JPH0268851A - ラベル付き乾電池 - Google Patents
ラベル付き乾電池Info
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- JPH0268851A JPH0268851A JP63221848A JP22184888A JPH0268851A JP H0268851 A JPH0268851 A JP H0268851A JP 63221848 A JP63221848 A JP 63221848A JP 22184888 A JP22184888 A JP 22184888A JP H0268851 A JPH0268851 A JP H0268851A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/10—Primary casings; Jackets or wrappings
- H01M50/102—Primary casings; Jackets or wrappings characterised by their shape or physical structure
- H01M50/107—Primary casings; Jackets or wrappings characterised by their shape or physical structure having curved cross-section, e.g. round or elliptic
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明はラベル付き乾電池に関する。更に詳しくは、円
柱状乾電池の胴部及び上下端面の一部を収縮性ラベルで
被覆して成るラベル付き乾電池に関する。
柱状乾電池の胴部及び上下端面の一部を収縮性ラベルで
被覆して成るラベル付き乾電池に関する。
〈従来技術〉
従来、乾電池は印刷の施されたステンレス製外装缶で保
護されているのが通常であった。しかるに乾電池には大
きさと形状に規格があり、この規格を満たしてしかも内
容量をより多くするため、あるいはステンレス製外装缶
に印刷を施したり円筒状に加工したりする煩雑さを避け
るため、このステンレス缶に代えて、収縮性ラベルを使
用し、乾電池の胴部全周と上下端面の一部をこの収縮性
ラベルで被覆したラベル付き乾電池が提案され、実用化
されている。
護されているのが通常であった。しかるに乾電池には大
きさと形状に規格があり、この規格を満たしてしかも内
容量をより多くするため、あるいはステンレス製外装缶
に印刷を施したり円筒状に加工したりする煩雑さを避け
るため、このステンレス缶に代えて、収縮性ラベルを使
用し、乾電池の胴部全周と上下端面の一部をこの収縮性
ラベルで被覆したラベル付き乾電池が提案され、実用化
されている。
この収縮性ラベルは、単一の収縮性フィルムから製造さ
れることもあるが、2枚あるいはそれ以上の収縮性フィ
ルムを貼り合わせて製造する必要の生じる場合がある。
れることもあるが、2枚あるいはそれ以上の収縮性フィ
ルムを貼り合わせて製造する必要の生じる場合がある。
例えば、所望の収縮性フィルムの入手が困難な場合であ
り、あるいは、印刷柄や金属蒸着層を外気と乾電池内部
の電解液の双方から保護する場合である。後者の場合に
は、印刷柄や金属蒸着層は2枚の収縮性フィルムの間に
配置される。
り、あるいは、印刷柄や金属蒸着層を外気と乾電池内部
の電解液の双方から保護する場合である。後者の場合に
は、印刷柄や金属蒸着層は2枚の収縮性フィルムの間に
配置される。
このように2枚の収縮性フィルムを貼り合わせた収縮性
ラベルは公知であり、例えば特開昭59123160号
公報、特開昭59−123161号公報、西独特許公開
第3322309号公報に記載されている。
ラベルは公知であり、例えば特開昭59123160号
公報、特開昭59−123161号公報、西独特許公開
第3322309号公報に記載されている。
〈発明が解決しようとするa!題〉
