JPH0710142B2 - ケ−ブル接続部の被覆方法 - Google Patents

ケ−ブル接続部の被覆方法

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JPH0710142B2
JPH0710142B2 JP17667985A JP17667985A JPH0710142B2 JP H0710142 B2 JPH0710142 B2 JP H0710142B2 JP 17667985 A JP17667985 A JP 17667985A JP 17667985 A JP17667985 A JP 17667985A JP H0710142 B2 JPH0710142 B2 JP H0710142B2
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JP
Japan
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liner
heat
cable
tape
shrinkable sleeve
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JP17667985A
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JPS6237007A (ja
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茂則 後藤
洋 横須賀
実 真清
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、電気通信ケーブルの接続部を被覆する方法に
係わり、特に、ガス封入型ケーブルの接続部を被覆する
のに好適なケーブル接続部の被覆方法に関するものであ
る。
「従来の技術」 従来、ケーブル同士の接続部を気密に被覆する方法とし
て、例えば次のような方法がある。この方法は、前記接
続部の周りに厚紙あるいはプラスチックシート等からな
るライナー(腰の強いシート)を巻回し、その周方向の
両側縁部を重ね合わせ、かつ、両端部を窄めることによ
り、接続部全体を取り囲む紡錘形の支持殻を形成し、こ
の支持殻の上にチューブ状あるいはシート状の熱収縮性
スリーブを被せて加熱し収縮させて、支持殻およびその
両側のケーブルに密着させるという方法である。つま
り、前記接続部をライナーを介して熱収縮性スリーブで
覆うことにより、接続部および収縮後の熱収縮性スリー
ブを機械的に補強するようになっている。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、上記のような方法で、いわゆるガス封入型ケ
ーブルの接続部を被覆した場合、接続部とライナーとの
間にはケーブル内の封入ガスが充満するが、この封入ガ
スが前記両側縁部の合わせ目およびライナーの両端を通
ってライナーと熱収縮性スリーブとの間に漏洩し、熱収
縮性スリーブの一部を外側に膨らませることがある。つ
まり、この膨らんだ部分の機械的強度が弱まることによ
り、接続部の気密性および防水性が損なわれるおそれが
生じる。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、ガス封入型ケーブルの接続部を被覆す
る際に、接続部の気密信頼性および防水性を高めるケー
ブル接続部の被覆方法を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するために本発明の方法は、接続部を
取り囲むように接続部の周りにライナーを巻回して、そ
の周方向の両側縁部を重ね合わせ、上側に重ねた側縁部
に沿ってこの側縁部とその横のライナー外面とに跨がる
目張りテープを貼着し、更に、ライナーの両端部にライ
ナー外面とケーブル表面とに跨がる補助テープをそれぞ
れ貼着した後、このライナーの上に熱収縮性スリーブを
被せて加熱することを特徴としている。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を第1図〜第8図に基づいて説
明する。
まず、本発明を実施するために使用するライナー、目張
りテープならびに熱収縮性スリーブについて説明する。
第1図は、ライナー1を説明する図である。このライナ
ー1はその両端部に、両端部を結ぶ方向に沿って延びる
多数の切り込み2を備え、これら切り込み2の間が、第
1図紙面と直交する方向に折曲可能な舌片3となってい
る。また、このライナー1は第2図に示すような多層構
造となっている。すなわち、厚紙あるいはプラスチック
シート等の支持層(例えば厚さ1.2mmのポリプロピレン
の層)4と、この上に接着層5を介して積層された補強
層(例えば厚さ12μのポリエチレンテレフタレートの
層)6と、この補強層6に補強されつつその上に一体に
積層された湿気遮断層(例えば厚さ25μのアルミニウム
箔)7と、この上に一体に積層された熱融着層(例えば
厚さ45μのポリエチレンの層)8とからなる構造となっ
ている。
一方、目張りテープ9は第3図の如く、プラスチックテ
ープ(例えばポリエステルテープ)等で補強された金属
箔(例えばアルミニウム箔)10の一方の面に、感圧性接
着剤等からなる粘着層11を積層し、かつ、他方の面に熱
融着性接着剤等からなるホットメルト層12を積層したも
のである。
さらに、熱収縮性スリーブ13は、いわゆるケーブル用の
ポリエチレン製収縮スリーブで、本実施例で使用するも
のは第6図に示すようにシート状をなし、その外層は熱
収縮性を、また、内層は熱融着性を備えている。
次いで、これらライナー1、目張りテープ9および熱収
縮性スリーブ13を使用して本発明の被覆方法を工程順に
