!と内側のライナーlとの間に第7図
の如く介在する空気層Aが熱伝達を抑制するためである
。従って、支持殻(ライナーl )は、熱収縮性スリー
ブ9の収縮力をしっhXl))一方六ア■弁持部11h
(笛6Mの加ぐりLliO心〈−かつ、気密に被覆され
る。
ブ9を被せて、その両側縁部を互いに突き合わせ、しか
る後に、バーナー等を用いて熱収縮性スリーブ9を加熱
する。すると、熱収縮性スリーブ9は半径方向内方に収
縮して第6図の如く支持殻およびその両側のケーブル1
0の一部に密着し、かつ、熱収縮性スリーブ9の内層と
ライナー1の熱融着層8とが気密に融着する。このとき
、二重に巻かれたうちの外側のライナーlは、熱により
軟化するが、内側のライナー1は軟化しにくい。これは
、外側のライナー!と内側のライナーlとの間に第7図
の如く介在する空気層Aが熱伝達を抑制するためである
。従って、支持殻(ライナーl )は、熱収縮性スリー
ブ9の収縮力をしっhXl))一方六ア■弁持部11h
(笛6Mの加ぐりLliO心〈−かつ、気密に被覆され
る。
なお、上記実施例においてはライナーlを二重に巻き付
けたが、三重以上に巻き付けても良い。
けたが、三重以上に巻き付けても良い。
また、熱収縮性スリーブ9はシート状のものに限らすデ
ユープ状のものを使用してら良い。
ユープ状のものを使用してら良い。
「発明の効果」
以上説明したように、本発明によれば、接続部を覆うよ
うに熱可塑性樹脂製のライナーを二重以上巻き付けた後
、このライナーの上に熱収縮性スリーブを被せて加熱す
るようにしたので、ライナーの軟化あるいは熱変形を防
止するための断熱材等が不要であり、しかち、ライナー
か軟化しにくい。従って、安価にかつ作業性良く、しか
も、気密にケーブルの接続部を被覆することができると
いう優れた効果を得ることができる。
うに熱可塑性樹脂製のライナーを二重以上巻き付けた後
、このライナーの上に熱収縮性スリーブを被せて加熱す
るようにしたので、ライナーの軟化あるいは熱変形を防
止するための断熱材等が不要であり、しかち、ライナー
か軟化しにくい。従って、安価にかつ作業性良く、しか
も、気密にケーブルの接続部を被覆することができると
いう優れた効果を得ることができる。
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示し、第1図はラ
イナーの平面図、第2図は第1図のn−■腺矢硯図、第
3図は接続部にライナーを巻き付けた状態の斜視図、第
4図は第3図の[V−1”/線矢視図、第5図はライナ
ーの上に熱収縮性スリーブを被せる途中の斜視図、第6
図は熱収縮性スリーブを加熱した後の状態の斜視図、第
7図は第6図の■−■線矢視図である。 1・・・・・・ライナー、2・・・・・・スリット、3
・・・・・・舌片、4・・・・・・支持層、7・・・・
・・金属防湿層、9・・・・・熱収縮性スリーブ、10
・・・・・ケーブル、11・・・・・接続部1.へ・・
・・・・空気層。
イナーの平面図、第2図は第1図のn−■腺矢硯図、第
3図は接続部にライナーを巻き付けた状態の斜視図、第
4図は第3図の[V−1”/線矢視図、第5図はライナ
ーの上に熱収縮性スリーブを被せる途中の斜視図、第6
図は熱収縮性スリーブを加熱した後の状態の斜視図、第
7図は第6図の■−■線矢視図である。 1・・・・・・ライナー、2・・・・・・スリット、3
・・・・・・舌片、4・・・・・・支持層、7・・・・
・・金属防湿層、9・・・・・熱収縮性スリーブ、10
・・・・・ケーブル、11・・・・・接続部1.へ・・
・・・・空気層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)ケーブル(10)の接続部(11)を覆うように熱
可塑性樹脂製のライナー(1)を二重以上巻き付けた後
、このライナーの上に熱収縮性スリーブ(9)を被せて
加熱することにより、前記接続部を気密に被覆すること
を特徴とするケーブル接続部の被覆方法。 2)前記ライナー(1)は、その巻き付け方向に沿う両
側縁部から、巻き付け方向と交差する方向に延びる多数
のスリット(2)を有することを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載のケーブル接続部の被覆方法。 3)前記ライナー(1)は、熱可塑性樹脂の支持層(4
)に一体に積層された金属防湿層(7)を有することを
特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載のケ
ーブル接続部の被覆方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17668085A JPS6237008A (ja) | 1985-08-10 | 1985-08-10 | ケ−ブル接続部の被覆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17668085A JPS6237008A (ja) | 1985-08-10 | 1985-08-10 | ケ−ブル接続部の被覆方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6237008A true JPS6237008A (ja) | 1987-02-18 |
Family
ID=16017842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17668085A Pending JPS6237008A (ja) | 1985-08-10 | 1985-08-10 | ケ−ブル接続部の被覆方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6237008A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7415548B2 (en) | 1991-05-13 | 2008-08-19 | Broadcom Corporation | Communication network having a plurality of bridging nodes which transmits a polling message with backward learning technique to determine communication pathway |
US8509260B2 (en) | 1993-08-31 | 2013-08-13 | Broadcom Corporation | Modular, portable data processing terminal for use in a communication network |
-
1985
- 1985-08-10 JP JP17668085A patent/JPS6237008A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7415548B2 (en) | 1991-05-13 | 2008-08-19 | Broadcom Corporation | Communication network having a plurality of bridging nodes which transmits a polling message with backward learning technique to determine communication pathway |
US8509260B2 (en) | 1993-08-31 | 2013-08-13 | Broadcom Corporation | Modular, portable data processing terminal for use in a communication network |
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