ところで、2枚の収縮性フィルムを貼り合わせる際に、
収縮時の熱で軟化する接着剤を使用すれば、収縮時に2
枚の収縮性フィルムが収縮ズレを起こす。これに対し、
耐熱性の接着剤を使用すれば収縮ズレは生じないが、2
枚の収縮性フィルムが強固に接着一体化しているため、
収縮率の低下が生じる。乾電池の上下端面においてはラ
ベルが十分に収縮することが要求され、収縮率の低下は
この上下端面を十分に被覆できないという結果になる。
収縮時の熱で軟化する接着剤を使用すれば、収縮時に2
枚の収縮性フィルムが収縮ズレを起こす。これに対し、
耐熱性の接着剤を使用すれば収縮ズレは生じないが、2
枚の収縮性フィルムが強固に接着一体化しているため、
収縮率の低下が生じる。乾電池の上下端面においてはラ
ベルが十分に収縮することが要求され、収縮率の低下は
この上下端面を十分に被覆できないという結果になる。
そこで、本発明は2枚の収縮性フィルムが収縮ズレを生
じることがなく、しかも乾電池の上下端面が十分にラベ
ルで被覆されたラベル付き乾電池を提供することを目的
とする。
じることがなく、しかも乾電池の上下端面が十分にラベ
ルで被覆されたラベル付き乾電池を提供することを目的
とする。
〈課題を解決するための手段〉
この目的を達成するため、本発明は、2枚又はそれ以上
の収縮性フィルムを耐熱性接着剤を介して貼り合わせて
成るラベルを、円柱状乾電池の胴部に、ラベルの上下端
が乾電池胴部の上下に突出するように巻き、ラベルを収
縮して乾電池の胴部とその上下端面の一部にラベルを密
着して成るラベル付き乾電池において、乾電池胴部の上
下端の位置に、1枚の収縮性フィルムを除いて他の収縮
性フィルムに切目が設けられていることを特徴とするラ
ベル付き乾電池を提供する。
の収縮性フィルムを耐熱性接着剤を介して貼り合わせて
成るラベルを、円柱状乾電池の胴部に、ラベルの上下端
が乾電池胴部の上下に突出するように巻き、ラベルを収
縮して乾電池の胴部とその上下端面の一部にラベルを密
着して成るラベル付き乾電池において、乾電池胴部の上
下端の位置に、1枚の収縮性フィルムを除いて他の収縮
性フィルムに切目が設けられていることを特徴とするラ
ベル付き乾電池を提供する。
く作用〉
乾電池胴部においてはラベルの収縮は小さく、上下端面
において収縮が大きい0本発明においては、その境界部
分である胴部の上下端の位置で、1枚の収縮性フィルム
を除いて他の収縮性フィルムが切断されているめで、当
該他の収縮性フィルムは胴部から自由になり、良好に収
縮して乾電池の上下端面を被覆するのである。
において収縮が大きい0本発明においては、その境界部
分である胴部の上下端の位置で、1枚の収縮性フィルム
を除いて他の収縮性フィルムが切断されているめで、当
該他の収縮性フィルムは胴部から自由になり、良好に収
縮して乾電池の上下端面を被覆するのである。
〈実施例〉
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する0図面の
第1図Aは収縮性ラベルの断面図、第1図Bはその平面
図、第2図Aは収縮性ラベルを乾電池胴部に巻いた状態
の一部の一部断裁正面図、第2図Bはラベル付き乾電池
の一部断裁正面図、第3図〜第6図はそれぞれ別の収縮
性ラベルの断面図である。
第1図Aは収縮性ラベルの断面図、第1図Bはその平面
図、第2図Aは収縮性ラベルを乾電池胴部に巻いた状態
の一部の一部断裁正面図、第2図Bはラベル付き乾電池
の一部断裁正面図、第3図〜第6図はそれぞれ別の収縮
性ラベルの断面図である。
第1図Aに示す如く、収縮性ラベル1は2枚の収縮性フ
ィルム11.13を耐熱性接着剤12を介して貼り合わ
せて成る。
ィルム11.13を耐熱性接着剤12を介して貼り合わ
せて成る。
収縮性フィルム11.13としては例えばl軸延伸した
ポリ塩化ビニルフィルム、ポリプロピレンフィルム等が
使用できる。延伸した方向が収縮方向となるから、収縮
性フィルム11と13は互に収縮を妨害しないよう、延
伸方向が概略一致するように貼り合わせる必要がある。