説明する。
*工程1 第4図の如くケーブル14・14の接続部15の周りにライナ
ー1を巻回して、その周方向の両側縁部を上下に重ね合
わせ、接続部15およびその両側のケーブル14の一部を取
り囲む筒を形成する。(ただし、支持層4が内側になる
ように、かつ、舌片3が周方向に並ぶように巻回す
る。) *工程2 第5図の如く上側に重ねた側縁部に沿って、この側縁部
とその横のライナー1の外面とに跨がるように、目張り
テープ9をその粘着層11を利用して貼りつける。
*工程3 全ての舌片3を第5図の如くケーブル14の半径方向内方
に折り曲げて、前記筒の両端部を窄め、舌片3の先端を
ケーブル14に当接させた後、この窄めた両端部に第6図
の如く適宜の補助テープ(目張りテープ9と同様のテー
プまたは一般的なビニルテープ)16を巻き付けることに
より、接続部15全体を覆う紡錘形状の支持殻(17)を形
成する。
*工程4 前記支持殻の上に、第6図の如く熱収縮性スリーブ13を
被せて、その両側縁部を互いに突き合わせ、しかる後
に、バーナー等を用いて熱収縮性スリーブ13を加熱す
る。すると、熱収縮性スリーブ13は半径方向内方に収縮
して第7図の如く支持殻およびその両側のケーブル14の
一部に密着し、かつ、第8図の如く熱収縮性スリーブ13
の内層とライナー1の熱融着層8および目張りテープ9
のホットメルト層12とが気密に融着する。
つまり、このような方法によりガス封入型ケーブルの接
続部を被覆すれば、ライナー1の両側縁部の合わせ目が
目張りテープ9で、また、ライナー1の切り込み2が補
助テープ16で塞がれるから、これらの部分からの封入ガ
スの漏洩が防止される。
なお、上記実施例においてはライナーとして前端部に切
り込み2を有するものを用いたが、これに限るものでは
なく、切り込みの無いものを用いてもよい。ただし、こ
の場合、ライナーの両端部は中空円錐状のスペーサ等で
閉塞する。また、熱収縮性スリーブ13はシート状のもの
に限らずチューブ状のものを使用しても良い。さらに、
上記実施例において、工程2と工程3は順序をいれかえ
てもよい。
「発明の効果」 以上説明したように本発明は、接続部を取り囲むように
接続部の周りにライナーを巻回して、その周方向の両側
縁部を重ね合わせ、上側に重ねた側縁部に沿ってこの側
縁部とその横のライナー外面とに跨がる目張りテープを
貼着し、更に、ライナーの両端部にライナー外面とケー
ブル表面とに跨がる補助テープをそれぞれ貼着した後、
このライナーの上に熱収縮性スリーブを被せて加熱する
ようにしたので、ガス封入型ケーブルの接続部に適用し
た場合、両側縁部の合わせ目およびライナーの両端から
ライナーと熱収縮性スリーブとの間に封入ガスが漏洩す
ることが無く、従って、ライナーが確実に熱収縮性スリ
ーブを補強するから、接続部の気密信頼性および防水性
を著しく高めることができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の一実施例を示し、第1図はラ
イナーの平面図、第2図は第1図のII−II線矢視図、第
3図は目張りテープの断面図、第4図〜第6図は被覆方
法を工程順に説明する斜視図、第7図は熱収縮性スリー
ブを収縮させた状態の縦断面図、第8図は第7図のVIII
−VIII線矢視図である。 1……ライナー、2……切り込み、3……舌片、9……
目張りテープ、10……金属箔、11……粘着層、12……ホ
ットメルト層、13……熱収縮性スリーブ、14……ケーブ
ル、15……接続部、16……補助テープ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−125918(JP,A) 特開 昭60−116430(JP,A) 特開 昭58−103812(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブル(14)の接続部(15)を取り囲む
    ようにシート状のライナー(1)を前記接続部の周りに
    巻回して、このライナーの周方向の両側縁部を重ね合わ
    せ、次いで、上側に重ねた側縁部に沿ってこの側縁部と
    その横のライナー外面とに跨がる目張りテープ(9)を
    貼着し、更に、ライナーの両端部にライナー外面とケー
    ブル表面とに跨がる補助テープ(16)をそれぞれ貼着し
    た後、このライナーの上に熱収縮性スリーブ(13)を被
    せて加熱することにより、前記接続部を気密に被覆する
    ことを特徴とするケーブル接続部の被覆方法。
JP17667985A 1985-08-10 1985-08-10 ケ−ブル接続部の被覆方法 Expired - Lifetime JPH0710142B2 (ja)

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JPS6237007A JPS6237007A (ja) 1987-02-18
JPH0710142B2 true JPH0710142B2 (ja) 1995-02-01

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JPS56125918A (en) * 1980-02-08 1981-10-02 Raychem Sa Nv Releasable locking assembly
JPS58103812A (ja) * 1981-12-10 1983-06-21 株式会社フジクラ 熱収縮シ−トの製造方法
JPS60116430A (ja) * 1983-11-29 1985-06-22 Ube Ind Ltd 長尺体の被覆法

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