JPS604752Y2 - 突起つき熱収縮性シ−ト - Google Patents
突起つき熱収縮性シ−トInfo
- Publication number
- JPS604752Y2 JPS604752Y2 JP17169280U JP17169280U JPS604752Y2 JP S604752 Y2 JPS604752 Y2 JP S604752Y2 JP 17169280 U JP17169280 U JP 17169280U JP 17169280 U JP17169280 U JP 17169280U JP S604752 Y2 JPS604752 Y2 JP S604752Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- shrinkable sheet
- protrusions
- shrinkable
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Processing Of Terminals (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は通信ケーブルなどの電線接続部を被覆するた
めの突起つき熱収縮性シートに関するものである。
めの突起つき熱収縮性シートに関するものである。
従来、通信ケーブル(以下ケーブルと略す)の外被がポ
リエチレンなどである場合、ケーブル接続部を効率よく
被覆するために、第1図および第2図に示すような方法
が提案されている。
リエチレンなどである場合、ケーブル接続部を効率よく
被覆するために、第1図および第2図に示すような方法
が提案されている。
この実施例は、ケーブルA、 Bの接続部Cに外挿させ
たアルミパイプ1をスペーサ2,2によってケーブルA
、Bの外被に取り付けておき、両側縁部の長手方向に沿
ってフランジ状の厚肉部3,3を設けた熱収縮性シート
4を、前記アルミパイプ1の上に被せて、厚肉部3,3
に横断面C字状の止め具5を第2図に示すように嵌着さ
せてスリーブ状にした後、トーチランプ、ヒータなどに
よって熱収縮性シート4を加熱して第2図鎖線4′に示
すように収縮させ、前記アルミパイプ1、スペーサ2、
両ケーブルA、 B上に密着させるように被覆させるも
の(例えば特公昭50−26757号公報、特公昭51
−6191号公報など)であった。
たアルミパイプ1をスペーサ2,2によってケーブルA
、Bの外被に取り付けておき、両側縁部の長手方向に沿
ってフランジ状の厚肉部3,3を設けた熱収縮性シート
4を、前記アルミパイプ1の上に被せて、厚肉部3,3
に横断面C字状の止め具5を第2図に示すように嵌着さ
せてスリーブ状にした後、トーチランプ、ヒータなどに
よって熱収縮性シート4を加熱して第2図鎖線4′に示
すように収縮させ、前記アルミパイプ1、スペーサ2、
両ケーブルA、 B上に密着させるように被覆させるも
の(例えば特公昭50−26757号公報、特公昭51
−6191号公報など)であった。
しかしながら、第1図および第2図に示す従来技術であ
ると、スリーブ状とした熱収縮性シート4の内径とアル
ミパイプ1の外径との寸法差が大きい場合、あるいは熱
収縮性シート4の内径と両ケーブルA、 Bの外径との
寸法差が大きい場合は、熱収縮性シート4の両端部の収
縮率を大きくしないと熱収縮性シート4と両ケーブルA
、 Bの外被との密着性が悪くなるという欠点があり、
また、熱収縮性シート4の収縮率を大きくすることにも
限界があるという問題があった。
ると、スリーブ状とした熱収縮性シート4の内径とアル
ミパイプ1の外径との寸法差が大きい場合、あるいは熱
収縮性シート4の内径と両ケーブルA、 Bの外径との
寸法差が大きい場合は、熱収縮性シート4の両端部の収
縮率を大きくしないと熱収縮性シート4と両ケーブルA
、 Bの外被との密着性が悪くなるという欠点があり、
また、熱収縮性シート4の収縮率を大きくすることにも