ポリ塩化ビニルフィルム、ポリプロピレンフィルム等が
使用できる。延伸した方向が収縮方向となるから、収縮
性フィルム11と13は互に収縮を妨害しないよう、延
伸方向が概略一致するように貼り合わせる必要がある。
耐熱性接着剤12とは、ラベル1の収縮時の熱で軟化し
ない接着剤を意味する。収縮時の熱で軟化すれば、2枚
の収縮性フィルム11と13の間で収縮ズレを生じるか
らである。耐熱性接着剤12としては、二液硬化型又は
−液硬化型、あるいは紫外線や電子線で硬化する接着剤
が使用できる0例えば、ポリエステルウレタン、ポリエ
ーテルウレタン等の2液硬化型ドライラミネ一シヨン用
接着剤である。
ない接着剤を意味する。収縮時の熱で軟化すれば、2枚
の収縮性フィルム11と13の間で収縮ズレを生じるか
らである。耐熱性接着剤12としては、二液硬化型又は
−液硬化型、あるいは紫外線や電子線で硬化する接着剤
が使用できる0例えば、ポリエステルウレタン、ポリエ
ーテルウレタン等の2液硬化型ドライラミネ一シヨン用
接着剤である。
後述するように、収縮性ラベル1は、収縮性フィルJ−
11,13の外に、ラベル1の収縮性を阻害しない他の
層を含むことができる。印刷インキ層、金属蒸着層、粘
着剤層又は接着剤層等の塗膜層である。
11,13の外に、ラベル1の収縮性を阻害しない他の
層を含むことができる。印刷インキ層、金属蒸着層、粘
着剤層又は接着剤層等の塗膜層である。
また、ラベル1に用いられる収縮性フィルムは2枚に限
らず、3枚以上であっても良い、3枚以上の収縮性フィ
ルムを貼り合わせる場合には、それぞれの収縮性フィル
ムの間の収縮ズレを防ぐため、耐熱性接着剤を使用して
全ての収縮性フィルムを互に貼り合わせる。
らず、3枚以上であっても良い、3枚以上の収縮性フィ
ルムを貼り合わせる場合には、それぞれの収縮性フィル
ムの間の収縮ズレを防ぐため、耐熱性接着剤を使用して
全ての収縮性フィルムを互に貼り合わせる。
第1図A及びBに示すように、ラベル1には二本の切目
1aが設けられている。切目1aは、1枚の収縮性フィ
ルムを除いて他の全ての収縮性フィルムに設けられてい
る。第1図A及びBに示す例では、ラベルは2枚の収縮
性フィルム11.13から成っているから、切目1aは
1枚の収縮性フィルム13に設けられており、1枚の収
縮性フィルム11には設けられていない、ラベル1が3
枚以上の収縮性フィルムから成る場合は、1枚の収縮性
フィルムには切目が設けられず、他の全ての収縮性フィ
ルムに切目が設けられる。
1aが設けられている。切目1aは、1枚の収縮性フィ
ルムを除いて他の全ての収縮性フィルムに設けられてい
る。第1図A及びBに示す例では、ラベルは2枚の収縮
性フィルム11.13から成っているから、切目1aは
1枚の収縮性フィルム13に設けられており、1枚の収
縮性フィルム11には設けられていない、ラベル1が3
枚以上の収縮性フィルムから成る場合は、1枚の収縮性
フィルムには切目が設けられず、他の全ての収縮性フィ
ルムに切目が設けられる。
切目1aは後述するように、乾電池胴部にラベルを巻い
た際に、胴部の上下端に位置するように設けられる。1
枚の収縮性フィルムに切目を設けないのはラベルとして
の一体性を保つためであり、他の全ての収縮性フィルム
に切目を設けるのは、乾電池の上下の端面おける収縮率
を大きくするためである。
た際に、胴部の上下端に位置するように設けられる。1
枚の収縮性フィルムに切目を設けないのはラベルとして
の一体性を保つためであり、他の全ての収縮性フィルム
に切目を設けるのは、乾電池の上下の端面おける収縮率
を大きくするためである。
ラベル1は第2図Aに示すように、円柱状乾電池2の胴
部に巻く。円柱状乾電池2とは、図示の如く、単l、単
2等の規格で呼ばれるもので、亜鉛缶を陰橿とし、上部
を封緘したものである。ラベル1を乾電池2の胴部に巻
く方法は任意の方法によって良い0例えばラベル1を乾
電池2の胴部に密着させて巻き、両側縁の重ね合わせ部
1bで接着剤により接着したり、熱シールして固定して
も良い。また、ラベル1を予め筒状に丸めて両側縁同士