限界があるという問題があった。
この考案は前記事情を考慮してなされたもので、熱収縮
性シートの両側縁部近傍に複数の突起を設け、熱収縮性
シートをケーブルの外被や接続部などに巻き付けて覆い
、複数の突起を選択して止めることによって、密着性を
良くするとともに、熱収縮性シートの寸法適用範囲を広
げて作業性を高めた突起つき熱収縮性シートを提供する
ことを目的とするものである。
性シートの両側縁部近傍に複数の突起を設け、熱収縮性
シートをケーブルの外被や接続部などに巻き付けて覆い
、複数の突起を選択して止めることによって、密着性を
良くするとともに、熱収縮性シートの寸法適用範囲を広
げて作業性を高めた突起つき熱収縮性シートを提供する
ことを目的とするものである。
以下この考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第3図および第4図において、符号11で示すものは熱
収縮性シートで、この熱収縮性シート11はケーブルの
外被に対して熱融着可能な熱融着テープ(例えば未架橋
ハイフローポリエチレン、接着性ポリオレフィンコポリ
マーなどのテープ)12と、この熱融着テープよりも耐
熱性にすぐれた熱収縮性テープ(例えば架橋ポリエチレ
ンテープなどを後述する巻き付は方向、第3図左右方向
に一軸延伸させたもの)13とを一体に貼り合わせたも
のである。
収縮性シートで、この熱収縮性シート11はケーブルの
外被に対して熱融着可能な熱融着テープ(例えば未架橋
ハイフローポリエチレン、接着性ポリオレフィンコポリ
マーなどのテープ)12と、この熱融着テープよりも耐
熱性にすぐれた熱収縮性テープ(例えば架橋ポリエチレ
ンテープなどを後述する巻き付は方向、第3図左右方向
に一軸延伸させたもの)13とを一体に貼り合わせたも
のである。
また、熱収縮性テープ13の表面の両側部(第3図左右
側部)の近傍には、相互に間隔を有する複数の突起14
.・・・が一体に設けられており、これら突起14は、
前記熱収縮性テープ13と同等以上の耐熱性および強度
的にすぐれた材料(例えば金属、熱硬化性合成樹脂、架
橋ポリエチレンなど)で形成され、かつ、巻き付は方向
と直交する方向に適宜長さくすなわち熱収縮性シート1
1の長さよりも短かくてもよい)を持つ構成とされてい
る。
側部)の近傍には、相互に間隔を有する複数の突起14
.・・・が一体に設けられており、これら突起14は、
前記熱収縮性テープ13と同等以上の耐熱性および強度
的にすぐれた材料(例えば金属、熱硬化性合成樹脂、架
橋ポリエチレンなど)で形成され、かつ、巻き付は方向
と直交する方向に適宜長さくすなわち熱収縮性シート1
1の長さよりも短かくてもよい)を持つ構成とされてい
る。
このように構成された突起つき熱収縮性シートは、第1
図および第2図の従来例で示した熱収縮性シート4に代
えて使用されるもので、両ケーブルA、 Bを接続して
その接続部Cを覆うようにアルミパイプ1およびスペー
サ2,2をそれぞれ取り付けておき、これら各部材の周
方向にシートの延伸方向を合わせて巻き付け、第4図に
示すように熱融着テープ12の両側部を合わせ、あまっ
た部分が多いときは第3図鎖線りで示すように適当な幅
に切断して寸法を合わせる。
図および第2図の従来例で示した熱収縮性シート4に代
えて使用されるもので、両ケーブルA、 Bを接続して
その接続部Cを覆うようにアルミパイプ1およびスペー
サ2,2をそれぞれ取り付けておき、これら各部材の周
方向にシートの延伸方向を合わせて巻き付け、第4図に
示すように熱融着テープ12の両側部を合わせ、あまっ
た部分が多いときは第3図鎖線りで示すように適当な幅
に切断して寸法を合わせる。
アルミパイプ1以外のスペーサ2、両ケーブルA、 B
の外被なと外径の小さい部分はその寸法に対応して突起
14を選択することになる。
の外被なと外径の小さい部分はその寸法に対応して突起
14を選択することになる。
そして、第4図鎖線で示すように止め具5を突起14.