を接着して円筒状とし、この内部へ乾電池2を挿入して
も良い、また、ラベルlが最内面に粘着剤層を有する時
は、この粘着剤により乾電池2の胴部に接着しても良い
。
部に巻く。円柱状乾電池2とは、図示の如く、単l、単
2等の規格で呼ばれるもので、亜鉛缶を陰橿とし、上部
を封緘したものである。ラベル1を乾電池2の胴部に巻
く方法は任意の方法によって良い0例えばラベル1を乾
電池2の胴部に密着させて巻き、両側縁の重ね合わせ部
1bで接着剤により接着したり、熱シールして固定して
も良い。また、ラベル1を予め筒状に丸めて両側縁同士
を接着して円筒状とし、この内部へ乾電池2を挿入して
も良い、また、ラベルlが最内面に粘着剤層を有する時
は、この粘着剤により乾電池2の胴部に接着しても良い
。
ラベル1は、収縮性フィルムの延伸方向、すなわち、収
縮方向が乾電池2胴部の円周方向となるように巻く。収
縮によってラベル1を胴部に密着させると共に、乾電池
2の上下の端面にラベル1を十分に密着させるためであ
る。
縮方向が乾電池2胴部の円周方向となるように巻く。収
縮によってラベル1を胴部に密着させると共に、乾電池
2の上下の端面にラベル1を十分に密着させるためであ
る。
ラベル1は、その上下端が乾電池胴部の上下に突出する
ように巻(必要がある。突出した部分は収縮により乾電
池2の上下の端面を被覆する。ラベル1は乾電池2の上
下の端面全面を被覆するのではな(、略円形の端面の周
縁部のみを、すなわち、端面の一部を被覆する。乾電池
2の胴部の上下端の位置、すなわち、胴部と端面の境界
線の位置に、上記切目1aが配置されるようにラベルl
を乾電池胴部に巻く必要がある。この境界線を介して、
胴部と端面でラベルの収縮は大きく異なり、端面の位置
でラベルが十分に収縮することができるようにするため
である。もっとも、図示のように胴部と端面とは線状の
境界ではなく、曲面の境界を介していることがあるから
、妥当な範囲でこの曲面上に切目1aが存在すれば良い
。
ように巻(必要がある。突出した部分は収縮により乾電
池2の上下の端面を被覆する。ラベル1は乾電池2の上
下の端面全面を被覆するのではな(、略円形の端面の周
縁部のみを、すなわち、端面の一部を被覆する。乾電池
2の胴部の上下端の位置、すなわち、胴部と端面の境界
線の位置に、上記切目1aが配置されるようにラベルl
を乾電池胴部に巻く必要がある。この境界線を介して、
胴部と端面でラベルの収縮は大きく異なり、端面の位置
でラベルが十分に収縮することができるようにするため
である。もっとも、図示のように胴部と端面とは線状の
境界ではなく、曲面の境界を介していることがあるから
、妥当な範囲でこの曲面上に切目1aが存在すれば良い
。
この後、加熱してラベル1を収縮させる。加熱温度は使
用する収縮性フィルムによって異なるが、70〜200
”Cの温度で良い。加熱は赤外線、あるいは熱風によっ
て行うことができる。収縮に伴い、ラベル1は乾電池2
の胴部に密着する。また、前述の如く、胴部の上下を突
出した部分は、乾電池の略円形の上下端面の一部に密着
する(第2図B)。
用する収縮性フィルムによって異なるが、70〜200
”Cの温度で良い。加熱は赤外線、あるいは熱風によっ
て行うことができる。収縮に伴い、ラベル1は乾電池2
の胴部に密着する。また、前述の如く、胴部の上下を突
出した部分は、乾電池の略円形の上下端面の一部に密着
する(第2図B)。
第3図は別の収縮性ラベルの断面図で、収縮性フィルム
13に印刷インキ層14が設けられている外は第1図A
及びBのラベルと同一である。印刷インキは収縮性フィ
ルム13に応じて印刷適性の良いものを選択する。収縮
性フィルム13がポリ塩化ビニルフィルムの時はアクリ
ル樹脂のバインダーから成るインキが使用できる。印刷
インキ層14は、外気や乾電池から漏れる電解液の影響
から守るため、2枚の収縮性フィルム■1.13の間に
配置されるのが望ましい。
13に印刷インキ層14が設けられている外は第1図A
及びBのラベルと同一である。印刷インキは収縮性フィ
ルム13に応じて印刷適性の良いものを選択する。収縮
性フィルム13がポリ塩化ビニルフィルムの時はアクリ
ル樹脂のバインダーから成るインキが使用できる。印刷
インキ層14は、外気や乾電池から漏れる電解液の影響
から守るため、2枚の収縮性フィルム■1.13の間に
配置されるのが望ましい。
また、第4図は収縮性フィルム13に金属蒸着層15と
印刷インキ層14を設けたもので、その他は第1図A及
びBのラベルと同様である。蒸着金属としては、アルミ
ニウム、銅、銀等を用いることができるが、アルミニウ
ムが安価であり、また金属光沢が優れていて装飾効果を
発揮することからアルミニウムが好ましい、蒸着は抵抗
加熱法、フラッシュ蒸着、アーク蒸着、電子ビーム蒸着
、レーザー蒸着等の真空蒸着、スパッタ蒸着等公知の蒸
着法で可能である。
印刷インキ層14を設けたもので、その他は第1図A及
びBのラベルと同様である。蒸着金属としては、アルミ
ニウム、銅、銀等を用いることができるが、アルミニウ
ムが安価であり、また金属光沢が優れていて装飾効果を
発揮することからアルミニウムが好ましい、蒸着は抵抗
加熱法、フラッシュ蒸着、アーク蒸着、電子ビーム蒸着
、レーザー蒸着等の真空蒸着、スパッタ蒸着等公知の蒸
着法で可能である。
第5図は、粘着剤層16を有する外は第4図のラベルと
同一である。粘着剤J116は、乾電池2の胴部に接着
しながら巻くことを可能とするもので、ゴム系、酢ビ系
等の周知の粘着剤を使用できる。
同一である。粘着剤J116は、乾電池2の胴部に接着
しながら巻くことを可能とするもので、ゴム系、酢ビ系
等の周知の粘着剤を使用できる。
第6図は3枚の収縮性フィルム11.13.18を使用
したもので、収縮性フィルム13には印刷インキ層14
が設けられており、各収縮フィルム11.13.18は
それぞれ耐熱性接着剤12.17で貼り合わされている
。また、1枚の収縮性フィルム11には切目が設けられ
ておらず、他の全ての収縮性フィルム13.18には同
じ位置に切目1aが設けられている。
したもので、収縮性フィルム13には印刷インキ層14
が設けられており、各収縮フィルム11.13.18は
それぞれ耐熱性接着剤12.17で貼り合わされている
。また、1枚の収縮性フィルム11には切目が設けられ
ておらず、他の全ての収縮性フィルム13.18には同
じ位置に切目1aが設けられている。
16は粘着剤層である。
〈効果〉
以上にように、本発明によれば、2枚又はそれ以上の収
縮性フィルムを貼り合わせたラベルで被覆したラベル付
き乾電池であって、収縮ズレが生しることがなく、しか
も乾電池の上下端面が十分にラベルで被覆されたラベル
付き乾電池が得られる。
縮性フィルムを貼り合わせたラベルで被覆したラベル付
き乾電池であって、収縮ズレが生しることがなく、しか
も乾電池の上下端面が十分にラベルで被覆されたラベル
付き乾電池が得られる。
図面は本発明の実施例を示し、第1図Aは収縮性ラベル
の断面図、第1図Bはその平面図、第2図Aは収縮性ラ
ベルを乾電池胴部に巻いた状態の一部断裁正面図、第2
図Bはラベル付乾電池の一部断裁正面図、第3図〜第6
図はそれぞれ別の収縮性ラベルの断面図。 l・・・・・・ラベル 1113.18・・・・・・
収縮性フィルム12.17・・・耐熱性接着剤 14
・・・・・・印刷インキ層1シ・・・・・・・・・金属
蒸着層 16・・・・・・粘着剤層2・・・・・・
・・・乾電池 1a・・・・・・切目 1b・・・・・・重ね
合わせ部特 許 出 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫 第1図A ]b 第2図A ト】 へ 窮2図B 第1図B 第3図
の断面図、第1図Bはその平面図、第2図Aは収縮性ラ
ベルを乾電池胴部に巻いた状態の一部断裁正面図、第2
図Bはラベル付乾電池の一部断裁正面図、第3図〜第6
図はそれぞれ別の収縮性ラベルの断面図。 l・・・・・・ラベル 1113.18・・・・・・
収縮性フィルム12.17・・・耐熱性接着剤 14
・・・・・・印刷インキ層1シ・・・・・・・・・金属