14に被せて止めることによってスリーブ状とするので
ある。
14に被せて止めることによってスリーブ状とするので
ある。
以下第1図鎖線4′で示すように熱収縮させて、ケーブ
ル外被などに熱融着させるとともに、熱融着テープ12
の合わせ目も熱融着させて、接続部Cを密封状態にする
のである。
ル外被などに熱融着させるとともに、熱融着テープ12
の合わせ目も熱融着させて、接続部Cを密封状態にする
のである。
また、ケーブルの接続部Cを解体して再接続する場合に
は、アルミパイプ1、スペーサ2、接続部Cなどを露出
させて再接続作業を行った後、アルミパイプ1などに突
起つき熱収縮性シート11を巻き付け、前述のように止
め具5で突起14゜14を挟んで固定して熱収縮および
熱融着させればよい。
は、アルミパイプ1、スペーサ2、接続部Cなどを露出
させて再接続作業を行った後、アルミパイプ1などに突
起つき熱収縮性シート11を巻き付け、前述のように止
め具5で突起14゜14を挟んで固定して熱収縮および
熱融着させればよい。
なお、実施例では、各突起14を適宜長さとしたが、多
数個に分割した長さとするとともに、その切れ目の間隔
を大きくして、巻き付けた場合の寸法変化に合わせて、
各突起の選択をやり易くするようにしてもよい。
数個に分割した長さとするとともに、その切れ目の間隔
を大きくして、巻き付けた場合の寸法変化に合わせて、
各突起の選択をやり易くするようにしてもよい。
以上説明したように、この考案は熱収縮性シートの表面
の両側縁部近傍に相互に有する複数の突起を設け、熱収
縮性シートをケーブルの外被や接続部などの目的とする
個所に巻き付けて覆うとともに、複数の突起を選択して
固定し得るようにしたものであるから、熱収縮性シート
とケーブルとの寸法差が大きい場合でも、熱収縮性シー
トの巻き付は寸法を目的とする個所の形状に対応させて
変えて、密着性および密封性を良くすることができ、ま
た、一種類のシートの寸法適用範囲が広くなって作業性
を高めることができるなどの効果がある。
の両側縁部近傍に相互に有する複数の突起を設け、熱収
縮性シートをケーブルの外被や接続部などの目的とする
個所に巻き付けて覆うとともに、複数の突起を選択して
固定し得るようにしたものであるから、熱収縮性シート
とケーブルとの寸法差が大きい場合でも、熱収縮性シー
トの巻き付は寸法を目的とする個所の形状に対応させて
変えて、密着性および密封性を良くすることができ、ま
た、一種類のシートの寸法適用範囲が広くなって作業性
を高めることができるなどの効果がある。
第1図は従来例の縦断面図、第2図は第1図の■−■線
に沿う断面図、第3図および第4図はこの考案の一実施
例を示すもので、第3図は一部を省略した正面図、第4
図は巻き付は状態の説明図である。 5・・・・・・止め具、11・・・・・・熱収縮性シー
ト、12・・・・・・熱融着テープ、13・・・・・・
熱収縮性テープ、14・・・・・・突起。
に沿う断面図、第3図および第4図はこの考案の一実施
例を示すもので、第3図は一部を省略した正面図、第4
図は巻き付は状態の説明図である。 5・・・・・・止め具、11・・・・・・熱収縮性シー
ト、12・・・・・・熱融着テープ、13・・・・・・
熱収縮性テープ、14・・・・・・突起。
Claims (1)
- 熱収縮性シート11の両側縁部の近傍に、熱収縮性シー
トの長さ方向に連続するとともに、止め具5に係合して
熱収縮性シートをスリーブ状とするための複数の突起1
4を、熱収縮性シートの長さ方向と直交する方向に相互
に間隔を有して設けたことを特徴とする突起つき熱収縮
性シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17169280U JPS604752Y2 (ja) | 1980-11-29 | 1980-11-29 | 突起つき熱収縮性シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17169280U JPS604752Y2 (ja) | 1980-11-29 | 1980-11-29 | 突起つき熱収縮性シ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5793419U JPS5793419U (ja) | 1982-06-09 |
JPS604752Y2 true JPS604752Y2 (ja) | 1985-02-12 |
Family
ID=29530037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17169280U Expired JPS604752Y2 (ja) | 1980-11-29 | 1980-11-29 | 突起つき熱収縮性シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS604752Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020075126A (ko) * | 2001-03-23 | 2002-10-04 | (주)아세아텔레콤 | 열수축관 봉합부의 고정방법 및 고정수단 |
-
1980
- 1980-11-29 JP JP17169280U patent/JPS604752Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5793419U (ja) | 1982-06-09 |
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