蒸着層 16・・・・・・粘着剤層2・・・・・・
・・・乾電池 1a・・・・・・切目 1b・・・・・・重ね
合わせ部特 許 出 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫 第1図A ]b 第2図A ト】 へ 窮2図B 第1図B 第3図
Claims (1)
- (1)2枚又はそれ以上の収縮性フィルムを耐熱性接着
剤を介して貼り合わせて成るラベルを、円柱状乾電池の
胴部に、ラベルの上下端が乾電池胴部の上下に突出する
ように巻き、ラベルを収縮して乾電池の胴部とその上下
端面の一部にラベルを密着して成るラベル付き乾電池に
おいて、乾電池胴部の上下端の位置に、1枚の収縮性フ
ィルムを除いて他の収縮性フィルムに切目が設けられて
いることを特徴とするラベル付き乾電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63221848A JP2696983B2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | ラベル付き乾電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63221848A JP2696983B2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | ラベル付き乾電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0268851A true JPH0268851A (ja) | 1990-03-08 |
JP2696983B2 JP2696983B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=16773134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63221848A Expired - Fee Related JP2696983B2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | ラベル付き乾電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2696983B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60152651U (ja) * | 1984-03-15 | 1985-10-11 | 大松化学工業株式会社 | 貼着用基材 |
JPS62189441U (ja) * | 1986-05-26 | 1987-12-02 | ||
JPS63114050A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-18 | Nippon Carbide Ind Co Ltd | 乾電池用外装ラベル |
-
1988
- 1988-09-05 JP JP63221848A patent/JP2696983B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60152651U (ja) * | 1984-03-15 | 1985-10-11 | 大松化学工業株式会社 | 貼着用基材 |
JPS62189441U (ja) * | 1986-05-26 | 1987-12-02 | ||
JPS63114050A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-18 | Nippon Carbide Ind Co Ltd | 乾電池用外装ラベル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2696983B2 (ja) | 1998-01-14 |
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